中国砂漠・植林ボランティアに参加した時の思い出(2006年5月)

2006/05/24 - 2006/05/28

　昔勤めていた会社で中国植林ボランティアの募集があり、参加した時の思い出です。
　10万円余りは自己負担で、土・日に自分の有給休暇を足しての参加です。にもかかわらず、頭の固い直属の上司の許可がなかなか下りず、口論の末なんとか説得して参加した記憶があります。

エリア 中国

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

5/24朝、皆さん成田空港に集まって来ます。
参加者は現従業員、OB、事務局、ガイド含めて総勢39名の有志者、隊員たち。

北京経由で瀋陽に着き、バスでホテルへ。

内モンゴル自治区の、砂漠に近い后旗という町の宿泊するホテル前に到着。
この時は２度目のボランティア参加で、ここは懐かしい感じがしました。

こんな光景がある小さな町。

セミナーを終えて植林するホルチン砂漠へ。
后旗からジープで行きます。

夜には、現地の方々の歓迎会がありました。

翌日、現地のハラウソ小学校を訪問。小学生達が迎えてくれました。

黒板に書いてあった。
良い子になりましょう。。。。云々

中国の内モンゴル自治区ではモンゴル文字が現役で使われています。
本家のモンゴル人共和国ではキリル文字に取って代わってしまいましたが。。

子供達は学校の宿舎で寝泊まりします。
暖房設備は無く、薄っぺらい窓ガラスと隙間だらけの部屋で冬は寒いだろうに、、、涙ぐむ女性隊員もいました。

ちょっとしたお土産を持っていきました。

本来の目的である植林も頑張ります。
５つのグループに分かれて作業します。

広いなあ。ここに植えるのか。

流れ作業で、スコップで穴を掘って、苗木を植えて土を被せ汲み上げた地下水をかけていきます。

大きく育てよ！

以前に植林された場所でも、空いたスペースに苗木を補充していきます。

この日の夜は后旗歌舞団鑑賞でした。

翌日は、カンチカ 二中の高校生達と合同で植林しました。

この日は砂漠での最終日なので植林作業は午前のみ。
3日間の植林の成果は、マツ613本、ニレ730本でした。

午後から瀋陽経由で北京へ移動。

最終日の5/28朝、北京の胡同（フートン）を散策した時、屋根の上に見つけた少し汚れた人形のような白猫ちゃん。

胡同を散策時に、自宅の院子（フートンの庭）を見せて頂いた現地の方と。突然訪れた見知らぬ外国人に対して親切にして頂き、その寛容さに感謝感激。

その後、お昼過ぎの便で中国を後にしました。
植林というボランティア活動以外にも、現地の方々と交流が持ててとても有意義な5日間でした。