1泊2日ソウルレバ刺し弾丸一人旅

2018/11/19 - 2018/11/20

アシアナ航空のホームページで最安値検索が出来るようになりました。（これ、すごく便利です。是非ANAでも採用してもらいたい。）早速、最安値でソウルにレバ刺しを食べに行ってきました。
とある方面の人からは「APRILSKIN　MAGIC STONE」なる石鹸を買ってくるよう、今回も命令を受けています。
仁川空港でのATMのキャッシングでドツボにハマってしまったのですが、こんな間抜けは私だけだとは思いますが、情報がお役に立てればうれしいです。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

SFC修行で軍資金を使い果たしたため、久々の海外旅行です。SFC取得後、初の海外なので、初の優先保安検査場の利用となります。自動化ゲートも利用し、出国まで10分もかかりませんでした。
これは便利だ！

スムーズに出国手続きが完了したので、搭乗開始時間まで2時間以上ありました。今回はユナイテッド航空のラウンジを利用してみました。

広々としてゆったりできる良いラウンジでした。わりと空いていて日本人の利用者は見かけませんでした。

アルコール類はひと通り揃っています。

ソウルに着いてホテルに荷物を置いたら、すぐに食事に出かける予定なので、ラウンジでは軽食で済ませました。オードブル系が置いてあるのは、酒飲みにはウレシイですね。
がっつり食事をしたいならANAのラウンジのがいいかな。
居心地のいいラウンジでのんびりしすぎて、搭乗ゲートに行ったらもう搭乗が始まっていました。

16時には韓国に入国。
予定では、16時48分発のソウル行きの空港鉄道直通列車に乗って、ホテルにチェックイン後レバ刺しを食べに行って、ホテルに戻り大浴場でさっぱりした後、命令されているお土産を買いに行って、お腹を空かしたらカンジャンケジャンを食べに行って、ホテルに帰って寝るというハードスケジュールを予定していたのですが、ATMのキャッシングでドツボにハマってしまいました。
タッチパネルで日本語を選択し、指示通りに進めたのですが何度やってもカードが戻ってきてしまいます。カードを変えても、ATMを変えてもダメ。
あきらめて現金を両替しようかと思ったら、財布の中には2000円しかないことに気が付きました。
まずい！まずいそ！
成田のラウンジでまったりしてないで、なんで現金引き出しとかなかったんだよ！米ドルなら30ドルぐらい持ってたかな？タイバーツは1000バーツぐらいあるぞ。マレーシアリンギットは50リンギットぐらい、全部合わせればなんとかならないか？
もう焦りまくりです。
もう1度だけトライしてダメだったら、恥を忍んで小銭の両替するしかないなと、あらためてタッチパネルを見ると、「Foreign Card」ってあるじゃないですか。
ここをタッチすると　

今まで見たことのない画面が現れ、カード会社を選択すると無事キャッシングできました。
そんなこんなで予定していた16時48分発には乗れず、18時8分発の列車にやっとこさ乗車できました。
弾丸旅行でこのタイムロスはでかい。

空港列車の中でAmazonで購入しておいた韓国6日間使い放題のSIMカードをセット。カスタマーレビューでは使えなかったというコメントもあったのですが無事使用できました。
空港でSIMカードを購入する時間がもったいないとあらかじめ購入していたのですが、ATMにドハマりした時間のがもったいない。。。

イビスアンバサダーソウル仁寺洞にチェックインできたのは20時近くになってしまいました。
一人旅で寝るためだけの宿にしては少々贅沢なホテルですが、ANAグローバルホテルから予約すると700マイル付くのでここにしました。
時間的にも、胃袋的にも、これからレバ刺しとカンジャンケジャンの2食は無理なので、とりあえず最重要任務であるお土産の買い出しに。

イビス アンバサダー ソウル インサドン ホテル ホテル

購入を命令されている石鹸を探しに安国駅近くの「OLIVE YOUNG」という店に。

命令されていた「APRILSKIN　MAGIC STONE」という石鹸を無事ゲット。
日本語べらべらの店員さん(セルジオ越後よりずっと上手い）がいて助かりました。
あいにくパスポートをホテルに置いてきてしまったのですが、パスポートを持っていたら免税で購入出来るそうです。

任務を無事果たしたので、レバ刺しを求めて広蔵市場ユッケ通りにある「プチョンユッケ」に。
ミシュランに2年連続で掲載されているとかで、店内はほぼ満員でしたが何とか待たずに入店出来ました。
レバ刺し自体は切って供するだけなのでミシュランの掲載とかあんまり関係ないとは思いますが、生ものは流行ってる店で食べるのが安心かと。

プチョンユッケ 地元の料理

懐かしのレバ刺しです。
焼肉屋では必ず頼んでいた大好物だったのに、ある日突然法律で食するのを禁止されてしまったレバ刺し。
プルプルのレバーを塩とごま油のタレにつけ頬張ると、口の中にしっとりとした濃厚な味が広がります。
盛り合わせで付いてくるセンマイは味自体はあまりないのですが、レバ刺しの口直しにはちょうどいい感じ。
セットで付いてくるスープもとても美味しい。この辺がミシュラン掲載店の実力か。

サンナッチというテナガダコの踊りも注文。
味はマダコの刺身の方が数段上ですが、食感と歯ごたえが楽しい。
ウニョウニョ動くタコを苦労して箸でつまんで口の中に放り込んだら、今度は上顎に吸盤でくっ付いたりと中々大変です。。　
コリコリした身は、しっかり噛んで食べないと、のどに張り付かれて窒息することもあるのだとか。
お餅並みに危険な食べ物なのだな。

ユッケ通りからの帰り道にあった焼肉通り。残念だけど、もうお腹いっぱいで食べられない。次にソウルに来た時はここで食事しよう。
ホテルに帰ったのは22時ちょっと前ぐらい。イビスアンバサダーソウル仁寺洞には大浴場があるのですが、利用時間は6:00～22:00まで。諦めてシャワーを浴びて、明日はどこ行こうかベットでiPad見ながらゴロゴロしているうちに寝落ちしてました。

朝、6:30に起きて朝食に。弾丸旅行は朝寝坊してる暇などないのです。
24時間営業の「ヨンチュノッ」という店に行ってみました。昭和の喫茶店みたいな店構えで、知らずに入ったらコーヒーでも頼んでしまいそう。

コムタン(牛煮込みスープ)専門店ですが、あえてヘジャンクッ(牛の血のスープ)にしてみました。酔い覚ましのスープとのことだったので。
まあ、昨夜はそれほど飲んだ訳でもないのですが。
薄味なので塩を加えて味付けし、ご飯をいれてクッパにして食べてみました。ダシが効いていてさっぱりして美味しい。これなら二日酔いでもいけそうです。
昨夜はレバー、今朝は牛の血と鉄分はたっぷり取れていて貧血の心配はなさそうだな。

ホテルに戻り、昨夜入りそびれた大浴場で朝風呂へ。フロントにルームキーを渡して、バスタオルと大浴場のカードキーとロッカーのカギを受け取るシステムになっています。
でかい風呂は気持ちいいなと、一人で貸し切り状態の湯船につかりのんびりしていると、誰か入ってくる気配が。何と入ってきた人は水着を着ていました。
こちらは全裸で湯船に浸かっていたのですから、びっくりです。逃げるようにそそくさと服を着て出てきたのですが、身体を洗ってから湯船に入るようにという日本語の注意書きはあったけど、水着着用なんて書いてなかったぞ。
日本人ならこのシチュエーションは間違いなく裸なのですが、近いとはいえ外国なのだから、やっぱり水着着用が常識なのかな？
このホテルの大浴場を利用される方がいましたら、入浴前にフロントで確認して下さい。入浴後では恥ずかしくて聞けませんから。

ホテル近くの「古誾斎」という手作り石鹸専門店にお土産探しに出かけました。こちらは命令されてはいないのですが、じつは辛ラーメンを買ってくるよう命令された時、ついうっかり、辛ラーメンなら日本でも普通に売っているのでは？と口答えしてしまい、ご機嫌をそこねてしまったので、忖度での購入です。
店名は漢字なのですが見当たらないので、今回の旅行で身に付けたハングル読みで探しました。
「フ　横向きト　０一レ　スＨ」目の前にありました。

古誾斎 専門店

種類が多くて何を購入すればいいかわからなかったのですが、日本語べらべらの店員さん(セルジオ越後よりずっと上手い）がいて、おすすめの石鹸を購入しました。

忖度してアンチエイジングに効果があるものを選んでもらいました。

「江南麺屋 仁寺洞店」に10:30の開店と同時にに入店しました。15時ぐらいに昨夜食いそびれたカンジャンケジャンを食べる予定なので、早めの昼食です。色々悩んでこの店にしたのはメニューに「ホンオフェムチム」なるものがあったからです。
あのシュールストレミングに次ぐ、世界で2番目に臭い料理ホンオフェを食べることが出来るのではという期待が高まります。
冷麺とホンオフェムチムハーフサイズを注文。
冷麺は可もなく不可もなしといったところ。甘めのスープが自分好みではなかったかな。

江南麺屋 (仁寺洞店) 韓国料理

ホンオフェムチム、少しも臭くありませんでした。世界で2番目に臭い料理とは違う料理でした。しかもハーフサイズだというのにすごいボリュームです。塩っ辛くてこれ単品で食べるのは少々きついです。ご飯に乗っけて食べるか、酒のつまみでちょこちょこっとつつきながら食べるもののようでした。とはいえ、いやしい私は何とか完食しましたが。

ソウルに来て飯食って、お土産買っただけで、まだまったく観光していません。
古い町並みが好きなので北村に行ってみました。
中々趣のある街並みです。

北村韓屋村 旧市街・古い町並み

ガスメーターが付いています。今も普通に使われているようです。

瓦屋根が波のようです。

3時間ほど歩き回ったのですが、ホンオフェムチムのせいでまったくお腹が空きません。17時ぐらいには仁川空港には着きたいので、ソウル駅16時10分発の直通電車に乗らないとならないし、となると15時にはカンジャンケジャンを食べに行かないと間に合わないし。。。
無理！腹いっぱい！とても食べれそうにない。今回はカンジャンケジャンは断念します。
安国駅から地下鉄でソウル駅に向かいます。地下鉄の自動券売機は日本語で問題なく購入できます。しいていうなら目的地の駅がカタカナ表記なので、漢字の読み方知らないと戸惑うぐらいか。ソウルヨクってソウル駅でいいんだろうか？

ソウル駅地下2階で直通列車の切符を購入後、同じ階にあるアシアナ航空のカウンターでチェックインして(WEBチェックインではダメ)ボーディングパスを受け取り、左隣りにあるイミグレーションで出国審査を受けました。
ここで出国手続きをしておくと、仁川空港で乗務員などが利用する専用レーンで保安検査、出国審査が受けられるのでスムーズに出国できます。

仁川空港では、アシアナ航空のラウンジを利用しました。

ホンオフェムチムのせいで、まだお腹が空いていないので、食事はパス。

アシアナ航空のラウンジの最大のウリはこの一人旅専用？の個室ブースでしょう。窓際にあるので眺めもいいし、足も伸ばせて、いや本当にくつろげます。うっかり寝過ごさないように注意しなくちゃね。
ただ、数が少ないので競争率はかなり高めです。

こんな快適なラウンジが利用できるのもSFC修行を解脱したおかげなんだなとしみじみ思いました。
現地滞在時間27時間（うち空港にいた時間5時間）のあわただしい旅でしたが、次はじっくりとゆっくりと旅行したいな。