竹内街道を歩いてみた

2018/11/22 - 2018/11/23

今年2月、奈良県明日香村を訪ねた際に、竹内街道の存在を知りました。
旧東海道を歩くのも、ちょっと飽きてきていたので(笑)、趣向を変えて、今回は竹内街道を歩くことにしました。
初日は鳥羽で海系を楽しみ、紀伊半島横断的に楽しんでまいりました。


/// 日程 ///
１．新横浜⇒名古屋⇒鳥羽
２．鳥羽⇒竹内街道⇒堺⇒関西空港⇒羽田

エリア 大阪

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは朝の新幹線で名古屋へ。毎度のぷらっとこだま利用です。

名古屋から近鉄に乗り換えて鳥羽へ。関東在住の身からすると、なかなか馴染みのない電車ですが、名古屋・京都・大阪、どこからでも出ている、守備範囲の広い電車ですよね。

車内では、駅のコンビニで入手した、名古屋近辺名物を食べていました。さきイカ、辛めで美味しかったです。
桑名～四日市の区間は、昨年4月に旧東海道を歩く旅で通ったあたりで、懐かしかったです。今回の旅の趣旨には合わなかったので下車しませんでしたが、そのうち、旧東海道を歩く旅の続きもやらなくてはなりませんね。

鳥羽に到着しました。昔の仕事柄、よく耳にしている地名でしたが、観光するのは実は初めてかも、です。

まずは牡蠣を食べました。最初、牡蠣小屋へ行こうと思っていたのですが、バスの本数も少なく時間が勿体ない気がして、駅から近いお店で戴くことにしました。

その後、遊覧船に乗るべく、マリンターミナルへ。

休日は30分に1本ある遊覧船も平日は本数が少ないようで、出発時刻まで余裕があったので、チケットだけ先に買って鳥羽マルシェに行きました。

牡蠣だからオイスターチャウダーになるのかな？その他、買い物してからターミナルに戻り、マルシェで買ったスープを食べました。

左の船に乗るかと思っていたら、右に接岸してきた小型船に乗ることになりました。

途中寄港地のイルカ島で下船し、展望台へ。ちょっと雲が多いですね。風も強くて、セルフタイマーを使った記念写真は撮れませんでした。

が、アシカのショーが始まる頃、だんだん晴れてきました。

アシカのショー、何気に久しぶりです。賢いですよね。

イルカも見つけることができました。

短時間のイルカ島滞在を終えて、再び船に乗り込みます。最初、乗るもんだと思っていた、竜宮城の船でしたが、タイガーバームガーデン的なコテコテ感でした。

乙姫様は、菜々緒さんにしか見えませんね。CMの影響は恐ろしいです。

同じような景色なようでいて、松島とも九十九島とも違うのですよね。

小腹がすいたので、鳥羽のB級グルメである、「とばーがー」を食べました。でも、これはバーガーではなくて、ドッグですよね。ピーナッツが良い感じで効いていていて美味しかったですけど。

さらに、今回、行っておきたかった、もうひとつの場所、二見浦へJRで向かいました。

近鉄に比べて、JRは本数が少ないのですね。

二見浦駅で降りて、歩きました。古い建物が雰囲気あります。

二見興玉神社にやってきました。遠くに夫婦岩が見えます。

夫婦岩。思ったより小さかったです。

ここ、カエルが奉られていたのですね。

マンホールも夫婦岩でした。

ここにもカエルがいました。

駅へ戻る途中、御福餅本家でおやつタイムを楽しみました。

鳥羽駅に戻ってきました。ここからシャトルバスで宿に向かいます。バス乗り場近くに御木本氏の像を見つけました。

実は、この日は満月だったのですね。
だから、夫婦岩のところに三脚を立てたカメラマンが沢山いたのだと納得したのと同時に、「あと30分でも長居しておけば良かった」と後悔しました。

既に大量に色々と食べていたのですが、ローソンで見つけた、中京地区限定の茶色飯に惹かれてしまい、夜食(笑)に食べてしまいました。

翌日。近鉄鳥羽駅を始発電車で出発すべく、早起きです。宿の方、早朝にも関わらず駅まで送ってくれました。

4回か5回ほど電車を乗り換えて、磐城駅に到着しました。遠かった…。

いきなり、道を間違えそうになりましたが、無事に竹内街道の出発点に着きました。これから、長い道のりが始まります。

「竹内」らしさがあるのは、奈良県内のエリア。あちこちに「竹内」の看板を見つけることができました。

歴史のある、というよりは、古い建物が続きます。

峠に差し掛かるころ、竹林が現れました。

竹内峠のてっぺんあたりで、大阪府に入りました。

下界の景色が広がります。昔は、どんな感じだったのですかね？

最初に上り坂をクリアしたので、その後は楽でしたね。奈良県側から歩くのを始めて良かったです。

太子町は、その名の通り、聖徳太子ゆかりの地のようで、聖徳太子推し状態でした。余裕があれば、街道を外れて、周辺を回りたかったのですが、今回はパスです。

歴史資料館があったので入ってみました。竹内街道は、年代によって、その役割を変えているのですね。そのあたりの話は、ルート66を思い出しますね。

なかなか雰囲気あります。

こういった形の花の他、プランターで花を飾っていたり、街道沿いで、様々な花を楽しむことができました。沿道のみなさん、竹内街道を盛り上げているのだな、と思いました。

有名なお寺を通過。詳細、忘れてしまいましたが。

飛鳥ワイナリーなる看板を見つけて、街道を外れると、ブドウ畑が見えてきました。

ワイナリーはお休みでした。残念。街道に戻ります。

羽曳野市の竹内街道には、その後もブドウ畑が広がっておりました。

で、河内ワイナリーにて、ワインにありつくことができました。どれも飲みやすく美味しかったです。リュックが重かったのですが、1本買っちゃいました。

竹内街道は、現在の国道166号と並行している区間も多くありました。やはり「66」という数字には縁がありますね。

ビリケンさんも見つけました。

日本武尊白鳥陵古墳のあたり。かなりの大きさであることが分かります。

朝から何も食べておらず、さすがに腹が減ってきたので、堺中央綜合卸売市場でマグロ丼を食べました。美味しかったです。

向陵中町あたりのところで、急に看板が見当たらなくなったりして、道に迷ってしまいました。
ここまで、曲がり角とか分からなくなったところに、ちょうど良く看板が出ていたりして何とかなっていたのですが、どうにもならず。
結局、大きな道を歩くのが正解だったようなのですが、ちょっと大変でしたね。

仁徳天皇陵まで、何とか辿り着きました。

で、竹内街道の道標も見つけることができました。これを見つけるまで厳しかったですね...。

堺市役所の展望台に上ってみました。

大阪市方面。阿倍野ハルカスの建物の高さが際立っています。

神戸方面に太陽が沈んでいきました。

最後の方で道に迷ったり大変でしたが、何とか1日で歩ききることができました！

帰りは飛行機で羽田に戻るので、堺駅から電車移動です。

かなり早く空港に着いてしまいましたが、ゆっくり足を休めることができて良かったです。
お疲れさまでした。