退職後・家族で初スペイン　2日目 コルドバ・グラナダ

2018/11/19 - 2018/11/19

朝10時アトーチャ駅発のAVE２１００でマドリッドからコルドバにむかいました。
コルドバで一番初めに印象に残ったのは、これからアンダルシア地方でどこでも目にすることになるオレンジの街路樹だった。コルドバでの昼食はメスキータの近所にある「アルム・ダイナ」での牛テールの煮込み。食後はユダヤ人街を通って、メスキータへ、観光ガイドでみていたより何倍も素晴らしく、迫力のある風景で、流石に世界遺産と思わせた。
観光後は3時間かけてグラナダのホテルへ。夕食後にアルハンブラ宮殿の近くで4フラメンコショ－を鑑賞し、近くの丘からアルハンブラ宮殿の夜景を鑑賞。夜遅くまでの強行軍だったが、ダンサーの迫力は必見です。

エリア コルドバ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

10時発のAVEに乗るたアトーチャ駅へ、10時発ねということでそれ程混んでいなかったが、物凄い大きな荷物を担いだ大男の一群と遭遇、アラビア語が書いてあるところから中東の戦場に向かう戦士らしい。
日本に無い日常を感じ、平和の日本を思う。
列車に乗る前に厳重な荷物検査を受ける時、自動小銃が気になる。

10時発のAVEは音もなくコルドバに向かった。
イタリアの新幹線より揺れないイメージがあった。4人席で3人家族の日本人に囲まれ、スペインの女子大生がこちらを気にしながら、PCを叩いていた。

コルドバに降り立ちアンダルシアに着いたなと感じられるのは、バレンシアオレンジの街路樹。
色づいたオレンジの木が街じゅうに、誰も取らないのかなと考えていると、このオレンジは苦くて食べないとの事。

昼食は地元の老舗レストラン「アルムダイナ」。
歴史ある建物を利用したレストランらしいが、外装はサッパリしたもの。
しかし内装はイスラム風の雰囲気のあるレストランだった。
まず、玉ねぎの冷製スープ、メインは「ラポ・デ・トロ」〈牛テールの煮込み)で味はそれなりでした。
タイルの壁や内装は行く価値のある店。

メスキータといえば「円柱の森」、旅行前に読んだ観光ガイトのイメージでは、縞の色がきつく、ゴテゴテとした感じに思えたが、実際は荘厳な印象で広さも予想を覆す規模でした。
ガイドのはなしでは、観光客が非常に少なくとてもラッキーだとの事。

メスキータの柱は1000本だそう。

メスキータは巨大なモスクの中に、レコンキスタ後にキリスト教徒が創ったマイヨール礼拝堂があります。
イスラム文化とキリスト文化が絶妙に並立していました。

中にはにはオレンジの木が、とても素敵な雰囲気でした。

イスラムの搭・ミナレツトはこの雰囲気、今回は観光客が少なくラッキー。イスラム時代はこれがすべて出入り口で、メスキータ内部に入れたとの事。

ユダヤ人街の有名な路地は観光客でいっぱい。

コルドバからグラナダまでのバスの旅は3時間、道の周辺は考えられない程の面積のオリーブ畑が広がっています。途中、エキストラバージンオリーブオイルやオリーブの化粧品などを購入。

ホテルで夕食後、アルハンブラ宮殿の近くの「フラメンコショー」へ。
移動が多い1日の夜ということもあり、60歳代中盤の私はあまり乗り気では無かったのですが、ショーが始まれば、その素晴らしさに飲み込まれました。
日本で思っていたフラメンコとは違い、足をつかうタップダンスのような動きの迫力に魅了されました。
9時に始まりましたが、観光シーズンは、11時の回にしか入れない事もあるそうです。

フラメンコショーの近くの丘の上に徒歩で行き、アルハンブラ宮殿の夜景を見ました。雨ということもあり、あまり印象には残りませんでした。

グラナダの宿は「グラナダ　パレス」、街の郊外に位置するものの、宮殿を模した建物はとても立派です。

部屋はジュニアスイートクラスの広さ、リゾートホテル並みの広さです。
今回むは3人で2部屋をとったので、1人では持て余します。
内装もイスラム風の雰囲気の良い内装でした。風呂も広かったです。

部屋からの景色も、グラナダ市街を望むすばらしてものでした。