2015年4月から2018年3月までの3年間、赴任して暮らした杜の都仙台。<br />赴任の間、特に休日には元来の趣味であるランニングの特技を活かし、仙台市はもとより近隣の富谷市、名取市、岩沼市、利府町、多賀城市、塩竈市、大和町あたりまでを自分の足で走ってカバーしてすっかり庭のような感覚が身に付いた。<br /><br />なかでも、定禅寺通を中心に毎冬繰り広げられる仙台スターライト・ファンタジーを光のページェントやかほぴょんファンタジーパークも含めて3年連続で独りで隅々まで見るコンプリート達成という快挙を成し遂げw、いい加減に独りでは見飽きたから次の年はそろそろ嫁を呼び寄せて二人で見に行きたいな、と思っていたら突然のお江戸帰任辞令w<br /><br />そんなわけで、後ろ髪引かれる思いで杜の都を後にする事になったのである。<br />しかし、まさか住人の立場から旅人に変わってから、嫁のリクエストで再びこの冬の時期に杜の都にあえて訪れるとは思っていなかった。いざ出発

宮城（2018年12月・仙台）

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2018/12/22 - 2018/12/24

1518位(同エリア2958件中)

エリア

仙台(宮城)

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

1日目：
お江戸から杜の都までは夜行バスで行く。
その前に腹ごしらえ @ 白えび亭

白えび亭東京駅店グルメ・レストラン
富山の宝物、白えび。鰤、そしてイクラまで。
砺波市の銘酒、立山をお伴に @ 白えび亭

白えび亭東京駅店グルメ・レストラン
夜行バスの出発までまだ時間があるので店を替えて二次会。やっちまったなあw
前日の深夜にお江戸を出た夜行バスは、午前5時に杜の都仙台に到着。
一旦、投宿先に荷物を預かってもらった後、朝飯を求めてあおば通駅から仙石線で多賀城まで。そこからは一路、歩く歩く。
徒歩25分程で宮城県道10号沿いに伊藤商店の多賀城店を視認。午前7時開店と同時に入店、会津地方伝統の「朝ラー」にありつく。最高！

伊藤商店グルメ・レストラン
朝ラーを堪能して、再び宮城県道10号を歩き出す。
かつて在住時代には何度もランニングコースとして走った道で土地勘がかなりある。やはり懐かしい空気だ。嫁とたわいない会話をしながら徒歩40分程で、この日のメイン目的地である「仙台うみの杜水族館」に到着。
開場は午前9時なのに、40分も前に着いてしまって暇だw 外で待とうにも寒いw

何とか午前9時の開場まで待ち切った。
すると、ペンギンのモーリーが出迎えてくれた。カワイイw

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
午前9時、仙台うみの杜水族館の開場。
さっそく館内に入ると今度はホヤの大群が出迎えてくれた。すげえw

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
初めて見た牡蠣の養殖の概要。最初はホタテの殻を棲家として大事に育てられる。
アナゴは狭い所が大好きらしい。窮屈過ぎw

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
ペンギン・ウォーキング。癒し系

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
バックヤード・ツアー。カワウソとアザラシに直接会える。有償の価値あり

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
昼食 @ うみの杜水族館フードコート
フードコートとしてはお値段お安めで美味い

マイワシの大群のパフォーマンス。25000匹

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
アメリカン・ビーバーにオタリアのパフォーマンス。そろそろ水族館三昧の一日が終わろうとしている

仙台うみの杜水族館動物園・水族館
SENDAI 光のページェントイルミネーション
SENDAI 光のページェント 2018 @ 定禅寺通
昨年まで3年連続して独りで見に来ていたが、今年は嫁同伴にて。ついに連続記録が途絶えたw

SENDAI 光のページェントイルミネーション
スーモわくわくツリー @ 仙台市役所前広場

SENDAI 光のページェントイルミネーション
サンタカーが勾当台公園に居た

SENDAI 光のページェントイルミネーション
かほぴょんファンタジーパーク @ 勾当台公園
こちらの夜景もなかなか。個人的にはページェントよりもヴァリエーション豊富で好きな夜景だ

SENDAI 光のページェントイルミネーション
大魔王HOUSE グルメ・レストラン
長い1日目の締めくくりに晩餐。
串焼きが非常に美味、世界のワインが豊富にあるが宮城の地酒も揃う。大満足！
酔い覚ましに投宿先まで夜道を歩きこの日は終了。

この日、スマホアプリの万歩計は29000步超を計測。推定歩行距離も20.4kmを示していた。
多少の誤差はあるだろうが、それにしても早朝から深夜までたくさん歩いた事は確かだ。疲れたw

大魔王HOUSE グルメ・レストラン
2日目：
寝覚め良好。さっそく懐かしの杜の都ランスタート。朝そば @ そばの神田
やや柔らかめのうどんも美味いよ！

そばの神田東一屋駅前南町通り店グルメ・レストラン

ランの道中、ちょうどこの日にオープンしたというベーカリー。パンモンスターな嫁があっという間に店に吸い込まれていったw
この後、パンを小脇に抱えてコース変更しながらのラン、パンを置きに投宿先に一旦戻ったw
投宿先から第二弾ラン再開。国道286号、通称「秋保通」。道中に仙臺七福神の一つ、福聚院

南谷山福聚院寺・神社・教会
太白区長町方面から広瀬川に掛かる広瀬橋を渡ると若林区河原町。
広瀬橋は日本最初のコンクリート橋

広瀬川自然・景勝地
杜の都21kmランを終えて2日目の晩餐。
とても正統派な東北の地産地消三昧の居食屋さんにて。若林区新寺にあり、短期旅行客の方はあまり来ないが、地元の客人で大賑わいな素晴らしいお店だ。
まずは宮城で一番歴史ある酒蔵の銘酒をいただく。
「鳳陽純米」（宮城県富谷市）
何故か天狗の徳利の鼻から酒が注がれるw

そして何とお通しが仙台牛の炙り寿司。お通しでこんなの見た事ねえ！w
さらに一品目、蔵王町の希少なJapan X。グリルを仙台味噌仕立てでいただく。いきなりノックアウト、最上級！

居酒屋矢三朗新寺本店グルメ・レストラン
地酒二つ目、「山和特別純米辛口」（宮城県加美町）と嫁オーダーのこの店特製のレモンサワー。
肴は南三陸の鮮魚、そしてついに牛タンが来てしまいました。肉身の切れ味上等、その後にジュワッ！
本日二度目のノックアウト！w

居酒屋矢三朗新寺本店グルメ・レストラン
メインディッシュは、この店の得意技である藁焼きの品々。
金華トロカツオとカンパチ、明太子が見事に藁焼きに仕立てられた。トロける上等の食材に藁焼きが醸し出す燻製の香りが加わり食欲を増進。
本日三度目のノックアウト！

地酒も三つ目、「白瀑純米ど辛」（秋田県山本町）
これも東北在住時代にたびたびいただいた事がある辛口な良酒だ。「セクスィー山本酵母」を使用しているという。最初聞いた時に、ウケ狙いなのかと思ったが、れっきとした酵母の正式名称。
おふざけではない事は、一口いただけば分かる。

それにしても良い晩餐だった。やはり地産地消は良いものだ。素晴らしい夜を演出してくれたお店に感謝して晩餐を終えた

居酒屋矢三朗新寺本店グルメ・レストラン
投宿先の部屋に戻りデザート二次会～
実は昼のランニング中に、パンの他にもさらに買い出ししていたのだw
仙台国際ホテルのコーヒーシフォンケーキに、杜の都で一番のづんだ餅の名店、村上屋さんのづんだ餅

村上屋餅店グルメ・レストラン
3日目：
この日も寝覚めバッチリ。
帰路もバスだ。出発の前に昼ご飯をいただく。赴任中に時々来仙してきた嫁と開拓したほのぼの系のカフェレストラン @ パンプルムゥス

3年間赴任して暮らした杜の都であるが、帰任してこの街を離れ旅人として訪れると一味違う気持ちになるのではないかと思っていた。しかし、やはり3年暮らした月日は長いものだ。行く先々で住人だった事の懐かしさがこみ上げ、完全に旅人になる事は難しかった。
でも非常に楽しかった。それは多分独りではなかったからだろう。

今回の旅でお世話になったすべての方々に感謝申し上げます

カフェパンプルムゥス仙台グルメ・レストラン