２０１８秋～冬・近場でランチ（その３）勝山町へ

2018/11/01 - 2018/11/01

２０１８年１１月１８日（日）更新
　日曜日と雨の日以外は毎日仕事です。
　しかし晴天の本日久しぶりにお休み日となりました。
　以前から一度訪れたいと思っていた岡山県真庭市勝山。
　私の人生の転機に大変お世話になった人の地です。

エリア 真庭・新庄(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　自宅からマイカーで北上。
　津山より西へ。
　久世を通り過ぎ２時間半でＪＲ勝山駅に到着。
　駅の隣に観光客は無料の駐車場があります。

　訪れてみたいと思ったのはこの町の個性あふれる色鮮やかな「のれん」を見るため。
　駅の入口にもありました。

　駅の隣の公衆トイレにもありました。

　駅の中に入ってみると

　ありました、ひな人形が。
　ここ勝山はひな祭りの際、町並み保存地区のお店が各々お雛様を飾るそうです。

　駅の中に観光協会があります。

　こちらで勝山のれんマップをいただき、駐車場・昼食等の情報を親切に教えていただきまし　　　た。
　今日から「銀沫」プロジェクトが始まりましたよ。
　と云われましたが何のことやら。
　しかし１１月３日の「朝だ！生です旅サラダ」で紹介されていましたが銀沫とは山芋の事だそうです。
　しまった、食べてみたかった。

　文化センターに駐車。
　ここから町並み保存地区を歩きます。

　白壁や格子窓の商家や民家、なまこ壁の土蔵といった伝統的な構造物が並び、城下町のたたずまいを残す古い街並みが続きます。

　この町並みが最近話題になっています。
　ひな祭りのシーズンには各家がお雛様飾りが並びます。
　そして個性あふれる色鮮やかな「のれん」が揺れ、訪れる人々の目を楽しませています。

　家々の軒先に揺れる美しい「のれん」。

　勝山在住の染色家「加納容子」さんが、住まい手の思いを意匠に込めて、一軒一軒オリジナルで仕立てています。

　一枚一枚に、メッセージやストーリーが込められていて、住まい手がそれぞれに自己主張しているそうです。

　生活の中のアートとして、季節感あふれる町の風物詩に。

　ひらひらと手招きするように揺れる勝山ののれんは、訪れる人とのコミュニケーションツールになっているそうです。

　軒先に季節の山野草が飾ってあったり、古いものが美しくしつらえてあったりと生活を豊かに楽しむ工夫がなされています。

　かっての出雲街道の宿場町勝山。
　文豪「谷崎潤一郎」の疎開地でもあったそうです。

　そして私の大好きな映画「フーテンの寅さん」のロケ地でもあります。

　最終作（第４８作）「寅次郎紅の花」のロケ地です。

　観光協会で紹介された中華料理店へ。
　このお店ものれんがありますがとても中華料理店とは思えません。

　地元で人気のあるお店です。
　お客さんが訪れ、絶えず電話がなっていました。

　種類が多いランチのメニュー。
　さて、何にしましょうか。
　迷いましたが「チャーハン定食」をたのみました。

　卵スープと卵のあんかけ、野菜サラダ、杏仁豆腐、つけもの付き。
　なるほど評判のお店だね。
　美味しくいただきました。（７８０円）

　「御前酒」の「辻酒造本店」へ。
　全国版ではありませんが以前「長門勇」が「飲まにゃー　いい酒じゃけー」とテレビコマーシャルしていた酒造会社です。

　４０年以上前の事です。
　当時この会社の社長が地元の勝山町商工会会長。
　そして岡山県商工会連合会の会長もされていました。
　私は学校卒業後証券会社に就職。
　肌に合わず転職を考えていました。
　商工会の入社試験に運よくに合格。
　経営指導員として採用される予定でした。
　経営指導員は通産省の認可が必要でした。
　ところが私の履歴では難しいとの事。
　直ぐに辻会長が通産省まで行って話し合い許可がでました。
　辻会長の素早い対応で就職する事ができ、定年まで勤める事ができたのです。
　私の人生の転機で助けていただいた方なのです。
　就職後幾度もお会いする事ができ、お礼もいっています。
　辻会長はその後全国商工会連合会の会長も長く勤められ活躍された方です。
　背が高く、ハンサムで、学歴もあり、素敵な方でした。

　宿場町で蓮子格氏子の商家が並ぶ一角に趣のあるお店です。
　映画「フーテンの寅さん」ではこのお店で寅さんが一杯飲んでいました。

　隣に本宅があります。

　本店の道路を隔てた隣に販売店があります。
　受付のお姉さんにお世話になった辻会長の話をすると１０年前に亡くなったそうです。
　私の様に辻会長慕って、懐かしんで訪れる方も多いとか。

　辻会長の息子さんも早くお亡くなり今はお孫さんが代表者になっておられました。
　写真を見せていただきましたがハンサムで辻会長の面影のある方でした。

　こちらの「のみくらべ」を購入。
　色々とお話をしていただいた受付のお姉さんに「また寄って下さい」と云われ、お世話になった懐かしい辻会長に心の中でお礼を云ってお店を後にしました。