セントレジスホテル大阪【秋冷の大阪/1泊2日の現実逃避/鮨たくま/SHAKE SHACK/時をかけるあん】

2018/10/27 - 2018/10/28

2018年10月の行先は【大阪/セントレジスホテル】に決定。

ごめんなさい（別に悪いことしてないけど…）10月はどこにも行かないって言ったのに…「10月はどこにも泊まらずにすみそうです」って書いた次の日にポチっちゃいました…。無理でした、おかあさん…。

そういうわけで、口コミが高評価低評価にけっこうはっきり分かれているセントレジスに挑戦してきました。
結論:1～2万高くても、インターコンチのクラブフロアで良かったかな？

【往復】阪神電鉄＆大阪メトロ

【mission】
01　セントレジスホテルに宿泊する
02　『鮨たくま』に行ってみる
03　『SHAKE SHACK』のバーガーを食べる
04　阪急うめだ本店の催事『時をかけるあん』を覗く

それでは01～04まで一気にいきま～す。
お付き合いくださいませ。

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

ポイントカードの小籠包6個プレゼント、11月までに使わないと無効になってしまうので、あわてて寄り道。

阪急うめだ本店の『鼎泰豊』で、ふつうの小籠包6個1蒸篭をGET！
ついでに秋の3種（豚2・トリュフ1・松茸1）の小籠包もオーダー。

トリュフはちょっと独特な味わいでした。そもそも貧乏舌なので、さほど美味しいとは思えませんでした。残念～☆

御堂筋線で本町まで。
もう何年ぶりだろう？　本町なんて。

正面玄関は本町通に面しているのですが、上流階級のための高級ホテルと謳うわりにはさほど高級感はありません。

ただこのエントランスは気に入りました。

今回は土曜宿泊だったのでそもそも宿泊料金は高め。
朝食付きデラックスツインで1泊51,000円ちょい（一休で9,000円ほどポイント使いました）、感想はやや辛めになります。

玄関入ったところのコンシェルジュが何にも声かけをしてくれません。
そういえば12階がフロントだったか、と思い出し、エレベーターホールへ。

12階に着いても、誰も声をかけてくれません。
デスクが1卓空いても、誰も声をかけてくれないので、自分から声をかけにいきます。

「あの、これは声をかけてもらえるまで待っていればいいんですか？」

すぐにお茶が出され、チェックインの手続きのために呼ばれました。

冷たいお茶が美味しい…。

チェックインの手続きをしてくれた男性は感じは悪くないのですが、声が小さく、何を言っているのか分からなくて、何度か聞きなおしました。
SPGの入会を勧められましたが、まずこの時点でちょっと他の高級ホテルとの差を感じているので、「泊まってから考えます」とお返事。

晴れているので、日本庭園の散策も気持ちいいものですねえ。

すずしいので何よりです。

お花は好みのものでした。

セントレジスバー前のソファスペース。
バーはわりと雰囲気のある、ええ感じのところでした。

このあたりはむせるような香りに満ちていて、実際、咳き込んだほどです。
ちょっと香りがきついなあ、という印象。

お部屋に案内してくれた男性は、今度はもう過剰なくらいの笑顔と感じの良さでした。

ウェルカムドリンクの要不要を聞いてくれたので、アイスティーをお願いします。お部屋の説明がひととおりありましたが、バトラーサービスをウリにしているわりに、バトラーサービスの説明等はありません。

悪趣味な冷蔵庫やなあ。

クローゼットはひとつの小部屋として独立している雰囲気です。

ただスーツケースを置いている場所の上の棚に、しばしば頭をぶつけました。
この写真の右手に、バトラーボックスがありますが、その説明もありませんでした。

今日はミニスーツケースで。

これがバトラーボックスです。
こまごまとした届け物などは、希望すればここに入れてくれます。

アメニティが1セットしかなかったので、追加1セットをお願いすると、ここに届けてくれました。
（沖縄のハイアットリージェンシーでもそうでしたが、2人連れの宿泊時になぜアメニティを1セットにするんだろう？　節約？　最高級ホテルなのに？）

眺望は梅田方面。
コンラッドが見えます。

そのうちコンラッド、ウェスティンに行けば、有名どころは制覇できるのかな？

ミネラルウォーターは2本。

ルメードゥのアメニティです。
石鹸は洗面のほうに。

ソーイングセットや歯ブラシ、ヘアブラシ、綿棒など。

お風呂場はなかなかいいです。
シャワーの水圧も申し分なし。テレビもありました。浴槽はさほど深くありませんが、広くてゆったり浸かれます。

1セットしかなかったアメニティ。
私、こういうのは2人のときは2セットないと気に入らないタイプです…。

ベッドは寝やすかったです。
枕が4つもあるの。

枕は持って帰りたいほど気に入りました。
ちなみにターンダウンの説明もなく、時間帯の伺いもありませんでしたが、19時ごろにホテルに帰ってきたときには、すでにターンダウンが終わっていました。

部屋はそう広く感じません。
こぢんまりとしています。

枕元のライトは気に入りました。

これがバトラーメニュー。

ご大層な名前がついていますが、いわゆるインルームサービスの案内です。

どこのホテルでもやってくれるようなことを、さもセントレジスならではの特別なサービスです、みたいに書いてあるので、ひねくれものの私はこのあたりで白目を?きはじめました。

あ、でも外食の予定がなければ、このイタリアンセレクションは食べてみたかったかなあ～。

でね、私こういうところが気になるんです。

ご大層なバトラーメニューの、右下の端っこ！
なあに～？　これ。

ふ～ん…。

腹は立っていないのですが、しらっとした気持ちに。

このインフォメーションも、ふにゃふにゃ。

高級ホテルねえ…。

スリッパはめっちゃふわふわ。
これは気に入りました。

ウェルカムドリンクも、まあまあ待たされました。

このあたりで、結論。
まあ、個人的には本町通に面した正面玄関、まわりの雑多な雰囲気、エントランスでのスタッフの応対、インフォメーションの紙が折れているあたり…などなど考えあわせた結果、5万～6万の支払いをしてまで泊まる価値があるとは思えませんでした。

まあ出して2万5千～3万だな。だっておなじ値段でラスイート神戸ハーバーランド泊まれる。ならあっちのほうがいいわあ。

ためしに新規開拓と思ってきてみたけど、これなら1万～2万多く払ってでもインターコンチのクラブフロアのほうが満足いくなあと思います。

さて、気を取り直して～、夕食はホテル近くにある『鮨たくま』へ。

とりあえず5,000円のおまかせを。

お通し。

つまみ1．

器が凝っていて、見る楽しみがあります。
はなから『雨後の月』をいきました。

つまみ2．

つまみ3．

つまみ4．

握り1．

握り1．
（なぜか2枚写真を撮っていた）

これね、烏賊です。ねっとりとろけて美味しかったなあ。

握り2．

いわし。
これ美味しかった～。脂が乗っていて、何貫でもいけそうなくらい。

握り3．
金目鯛の炙り。

握り4．
さんま。これも旬でいいですねえ。

握り5．
まぐろ赤身。

胡麻がいい感じ。

握り6．
ちょっと味が濃かったけど、漬け帆立。
これも香ばしくて、美味しかったですよ。

5,000円のおまかせには、茶わん蒸しもついています。

雲丹出汁かなあ。
プリンみたいな色、そして雲丹といくらが乗っています。

ふつうの茶わん蒸しのほうが好きだけれど、これはこれで特別な贅沢感があっていいですね。

ほっとする赤だし。

そして柿＆梨のシロップ漬け（そんなに甘くなかった）と、熱いお茶。

これで5,000円のコース終了です。
出てくるのがめっちゃ早いので、食事は超スピーディーに終了します。

ちなみに赤だしのまえに、握りをいくつか追加しました。

きんき炙り（800円）。

それから他に、連れが鰻蒲焼（400円）。

佐賀牛（500円）

車海老（1,000円）。

ちょっと迷ったけど、鮨屋に来てこれ食べないのもなあと思って、2人ともオーダー。

連れがあと1貫なにか頼んでいたような気がしますが、失念しました。

ドリンク計3杯で、2人で17,000円ちょい。
ちゃんとお腹もいっぱいになったし、雰囲気のわりにはリーズナブルなので、これはこれでありかなと思います。

ごちそうさまでした。

夜景はたいしたことありませんが、冬、ハロウィン明けの御堂筋イルミネーションの時期は、わりときれいに見えそうな感じはしますね。

早朝5時、呼び鈴が鳴らされ、ノックが2回。
足音をたてずにそっとドアスコープから覗きますが、ノックから少し遅れたせいか、誰もいません。バトラーサービスに電話をして報告、「何もなければ折り返しの報告はいらない」と伝えて電話を切りましたが、結局、最後まで何も分からず…。

あとからホテル側から謝罪の電話が来ましたけれど、「誰か客が部屋を間違えたのかも」と。でもあのノックの仕方はホテルのスタッフのたたき方だったと思うんだけれどなあ。昼前、隣の部屋前にルームサービスのワゴンが出されていたし、ルームサービス係が部屋を間違えたのではないかと踏んでいたのですが、従業員は誰も間違えていないと言っている、というのです。

じゃあよけい怖いわ！(笑)
おかげで13時チェックアウトだったけれど、朝食後はさっさとホテルとさよならしてきました。

ま、速やかに謝罪の電話があったのはよかったとは思うんですけど…。
「何もなければ（こんな時間帯に時間も読めないまま待てないから）電話はいらない」とは言ったけど、早朝の呼び鈴に不安になるのは当然なのだし、チェックアウト時に何かしらの報告があってもいいと思うんですよねえ。

あと、そのあとホテルからのアンケートメールに答えていたんですけど、「リッツカールトンは贅沢なサービスをお客様にお届けできましたか」って項目が…。そこ、セントレジスに直さなくていいの…？とかいろいろ気になるところが散見されてですね…。

立地も含めて、積極的にリピしようとは思えませんなあ。
でも丁寧に電話もいただいたし、素直に「頑張って！」とは思うんですけど。

朝食会場は1階のフレンチビストロで。

季節ごとに会場が変わるらしです。
12階でエレベーターを乗り換えなければならないので、やや面倒。
そのまま12階のイタリアンレストランで朝食が摂れたらいいのになあ、と思うんだけれど。

ま、座ったのが端っこのソファ席だったので、道路を行きかう車や通行人を気にせずにすみましたが…平日なんかはざわざわ気になりそうな。

でも雰囲気はいいです。
朝早くにレストランに来ているのは、西洋人が多かったです。

ビュッフェ台はあまり撮っていませんが、こぢんまりとしていて、なおかつ小洒落ていました。12階でエレベーターを乗り換えて1階まで…というあたり、どうかなあ、面倒だよなあとも思いますが、内装そのものはわりと気に入りました。味もさほど悪くないと思います。

ドレッシングの類もずらりと。

メインディッシュを選べるのが嬉しいですよね。
なかなか美味しかったです。
和食プレートなどもありました。

ちゃんとした和食膳などは、追加料金がかかるようです。

スモークサーモンやチーズもちゃんと置いてありました。
ホテルとして過不足のない品ぞろえだったと思います。

ビュッフェ台は西洋人向けであるためか、いささか高く、小柄な（背の低い）人にはやや不便かと思われます。

洋食1皿。
じゃがいもが美味しかったと記憶しています。

中華点心も置いてありましたが、こちらは好みにあわず。
前日に鼎泰豊に行っていますしね。

特筆すべきはパンかと思います。
右下のクリームパンは、個人的にあともう5つくらいは食べられたんではないかと思うほど美味しかったです。

フルーツの甘さもじゅうぶん。
グレープフルーツが思ったよりもいい感じでした。

ここの朝食はリピしたいなあと思わないでもないです。
美味しかった。
奥まったところのソファ席に案内されたのも大きかったかな。

帰りがけに阪急うめだの催事『時をかけるあん』へ。
思えば1年前も来たよなあ。もう1年経ったのかあ、としみじみ。

とびばこあんぱんなど。

一六タルトのプレミアム。

ふつうの一六タルトとおなじくらい、ふつうに美味しい。
でも1個200円以上もするんですよ～！！(笑)

大好きな福島県の柏屋の薄皮饅頭！
これはほんとうに大好き、美味しい♪

こしあんだともっといいのに(笑)

これは三重県の銘菓『関の戸』が入った、関の戸あんぱん。
それほど『関の戸』感は感じられませんでしたが、確かにしゃりしゃりで美味しかったです。

いい現実逃避になりました。
セントレジスでのあれこれも、いいお勉強になりました～(笑)

万が一また行く機会があれば、よりよいステイになることを願います。
ま、大阪は当面のあいだインターコンチネンタル一択かなあ。

今年も年末にインターコンチ行きま～す♪待ってて～♪

次回は1年ぶりの東京旅行記です。

この旅行記へのコメント （2）

• サロブラさん 2018/12/08 14:43:04

  相変わらずスカッとします！

  こんにちは。
  今回も楽しく読ませていただきました！
  辛辣コメント大歓迎です。
  ホテルステイが好きな自分としてはかなり参考にさせていただいてます。
  大阪に泊まることはあまりないのですが、セントレジスは遠慮しようかなと思いました笑

  NAMMYさん からの返信 2018/12/22 22:39:53

  こんばんは！

  いつもありがとうございます！
  辛辣…でしたか？(笑)
  でも明け方のノックはないわ〜！！(←思ったことを我慢できずに言っちゃう性分)
  
  大阪は、個人的にはもうインターコンチ1択かなあと思ってます(笑)
  あ、でもアルモニーアンブラッセの朝食は女性にはけっこうオススメかもしれません！
  
  私は海外に行くのをビビッて躊躇しているタイプなので、いつも羨ましく＆たのしく旅行記を拝読しております〜♪
  
  今後ともよろしくお願いいたします！