2016/02/08 - 2016/02/19
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どっちゃんさん
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初めて訪れたチュニジアのジェルバ島
そこで偶然知り合ったタクシードライバーとの交流記
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フームスークは思っていたよりも大きくてにぎやかな街だった。観光案内所に行きたかったのだが通じず、ひときわにぎやかな広場で降ろされた。
観光案内所を尋ねながら、ひとまずぶらぶら歩くことにした。広場の一角では陶器屋さんが色とりどりの変わった形の器を所狭しとばかり広げていた。珍しい形に興味がわく -
観光案内所の近くで待っていると、ポンコツに近い車とそれに近いドライバーが乗ったタクシーが通りかかったので、手を挙げて止めた。
「リゾート地区のヴィンシーヘリオスビーチホテルに行きたいのだが、わかるか?」
と聞いたところ、「わかる」という。(本当かな?)と思いながら車に乗り込む。
後部シートは切れていたし、車もお世辞にもきれいとは言い難い。正直少し後悔した。 -
しかし、この出会いが「アリ」との運命的ともいえる出会いとなった。「アリ」のおかげで、その後のジェルバ島での滞在が楽しく有意義なものになったのだ。
偶然なことに、これから向かおうとするホテルのブティックに息子が勤めているという。どうりでホテルのことを知っているわけだ。
見かけによらず人柄も良さそうだ。
ホテルに着いたとき、息子さんも出てきて迎えてくれた。私は、明後日の島内観光に車をチャーターすることを約束してアリと別れた。
-
翌々日10時に約束通り、アリのタクシーがホテルに迎えに来た。
今日はアリの車をチャーターして、ジェルバ島で私が行きたいところをまわって貰うことにしていた。料金は交渉のすえ、50TD(約3000円)で折り合いがついた。
淡路島と同じぐらいの広さのジェルバ島をこの料金で半周して貰えるのだから、安いと思わなければいけない。
まずは、遠いところからということで、島の南側に位置する陶器の町、ゲララを目指すことにした。
40分も走っただろうか、ゲララの町の手前に陶器の工房があって、アリの口利きで工房を見学させてもらうことが出来た。
-
工房には素焼きの壺などが山と積まれいる。
工房を案内してくれた人は、それは親切で、工房に掘られている横穴に実際入り、土が採取される様子から陶器が出来あがるまでの作業工程を説明してくれていた。
また、陶器へ直接模様を入れていく作業も実演して見せてくれた。
せっかくのデモンストレーションに、チップをはずむなり、お土産の1つも買ってあげればよかったのかなあ、とちょっぴり反省する。 -
小高い丘の上に、青い空にとびきり映える白い建物が眺められた。あれが「ゲララ博物館」の建物だという。
「ゲララ博物館」はチュニジア各地方における色とりどりの伝承衣装と、慣例行事などの様子がマネキンを使って展示されているユニークな民族博物館だ。 -
チュニジアの慣例行事のいくつかのシーンが立体的に見られるので、見てても飽きないし、とにかく面白い。
たとえば、家事、食事の様子、女性が足の除毛をしているシーンとか、子供が出来るように祈る儀式「懐妊祈願」、そのほか伝承的な様々な花嫁衣裳、占い師、漁師、などなど興味に尽きない。
これは、「ジェルバの結婚式(5日目)」の様子だ。
結婚して5日目に初めて皆の前で素顔を披露する儀式だという。 -
ゲララ博物館の見学を終えたあと、「ラ・グリバのシナゴーグ」へ向かった。
エリアーダの町からさらに1kmほど行ったところに、ユダヤ人の集会所であるシナゴーグがある。
このシナゴーグは現地ではエル・グリーバ(アラビア語で驚異・奇跡の意味)と呼ばれており、現在でも、世界中のユダヤ教徒が訪れる巡礼地であり、ユダヤ教徒にとっては聖域でもあるという。 -
ジェルバ島で一番行きたかった場所が「Djerbahood」という小さな村だった。
この小さな村の隅々街角や建物に描かれている最高の芸術作品を鑑賞するのが楽しみにしていた。
世界中からのアーティストがこの村で周りの壁に自分の作品を発表していて、世界でもユニークな散歩が出来るのだ。 -
ところが、ドライバーのアリは、芸術にあまり興味がないのか、絵はここだけだよとばかり・・・かわりにこのホテルを見学していったら、とホテルの女主人に私を紹介してしまった。
芸術に造詣のありそうな女主人だったから、ホテルの写真を撮らせてもらった。 -
フームスークの町に向かう途中で、ドライバーのアリが、「ランチにはなにが食べたい?」と聞いてきた。
私がすぐに思いつかず、無難なところで 「スパゲッティ!」と答えると、「そうか」と言ったあと、携帯で何やら話していた。
フームスークの町に入ると、そのまま港のほうまで行く。やがて着いたのが、「スペイン人の砦」と呼ばれる「ボルジュ・エル・ケビール」である。 -
【アリの自宅】
砦を見学し終わったあと、突然アリが、
「昼食にしよう!スパゲッティはないけどいいか?」 と言って、私を自宅に招いてくれた。
フームスークにあるアリの家はとても立派な建物で、しかも真新しい。
アリの初めの印象は、アラビアのロレンスに出てくるオマー・シャリフを幾分老けさせたような風体で、その動きにもどこか威厳があった。また、五男二女の立派な父親でもある。
そんなアリとは、どこか気があっていたが、自宅まで招いてくれるとは全くのサプライズである。 -
アリが、リビングのソファに私を座らせてくつろがせる。広くてきれいな部屋は気持ちがいい。天井のシャンデリアもしゃれている。
しばらくして、カッコいい若者が挨拶に来た。アリの息子の一人だという。アリに似ず?なかなかイイ男だった。やはり日本人の訪問は珍しいらしい。
そのうち、アリの奥さんが食事を持って入ってきた。奥さん手作りの料理に私は感激した。奥さんは、小柄で優しそうな、ご主人思いの女性に見受けられた。 -
「スパゲッティはあいにく無かったけど、これでいいか?」 とアリが言うので、私は恐縮して、「とんでもない!充分です。」 と答えた。
出された料理名をアリが何とかと教えてくれたが、覚えていない。クスクスのようだけれど、モロッコのクスクスと違って、しっかり味がついており、とても美味しい。
ただ量が半端ではない。少食の自分には2~3倍はある。それでも美味しいから2/3ぐらいは何とか食べたが、あとは謝って残すことに・・・
「アツハハ 日本人は少食だからなァ」 気にしなくていい、という。 -
この日はジェルバ島滞在最後の日だったので、迎えのアリの車でフームスークのルアージュステーションまで送ってもらうことにしていた。そこからルアージュに乗って本土へ向かう予定をしていたからだ。
私を乗せたアリのタクシーは街道を走り、途中のスタンドで車のエアの調子を見た後、再び走り出す。
アリは、私に住所の書かれた名刺を渡しながら 「日本から絵葉書でも送ってくれ」 というので、「必ず送るよ」と約束した。
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