八重山ひとり旅 ｰ ピナイサーラの滝 上も下も行くのです ｰ

2018/11/08 - 2018/11/14

沖縄県一の落差のピナイサーラの滝。
一度は行ってみたいと思いつつも連休などはカヤック渋滞が発生するほど混むらしいと聞いていたので、これまでは行程に入れたことはなく遠くから眺めるだけでした。
旅行１週間前に扁桃腺炎で熱を出したことと、ピナイサーラはトレッキングがなかなかハードらしいという情報でギリギリまで迷いましたが、せっかくオフシーズンの平日に西表島に滞在できる日程なので「無理そうだったらリタイアでもいいや～」くらいの気持ちで挑戦してみることにしました。

エリア 西表島(沖縄)

• 交通手段: 船 ANAグループ

那覇空港乗り継ぎで石垣へ向かいます
時間に余裕があったので空港食堂で最初の沖縄メシいただきました

宮古島上空

石垣島上空
到着時にこんなに天気がいいのは初めてかも
天気が崩れがちな11月ですが今回の滞在中は良好の予報です

当日中に西表に渡るのは難しそうだったので初日は石垣泊。
ちょっと前から気になっていたゲストハウスおり姫さんに宿泊。2017年9月OPENのまだ新しい施設です。シャワーとトイレは共同ですが寝るだけなので充分でした。

ゲストハウスおり姫 宿・ホテル

翌日、朝イチの便で西表島へ
予定通りに進むか否か、一か八かの11月ですが上原便も通常運行！

またここに来られたことと天気に感謝しつつ具志堅さんにご挨拶

この船で上原港へ

上原到着後、船会社の送迎バスで本日の宿「さわやか荘」へ。ピナイサーラのツアーもこちらに申し込みました。
荷物を宿に預け身軽な状態でいざピナイサーラへ！

オフシーズンの平日ということもあり今日のツアー参加者は私一人、ガイドさんとマンツーマンです。この日３組とすれ違いましたが、２組はガイドさんとマンツーマンでした。

カヤックを降りてからの道が結構厳しいですよ、とのことなので２人艇にさせてもらいました。道中ところどころガイドさんが写真を撮ってくれており、これもガイドさん撮影。
自然の中にある音とパドルが水を掻く音しか聞こえない世界を進みます。

カヤックを降りてトレッキング開始！
序盤からまぁまぁハードです。
岩や木の枝・根っこに捕まりながら登るので自分のカメラを防水リュックから出して撮るタイミングはなかなか無い…

途中、足元に集中しすぎて頭を強打…「コレガ、ノウシントウ…カ…」と目の前が一瞬暗くなりましたが滝上の景色を見るまでは倒れるわけにはいかぬ、と気合を入れなおし歩く(よじ登る)こと約30分、滝上エリア到着

小川が流れ

それが滝に変わる場所

ピナイサーラの滝の上
写真に撮ることはできませんでしたがカンムリワシの親子らしき姿がありました。
鳴き方練習中なのか？静かな世界に鳴き直す下手くそなかわいい声が響いていました。

ピナイサーラの滝 自然・景勝地

遠くに鳩間島。
いろんな青と緑がいっぺんに目に飛び込んでくる感じ。

滝上から覗き込む滝壺

オフシーズンなので貸し切り状態。誰も来ません。この場所でランチタイム。
ガイドさんが分量を間違えたのか強烈に塩辛い八重山そばを作ってくれました。残せないのはなかなか地獄。

滝上の小川の奥は恐竜でも出てきそうな雰囲気。ヒカゲヘゴの存在感がすごい。

ランチ休憩を終えて次は滝壺へ。
道中、足元に鮮やかな緑色を発見！
慌ててカメラを防水リュックから取り出す。

サキシマカナヘビの幼体？
警戒心が薄いのかカメラを近づけても逃げませんでした。
か、かわいい！
生きてるのか心配になって物音を立ててみたら元気に逃げていきました。

動植物を観察しつつ滝壺へ
滝壺は泳げるらしいですが、泳ぎたいと思える色の水ではありませんでした。

滝壺はあまり長くいたい雰囲気ではなかったので早めに切り上げて宿に帰ってもいいかな、と思っていましたが、「まだ時間あるので干潟行きますか？」とガイドさんからの嬉しい提案♪

歩いてみたかった干潮時の干潟へ

ミナミコメツキガニ

干潟のヤエヤマヒルギ
この景色！やっぱり西表が好きだ！
ピナイサーラの滝は個人でも行けるらしいですが、日常にはない知らない危険もあるのでガイドさんにお願いして正解だったと思います。
以上、オフシーズンの平日のピナイサーラの記録でした。