戸隠のパワースポット大杉並木

2018/08/16 - 2018/08/17

今年の夏は異常に暑くて、いつもならば気温が３０度超すくらいで、暑いといってうるさくなっていたけれど、最近は３５度以上ぐらいにならないと話題にならず、世間の気温に対する感覚がマヒしてしまったような気がする。
そんな中、長―いお盆休みに“海外旅行”でも行ければいいなって、計画しようとしたが、候補となるのが“タイ”や“香港”などの日本よりも赤道に近いところばかりで。なにを好き好んでこの暑い季節に行く？行くにしても、今じゃないよね。と、自分でぼけて自ら突っ込みをいれたわけです。

ということで、いきなりスケールが小さくなり、信州方面に一泊にて旅行をすることにした。国内では、盆休みの期間は人出が“はんぱないって”。一旦、車の渋滞やら観光施設内の順番待ちに合うと大変だし、そこのところは必要最低限にとどめた計画となりました。

エリア 戸隠・鬼無里(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

まずは、“戸隠神社”に行くことに。目的はズバリ、神社の御朱印をゲットすること。戸隠神社は二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社で、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から成り立っているとのことで、五社をまわるための古道を巡るコースが整備されている。体力と時間のある人は、そのコースを歩くことになる。体力に自信はないけど時間はあったので、行ってみた。

参道脇にある樹齢８００年といわれている杉並木の中を、マイナスイオンを目いっぱい浴びて歩く感じが清々しくて気持ちがいい。

ただ、後半はかなり体力使いきり、息切れしている人もちらほら見かけられたりして厳しかった。

それでも、目的地に着いたときの達成感があって、それはそれでいいのかも。御朱印は、9時からの受付ということをリサーチ済で、それよりも約30分早めに到着したのにもかかわらず、既に順番待ちの行列となっていた。密かな人気スポットなんだなと実感する。

その後次の神社へ行く。そんな中、道端に見覚えのある蕎麦屋があって、たまたま店を開く時間（午前十時半）だったので、早めの昼食にした。蕎麦屋の名前は“極楽坊”。戸隠に前回来た時にやっぱり昼食をとったところで、約1時間順番待ちをしたのを覚えている。だから、おなかはそんなに空いてはいなかったが、順番待ちなしということで迷わず店内に入ることにしたのである。

昼食についてはコンビニで買った”おにぎり”でもいいかなって、まさにノープランだったので、考えなしにおいしいもの食べれそうで本当にラッキー。

まさに、本場の戸隠蕎麦の味で、おいしかった。また、トウモロコシの天ぷらの甘さが絶品でよかった。

次の神社でも御朱印をゲット。ありがたみとかなんとかなど関係なし。スタンプラリーだから？

最後の御朱印を頂き、戸隠観光は終了。パワーはもらえたし、ある程度の運動はできてめでたしめでたし。

　それから久々、約5年振りの“ペンションセシルクラブ”に向かう。外観は変わっていなかったが、部屋の中はクロス張替えのプチリニューアルしたらしい。あまりそのへんのことは気にはしておらず

このペンションの売りは、なんと言ってもその美味しい食事。今まで、１０回は宿泊したかもしれないが、一度たりとて同じ料理が出てきたとはない。しかも、全て美味しいんだよね。

ひとつひとつの料理の量自体は少ないが、目新しいものばかりで、期待を裏切らない。

本日のメインは、牛肉。肉も、そのソースも最高。夕食後、オーナーより星空をみようとお誘いを受ける。食事前に、外の様子を見に散歩に出かけたら、小雨が降ってきたので、まさか★が見られるなんて夢のまた夢だと思っていたが。おとなし目の風貌であるオーナーの意外な爆走運転のもと、黒姫童話館の駐車場に行って、星空鑑賞をした。光がほぼないところだったので、いつもなら見えない天の川まで見られてとてもきれいで感動
した。しかし、寒かった。逆に、その寒さがよかったのかな。

翌日の朝、旅先でルーティーンとなっている早朝ウォーキング。森の中をひたすら歩くのもどうかなと思い、昨晩車で来ていた“黒姫童話館”まで歩くことにした。まあまあの距離だったので、いきなりの体力消耗。朝からとばして一日もつかなと、不安を抱えながらもなんとかかんとか到着。

ここは、インスタ映えの風景か？

暗くてわからなかったところも、明るくなって高原の美しい朝的なすばらしいところでよかった。そして遠くに、“きつねの親子”の姿を発見。なかなか見れないよね“きつね”なんて。“ハクビシン”やら“いのしし”ならまだしも。

ジブリの世界に迷い込んだみたいな、錯覚を覚える。ここは、黒姫童話館。

帰り道、陸上部の合宿練習に遭遇。かの有名な”青山学院大学”の駅伝部だそうで。

朝の軽い運動の後に、美味しい朝食。特に、焼きたての”パン”が食べ放題で最高である。時々、オーナーの口から出てくる”うちの畑で収穫した云々”的な、安全と安心を売りにした食材がまたいい。

名残惜しくも、本日の観光目的地の“善光寺”に向かう。朝方は肌寒かったが、日中となってくるとやはり暑くなってきた。善光寺の近場の有料駐車場に停めるのがバカらしかったので、近場の城山公園すぐ隣の建物の駐車空スペースに車を停めた。善光寺までは、徒歩にて10分ぐらいのところか。善光寺に到着するとやはり人がたくさん。まずは、御朱印の予約をしたのち、ご参拝。本当は逆なんだけどね。何回も来たところなのに、御朱印はもらったことがなくて。御朱印頂いたけて満足満足。

いつ来ても、人でいっぱいですね。

そして、本日の観光目的地の”大王わさび農園”に行く。高速使っても、約１時間もかかるほどの距離があるところ。渋滞だったらどうしようかと思いながらも車を走らせて、４時半ぐらいに到着。わさび畑の広さに驚き。また、園内で”わさびソフトクリーム”を食べてみた。わさび入っているんだろうけど、よくわからなかった。わかり過ぎても怖いよね。わさび味の主張が強すぎるソフトクリームも考えものだよ。
。

中を覗くと、たくさんのわさびの姿があった。

わさび農園の周りには川があって、いかにも田舎の風景。

そして、水車が。

大王わさび農園って、単にわさび作っているだけじゃない？って、軽く考えていたけど、なかなか見応えあってよかった。ただ、到着が遅過ぎて、売り切れによる”生のわさび”を購入できなかったのが心残り。それでも一本うん千円とかって、言われたら引くかもね。
今回の信州旅行は、一泊だけのプチ旅行だったが、意外と内容が濃くて満足感はありかな。また、セシルクラブを起点にした旅行プランを実行したいものだよ。セシルクラブの完全なリピーターです。