ハワイ島１周レンタカーで7泊8日気まま旅 ②

2018/11/04 - 2018/11/12

初めてのハワイ島２～３目目
アロハプログラムの「ヒロ散策」
普通の人？はあまり行かないマニアックなところで深ーくハワイ島を勉強しつつ楽しみました。

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス レンタカー
• 航空会社: ハワイアン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから海をバックにマウナケアが見えます。

頂上の天文台もうっすら見えるんです。

さあ、今日はハワイ島２日目。

『アロハプログラム in ハワイ』ヒロの街

ハワイ島でのプログラムは、11月5日（月）～7日（水）の3日間にわたり開催されました。ヒロはオアフのホノルルに次ぐハワイ第2の都市で日系移民の残した様々な文化が色濃く残っています。

最初に訪問したのは『ハワイ日系人会館』

今年は「元年者（明治元年に最初にハワイへ渡った日系移民）150周年」という節目の年でもあるということです。

館内には、日系移民のみなさんがハワイ島へやってきた当時の生活用品や衣服類、それらをしのぶ写真の数々が展示されています。

移民の方に許された持ち物はこの「やなぎごおり」ひとつだったそうです。

さとうきび農園でたいへんなご苦労をされたのですね。

ハワイでバケーションを満喫するばかりでなく、こんな歴史があったことも忘れてはいけないなと感じました。

次に向かったのが、ヒロのダウンタウンにある「太平洋津波博物館」

1946年と1960年の2度にわたり、大きな津波に襲われた歴史があり、その様子や恐ろしさを風化させることなく伝えつつ、ヒロの街がどのように復興したかという歴史を学べます。

もともと銀行だった建物を改築して作られたそうです。

実際に津波を体験したかたのお話をきくこともできました。

現在、カメハメハ大王像が建っている場所周辺は「新町」と呼ばれる日系の街です。

鉄道も走る栄えた地域だったのですが、ここも津波で大きな被害を受け今では商店やビルを建ててはいけない場所となっているのだそうです。

ランチはこちらの「CAFE100」でロコモコ。

ロコモコ発祥のお店だそうです。

こちらのお本屋さんにもちょこっと寄ってもらえました。

ハワイらしい本がいろいろありました。

次に向かったのは「イミロア天文学センター」

ここは、ハワイ大学ヒロ校の構内に位置する特別な科学教育施設。世界でも非常にレベルの高い施設だそうです。

空中に浮かんだような地球儀に、様々な映像が映し出され、見ているだけでとても楽しく興味深かったです。

ホクレア号のミニチュアも。

ポリネシアン航海術（羅針盤などの計測器などを持たずに、太陽、星、風、波、雲、鳥などを観察しながら航海する）
で世界一周したカヌーです。

この日最後に訪れたのが「モクパパパ・ディスカバリーセンター」

ハワイ諸島周辺の生態系、環境や歴史などが学べる学習センターです。

この地域の野生動物たちが、北大西洋に流れた人間が生み出す人工の廃棄物（プラスチックやビニール製のゴミなど）によって、その生命を脅かされている現状も。

これはペットボトルのふたで作られています。

子どもたちが遊べるスペースもあり、楽しく学べる工夫がされていました。

予定にはなかったのですが、ココナッツアイランドへ立ち寄りました。

「モクオラ（癒やしの島）」と呼ばれ、病人のために祈祷をささげて治療行為を行った場所であり「プウホヌア」と言われる避難所という役目ももっていた聖地だそうです。

また大きなヤシの木には津波のときにどこまで波があったかを示すプレートも付けられていて、その被害の大きさを物語っていました。

実はこのココナッツアイランドはホテルからすぐの場所でした。

こんな聖地のすぐそばで泊まっていたなんてなんだかいい気をいただいた感じがしました。

３日目の朝は早起きしてレインボーの滝へ。

ヒロへ向かう途中アカカの滝へ寄る予定がトラブルで行けなかったので、ここでちょっとリベンジ。

レインボーは残念ながら見えませんでしたが・・

少し歩くと、滝の上まで行けます。

早朝だったので誰もいないせいか、とても神秘的でした。

熱帯雨林の中を散歩もできました。