
2018/12/20 - 2018/12/22
30位(同エリア55件中)
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たまおさん
アフリカ最古の独立国エチオピア。イタリアに占領されていた期間はあるけれど、植民地化されずに独立を守り抜いた。独自の言語アムハラ語を持ち、独自の文化、食べ物がある。国土の大部分は標高2,300mの高原が広がり、多くの都市が高地に作られたのは、マラリアを防ぐためでもあると聞いたことがある。
そして、エチオピア人は誇り高い民族で有名。しかし、「この誇り高さと国の発展が比例していない」、とたまたまネットの記事を読んだ。フランスのように誇り高い民族はだいたい国の発展が伴うのだが、エチオピアはそうではないと。確かに行ってみて、思った以上に貧しいと思った。確かにインフラは進んでいないし、物乞いがたくさんいた(都市部)。これついて、「植民地化の遺産がない」、ということが書かれていて、植民地がその国の発展に有益なもの(インフラ、言語、能力…)をもたらすこともあると。なんだか考えさせられた記事だった。でも、もちろんこの記事を書いた人も、(私も)、植民地化は絶対に否定している。
そんなエチオピアに興味を持ち、行ってきました!!
*女目線で感じたことや治安の面で思ったことなどをつづっていきます。これから女一人個人でエチオピアを考えている人へ感覚的なことの参考になればと思います。
(本編は☆印まで)
~旅程~
12/20 Ethiopian Airline
ET1411 NRT18:35 - BKK23:55
12/21 ET629 BKK 1:15 - ADD 6:00
ET122 ADD 8:20 - LLI 10:30 (ラリベラ泊)☆
12/22 ラリベラ岩窟教会群見学 (ラリベラ泊)
12/23 ラリベラ ― メケレ間 移動 (専用車)(メケレ泊)
12/24 ダナキル砂漠ツアーに参加 (Ethio Travel & Toursにて)
3泊4日
12/27 ツアーから帰還(笑) (メケレ泊)
12/28 ET107 MQX 13:35 - ADD15:00 (アディスアベバ泊)
12/29 ET672 ADD 22:25 - ICN 15:45+1
12/30 ICN 16:50 - NRT 19:20
今回はいつもより短い日程。エチオピアはもっと多くの見どころがあるのだが、岩窟教会群とダナキルツアーは絶対はずしたくないので、ラリベラ、メケレ、アディスアベバの3都市に行くことにした。利用した航空会社は2度目のエチオピア航空。エチオピア航空の国際線往復チケットを持っていると、エチオピア国内線のチケットが6割~7割引きで買える!これはかなりお得。
エチオピアのビザは、2018年12月現在、
1、アライバルビザ
2、e-visa
3、大使館
で取れる。アライバルビザは、長蛇の列になること懸念して却下。アディスアベバ到着後、ラリベラへ国内線の乗り換えにそんなに時間がないので。
e-visaは、写真のアップロードが上手くいかないとの旅行者のうわさを聞いていたし、第一、私はこういうe-の付くもの苦手!!(アナログ人間)ということでこれも却下。よって、私は大使館に行って取った。ただし、注意が必要。エチオピアの観光ビザは、シングル30日と3か月があるが、申請日より起算してです!!注意してください!だから、早めにとることができず、私も出発1週間前くらいに申請しに行った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- エチオピア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ET1411 NRT18:35 - BKK23:55
久しぶりの海外旅行でめっちゃ興奮!久しぶりの成田!
私の乗る便は下から5番目です。バンコクまでは、全日空の運行。 -
バンコク、スワンナプーム国際空港到着。
-
定刻通り、アディスアベバ、ボレ国際空港到着。
早朝なので、まだ薄暗く。
ここから国内線のターミナルに移動。国際線はTerminal2で、国内線はTerminal1。出口をでて左へ歩いて行く。国際空港の中も現在何か建設中であり、国内線との間にも建設中のものがあった。結構、空港周辺建設ラッシュ。 -
こちら、国内線空港。
-
搭乗口で待機中。空も明るくなってきました。
-
はい。ラリベラ行きの飛行機に乗り込みます。
ちなみに、エチオピア航空はスケジュール変更が多い。
出発1か月前になって、メールが届き、出発時間のちょっとしたずれだったらいいのだが、このADD - LLI間、直行便で当初予約したのに、ゴンダール乗り継ぎに変更になった!!バカヤロー!おかげで、ラリベラ到着が1時間遅くなった。
ゴンダールまでは1時間ほど。大部分の乗客が降り、ラリベラに行く人はそのまま機内に待機。40分ほど待機時間のあと、ゴンダールから再び乗客を乗せて出発。 -
そして、また1時間のフライトの末、やっとラリベラ空港に着きました。
-
後ろを振り返って
-
空港の中へ向かいまーす。
空港からは、宿にピックアップをお願いしようと再々メールを送っていたのに、一向に返事が来ず、諦めて普通にタクシーで行こうと思っていました。
そしたら・・・!
宿の名前と私の名前を書いたカードを持ったガイドさんがいるではありませんか!なーんだ。いるじゃん。ちゃんとメール届いてたんだ。(だったら返信よこせ) -
空港から30分くらいでしょうか。宿に着きました。こちらがその外観。「Honey Land Hotel」です。2泊します。
-
部屋。ホットシャワー出るし、いいです。
さて、これから何をしましょうか。ラリベラといえば、世界遺産に登録されている有名な岩窟教会群。それを見に行ってもいいが、その前に私には済ませておきたいことがある。それはSIMカードを買うこと。
とりあえず、部屋で休憩してお昼ごろになったので、下の庭のテラスに出てちょっと腹ごしらえしてこれからの予定を考えることにした。
テラスにはチェックインをしてくれた宿のお兄さんがいて、アドバイスをくれた。まずは、岩窟教会群は午前中の見学は8:00~13:00、午後は14:00~17:00となっていて、今から見に行ってもいいが、お勧めは、今日の午後、ここから42㎞離れたmonasteryに行って、明日一日かけて教会群を見学はどうかと。
車の手配、値段、ガイドをつけるかの有無などを細かく紙に書いて説明してくれた。車は$60、ガイド代は1日$30、monasteryの入場料が$10、岩窟教会群の入場料(2日間有効)が$50。
悩みに悩んで、宿のお兄さんのお勧めのコースで行くことにした。ガイドも付ける。そして、今日の午後と明日一日の値段で$180支払った。
宿のお兄さんが、車とガイド(先ほど迎えに来てくれた)の手配をし、14:00に出発となった。その前にSIMカードが欲しいんだけど、というと、じゃあ、それは俺が買ってきてあげるよ、ということで$5支払った。 -
14:00、monasteryへ出発です。
ここの道路は舗装されているが、(空港から宿までの道もそうだけど)ガッタガタの未舗装路が多かった。まだまだ道路インフラは整備されていないよう。中国資本で建設中の道路をあちこちで見かけた。 -
始まったばかりの旅にワクワク。
「女一人で夜出歩くのはやっぱり危ないよね?」と聞いたところ、ドライバーもガイドも口をそろえて「No problem!」とのことだった。確かに、ラリベラ、まだ到着したばかりあまり見てはないけど、のどかな田舎町という雰囲気で怖い感じはない。まぁ、でも、ラリベラで夜何をする?!って感じだけどね…。 -
エチオピアの伝統家屋が見えます
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こんな景色の中をずっと走っていきます。空港から宿まで車で送ってくれた時も思ったことだが、子供たちが車に乗っている私を見ると、みんな笑顔で手を振ってくれるのだ。すごいなー、ここの子供たち。私、日本での普段の生活、車の中に乗っている人の顔とかわざわざ見ないものなー。関心がないんだよね…。
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到着しました。イムナラ・クリストス教会。(後で知りました)
ここは洞窟を教会にしたところ。もともと、ここの洞窟、大量の水が上からしたたり落ち、なんとか王が(覚えていません…)お祈りをしたところ、水が止まり、そして教会にしたそうな。窓のデザインがそれぞれに違う。当時の建築技術を誇示するため?? -
上を見上げるとこうなっています。ここからずっと水がしたたり落ちていたんだな。
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下も水浸しで、それを石、土、草の3層構造で敷き詰めていったとか。確かに下は水が見える。
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奥はここを建てた王の棺が置かれている
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上の写真の右側の建物の裏側に回り込むと、そこはchanting room。楽器を演奏したり歌を歌ったりする場所。
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太鼓が置いてあって
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譜面台も
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この人がガイド。ガイドが実際にたたいて演奏してくれました。
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王が眠っている棺
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別の角度から
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ここの窓のデザインもすべて違う
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この中にはここを建てたときに使われた材料がしまわれているとか。
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天井を見上げると
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壁画が残されています
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カーテンの裏側は司祭しか入れない
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出てきました。外観はこんな感じ。
こんな洞窟の中のmonasteryなんて見たことがないから感動。良かったです。 -
帰り道。
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集落が見える。
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ここに新しく家を建築中。
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でもここらへんは電気も水も引かれていないと言っていた。ラリベラの街自体、思った以上に発展していなくて貧しい印象を受けた。世界遺産がある街だから世界中から観光客が集まって、観光収入でお金が集まるかなと思っていたけれども。
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夕方宿に戻り、そこから宿のお兄さんが買ってきてくれたSIMカードに格闘。作動しないのだ。お兄さん、ガイド、私の3人であれこれ試してはダメ…。どうしてーーーーー!!私は海外のSIMカードで成功したことがない。どうしてもエチオピアでは成功させたい!
買ってきてくれたSIMは作動せず、試しに、お兄さんやガイドのスマホのSIMを入れると作動するのだ。おかしい。結局何十分も格闘した挙句、無理なので、お兄さんが私のスマホを預かり、エチオテレコムに持っていって原因を探ることにになりました。
ここで、エチオピアの通信事情。エチオピアの通信会社は「エチオテレコム」の1社独占状態。まず通信するにはエチオテレコムのオフィスに行ってSIMカードを買う。通信できる状態にしたうえで、さらにトップアップチャージをして電話やネットを使えるようにしなければいけないのだが、トップアップチャージ用の5枚綴りの切り離しタイプのクーポンみたいなやつはオフィスでは売っておらず、街中の適当なキオスクみたいなところで売っている。
もっと詳しいことはこちらで↓
https://tokuhain.arukikata.co.jp/ethiopia/2018/05/sim.html
SIMカードは事前に調べたら30ブル(約120円)なのに、そう!私が宿のお兄さんに支払ったのは$5だ!!ぼられた?!でも、お兄さんが私のスマホをエチオテレコムに持って行って、結局作動させることに成功したので、手間賃だと思えば全然いいです!お兄さんありがとう!!
こうやって、できないからってそのまま放っておくのではなく、なんとかしてくれるところがエチオピア人のやさしさ。(どこかの国とは違うね…。)
(写真は、帰国してから取り出して撮りました。) -
(この写真も帰国してからスクリーンショットで。)
翌日に教会群の見学ついでに、水など売っている適当なキオスクでトップアップチャージ用のクーポンを買いました。それに書いてある番号をスマホにダイアルし、あとは画面の指示に従って操作していくだけ。まぁ、ほぼ全部ガイドにやってもらいましたがね…。すみませんね…。苦手なもので…。
で、一番容量が少ない500MBを買ったのだけど、結果、全然使っていない!!けっこうダナキルツアー中はWi-Fi環境がないからデータ通信でYouTube見てたのにな。
ちなみにクーポンは100ブル(約400円)。
教会群の見学は次の旅行記につづく☆
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