2018年11月　生牡蠣祭り♪　イン　ノルマンディ1　Courseulles-sur-mer

2018/11/01 - 2018/11/01

11月1日のドイツの祝日を使って4日間でノルマンディに行ってきました。泊まったのは、海辺の町の　Courseulles-sur-mer　クールソーユ・シュル・メールというところです。この町は人口4118人。ここは　Juno Beach　ジュノー・ビーチと呼ばれるノルマンディ上陸作戦の拠点の一つでした。夏は海水浴客でにぎわいますが、秋冬はなんといっても新鮮な魚介類が目当ての人が大勢やってきます。わたしも牡蠣を食べにやってきました。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月1日（木）
朝8時に出発です。
11時頃フランス国境の標識が見えてきました。

国境の前で渋滞です。

しまった。有料だけど、ベルギーのサービスエリアでお手洗いに行けばよかった。
どのくらい渋滞は続くのだろう。汗

フランスに来ました。ドイツから来るといつもこの道を通ります。

30分後サービスエリアに到着。お手洗いに急いでいきます。ちょっと汚かったです。フランスの高速のお手洗いは無料ですが、こういうところがちょっとー。
男性用は閉まっていたらしく、夫は入れなかったそうです。
さらに20キロ先のサービスエリアに走りました。

しばらく走って、ルアーブル近郊に来ました。
セーヌ川河口付近にかかる橋、　Pont de Normandie　ノルマンディ橋です。

Gare de Peage　というのは料金所です。

橋が見えてきました。
全長2143ｍ、そのうち854ｍが主塔間の距離です。1995年1月の開通時には世界最長の斜張橋（吊橋）でした。99年に日本のしまなみ街道の多々羅大橋が記録を破りました。この二つの橋は姉妹橋となっているそうです。

その前に料金所。

渡るのに5.4ユーロかかります。高速料金に比べると少し高めです。夫によると去年より10セント値上がりしているそうです。

この橋はほぼ毎年渡っていますが、毎回わくわくします。

ケーブルがきれいです。
このきれいに張ったケーブルの下を車で走り抜けるのが楽しいんですよね。

この橋は、自転車でも通れ、歩いて渡ることもできます。

セーヌ川。

少し雨模様です。

オンフルール側に着きました。

一般道に出ました。目的地までもうすぐです。

少し天気がよくなってきて、よかった。

だいたい4時頃ホテルに着きました。

La Cremaillere　という名前のホテルのアパート棟です。

流木を使ったようなスタンドライトがおもしろいです。
手作り？

残念ながらバスタブはついていませんでした。
バスタブかシャワーっていうカテゴリーだったんですが。

荷物を出してから外出しました。

海岸です。
この天気だとなんとなくビーチとはいいにくい。ビーチって言葉はなんとなく太陽が出ているイメージ。

フランスでも11月1日は祝日なので、そのせいか木曜日の夕方なのに海岸にけっこう人がいます。

海岸のそばにモニュメントが立っています。

1944年のノルマンディ上陸作戦から50年を記念して建てられたもののようです。

このジュノー・ビーチはカナダ軍が上陸したところで、かなりの犠牲者を出したものの内陸への進軍に成功した地点です。

わたしの持っているガイドブックによると、ここには6月12日にウィンストンチャーチルが上陸、6月14日にドゴール将軍がバイユーに向かうため上陸、6月16日には英国国王ジョージ六世が自国の軍隊を数時間訪問するためにここに上陸したとあります。なんだかすごいところのような気がしてきました。
ジョージ六世って 8年前の（もうそんなになる！）映画　The King's Speechの国王ですね。あの人も来てたんだみたいなかんじ。

1944年6月6日がノルマンディー上陸作戦の日、D-Dayです。

ちなみに今年2018年11月11日は、第一次世界大戦が終結してから100年で、ヨーロッパでは記念行事が行われていました。

夏の名残の海辺のお店。アイス屋さんにはお客さんがいっぱいです。
寒いんですけどね。

ホテルの本館。プロムナードに面してレストランがあります。

砂浜への入り口。ここにも碑がたっています。

カナダ軍の命を落とした458人を記念するためのものでした。

港に船が帰ってきました。船にはホタテがいっぱい積んでありました。

小さな灯台。

灯台へ続く桟橋からホテルを見たところ。

桟橋から港のほうを見たところ。

だんだん暗くなってきたので戻ることにします。

maison de la mer　という催し物用の建物。中では絵の展示販売をしていました。

戦車。
新品みたいなかんじです。

上陸作戦から27年後に海中から引き上げられたとか。

Poissonnerie　魚屋さん。

今日は祝日なのに開いてます。
入ってみます。

えびがいっぱい。
左側に少し写っているホタテが安い！
卵巣もはいってるんですけどね。
3キロ16.5ユーロ。そして10キロだと50ユーロ。

ホタテの剥き身を作るおにいさん。
手際がいいです。

魚屋さんのDaubertさんです。

日曜日も営業しているので、帰りに何か買おうっと。

さてお楽しみの夕食です。
レストランはホテルの本館、海のそばです。

定食、menu　です。

夫はアペリティフにビール、わたしは、ポモー pommeauをもらいました。
りんごから作る甘いお酒です。

Les 6 huitres de Courseulles sur glace

生牡蠣6個。
フランスの牡蠣はこぶりですが、身がしっかりはいっています。
フランスの牡蠣は生で食べるのが一番っていう気がする。
これを食べにきたのよ♪

Saumon fume par nos soins

夫の前菜、自家製スモークサーモン。

メインは魚を選びました。

Filet de Cabillaud, sauce mouclade, risotto aux petits pois crevette

鱈のムークラーデソース。えんどうと蝦入りリゾット。
ムークラーデというのは、ムール貝のクリーム煮のようです。
ムール貝もフランスのものは味がいいです。

夫のメイン。

Tartare de boeuf prepare par nos soins, frites et mesclun
自家製タルタル、ポンフリットとグリーンサラダ。

どうしてタルタルを注文？ステーキもウェルダンの夫が？
まちがったんだろうなあ。

チーズは3種類。わからないので全部もらいました。

カマンベールとブリーだったかとあと一つ、けっこうきついの。
わたしは大丈夫でしたが（意外と好きかも）夫は残しました。
このオレンジ色っぽいのです。
（後日Livarotという名前なのが判明）

デザートは、わたしはあっさりソルベをもらいました。
夫はアイスクリームです。

満腹で部屋に帰ってすぐ寝てしまいました。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。次はバイユー観光へと続きます。

この旅行記へのコメント （8）

• gratiaさん 2019/03/25 06:04:09

  おはようございます。

  生牡蠣、美味しそうですね！
  私も以前、ブルゴーニュ.カンカルで、いただきました☆
  何か、日本のモノより磯臭くなくサッパリいただけますよね！
  でも、フランスまでドライブで行けるとは羨ましい限りです( ☆∀☆)

  nekochanさん からの返信 2019/03/26 04:57:39

  Re: おはようございます。

  gratia　さん　たくさん見ていただいてありがとうございます。
  
  カンカル行かれたんですね。わたしも一度行きました。
  海辺のスタンドで食べました？
  牡蠣の殻が山になってて、みんなこんなに食べるんだあって思いました。
  おいしいですよね。生で食べるのにむいてるかんじですね。
  そろそろシーズン終わりですが、また食べたくなりました。
  日本にもおいしいものがいっぱいなので、帰って食べるのを楽しみにしているところです。（その前に仕事がー）
  

  gratiaさん からの返信 2019/03/26 11:38:12

  はい！

  海辺でいただきました！　ちゃっかり白ワインも持参です("⌒∇⌒")
  前日、サンマロに宿泊したのですが、その夜も生牡蠣をいただき、相当数、食べました(笑)
  nekochanさんは、北海道、ご出身のようで、これまた、美味しいものが、沢山で、羨ましい限りです( ☆∀☆)

• abianさん 2019/02/14 09:45:03

  生牡蠣、、美味しそう、、

  nekochanさん
  
  ホントに美味しそう！！
  レモン絞って食べるんですよね？と思ったけど、赤いソースでいただくのですか？
  それもまた美味しそう！
  これを食べに来たというお気持ちわかります！！
  6個だとあと少し足りない気持ちもありますよね、一人で3個だから、、
  だけど食べすぎるとお腹こわすこともあるので、足りないぐらいが良いのかもです。
  また行けばいいですもんね、って遠いかもしれませんが、、
  写真、ご馳走様でした。

• palさん 2018/12/18 21:42:05

  fruit de mer 海の幸

  nekochan さん、こんにちは。
  
  フランスで生牡蠣って、いいですねぇ。
  生牡蠣、大好きです。
  
  フランスには何度も出張で行きましたが、まだ海を見たことがありません。。。
  生牡蠣を食べたのは、出張ついでの週末旅行の Paris と Le Puy でだけです。
  
  写真の牡蠣は、三陸原産、フランス育ちに見えます。
  私が食べたのは、丸っこいブロンでした。。。
  美味しかったけど、小さな牡蠣でちょっともの足りず、でした。。。
  もっと食べたい(T_T)///
  
  タルタルも大好きです。
  １度、サーモンと薬味が別に出てきたことがありました。
  5つほどの小さな小鉢にそれぞれケッパー、刻んだピクルス、エシャロットなどの　薬味が入っていました。
  いろいろと組み合わせてお好みタルタルにして、いろんな味を楽しめました。
  そういえば、タルタルの付け合わせはいつも frites フライドポテトのてんこ盛りでした。。。
  ムール貝を頼んでも、フライドポテトがいっぱい付いてきて、目が点になります(･o･)。。。
  
  fruit de mer 海の幸の menu、みんな美味しそうです。
  スモークサーモンもチーズの盛り合わせもいいですねぇ。
  nekochan さんの写真にジュルジュルっときました(+_+)///
  
  
  ノルマンディには行ったことがないですが、
  ノルマンディと言えば、
  Débarquement de Normandie ノルマンディ上陸
  Opération Neptune ネプチューン作戦
  ですよねぇ。
  
  私は、D-Day の D は、Débarquement デバルクモン 上陸 の D だと思っていました。。。
  でも、D-Day の Dは Day が由来らしく、フランスでは、Jour-J ジュール ジー のようです。
  
  フランスの戦跡は訪れたことがありません。
  そんなところも訪れてみたいです。
  
  何より、海があって新鮮な海の幸を味わえるのがいいですねぇ。
  
  pal

  nekochanさん からの返信 2018/12/19 06:18:13

  Re: fruit de mer 海の幸

  Pal　さん　こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  Palさんも生牡蠣お好きなんですね。
  フランスの生牡蠣は本当においしいです。
  体にいいっていうのが実感できるおいしさです。
  6個だとものたりなくて、8個にしようか（追加料金を払って）とか考えてしまいます。
  ホーチミンでチーズ焼のかきというのを食べてみましたが、もう一つでした。
  やっぱり生で食べられる牡蠣を生で食べるのが牡蠣の一番おいしい食べ方なのかなあ。
  あ、日本のカキフライのことを考えるとそうともいいきれないかな。
  牡蠣の種類も関係しますね。多分。
  
  ノルマンディには、戦争の記念館、戦跡などがたくさんあります。
  ナビの通り道にあったところとか、今回もそんな風に偶然行ってしまいました。
  （これから旅行記アップします。）
  
  史上最大の作戦とか昔はけっこう映画がありましたね。
  

• Eiji Haitaさん 2018/12/18 19:32:18

  やっぱ、生牡蠣ですね。

  私も生牡蠣大好物です。フランスではノルマンディー地方が、牡蠣などの貝類が名物なんですね。
  わたくしは初めての海外旅行の際、パリで生牡蠣を食べ、その美味しさ今だに覚えてます。
  
  ところで、nekochanさん、美味しいもののためには、千里の道も厭わないみたいですね。ご主人も含め。
  

  nekochanさん からの返信 2018/12/19 05:50:45

  Re: やっぱ、生牡蠣ですね。

  Haita さん　こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  ノルマンディとブルターニュ、どちらも牡蠣などおいしいですよ。
  パリで生牡蠣って豪勢ですね。
  東京で極上のうにを食べるイメージです。
  さぞおいしかったでしょうね。
  
  千里までいってないです。今回680キロです。（十分遠いなあ。）
  もっともっとうちから近かったらいいのに。
  ふらんすはあまりに遠し　って。