関東のローカル線一人旅　②疎開先を訪れる　

2018/03/12 - 2018/03/12

日帰り１８きっぷの第二ラウンド。
八王子から高崎線、高崎から両毛線、小山から東北本線という順序。高崎線と両毛線は初乗りです。
第二次世界大戦の終戦真近、１歳になったばかりの男の子が日本本土空襲を免れるために、東京から群馬県の「小俣」という寒村に疎開しました。
それから７０余年、当時の面影が残っているわけもないし、小俣の疎開先を突き止めることも到底不可能ですが、どんなところなのか風景を見るだけでもと思い老年男性が訪れました。
写真は小俣駅。

エリア 高崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

最寄駅を８：０５に出発しました。
八王子から八高線です。

高麗川から高崎へ。
ここからディーゼルカーで単線です。

越生駅。
東武越生線は越生と坂戸の間を走ってます。

明覚（みょうかく）駅のログトイレ。

高麗川か？

昔よく立ち寄った小川町は次。

埼玉県にもまだこんな風景があります。

荒川の上流。

児玉。

藤岡市の駅です。

高崎駅到着。１１：４５。

高崎駅前。
各県の代表的な都市の駅は、おしなべて皆同じように見えます。造りも似ていて中にあるテナント店も似たり寄ったりで、特徴が失われています。
駅ビルのPRONTOにて軽食とコーヒーで一人ランチ。
　

１２：３７の小山行きの両毛線に乗ります。

伊勢崎駅。

間違いありません。

遠くに浅間山。

赤城連山を望む。

親分の駅。

小俣は次です。

私の疎開先小俣です。さてどんな所でしょうか。
ここに１時間滞在できます。

静かなところです。

線路をまたぐ工事中の歩道橋で改札へ。
作業員の方が老人に話しかけてくれました。「どこから？」「東京から。ここに疎開してました」「そうか」
橋から見た赤城連山。

駅前信号。
動くものは見当たりません。
ここを左折して酒屋さんに行きました。

途中の家屋。

日本酒を求めて、教えてもらった店へ。
ちなみに駅前にあったのは小さな雑貨店だけで、そこでこの店を教えてもらいました。歩いて２分ぐらいかかりました。

駅の北側を半周しました。

これは何でしょうか。庚申塚か？

結局のところホームの待合室に入りました。
この地は三方を小高い山に囲まれた盆地のような所でした。米軍機もこんな所までは来なかったのでしょう。
私が疎開させてもらった家がどこなのか探しようもありませんでした。
ただただ人の少ない駅周辺でした。

では高崎で買ったおにぎりと先ほどゲットしたワンカップ黄桜で、自己満足のひと時を過ごしましょう。
とにかく一度は来てみたかったのですから。

室内から。

駅ホームから。

小山行きの電車が来ました。

足利です。
群馬県から栃木県に入りました。

終点の小山。

人が沢山います。

大規模店もあります。

駅の近くに白鴎大学もあります。

１５：３１の熱海行きに乗り込みます。
最寄駅帰着は１７：３０過ぎでした。
両毛線は関東平野の北端を東西に走る重要路線でした。人の乗り降りが想像よりも多かったです。
いい一日を過ごしました。