2018/11/03 - 2018/11/03
46位(同エリア107件中)
ハンクさん
「白村江の戦い」については恥ずかしながらその名称しか知らなかった。今回この古戦場を訪れ、現在の日中韓朝の関係を鑑みると大変興味深い戦いであるため、ここに少し書き留めておこうと思う。
「663年天智天皇の治世に朝鮮半島白村江河口付近で日本・百済連合軍と唐・新羅連合軍が激突した。660年に百済は唐・新羅の攻撃を受けて、実質的に滅亡したが、その遺臣たちはなおも百済復興のために戦い、日本に対して救援軍の派遣を求め、あわせて当時日本に滞在していた百済王子余豊璋を新国王とすることによる王家再興を要請した。これを受諾した中大兄皇子ら日本の支配層は663年総勢27,000人の軍隊を朝鮮半島に派遣した。しかし日本軍は白村江において唐の水軍と対戦し大敗を喫し、多くの戦死者を出して退いた。敗戦によって日本の国家的未成熟さを思い知り、これを契機に唐制に倣った律令国家の形成に着手した。」
2015年に世界遺産に登録された百済歴史地区とは、4~7世紀に朝鮮半島西側で栄えた百済の古墳群のことで、韓国中西部の3地区にある百済王朝の8資産で構成される。当然すべてを訪れることはできないので、白村江の古戦場に近い扶余を訪れることにした。ここは仏教文化が栄えた百済の最後の都だった。ソウルからはバスで約1時間、上記の白村江(白馬江)に近く、扶蘇山城、扶餘羅城、五層石塔(百済塔)が残る定林寺址などを散策して回った。日本・中国・韓国の古代王国間の交流の歴史を知ることができ、百済の来生観・宗教・建築技術・芸術美などに接することができた。皆さんにもお勧めのスポットである。
それにしても韓国という国は、面積は日本の約4分の1、人口は約40%の5150万人。不幸にして南北に分断され、朝鮮戦争はまだ終結していない、という状態であるが、自動車、テレビなどの電気機器や半導体産業、また野球やサッカー、ひいては国防まで、あらゆる分野で韓国は日本に対する競争心をむき出しにする。近い将来ではないかもしれないが、ドイツもヴェトナムも国家統一を成し遂げ、朝鮮半島も統一されるかもしれないことを視野に入れるべきであろう。日本にとって更に強力なライバルが出現することは想像に難くない。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
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