ANAで行くシカゴ＆ワシントンの旅 その１

2018/12/28 - 2019/01/06

2018年の年末から2019年の年始にかけて、アメリカのシカゴとワシントンへ行ってきました。
ワシントンは２年前に訪れて、もう２度と行くことが無いと思っていたんですが、会社の後輩がワシントンに赴任したので会いに行ってきたんです。

まだ肌寒い2018年4月中旬、通勤中の電車の中でついカッとなってアメリカ往復の航空券をポチってしまいました。勢い有り余り過ぎたと自分でも反省しています。

このページは、2018年12月28日に成田国際空港を出発して、2019年1月1日のシカゴ最終日までの旅行記です。


航空券 147662円（アメリカ国内区間含む往復総額諸税込み）

12月28日
ANA12便 成田国際空港（17時05分）→シカゴ・オヘア空港（13時45分）

1月2日
ユナイテッド航空5819便（コードシェアANA7558便）シカゴ・オヘア空港（10時00分）→ワシントン・ロナルドレーガン空港（12時40分）

1月5日→6日
ANA1便 ワシントン・ダレス国際空港（10時55分）→成田国際空港（15時15分）

宿
12月28日→1月2日
ヒルトン シカゴ（Hilton Chicago）
＄832（≒91575円）

1月2日→1月5日
キャピタル ヒルトン（Capital Hilton）
＄437（≒47725円）

エリア シカゴ(アメリカ)

お昼過ぎに成田国際空港へやってきました。
乗る飛行機は写真の中段、17時05分発のシカゴ行きANA12便ですが、今回は訳あってかなり早目に空港へやってきたんです。

チェックインしました。
いつもならカードラウンジに向かうところですが、今回はすぐに制限エリアに入ります。

今回はANAスイートラウンジの招待券を頂いたのでラウンジに突入します。
貧乏人代表の私、こういう所に来ると元を取ろうと食べまくってしまいます。でも、こういう場なので大人しくしてなくちゃって思ってたんですが....

窓際の飛行機が見える席に着席しました。ウェルカムドリンクにウィスキー（メーカーズマーク）をロックでいただきます。

まずはヌードルバーに直行してチキンカレーをいただきます。具が大き目で、味は普通のカレーです。そういえば私、今朝もカレーでした。

そしてカレーを待つ間に、ウィスキーのおつまみとしてお寿司やツマミも持ってきました。
ぜんぜんウィスキーのツマミらしくないですね。

食べ終わったら次はハンバーガーをいただきます。ヌードルバーで「さっきも来たよな？」って顔をされたのは、きっと私の思い過ごしだと思います。
肉がジューシーで美味しいです。

ハンバーガーを食べ終わって、トイレに行った帰りにハーゲンダッツを見つけました。ハーゲンダッツも食べ放題なんですね！

そしてシャンパンを飲みながら飛行機を眺めます。お酒の味とかよく分からないですが、フルーティでした。

そして最後に締めのうどんと再度ハーゲンダッツを食べてシップへ向かいます。
結局、思いっきり食べて飲みまくってしまい32才オス、大人しくできませんでした。

さて、私は第５サテライトのラウンジに居たので、４トラで秘密のトンネルと呼ばれる地下通路を通って第4サテライトへ向かいます。

搭乗ゲートは第４サテライトの先っぽの44番です。

搭乗します。トイレに行ったりしてグズグズしていたら、最後になってしまいました。
シップは777-300ERです。最近の長距離路線は、どの会社もこればっかりですね。

着席しました。エコノミークラスのポートサイド側の窓際で27Aです。
夕焼けが美しいです。

34Lで離陸渋滞に捕まり17時40分に離陸しました。
離陸後、後ろへ流れていく東京の夜景が美しかったです。いってきましゅ。

すぐに太平洋へ出ました。
北米路線は海の上を延々と飛んでいくので退屈なんですよね。。
その点、ヨーロッパ線は様々な国の街を通過していくので地図を見ながら景色を見たりして退屈が少ないと思います。

離陸して30分で飲み物とスナックが配られました。

お茶っ葉をリサイクルしたナプキンだそうです。微かにお茶の香りがして日本らしくていいですね。

喉が渇いていて、飲み物はお代わりまでしちゃいました。

出発して1時間、ミールサービスが始まります。すき焼きとカレーからの選択だそうです。カレーは今日2回も食べたので、消去法ですき焼きになりました。

味は...普通ですね。私がラウンジで食べ過ぎてきたせいもあるんでしょうけど、特に感想無しです。。
それからパンは抹茶パンです。ANAさん、お茶押しですね。

去年、バンクーバーまで乗った赤い鶴丸さんのトコは○○グランプリのファイナリストのコックさん監修やAIR吉野家等、他人の知名度を利用してワクワクさせる機内食作りが得意のようです。別にもう一品欲しいとかではなく、ワクワクさせる機内食が欲しいなって思いました。「じゃー運賃が5000円高くなる」って言われたら、それもそれで嫌ですが。。

出発から3時間、まもなく日付変更線を越えようとしています。

窓から外を見ると、空には多くの星が瞬いてます。客室の小さな窓からでも、まるで星空に吸い込まれそうな感覚になります。

目を覚ましたら朝食のミールサービスが始まるトコでした。
洋食を選択します。パンケーキが美味しかったです。

眼下には凍てついたカナダの大地がどこまでも続いてます。
日本では見られない雄大な景色に、しばし見入ってしまいました。

到着前のドリンクサービスがありました。
まもなくシカゴに到着します。

雲を抜けるとシカゴの街並みが見えてきました。

到着しました。
隣は中国東方航空ですね。

空港からブルーラインと呼ばれる電車に乗って街へ向かいます。横浜市営地下鉄かと思いました（笑）

列車に乗り込みます。３面３線の頭端式ホームで、天井も高くとても広いです。

宿の最寄り駅のラサール駅で列車を降ります。
途中、車内で頭がおかしいヤツが騒いでいて注意した他の人と口論になったり、ホームで知らない人に声をかけられたりと、あまり治安が良くないと感じました。

ラサール駅から歩いて10分程。ヒルトン・シカゴに到着しました。

こちらが部屋です。
少し休憩します。

夕食を食べに外出します。

ホテルのから歩いて10分程、Epic Burgerにやってきました。

注文したのはエピックバーガーです。それに目玉焼きをトッピングしました。
アメリカらしく濃厚な味です。

宿に戻ってホテルのバーでギネスビールを飲みます。
シカゴ1日目は、これにて終了です。

翌朝、ホテルの食堂で朝食をいただきます。

外に出ると、うっすら雪が積もってます。
今シーズン、初めて間近に雪を見ました。

ミシガン湖からの強い風に吹かれながら、湖畔を歩きます。

そのまま歩いて自然史博物館にやってきました。

「入場料は無料か5ドルくらいだろw」って軽いノリで来たら、ガッツリ24＄もしました。
日本では高いと言われてる鉄道博物館だって1300円ですよ。。

とは言え、多くの展示物があって、とても内容は濃い博物館です。
でも24＄は無いなぁ。。

この後、カフェテリアで激熱のコーヒーを飲んで再び街歩きに向かいます。

続いてやってきたのは有名なビーンズです。特に感想無しです。

どんどんシカゴの街を歩きます。
初めて来る街の初日は歩くって決めてるんですよ。

トランプタワーが見えてきました。

そのまま歩いてシカゴピザのお店にやってきました。

男２人でスモールサイズを注文したので、足りないかと思いましたが、生地がぶ厚くてスモールサイズでも満腹感半端ないです。
イメージとしてチーズケーキのクッキー部分の上にビザが乗ってる感じです。

一旦、ホテルに戻って部屋で少し休憩した後、ホテルのバーで夕食にします。
私はシカゴピサがお腹に残っていて、軽く食べたかったのでサンドイッチを頼んだのですが、、コレが来ました。。

翌朝、日の出を見に来ました。猛烈に寒かったです。

後から知ったのですが、左側にある黒いウィリス・タワーって台北101に匹敵する高さだったんですね。他にも大きなビルがあるので、あまり高さを感じられなかったです。

今日は高架鉄道に乗車します。10ドルで1日乗車券を購入しました。

鉄橋の上のように思いっきり響いて騒音を撒き散らしながら走るのかと思っていたんですが、意外と静かに走ります。

運行系統としてはグルグル回ってる列車もあるみたいですが、郊外から来てループ区間で一周して折り返す列車が多いようです。
日本で例えると大阪環状線と大和路快速や関空・紀州路快速に似た関係ではないでしょうか。

ブラウンラインの電車に乗車し、かぶりつきポジションをゲットしました。

https://youtu.be/jRgBEcH8PrI

ブランドラインは郊外に行くと高架区間を降りて地上を走ります。
第三軌条なのに普通に踏切もあります。まっ、触るヤツが悪いんですよね。

終点のキンボール駅に到着する前に車両基地が見えました。

なんとなく終点のキンボールまでやってきました。

ブラウンラインを降りて、レーベンスウッド駅から近郊列車のメトラに乗車します。

「どうせ時間通りに来ないんだろ。」って思ってたら、ちゃんと時間通りに来ました。疑ってごめんなさい。

ところでこの車両、日本製なんですね。

乗車券は車掌から購入しました。

終点のオギルビー・トランスポーテーションセンターに到着しました。

ホームに降りると車体が非常に大きいのに圧倒されます。

こちらがメトラのディーゼル機関車です。

歩いてユニオン駅にやってきました。

こちらが映画「アンタッチャブル」で銃撃戦が行われた階段です。
私はYouTubeでそのシーンだけ見ましたが、やはりみなさんの旅行記で仰ってる通り映画に比べて実物はショボい感じですね。。

クリスマスツリーがありました。
いろんな鉄道会社のロゴがかけられています。

立派な待合室です。
ここから列車に乗ってみたくなっちゃいました。

続いてウィリス・タワーにやってきました。しかし混雑で入るのを断念です。。
晴れてる日に登りたいって、みんな考えてるコトは一緒ですもんね。

フラミンゴと呼ばれるアートにやってきましたが、よく分からないです。。

少し遅めの昼食にします。

15時過ぎなのに、とても混雑していました。

注文したのはスープとサラダです。
サラダが猛烈に食べたくなったんです。

翌朝、起きたら11時半でした。完全に寝坊しました。
なんだか体調が優れないですが、Uberで出かけます。ライドシェアの設定にしたので、私は助手席です。

やってきたのはシカゴ科学産業博物館です。

博物館に入ると、すぐに出迎えてくれたのはステンレス車体のパイオニア･ゼファー号です。

後に、このステンレス車体の技術はパイオニア･ゼファーのメーカーであるバット社から日本の東急車両（現在の総合車両製作所）へライセンス生産が許可され、日本にステンレス製の車体を持つ列車が走るようになるのです。

やってきたのは月ゾーンです。

こちらはアポロ８号で用いられた司令船です。これが実際に月の周回軌道まで行ってきたのだと思うと感動しました。

この司令船、かつて大阪万博においてアメリカ館で展示されていたそうで、見た事ある方も多いのではないでしょうか。

表面がかなり焼け焦げてます。大気圏に突入時の過酷さを物語ってます。

決して広く無い室内に3人が乗るんですね。

月の石が展示してあります。
最初は「後ろに展示物してあるアポロ8号で取ってきたのか～」って思っていたんですが、そう言えばアポロ8号は月面着陸してないのです。解説を読むとアポロ17号で取ってきた物だそうです。

こちらが月の石です。

次にやってきたのはドイツ軍の潜水艦Ｕーボートの展示です。
それにしてもいくら戦勝国とは言え、多くの自国民の命を奪った敵国の兵器を展示するのは「さすがアメリカ人の強さだなぁ」と感じました。
日本ではB-29の展示とか無いですもんね。

第２世界大戦中にドイツ軍が大西洋で行った通商破壊作戦、いわゆる群狼作戦で多くの輸送船が沈没させられたのです。このボードの赤い点、１つ１つが沈没させられた船です。最終的に3000隻以上の輸送船がドイツ軍のUボートによって沈められていました。

アメリカの鉄道を模した鉄道模型に見入ってしまいました。

続いて１つ上の航空フロアにやってきました。ユナイテッド航空のボーイング727が展示されています。

鉄道でも帰る事ができたのですが、体調が優れないのでUberで帰ります。この後、部屋に戻ってノックアウトです。

翌朝、フラフラになりなからも、朝ごはんを食べに来ました。
ここで猛烈にお粥が食べたくなりました。中国人が多いので中華粥ですが、ライスを体が欲するあたり、やっぱり私は日本人でした。

朝ごはんを食べれば回復するのではと思っていたんですが、再び部屋に戻って寝ます。

丸一日ホテルステイをして回復しました。夜は猛烈に腹が減ってステーキです。

今回、少しシカゴで時間を持て余し気味だと思いましたが、きっと神様が寝込む時間も計算に入れてくれていたのだと思います。
翌日はワシントンへ移動します。