2018/11/05 - 2018/11/05
2176位(同エリア10389件中)
ムッシュさん
フェルメール絵画を1点観に、ロンドン郊外のケンウッド・ハウス(52)を訪問
ケンウッド・ハウス(英: Kenwood House)は、イギリス、ロンドンのハムステッド・ヒース公園の北端に位置するカントリー・ハウス、美術館である。フェルメールの『ギターを弾く女』、レンブラント晩年の『自画像』などの名画を所蔵することで知られる。
最寄駅は地下鉄ハムステッド駅。イングリッシュ・ヘリテッジが管理を行い、屋敷は第一級指定建築物(英語版)(Grade I listed building)に指定されている。ハムステッド・ヒースと繋がる形で広大な庭園を有し、毎年夏に行われる野外コンサートは、ロンドンの夏の風物詩である。
ノッティングヒルの恋人 - イギリスの映画。一部がケンウッドで撮影されている。
【フェルメール関連旅行記】
フェルメール絵画巡り:今まで35点の作品を鑑賞して来ました。1.ロンドン、ケンウッドハウス、ナショナルギャラリーで3作品、2.ワシントン~ニューヨーク、沢山のフェルメール名画(19作品)に出会えました。ラッキー!!等々
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11309167/
ロンドン関連旅行記
イギリス・ロンドン市内を散策
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11421711/
*
- 旅行の満足度
- 5.0
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Tube のノーザンラインに乗って、すこし郊外へ行きます。目的地はゴルダーグリーン駅まで。着いたら、バス210番でケンウッドハウスに向かいます。
ケンウッドハウスには、画家フェルメールの作品が1点ある。その鑑賞が目当てです。 -
ゴルダーグリーン駅前のバス停。210番に乗り、15分位かな?
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駅前ロータリには、多くのバスがあり。ターミナル駅です。
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バスの右手に見えるのがケンウッドハウス北口入口。
駅からバスに乗り、ここに来る途中で、何とバスがブロークンし、そこで乗客全員降ろされて、後続の別便に乗り換えるというハプニングがありました。
フォトの赤いバスは、その別便です。 -
バス到着です。バスを降りて、ケンウッドハウスの敷地へ。看板らしい表示の小さく、目立たない入口です。
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人気のない小路を進むと、館が見えてきました。これが、ケンウッドハウス(北面)です。小さな看板で表示してあります。
館内すぐに、係員が待機しています。
*元はイギリスの刑事マンスフィールド伯爵家の邸宅でしたが、20世紀にギネス・ビール会長アイヴィ伯爵が買収しました。
現在はアイヴィ族のコレクションを展示しています。 -
南面は、明るい感じのガラス張りで陽も入りそう。
1640年に建造されたカントリー・ハウスで、1764年に新古典様式に改築。1927年に、最後の家主となったエドワード・セシル・ギネス(初代アイヴァー伯)が国に遺贈し、一般公開されるようになった。現在は周 囲を取り囲む庭とともにイングリッシュ・ヘリテージに指定されており、コンサートなどイベントが開催される日を除き、夜間の立ち入りは禁止されている。館内には美術収集家でもあったアイヴァー伯による絵画コレクションが収められており、レンブラント、ターナー、レイノルズ、ゲインズバラなどの作品のほか、英国内で公開されているフェルメールの5作品のうちの1つ「ギターを弾く女」も所蔵されている。 -
南面の庭園では、ピクニックやコンサートが開催されるようです
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ケンウッドハウス庭園マップ
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南面は広大な丘陵の庭園公園です。この庭園を20分以上歩くと、ハムステッドヒースという、ケンウッドハウス公園の南口があります。そこから24番バス?でロンドン市内トッテナム方面へ向かえる。
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遠方は、ロンドン市内。かなり郊外までやってきました。
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いよいよ、館内のフェルメール絵画にご対面です。
フェルメール1672年 『ギターを弾く女』
*1974年にケンウッド・ハウスで盗難に遭いましたが、2ヶ月半後に戻ってきています。
やはり、ここから出張外出はしない絵でしょう。行かないと、見れません。
#右方が窓で、光は珍しく、右手からです。主役の顔辺りがハイライトで、空間感はバッチリですね。後ろの壁に風景画。これも稀。
*中心より左に人物を置いて身体の左端を断ち落とし、さらに顔を左側に向けて重心を完全に偏らせています -
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*窓が画面の右側にある作品。ギターを持った女性が中央よりもだいぶ左側。
着ている黄色い上着は「恋文」や「夫人と召使」にも見られるもので、フェルメールが実際に所有していたものであろう。
*背景の画中画である田舎の田園風景は、理想郷の寓意。 -
続いて、
レンブラント 1665年 『パレットを持つ自画像』ケンウッドハウス所蔵
#頭部、顔だけに光を当て、観る人の目線も、顔に集中させられる。
*レンブラント晩年の自画像の中では、堂々とした風格の代表的な作品。画家としてのプライドあり。円を構図に取り入れている。 -
観る人と、画面からの視線がぶつかり合う。
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*レンブラントが苦境にありながらも画家としての矜持を持ち続けていることを示している。まなざしは強く、白い帽子と毛皮の縁取りのガウンを身にまとい、左手には絵筆とパレットを持っている。画家としての誇りを示している。
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フランス・ハルス 1633年 『ピーター・ファン・デン・ブロッケの肖像』ケンウッドハウス所蔵
*レンブラント、フェルメールと共にオランダ17c絵画の三傑といわれる。
#人物デッサンが力強い。肖像画を得意とした。
*画中のブロッヘは、シンプルながらも高級そうな服装、穏やかな笑みを浮かべている。ひときわ目立つのは肩から胸元へと掛けられている金の鎖。これは、これまでの功績に敬意を表して送られたものであり、彼の自信と誇りを表している。 -
室内の様子
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ジョージ・ロムニー作 「エマ・ハミルトンの肖像画」ケンウッドハウス所蔵
#肩からショールに囲まれた部位にハイライトが当たり、美人顔が浮き出ています。
#ジョージ・ロムニーは、同時代のトマス・ゲインズバラやジョシュア・レノルズと並び称された著名な画家であった
#エマ・ハミルトンはロムニーの愛人。当時エマ・ハートは17歳、ロムニーは47歳であった。芸術家としてのロムニーにとっても得難い存在で、エマは肉体的存在感とプロのモデルにも匹敵する表現力と天性の魔性を兼ね備えていた。エマの肖像画を60点も残している。 -
室内の様子
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右側の絵:『Lady Brisco』(トマス・ゲインズバラ、1776年)ケンウッドハウス所蔵
左側の絵:次のフォト。 -
トマス・ゲインズバラ (1764年)『ハウ伯爵夫人メアリーの肖像 Mary, Countess of Howe』ケンウッドハウス所蔵
#顔にハイライト。左背後、遠方に明るい雲間と空。右背後に大きな枝振りの木。これで空間感もでている。下方の暗い茂みの背後で、主役がバッチリ浮き出ています。
*ゲインズバラの風景画家としてのと、肖像画家としての技量双方が表れた一枚。白いレースがあしらわれたピンクの優美な衣装に身を包み、洒落たポーズをとるメアリは美しく、その表情は凛々しい。一方で、彼女の背後に広がるいかにもイングランドの丘陵部といった風景は荒涼としている。華やかな衣装と暗めの風景との対比により、メアリはより魅力的に描かれている。 -
室内の様子
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アントワーヌ・ヴァトゥー 1684年「サクランボを摘む人のいる風景」ケンウッドハウス所蔵
#赤色スカートの可愛い女性が、ポイントで、主役で、際立っています。後方、中央の抜ける明るさが、画面の空間を表している。また、梯子に登っているboy の輪郭もクリアー。green系に、赤。効いています。 -
作者不明 「ダイドー・エリザベス・ベル(Dido Elizabeth belle)」ケンウッドハウス所蔵
2003年、この絵(作者不明)がケンウッドハウスで展示されるまでは、彼女の存在は知られていなかった。
#背景暗部にが、主役を引き立てる。左方の明部も、脇役を引き出し、且つ、空間感も表現してる。
webより
「ハバナ領で生まれた彼女ダイドー・ベル(Dido Elizabeth Belle1761-1804 )の父親ジョン・リンゼイ(Sir John Lindsay)は、24歳で英海軍の軍艦「HMSトレント」号の艦長として西インド諸島に派遣されていた。そこで交戦し拿捕(だほ)したスペイン船に奴隷としてとらわれていたアフリカ人女性Maria Belleと恋に落ちた。そこで生まれたBelleを自分の子供としてイギリスに連れて帰り、叔父である子供のいないマンスフィールド伯爵に預けたのが、彼女のイギリスでの人生のはじまりだった。このマンスフィールド伯が建て住んでいいた家がケンウッドハウスだった。」とのこと。 -
右上の絵画は、次のフォトです。
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アンソニー・ファン・ダイク 「ヘンリッタ王女の肖像」
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アンソニー・ファン・ダイク 1636年 『James Stuart, 1st Duke of Richmond and 4th Duke of Lennox』 ケンウッドハウス所蔵
#人物表現が抜群にリアル。 -
アンソニー・ファン・ダイク ▲ 「チャールズ1世の子供たち」ケンウッドハウス所蔵
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右は、Thomas Lawrence1825-27年 「 Miss Murray 」ケンウッドハウス所蔵
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トーマス・ローレンス1827 ▲「Miss Murray」ケンウッドハウス所蔵
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アルベルト・ カイプ1655年 【ドルドレヒトの眺め】 ケンウッドハウス所蔵
#ターナーの絵かと思いました。 -
ターナー1803年 『Coast scene with Fishermen』ケンウッドハウス所蔵
#こちら、本物のターナー作品です。海面、波間の表現が、抜群ですね! -
拡大
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英国を代表する画家、ジョン・コンスタブル(1776 ? 1837)による風景画
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アンジェリカ・カウフマン1771 「リナルドとアルミダ」
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ジョージ・ロムニー ▲ 「祈りのエマ・ハート」ケンウッドハウス所蔵
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ジョシア・レノルズ ▲「ペデスタルに寄り掛かる少女」ケンウッドハウス所蔵
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ジョシア・レイノルズ1787 「Master Philip Yorke」ケンウッドハウス所蔵
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ジョセフ・ライト・オブ・ダービー1770 ▲「ロウソクの灯りのもと子猫の着せ替えをする2人の少女」ケンウッドハウス所蔵
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ブーシェ作 ▲「サクランボ摘み」ケンウッドハウス所蔵
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ジュリアス・シーザー・イベットソン 「ケンウッドの三頭の長角牛」
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ブーシェ 「花摘み」ケンウッドハウス所蔵
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ブーシェ 「女の子にぶどうを差し出す男性」ケンウッド・ハウス所蔵
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フェルディナント・ボル 『婦人の肖像』
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ポンぺオ・バトーニ作品
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ケンウッドハウスの見学を終えて、駅に戻ってきました。
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