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第二次世界大戦で犠牲になった方々を追悼するために共産時代のユーゴスラビアの各地で建設された”Spomenik(クロアチア語で記念碑の意)”。その中でも一際目を引く記念碑(Monument to the Revolution of the People of Moslavina (Spomenik Revolucije Naroda Moslavine))に行ってきた。こんな旅行記を見て、ああ行こうっていう日本人なんて実際居ないだろうから(居たら報告待ってます。)、ああバカなことしてるなあくらいに笑っていただければ幸い。

クロアチアの秘境にあるSpomenikを求めて

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2018/11/08 - 2018/11/08

238位(同エリア1016件中)

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第二次世界大戦で犠牲になった方々を追悼するために共産時代のユーゴスラビアの各地で建設された”Spomenik(クロアチア語で記念碑の意)”。その中でも一際目を引く記念碑(Monument to the Revolution of the People of Moslavina (Spomenik Revolucije Naroda Moslavine))に行ってきた。こんな旅行記を見て、ああ行こうっていう日本人なんて実際居ないだろうから(居たら報告待ってます。)、ああバカなことしてるなあくらいに笑っていただければ幸い。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
鉄道 ヒッチハイク 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • まずは下調べから。適当に(Croatia Spomenik)で検索してみるとなんと一番上に旧ユーゴ領内にあったSpomenikが網羅されているサイトがあるではないですか。全部英語だけど、個々の概要やら建てられた背景やら建築家の設計理念まで載っている。歴史専門家の方には頭が下がります。<br /><br />参考にしたサイト→http://www.spomenikdatabase.org/<br /><br />それでお目当てのSpomenikのページはこれ(http://www.spomenikdatabase.org/podgarica)。首都ザグレブからだいたい80kmくらいのところにある山間のポードガリーチ?(Podgari&#263;)にある。

    まずは下調べから。適当に(Croatia Spomenik)で検索してみるとなんと一番上に旧ユーゴ領内にあったSpomenikが網羅されているサイトがあるではないですか。全部英語だけど、個々の概要やら建てられた背景やら建築家の設計理念まで載っている。歴史専門家の方には頭が下がります。

    参考にしたサイト→http://www.spomenikdatabase.org/

    それでお目当てのSpomenikのページはこれ(http://www.spomenikdatabase.org/podgarica)。首都ザグレブからだいたい80kmくらいのところにある山間のポードガリーチ?(Podgarić)にある。

  • 泊まっていたホステルの人にどうやって行くのか、というかまずその存在自体を知らず、夜遅くまでグーグル先生と奮闘していたところ、なんと日本人で既にそこに行ってらっしゃる方を見つけた(参考:https://www.lifehacker.jp/2015/02/150222croatia_spomenik.html)。どうやらその先人の方のブログによると、ポードガリーチから17キロほど離れた麓の町、ポポヴァチャ(Popova&#269;a)までザグレブから電車一本で行けるらしい。

    泊まっていたホステルの人にどうやって行くのか、というかまずその存在自体を知らず、夜遅くまでグーグル先生と奮闘していたところ、なんと日本人で既にそこに行ってらっしゃる方を見つけた(参考:https://www.lifehacker.jp/2015/02/150222croatia_spomenik.html)。どうやらその先人の方のブログによると、ポードガリーチから17キロほど離れた麓の町、ポポヴァチャ(Popovača)までザグレブから電車一本で行けるらしい。

  • で、その電車はというとザグレブの駅(Zagreb Glavni)から結構な頻度で出ている。筆者が訪れたのは完全オフシーズンの11月だったが、8月のタイムテーブルと比べても本数が変わっていないので観光客が使うコースではないのだろう。<br />(クロアチア鉄道情報:http://www.hzpp.hr/en)

    で、その電車はというとザグレブの駅(Zagreb Glavni)から結構な頻度で出ている。筆者が訪れたのは完全オフシーズンの11月だったが、8月のタイムテーブルと比べても本数が変わっていないので観光客が使うコースではないのだろう。
    (クロアチア鉄道情報:http://www.hzpp.hr/en

  • まあポポヴァチャ駅に着いたら何かしら見つかるだろうという安楽思考で中央駅へ。

    まあポポヴァチャ駅に着いたら何かしら見つかるだろうという安楽思考で中央駅へ。

    ザグレブ中央駅

  • 朝の6時14分発の電車に乗った。

    朝の6時14分発の電車に乗った。

  • チケット。売り場のおばちゃんに片道、ポポヴァチャまでと言ったら買える。たしか49クーナ、850円くらいだ。

    チケット。売り場のおばちゃんに片道、ポポヴァチャまでと言ったら買える。たしか49クーナ、850円くらいだ。

  • そして何事もなく一時間ちょっとで到着。車掌さんに本当にこの駅か?と心配そうに聞かれたけど、大丈夫、この駅です。

    そして何事もなく一時間ちょっとで到着。車掌さんに本当にこの駅か?と心配そうに聞かれたけど、大丈夫、この駅です。

  • そして気づいた。何もない。まあ、朝7時だし早いから、、、と思っていたけどタクシーはおろか人もいない。

    そして気づいた。何もない。まあ、朝7時だし早いから、、、と思っていたけどタクシーはおろか人もいない。

  • まあ仕方ないので歩く。道は舗装されているものの、朝霧がひどく10時前までこの調子。

    まあ仕方ないので歩く。道は舗装されているものの、朝霧がひどく10時前までこの調子。

  • 何回か車が通りかかるたびにヒッチハイクを試みるものの全く止まらず。気づいたら2時間以上歩いていた。目的の場所は山のど真ん中のため、2つほど山を越えないといけない、徒歩で!

    何回か車が通りかかるたびにヒッチハイクを試みるものの全く止まらず。気づいたら2時間以上歩いていた。目的の場所は山のど真ん中のため、2つほど山を越えないといけない、徒歩で!

  • 結局車は一台も止まらず、トータル3時間17.5キロを踏破してしまった。着いたのは11時丁度。町の真ん中を走っている一本道の右手側に錆びて全く読めない看板が目印。ここを上るとようやくSpomenikに到達だ。

    結局車は一台も止まらず、トータル3時間17.5キロを踏破してしまった。着いたのは11時丁度。町の真ん中を走っている一本道の右手側に錆びて全く読めない看板が目印。ここを上るとようやくSpomenikに到達だ。

  • ドン!と鎮座するSpomenik。真ん中の記念碑にはお供えものもあった。迫力は満点である。

    ドン!と鎮座するSpomenik。真ん中の記念碑にはお供えものもあった。迫力は満点である。

  • 最初に紹介したSpomenikデータベースを日本語訳したものを簡単に紹介すると、このポードガリーチは第二次世界大戦中、ナチスドイツ侵攻によって設立されたクロアチア独立国、そしてその首魁であり、ナチスの親衛隊(SS)にすらその残虐性を恐れられたウスタシャという超極右政党に抵抗したレジスタンス、つまりは有名なチトー率いるパルチザンのモサルビーナ地方における拠点となっていたのだ。このSpomenikが建つ以前ここには野戦病院があり、第二次世界大戦の終戦までにそこで900名ほどの方が亡くなったということだ。

    最初に紹介したSpomenikデータベースを日本語訳したものを簡単に紹介すると、このポードガリーチは第二次世界大戦中、ナチスドイツ侵攻によって設立されたクロアチア独立国、そしてその首魁であり、ナチスの親衛隊(SS)にすらその残虐性を恐れられたウスタシャという超極右政党に抵抗したレジスタンス、つまりは有名なチトー率いるパルチザンのモサルビーナ地方における拠点となっていたのだ。このSpomenikが建つ以前ここには野戦病院があり、第二次世界大戦の終戦までにそこで900名ほどの方が亡くなったということだ。

  • このSpomenikの横は盛り土になっているのだけれど、そこにその900柱が眠っているということだ。こういう情報は行った後に知ったので前もってしっかり読んでおけばよかったと少し後悔。完成した1967年にはチトーと奥さんも完成式典に参加したそうで、ユーゴスラビアの崩壊までは追悼の式典も開かれていたそうなのだけれども、崩壊以降は現地の人や珍しがって訪れる僕みたいな国内外の観光客しか来なくなっているようだ。

    このSpomenikの横は盛り土になっているのだけれど、そこにその900柱が眠っているということだ。こういう情報は行った後に知ったので前もってしっかり読んでおけばよかったと少し後悔。完成した1967年にはチトーと奥さんも完成式典に参加したそうで、ユーゴスラビアの崩壊までは追悼の式典も開かれていたそうなのだけれども、崩壊以降は現地の人や珍しがって訪れる僕みたいな国内外の観光客しか来なくなっているようだ。

  • Spomenikがある高台から見下ろしたポードガリーチの村の様子。

    Spomenikがある高台から見下ろしたポードガリーチの村の様子。

  • さて、帰路につくも、山を下る分ましとはいえ、さらに17.5キロだ。帰りはゆっくり紅葉も楽しみながら下山。

    さて、帰路につくも、山を下る分ましとはいえ、さらに17.5キロだ。帰りはゆっくり紅葉も楽しみながら下山。

  • 途中の農場にいた馬たち。

    途中の農場にいた馬たち。

  • 足を棒にしながら14時すぎになんとか起点のポポヴァチャ駅まで帰還。駅でむすっとしたおばちゃんから帰りのチケットを買う。大体行きと同じくらいの値段だった気がする。写真は駅の待合室に貼ってあった時刻表。

    足を棒にしながら14時すぎになんとか起点のポポヴァチャ駅まで帰還。駅でむすっとしたおばちゃんから帰りのチケットを買う。大体行きと同じくらいの値段だった気がする。写真は駅の待合室に貼ってあった時刻表。

  • 駅員室の目の前で日向ぼっこする猫駅員。東欧は猫や犬が多い。時刻表では14時55分までザグレブ行きの電車はないはずだったのだが、14時半くらいに電車が止まった。なんと駅員さんは行きと同じで一体何をしていたんだと言われた笑。

    駅員室の目の前で日向ぼっこする猫駅員。東欧は猫や犬が多い。時刻表では14時55分までザグレブ行きの電車はないはずだったのだが、14時半くらいに電車が止まった。なんと駅員さんは行きと同じで一体何をしていたんだと言われた笑。

  • ということでこの旅行記は終了です。正直35kmは辛かったです。3日くらい筋肉痛に苦しみました笑。この旅行記を読んで歩く人はいないと思います。ちゃんと国際免許取ってレンタカーしましょう。<br /><br />以上です。ここまでありがとうございました。

    ということでこの旅行記は終了です。正直35kmは辛かったです。3日くらい筋肉痛に苦しみました笑。この旅行記を読んで歩く人はいないと思います。ちゃんと国際免許取ってレンタカーしましょう。

    以上です。ここまでありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • ももであさん 2018/11/24 20:17:08
    参加します!?
    ひょぇ~ 修行僧のようですね。

    レンタカーは楽チンで良いのですが、結構高いので、
    ちょっと筋トレして正直35kmコース頑張ります!?

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