はじめての香港、母娘でインターコンチネンタル2泊3日（前半）

2018/12/10 - 2018/12/13

大学生の娘と二人で香港へ。
以前、何気なく手にした旅行会社のパンフレットにインターコンチネンタル香港のロビーが。
そのロビーから見える大パノラマな夜景の写真が忘れられず、宿泊は絶対インターコンチネンタル香港にしよう！と決めていました。

また、アフタヌーンティーや飲茶などの食事や、足マッサージ、ショッピングなど、母娘が楽しめる女子旅を楽しんできました♪

結果、何もかも予想を大きく上回るクオリティー！
感激の連続!香港、最高でした。
大満足の旅行になりました！

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

９時25分、関空発！
キャセイで香港まで向かいます！

早めに着いてJALラウンジのカレーを食べるつもりが、それほど時間がないことに気づき、指定どおりのパシフィックラウンジへ。
噂どおり、狭かったし、混んでました。
個人的には焼きそばが美味しかったです。

キャセイの機内食。朝食だったので、ハーゲンダッツのアイスがなかった。残念。
「エッグ＆ソーセイジ　or フィッシュコンチ？」と聞かれ、娘はエッグを選択。

お肉が嫌いな私は迷わず、「フィッシュ、プリーズ！」
でもコンチって何？
運ばれてきたのは、おかゆ。
魚のつみれみたいなものが入っていました。

空港でオクトパスカードを購入。
持っていた日本円2万円を香港ドルに両替。
エアポートエクスプレスで九龍、そこからタクシーでホテルまで。
何もかもスムース♪
漢字の表記もわかりやすい。
「へー。タクシーって「的士」、電車は「列車」っていうんだ」
香港は観光大国なので、はじめての人にもわかりやすくできているようです。

さあ、いよいよ、インターコンチタル！

「そうよ、これこれ、このために来たんだー」
ホテルから見える景色は壮観！すばらしい！！

ところがチェックイン時のときに「申し訳ないのですが、部屋の準備ができておりません。お入りいただけるのは４時くらいになります。それまでお待ちください」と言われてしまった。

時計を見ると、今２時くらい。
2時間あるけど、着いたらすぐにアフタヌーンティーをするつもりだった私たちには、ちょうどよかったかも。
「では、その間アフタヌーンティーで待っています」と快諾。

ロビーにてアフタヌーンティーを楽しみながら、待つことにしました。

タイミング的に、クリスマスバージョンのアフタヌーンティー♪
小さいケーキの中にはサンタさんもいて、テンションあがります！

外国のケーキはどれも甘すぎて好みでないことが多いのですが、
ここのはすべてGOOD!
チョコレートケーキだって、甘すぎずとってもおいしいです。

種類も多く、見た目も綺麗で大満足！
唯一のマイナス点は、サンタさんが激まず！だったこと。
まあ、これは見た目が100％ということで納得（笑）

何よりもおいしかったのはスコーン。
ふわふわ、もっちり。あたたかい。
スコーンをはじめて食べたのは、30年近い前のイギリスでした。
その後日本でもブームがあり、今ではどこでも食べられるスコーンですが、
ここまでおいしかったスコーンは食べたことがありません！
付け合わせも、ジャム、クリームチーズ、蜂蜜の３種類用意されていて、どれも美味。

３時40分くらいで、そろそろ堪能し終わり、まだかな？と時計を見始めた頃、さっきのフロントのお姉さんが「お部屋が用意できました」と部屋のキーを持ってきてくれました。

部屋のキーを受け取って、自分たちだけで7階まで。
荷物はあとで届けてくれるそうです。
エレベータホールも高級感あります。

部屋の番号は712。
7階です。エレベーターを降りて左へすぐ。

さあ、いよいよ部屋です！
「わあ、すごい！」
娘が感激したようで、いっぱい写真を撮っていました。
「やばー、やばいよ。この景色」
「ベネチアの部屋よりもすごい」

いやいや、ベネチアのほうが３倍くらい値段高いんだけど、と思いつつ、壮大な眺めにすっかり満足！

確かに、目の前に広がるパノラマは大迫力。
もちろん私もテンションがあがります！

船が動くので、臨場感があります。

興奮して、写真をパチリ。

ベッドが窓を向いているので、夜の眠りも朝の目覚めも、景色を眺めながら。
なんていう贅沢♪

ベッドに寝転がったら、こんな感じ。
（大根足はご容赦ください...笑）

寝転がっても景色を堪能できちゃいます！

ひとしきり景色に感動したところで、部屋を確認。
バスルームです。ひろっ。

綿棒、歯ブラシ、ヘアゴム。

嬉しいことに、プラグが二つ。
日本の110Vもあって、助かります！

シャワーブースが別なのもありがたいです。
床に飛び散ることを気兼ねすることなく、思い切りシャワーを浴びれます。

ベッド横にはミネラルウォーター。

フルーツのサービスも。
常にお腹がいっぱいで、食べることはありませんでしたが。

クローゼットのそばにセキュリティBOX。

ホテルで少し休んだら、さっそく街を散策。
ホテルの斜め向かいに、ペニンシュラホテルが。
「ああこれが名高いペニンシュラ！」

ロビーに入ってみました。
案外狭いことに驚き。

昔、旅行店で働いていたころの認識ですが、
シンガポールといえば「ラッフルズ」
ハワイといえば「ハレクラニ」
香港といえば「ペニンシュラ」

そんな認識だったので、一度は行ってみたかった憧れのホテルでした。

そして、ネイザンロードの繁華街を楽しみ、目当ての重慶マンションへ。
香港のことを調べていうちに、絶対行きたい！と思うようになり、
「恋する惑星」とか「深夜特急」とか、重慶マンションを扱った映画や小説にふれておきました。

予想通りの怪しい雰囲気に大満足！
インド系やアラブ系の怪しげーな男性が何人も、何をするわけでもなく入り口にたむろしています。

両替をしたかったけど、さっきしたばかりだったので、今日のところは見学だけ。
カレーや、アラブ系のファストフード？のお店、雑貨などのお店が多かったです。
怖くてあまり写真はとれませんでしたが、奥へ進むにつれアジア人はいなくなっていきました。

裏道も雰囲気があります。

いろいろな通りを歩き、そろそろ疲れたので、夕食へ。
ところが、ガイドブックを見て行こうとしていたお店がなかなか見つからず、迷子に。
結局通りかかったお店に入ることになりました。
はじめて入る香港のお店にドキドキでしたが、日本語メニューもあり、オーダー式で注文も簡単でした。

「點心」この文字よく目にしましたが、帰ってから調べると「点心」という意味だったんですね。

定番の海老シュウマイと海老ワンタン、豚肉の腸粉（ライスペーパー巻き）を注文。
まずは、海老シュウマイを一つ....

ええええええ！？
なんだ、これは！！
衝撃の美味しさ。
海老がぷりぷりで激ウマです！

恥ずかしながら、好き嫌いの多い私は飲茶は初めてだったのです。
豚肉がダメで、海老歴もここ10年くらいでそこまで好きでもなかったくらい。

ですが、この海老シュウマイを食べて、海老ファンになりました（←単純..笑）
とにかく美味しい！
たまたま寄ったこの店が美味しいのか、明日もどこかへ行って食べ比べしてなくては。

名物の海老ワンタンメンも美味しかったです。
が、海老シュウマイほどの衝撃はありませんでした。
普通に美味しかったかな、と思いました。
麺が思ったほど細かったので、もう少し太いほうが好きだからかもしれません。

もう一つ娘用に注文した豚肉入りの腸粉。甘辛いたれをつけて食べます。
パクチーが入っていたので、娘にはあんまりだったみたいですね。
私はパクチーと、具のない皮の部分だけ食べたけど、まあまあ美味しかったように思いました。

食後はお楽しみの足つぼマッサージへ。
サムサーチョイから溝口通へ。
マッサージの激戦区ということからか、ビラ配りの人にからまれまくり。
でも怖いから、ガイドブックに載っているところを目指します！
「康達」というところがいいとガイドブックに載っていたのでそこにしました。

たくさんの看板が出ているのでわかりにくいかったし、どこもかしこも怪しげな感じで、なんだかおそるおそる入ってみました。
ところが、中は結構いい感じ。
（写真を撮るのを忘れ、ここに貼っているのはHPの写真です。
写真のおじさんもいらっしゃいました！）

60分で全身と足マッサージ。値段は360香港ドル。
安くなかったけど気持ちよかったです！
明日も明後日もマッサージに行くことになるのですが、今から考えると足マッサージはここが一番でした。
（隣にいた日本人男性に「ここはJCBの予約をとおすと半額になるんですよ」と言われて少しテンション下がりましたが...笑）
ちなみにやってもらったのは、このおじさんではなくて、おばさんでした。

さて、二日目！！
朝目覚めると、いきなり香港島の景色が！
すばらしい！

今日のミッションは次の通り。

①スターフェリーに乗って香港島へ。
②乾物通りに行って、お土産の干し貝柱をゲットする。
③メトロに乗って、コーズウェイベイへ。ハイサンプレイスで買い物。
④その後、南北楼というお店で名物の「海老チリ」を食べる。
⑤トラムに乗ってビクトリアピークヘ。夜景を堪能する。
⑥オープントップバスへ乗る。
⑦今日も足つぼマッサージ！
⑧インターコンチネンタルホテルのバーラウンジで夜景を鑑賞しながら乾杯！

ああ、盛沢山で大変！でも、面白そうな一日の始まりです！

まずは腹ごしらえ。
朝ごはんもすばらしい！
メニューが多い。
点心もあるし、焼き立てパンもあるし、和食コーナーもある。
パンケーキ用に用意されている蜂蜜が、ハチの巣からだらだらこぼれているんです。
それをを自分ですくう演出には感激しました！

それにしても、娘。
甘いのばかり取りすぎ！
しかも、これは単なる一皿目。
これからも続きます。
（昔、ソウルのロッテホテルの朝食を食べ過ぎて、お昼頃に嘔吐したこともある娘。懲りん奴め！笑）

さて、第一のミッション、スターフェリー。
片道2.7香港ドル。
40円くらいなんて、めちゃ安！

さあ、これから中環（セントラル）へ！
ついつい、セントラルではなく、「ちゅうかん」と呼んでしまいます。

フェリーを待っている間も、香港島の景色を堪能。

12月というのにそれほど寒くなく、風が心地よいです。

中環に着きました。渡り廊下みたいな通路が長いです。

左手には小さな遊園地がありました。

右には、大きなビル群が。
繁華街のサムサーチョイとはまた雰囲気が違い、ビジネスで近代的。

大きなガラス張りの建物が目を引きます。
アップルのマーク。
大きなビルの名前は「国際金融中心商場」と書かれていて、興味本位で入ってみました。
金融ビジネスの中心か、オフィスばかりかな、と思いきや、中にはものすごい数のブランドショップ。
オフィス棟が併設されていて、高層棟につながるエレベーターホールも見えました。ちょうど昼食時だったため、そこから出入りするタグを首からぶら下げたビジネスマンが多かったです。
「ああ、こういうところで働いている人って香港のエリートさんなのかなあ」って思って眺めていました。
サムサーチョイの店員さんとは違う雰囲気です。

さて、ビルを出て、渡り廊下のような通路を再び歩くと、見たことのありそうな像が。
慰安婦像です。
（ここにアップすることを悩みましたが、これもこの街で見たことの一部なので記録に残しておこうと思います）

「日本の恥」と書かれています。
英語のほかに、日本語と韓国語の表記があります。
楽しい旅行の記事に政治的な話はしませんが、こんな経済＆観光の中心地に置かれていることに驚きました。
香港の人口は700万人ですが、外国人訪問客は5000万人もいるそうです。
スターフェリーを利用する観光客も、出張できた外国人ビジネスマンも必ずこれを目にすることでしょうね。

さて、お土産を買いに乾物ストリートに向けて歩きます。
中環の街は近代的で綺麗だなーと思っていたら、

古くて汚いビルがごちゃごちゃしている。
そんなところが香港の魅力なんだなー、と思いました。

高級ホテルの近くに重慶マンションのような怪しげな建物だったり、
アダルトショップの隣がファミリー向けのレストランだったりする。

日本じゃ考えられません。
いろいろな側面が狭い場所に混在しているところが面白いです。

やっとアジアチックな乾物ストリート「海味街」にたどり着きました。
中環からぶらぶら歩いて15分くらいでしょうか。

海産物の干物がずらーっと並びます！

この店で干し貝柱をGET！
瓶に「日本」の文字を見つけて、
「ジャパニーズプロダクツ？」と聞いてみたら、
「イエース、イエス！ジャパニーズ、ジャパニーズ！」との返事。
あまりに軽すぎて、本当かな？笑

一番多かった干物がこれ。
１５センチくらいの筒状のもの。
何だろうと聞いてみたら、「フィッシュモウ」とのこと。

なんだろう？モウ？

なんとなくわかるような気もしたけど、それ以上聞かなかった。
家に帰ってから調べたら、魚の胃袋でした。

さて、このあとは、メトロに乗って、コーズウェイベイまで移動です！

（はじめての香港、母娘でインターコンチネンタル2泊3日～後半～につづきます）