日本の中の外国 ⑥ ー華麗なるフランス大使公邸を訪ねて

2018/11/18 - 2018/11/18

東京港区広尾にあるフランス大使公邸でのフランス旅行業者のパーティに招かれて、参加することが出来た。これまで大使館には一度訪問したことはあるが、公邸の方は初めてである。

地下鉄広尾駅を降りて10分位歩くと、閑静な高級住宅地になり、青木坂という表示がが見えてきた。すると、すぐそばにフランス大使公邸がある。大使館はすぐ近くにあるが、今回はこちらには行かなかった。

邸内に入るにはパスポートを提示する必要がある。警備員がパスポートをチェックして、中に入ると、そこはもう外国と同じである。邸内はフランス文化の雰囲気が濃厚で、同国の現代美術品や調度品があちこちに置かれ、一つ一つ見るのは楽しかった。

庭も大変広く、しかも芝生が青々としていて、身持ち良い。この日は天気が良かったので、しばらく歩いてみた。

エリア 広尾(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

青木坂という坂道を上って行くと、すぐフランス大使公邸が見える。この辺りは人の姿もなく車もあまり通らず、静かな住宅地といったところである。

このような外壁に囲まれて広大な公邸の敷地が広がっている。

パスポートを提示し、身元が確認されて、公邸の中に入った。

門を入ると、車寄せの玄関がある。前庭がかなり広い。

玄関の右手に庭園への出入り口があり、先ずはこちらの方へ行ってみた。

玄関側にこのような彫像があり、芸術の国フランスの大使公邸に来たという印象を強くした。

開会時間まで余裕があったので庭園の方へまず行ってみた。

木立に囲まれるようにして公邸の2階建ての建物がある。

白い建物が印象的である。南欧的というか開放部が多い、ゆったりした造りになっている。

庭に面して広いテラスがあり、ここでお茶を飲んだり、談笑したりできるスペースがある。

白い建物と青い空が対照的で、見とれてしまった。

玄関から建物の中に入った。入り口を入ると、大きなホールがある。ここには様々な美術品（現代アート）が飾られ、フランス的な雰囲気が感じられる。

左側の階段を上がると、プライベートな部分なので、こちらには立ち入ることが出来ない。

木それとも鉄鋼（？）。動物を表しているのか。

大変不思議なアートである。

レセプションホール。ピアノや書籍がたくさん展示されていて、広々としている。

ここにも大きな絵が掲げられているが、2人の人物らしきものが描かれている。

こちらはパーテイ会場で、まだ始まる前だったので、写真を撮ることが出来た。

こちらも日本庭園に面したパーテイ会場。

日本風な設えの庭園がガラス越えに見える。燈籠が置かれ、落ち着いた雰囲気である。

パーテイの様子。60～70人位のゲストがいただろうか。

集まってきた方々は皆フランス好きで、フランス旅行や芸術に関心のある方々ばかりである。それに比べると、小生はそんなにフランスに興味があるわけではなく、ただ美術や建築に関心があるだけである。

飲み物コーナーにはワインからビール、シャンパン、ジュース等があった。係りの人は大忙しである。

カナッペ類がテーブルの上に並べられ、いくつか試してみた。

シャンパンが用意され、あまり飲む機会のないフランス製のシャンパンを楽しむことが出来た。

フランス・ワインが何本も用意されていて、小生はシャンパンよりはワインの方が好みであり、何杯がいただいた。

レセプション会場には大きなグランドピアノが置かれている。時には演奏会もあるのだろう。

最後にもう一度庭に出てみた。

庭の隅の方に燈籠があり、日本的な樹木を背景にした造園技術に感心させられた。

ここが東京の真中とは思えないような自然が広がっている。芝生が青々としている。

フランス大使館の由来についてフランス語と日本語で書かれたボードがある。

色々な話を聞いたり、ワインを飲んだりして、2時間余りのパーテイに満足し、帰路についた。

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2018/12/26 13:12:00

  同じ日に！

  Tamegaiさま、こんにちは。
  
  旅行記を拝見させて頂きました。
  実は、その場に小生もおりました！
  
  
  
  横浜臨海公園

  Weiwojingさん からの返信 2018/12/26 19:25:37

  Re: 同じ日に！

  横浜臨海公園様
  
  同じ日にフランス大使公邸に来られていたのですか。驚きました。小生はフランスにはそれほど強い関心があるわけではありませんでしたが、知人の誘いで出席しました。
  
  フランスの小都市も魅力的ですね。将来行ってみたいです。
  
  Tamegai