2018絶海の南大東島ふらり旅vol.2(島の大自然発見ドライブ)

2018/10/08 - 2018/10/08

2018年10月，沖縄の南大東島に，１泊２日でふらりと行ってきました！　那覇から東へ360キロ。周りに何もない絶海の孤島は，大自然の絶景とのんびりした風景が広がっていました。

旅の２日目もドライブです。「星野洞」と「ふるさと文化センター」で島の自然や文化を発見した後は，のどかなさとうきび畑を抜け，青い海の風景を楽しみます。

エリア 北大東・南大東島(沖縄)

南大東島で迎える朝。

おはよう～♪

集落をてくてく歩いてゆくと．．．

あちこちで．．．

ねこちゃんたちに出会います。

さて今日は．．．

島のどんな風景に．．．

出会えるのでしょうか。

さっそく車を走らせてゆくと．．．

畑の中になにやら見つけました。

「星野洞」とあります。

星野洞 自然・景勝地

さっそく中に入ってゆくと．．．

目の前にいきなり広がる．．．

数えきれないほどの鍾乳石！

天井からつり下がっているかと思えば．．．

地面からも盛り上がっています。

気が遠くなるほどの年月をかけて．．．

大自然が創り上げてきた．．．

真っ白な芸術作品に．．．

目を奪われます。

長く伸びた鍾乳石から．．．

水が滴り落ちては．．．

時を刻んでいます。

まるで地底探検隊になった気分で．．．

白と暗闇の世界を．．．

奥へ奥へと下ってゆきます。

この神秘の世界から．．．

ふたたび外に出ると．．．

地下の世界が信じられないような．．．

のどかな風景が広がっていました。

青空が少し見えてきました。

ここは「ふるさと文化センター」です。

ふるさと文化センター 美術館・博物館

島の歴史と文化が紹介されています。

長い歴史の間．．．

人を寄せつけることのなかった．．．

絶海の孤島。

人の住む歴史は意外に浅く．．．

明治のはじめ，八丈島の開拓団が．．．

この島にやってきたのが出発点です。

戦前までは．．．

製糖会社による支配体制。

そんな南大東島にも訪れた．．．

戦禍のとき。

戦後になると企業支配は終焉を迎え．．．

島の土地は．．．

正式に島民のものとなりました。

遠い島とはいえ，今では．．．

容易に訪れることができるようになり．．．

島のことも知られるようになってきました。

沖縄文化とは異なる雰囲気は．．．

このような島の歴史が．．．

背景にあったのですね。

おや？

機関車が展示されていますよ。

かつて南大東島には．．．

小さな鉄道が．．．

島中を走っていました。

その名はサトウキビ列車。

収穫したサトウキビを満載にして．．．

島にはりめぐらされた線路を．．．

カタコト走っていました。

サトウキビは島の産業。

島を牽引してきたという．．．

気高い誇りを感じます。

さて，そろそろお昼どき。

大東そばを．．．

大東そば 伊佐商店 グルメ・レストラン

いただきます～♪

おだやかな風にふかれて．．．

島を走ってゆきます。

気がつくと．．．

背の高さ以上に伸びた．．．

サトウキビに囲まれていました。

さわさわ揺れるサトウキビ畑を．．．

のんびり進んでゆくと．．．

青い海が見えてきました！

海軍棒プール 自然・景勝地

坂を下ってゆくと．．．

岩の向こうから．．．

波の音が．．．

ひっきりなしに聞こえてきました。

ふと遠くに目をやれば．．．

となりに浮かぶ北大東島。

ほかに見えるのは．．．

輝く海と空の色のみ。

波の音を聞きながら．．．

ぼんやり過ごしていると．．．

聞こえてくる飛行機の音。

さてそろそろ．．．

帰る時刻が近づいてきました。

帰りの飛行機に乗り込みます。

ゆっくり動き出したかと思えば．．．

みるみるうちに．．．

島の全景が姿を現わしました。

．．．かと思えば．．．

あっという間に．．．

水平線の向こうへ。

どこまでも広がる．．．

海と雲の世界を．．．

小さな飛行機は進んでゆきます。

那覇空港に着きました。

飛行機を乗り換えて．．．

飛び立つころには．．．

輝く夕日が．．．

海の向こうへと．．．

静かに沈んでゆきました。

さて次は．．．

どんな風景に出会えるのでしょうか。

～おわり～