紅葉の蛇垰山

2018/10/27 - 2018/10/27

中央高速道路を園原で下り、阿智に向かった。
日本一の星空の村と認定されているらしいけど、出かけた日は満月でおまけに天気は下り坂。

それでもめげずに153号線を進み、浪合村に入っていくと素晴らしい紅葉が待っていた。

エリア 阿智・平谷(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

高速を降りて昼神温泉を通り過ぎ
浪合村の御所の里というお蕎麦屋さんに向かう
食いしん坊な同行者が「五平餅、五平餅」と喚くので
ネットで探したらそこしか見つからなかった。
とんでもない山奥で「？？？？？」と進むとぽつんと一軒それらしいものが

地域交流センター兼食堂は愛想のいいおばさんが一人で頑張っていて
地元の人がぽつぽつと食べにくる

天ぷらは時間がかかるのでと、漬物と栗の渋皮煮をサービスしてくれた

やっときた天ぷらそばと五平餅セット

お腹が満たされて治部坂スキー場の峠に向かった。
紅葉真っ盛りの駐車場に車は多い

ここに、人気のパン屋さんとジャム工房がある。
まったくひと気のない山中をはしってきたのに、突然の人だかりでびっくり

ドアで隔てられたパン屋さんはすでに品薄状態
人気のアップルパイの第二弾がもうすぐ焼きあがるというので
取り置きを頼んで隣のジャム工房へ、

人のいない所を選んで撮ってもどうしても人物が入ってしまう賑わい

リンゴバタージャムと梅ジャムを買った

駐車場から車で登れる馬の背へのルートを確認

紅葉の並木の先は自然美術館と別荘地に続いている

標識で馬の背確認。
ミュー自然美術館も入場者が多そうだった

別荘地を通り過ぎると道は狭くカーブも多く、
対向車が来たら手間取りそうな林道になった。

車窓から見渡す紅葉は素晴らしく圧巻。
数年前,栗駒山で見た紅葉を彷彿とさせた

林道は建設省のゲートが締まり、一般車はここまで。

馬の背駐車スペースに先行車が一台停まっていた。
なだらかな坂を上って馬の背展望所まで10分ほど。
雲行きが怪しい.
真正面の三角の山が明日の本番の山　大川入山。
天気が心配

空はすっかりくもって風が冷たい

手前の山裾に半分隠れるように南アルプスの北岳、仙丈ケ岳。
真ん中に中央アルプス、北アルプス、
どれもぼんやりかすんで相当山慣れた人でないと見わけは難しい。

真ん中に霞んでいるのは塩尻と松本の間の鉢伏山。
天気予報は晴れのはずなのに雲が空を埋める

せっかくなので、蛇垰山の山頂を目指し登山開始。
1時間もかからないはず。

樹間の紅葉が美しい

一瞬の青空に輝く紅葉はもっと美しい

巨大な鉄塔が林立する山は　う～ん　やはり鬱陶しい

鉄塔だらけの道をめげずに登ります

建設省の雨雲レーダーです。これでデーターを取っているのでしょうね

看板。読んだけれど忘れた

門のプレート　。お世話になります

レーダーの後ろの広場に武田信玄ののろし台の跡があります。
直径10ｍほどの円の真ん中に炭のような燃え跡が。
南北アルプス、中央アルプスまで見渡せる広場が
のろし台に選ばれたのには納得

電波塔が林立するのも納得

カラマツが美しい。
クヌギやモミジの多い山で
カラマツは数本しか見当たらなかった

山頂の展望台　かなり錆びています。
登っても楽しくない

のろし台から少し下り、登り消して蛇垰山山頂です。
藪に囲まれ展望はいまいち。

展望台が必要です

寒くなってきたので下山。ほんの少し下っただけで再び紅葉の海へ

こんな山奥でも頭上にたくさんの電線。
山頂にあれだけの施設があるのだから仕方ない。
行きは登山道、帰りは車道ゲートまで往復2時間の
紅葉見物でした。