2018/11/02 - 2018/11/04
6位(同エリア27件中)
norikoさん
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2015にアカデミー賞4部門を受賞した「グランド・ブダペスト・ホテル」のロケ地として一躍有名になったゲルリッツ。スタッフは舞台となる地を求めて欧州中を探し回ったそうです。
戦争での破壊からほぼ免れたため、息を飲むような歴史ある美しい建物が建ち並ぶ反面、その隣には壁が剥がれ落ち、ブロックや板が打ちつけられてボロボロになった建物がひっそりと建っているという、旧東ドイツ独特の雰囲気が素敵な町でした。
大戦後は旧ゲルリッツ市内のナイセ川に国境が設けられ、町が二分されて西側がザクセン州ゲルリッツになりました。たいして大きくない橋を渡れば、そこはポーランドであり、貨幣はPLN、ポーランドの人々が住むズゴジェレツです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベルリン、ツオー駅から出発し、コトブス乗換で約3時間の予定。ドイツの電車は大体時間通りにいかないことが多く、この日も8分遅れで出発。乗り継ぎ時間は5分で、コトブスから乗る予定のチッタウ行きは1時間に1本。ということは、8分遅れが1時間遅れになるということ。実際には20分以上遅れたけど、ごめんねという言葉を期待しない
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最新式の電車
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中はこんな感じ。きれいで、揺れが少なく快適
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昼過ぎにゲルリッツ駅に到着
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駅構内はこじんまりとしていて、
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天井がとっても可愛い
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中に反して厳めしい外観
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駅前のベルリナー通りをまっすぐ進む
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しばらく歩いて振り向いたところ。遠くに中央駅が見える
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ショッピングパサージェ(アーケード)
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まず着いたのはポストプラッツ。郵便局広場
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郵便局
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続いてマリエン広場。ディッカー塔。ドイツ語で太っちょの塔の意味。納得
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観光客が一杯
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塔は4ユーロで登ることができ、何人か集まったら案内を始めるそう。集まりそうになかったので、迷っていたら管理人さんが中の写真を撮らせてくれた
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ベランダからマリエン広場を見下ろす牛
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さらに進んでオーバーマルクト広場へ。ライヒェンバッハ塔
ライヒェンバッハ塔 建造物
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次々に付け足して作ったらしい。下は通路になっている
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すぐ前の文化歴史博物館と対になっていて、登りたいならそこで3ユーロのチケットを買いなさいと書いてあった
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市に貢献した市長、ゴットロープ・ルートビッヒ・デミアニの像。この場所はデミアニプラッツという小さい広場
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オーバーマルクト広場の東端にやっとインフォメーション発見
観光案内所 (ゲルリッツ) 散歩・街歩き
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オーバーマルクト広場の建物
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オーバーマルクト広場の建物。町の至る所に噴水がある
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ウンターマルクト広場へ。1526年にできたシレージェン博物館
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1378年にできた市庁舎の時計塔
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上が時刻で、下が月日を表しているというのだが、今日は11月2日で・・
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市庁舎横の階段。市長が広場の市民に向かって演説をした由緒ある階段なんだとか。彫刻や像が本当に素晴らしく、アップで写さなかったことを非常に後悔
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市庁舎
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ナイセ川へ到着!
橋を渡るとそこはポーランド、ズゴジェレツ -
ポーランド側。この灰色の建物にコンビニが入っていた。中は割ときれい
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ズゴジェレツの町をしばらく歩いてみた。この建物は相当古いが、1階はリニューアルして床屋になっていた。直してあるところとないところの差がすごく激しい
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BARBER SHOPは読めてもポーランド語は読めない。橋を渡っただけで違う言語が存在することを実感
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ポーランドから見たドイツ側
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橋の全景
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うろうろした後、結局、橋のたもとのポーランド側のレストランで食事をすることに
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ポーランドビール「BRACKIE」。英語だとそのままブラッキーだが、「ブラツキ」のように発音すると教えてもらった。
料理はポーランドの伝統スープを飲んでみた。中にゆで卵や鶏肉、ウインナーなどがたくさんに入っていて、酸味があっておいしい。これだけでおなかが一杯になるが、 -
ポーランド餃子のピエロギは外せない。
中身はポテトや色々な野菜や肉が入っていておいしい!! 好みに応じて、揚げたりゆでたりしてくれる。ビールをおかわりしたので、おなかパンパン。
ユーロが普通に使えて、お姉さんはドイツ語も英語も流暢 -
サワークリームで頂くと、超おいしい。
ポーリッシュ・ポタリーのお皿が素敵。絶対買って帰ろう -
夕方だけど、食事を終えて外に出るともう暗い
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夜のポーランド側
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一旦ゲルリッツのホテルに戻って夜の散歩。市庁舎はこんな感じ
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教会の塔がぼんやり浮かび上がって、ものすごく幻想的
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猫もいたりする
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レストランが凄く多いのにも驚いたが、大体どこも満杯なのにこれまたビックリ。数件回ってやっと入ることができた。どこもにぎやかで、みんな楽しそう
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LANDSKCRON。ランツクロン。ゲルリッツの地ビール。
飲みやすくて、ホントにおいしい。どのレストランにも置いてある。
これはトマトパスタ。下にルッコラがたくさん敷いてあった。
とりあえず、1日目お疲れ様
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この旅行記へのコメント (3)
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- Reinheitsgebotさん 2019/08/22 07:50:04
- 映画には疎いので
- あのデパートが“The Grand Budapest Hotel”に使われた、あれやこれやはまったく知りませんでした。そして、そんな街を見たいという旅の設定がすばらしいと思います。
車で日帰り旅行する最大のデメリットは、ビールぐびぐび!ができないことで、ノンアルコールで半日過ごすのはちょっとストレスですが、行動範囲が広がってくれるので、旅行しつつもなお出不精が、いくぶんかは解消されるかな。
>グーグルでHPを探したのですが
僕のブログをお探しでしたら、こちらです。違う探し物でしたらごめんなさい。
https://hi-damari.at.webry.info/
2005年4月に始めたブログなので、それ以前の記載はありません。旅行記も“まじめに”書くようになって10年くらいのもので、おまけに行く場所も十年一日ですし。
そもそも旅の目的がオペラやコンサートに出かけるというものなので、それ以外はどうしてもぞんざいになってしまいます。
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- Reinheitsgebotさん 2019/08/21 06:46:04
- ゲルリッツを訪れたのは……
- もう16年も昔のことでした。
ドレスデンからレンタカーを借りて、日帰りで往復。車を走らせれば一時間で着いてくれました。
当時、ポーランドはEU加盟前だったので、国境検問所があったので、旅行記のような往復でした。我々が渡ったのは上流にある橋でしたね。歩行者は車道の下にある道を渡ってパスポートコントロールでスタンプをもらいましたが、今はもう歩行者専用道はなくなってしまいましたね。
ちょっと小ぶりな市電が走っているのがうれしくて、それがゲルリッツの街並みに溶け込んでいるのが印象的でした。帰り道を走っていて、かわいい市電車庫を見つけたのもうれしいことでした。
何となく思いついての往復だったので、町についての情報をほとんど持たずに訪れたのはもったいなかったなあと反省しています。
旅行記楽しく拝読いたしました。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11480538/
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11480887/
- norikoさん からの返信 2019/08/21 18:07:40
- Re: ゲルリッツを訪れたのは……
- コメントありがとうございます。
16年も前にいらっしゃったのですね。そういう方とここで繋がって、様子を聞かせて頂けるなんて、なんだか感無量です。
私が最初にこの町に興味を持ったのは、大ヒット作「グランド・ブダペスト・ホテル」の撮影地ということからでした。調べてみると、アールヌーボーの建築類、ドイツ最東端、橋を渡るとポーランド、ポーリッシュポタリー・・・
絶対行きたいと思いました。
普通この程度の町であれば日帰り、もしくは1泊で十分だと思いますが、2泊して食事等を楽しみながらゆっくり町を味わいました。ドイツ国内は結構回っていますが、ここはお勧めの町だと思います。
建築類はきれいにお色直しがされていて本当に美しいですが、写真を見て頂いた通り、直されてない建物は悲惨な状態で、あまりにも対照的です。でも、それはそれで歴史を感じさせ、私はきらいではありません。
2日共、お天気が悪く写真がぼやけていますが、旧東ドイツの雰囲気が出ているなあと思ったり・・。
追伸;ごめんなさい。グーグルでHPを探したのですが、うまく見つかりませ
んでした(・・;)
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