2018/10/24 - 2018/10/25
113位(同エリア691件中)
Bachさん
「ケーブルカーで行く天空露天風呂」というキャッチコピーに魅かれて、四国の真ん中に位置する大歩危・祖谷(いや)渓谷(徳島県)に行ってきました。
三大秘境(岐阜・白川郷、宮崎・椎葉村)の祖谷渓谷、三奇橋(岩国の錦帯橋、山梨の猿橋、or黒部の愛本橋)のかずら橋、平家落人が潜んだと言う平家屋敷にホテルかずら橋のケーブルカーで行く天空露天風呂は大満足の旅になりました。
秘境だけに大型バスの通行は出来ず、マイカーでも行きにくい所なので、意外と穴場スポットかと思われましたが、御多分に漏れずこんな秘境でも外国人観光客は増えて(おかげで地元の人は喜んでいるようでしたが)、何とゴールデンウィークには「かずら橋」を渡るのに3時間待ちの行列が出来たそうですから、これでは秘境とは言えません。
幸いにして紅葉も見ごろになリ始めた時期にもかかわらず、有名な「かずら橋」はほどほどの観光客でスムーズに渡れましたが、今回の一番の観光スポットは奥祖谷の「二重かずら橋」です。こちらの「かずら橋」は、大歩危から1時間以上かかることもあって観光客も少なく、しかも標高1000mの所にあるので、紅葉はちょうど見ごろになっていて、「かずら橋」も3つ残っているうちの2つがあり、それに人力でロープを引っ張って動かす「野猿」という昔ながらの乗り物も楽しめて、この観光コースには絶対はずせないスポットで、観光タクシーを使って行くだけの価値は充分にあります。
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「大歩危祖谷渓谷」パンフレットのコピー
やはり秋の紅葉シーズンが一番 -
1日目は、大歩危駅スタート~ホテルかずら橋まで
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2日目は、ホテルから1時間余りの奥祖谷二重かずら橋まで行って大歩危駅まで
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大歩危駅に到着
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ホームに着くなり秘境という感じ
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ひなびた駅舎もいいが、特急が停まるのに無人駅
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無人駅なのに、駅長の妖怪「子泣き爺」がお出迎え
大歩危出身らしい -
タクシーで大歩危船下り場まで移動
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乗船の前に地元名物「祖谷そば」
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大歩危から小歩危のあたりまで4kmを30分で往復
大歩危は、国の天然記念物・名勝に指定されており、剣山国定公園に含まれている -
このあたりは吉野川の激流によって削られた峡谷で、巨岩、奇岩が8km続く大歩危と、下流の曲がりくねって流れの速い小歩危が続く。
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川の色が綺麗な青灰色や緑色(エメラルドグリーン?)をしているのは、砂岩が変形して出来た砂質片岩(さしつへんがん)が風化しているため
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砂質片岩は硬く分厚い地層が波状に曲りひびが入って浸食されて大歩危が生まれた
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妖怪屋敷:この地区に伝わる70体の妖怪を展示紹介している。(入館料500円)
ゲゲゲの鬼太郎にも多数出演しており、水木しげるからの認定も受けているらしい。 -
「野鹿池の竜神と乙姫」野鹿池山(のかのいけやま)に伝承地があり、乙姫に化けた竜神が麓の里や讃岐まで出かけていたという妖怪。
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祖谷渓谷:1700m級の山々のすそ野に広がる険しい渓谷
日本三大秘境の一つ(他は、岐阜・白川郷、宮崎・椎葉村) -
タクシーで平家屋敷へ移動(入館料500円)
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平家の赤旗:赤旗は平家の軍旗。平家の落人の場所は全国いたる所に存在するが、ここには平家の「赤旗」が残っていることから信ぴょう性が高いとされている。
平清盛は北面の武士で天皇に対し南側に位置して仕えたから、五行思想の南は赤色から赤にし、源氏はこれに対抗して白との説があり、運動会や年末の紅白歌合戦はこの源平合戦に由来すると言われる。 -
大歩危駅の標高191mから標高600mまで結構登ってきたところにある
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江戸時代の民家をそのまま保存しており、現在の建物は幕末から明治時代に宮大工が3年掛けて造られたという。
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安徳天皇の御典医、堀川内記の子孫代々の屋敷で、平家の資料や遺品を展示。堀川内記は平家滅亡の折に一族とともに入山し、薬草の豊富な祖谷の地で、医業と神官を務め、後に当地西岡地区の庄屋となり西岡の姓になって代々続いている。
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庭には、樹齢800年の老樹・大つばき、大もみじ、金もくせい、銀もくせいがそびえる
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「コビラ玄関」?という珍しい造りがあり、部屋には壁、押し入れがなく、戸をはずすと1室となる
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囲炉も火を通したままで情諸が漂う
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館内には、鎧・旗・古文書・生活用具などが展示されている。
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土蔵は木造瓦葺きで、この時代では珍しく、上から火が入らないように屋根を上に乗せた状態になっており、火いらずの蔵といわれた。前戸は三重になっており、外戸は土で出来ている
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平家屋敷(標高455m)からの眺望
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タクシーで小便小僧まで移動
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祖谷街道中一番の難所と言われる七曲りにあり、作業員や子供たちが度胸試しに小便をしていたという。標高600m
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谷底まで200m
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1968年地元の彫刻家が制作
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祖谷三名の含礫片岩: (三名は昔の村の名前)
含礫片岩は、古生代に堆積した礫岩の地層がプレート運動で沈み込んで出来たもので、日本国内においては非常にめずらしく祖谷・大歩危でしか見ることができない。礫粒(れきりゅう)は堆積当時の陸地の状態を知る一つの手がかりとなっており、徳島県の定天然記念物となっている。 -
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祖谷(いや)のかずら橋(入場料550円)
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日本三奇橋:岩国(山口県)の錦帯橋,甲斐(山梨県)の猿橋,or黒部(富山県)の愛本橋、祖谷のかずら橋
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祖谷の粉ひき節:平家の落人が残された土地を開拓して作った粟やひえを粉にするために石臼を回すことが大変重労働であったので、その労を慰めるために誰の口からともなく歌い継がれた民謡。
祖谷のかずら橋や 蜘蛛の巣(ゆ)のごとく/風もふかんのに ゆらゆらと/吹かんのに 吹かんのに風も/風も吹かんのに ゆらゆらと (2番)都想えば 月さえ雲る/飛んで行きたや あの空へ -
祖谷のかずら橋:追っ手から逃れる平家の落人がいつでも切り落とせるようにかずらで作ったという説や、祖谷に巡行された弘法大師が困っている村人の為に作ったという説など諸説ある(標高365m)
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冬場の厳寒な山野で採取した「シラクチカズラ」で作られ、長さ45m、幅2m、水面上14m、重さ5トン。
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水面上14mの底板の間隔が結構広く、バラバラなので、雨の日などはかなり怖そう。
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3年ごとに架け替えられるという
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大切な生活路として祖谷川各所に架けられ、かつては13本あったが、今では西祖谷と東祖谷の二重かずら橋の2か所3本だけが残る。
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ホテルのサービスで夜8時からライトアップの見学も出来たが、宴席の真っ最中だったため、残念ながら見れず。後悔!!!(観光協会の写真を拝借)
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50m先に滝
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高さ50mの滝。
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びわの滝:平家落人が京の都をしのびこの滝で琵琶を奏で、つれづれを慰め合ったという
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ホテルかずら橋
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ボンネットバスがあり、夜のかずら橋ライトアップに連れて行ってくれる
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名物は「ケーブルで行く天空の露天風呂」
3つの露天風呂と貸切風呂3つ、茅葺の休憩所と和風庭園、足湯がある -
無人のエレベーターと全く同じ操作で動く
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5分ほど乗ると露天風呂に着く
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足湯や露天風呂からは平家の里が一望できる
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夕食は、囲炉裏料理で、郷土料理のでこまわし、鮎の塩焼き、いたどり、阿波牛、阿波尾鶏など。
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でこまわし:そば団子、かた豆腐、こんにゃくを串刺ししたもの
(でこは頭) -
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翌日ホテルの朝、ロビーに行くと先客が2人
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ホテルから観光タクシーで奥祖谷へ移動中、
途中に「かかしの里」 -
リアルなかかしが畑仕事をしたり、日向ぼっこをしている
この地区・名頃の住民は30数人であるが、かかしは180人以上おり、毎年増加中 -
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制作者は綾乃さんという人で、大阪から故郷の名頃に帰りかかしを作って10年以上
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1時間以上かかって奥祖谷の二重かずら橋に到着(入場料550円)
祖谷のかずら橋(標高365m)から標高1018mまで上がるので比叡山848mよりも高い -
約800年前、平家一族が剣山の馬場での訓練に通うためにかけたといわれる橋
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男橋(おばし)と女橋(めばし)の2本があり「夫婦橋」とも言われる
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女橋のすぐ横にロープを引きながら渡る人力ロープウェイ野猿がある
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男橋(おばし)は祖谷のかずら橋の45mより少し短い:長さ42m、幅2m、水面上12m
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女橋(めばし)は男橋より少し短い:長さ22m、幅1.2m、水面上4m
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女橋のすぐ横に野猿:長さ20mがある
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野猿はロープを引きながら渡る人力ロープウェイ
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野猿は2人乗り
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野猿は屋形と呼ばれる木の籠に乗り手でロープを手繰り寄せながら渓谷を渡る姿が猿に似ていることからそう呼ばれる
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大人でも童心に戻って楽しめるアトラクションになっているが、かなり疲れる。
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帰りの大歩危駅のホームにもかずら橋のミニチュアが
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たまたま観光列車「四国まんなか千年ものがたり」(多度津~大歩危間)と隣り合わせで、帰路の途へ
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