2018/10/04 - 2018/10/08
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Pontakaiさん
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ぶらっと気の向くままに五度目の高雄へ実質3日間の旅。その滞在中にふと訪れた市立美術館で巡り合った英国テート美術館所蔵品から「裸体」をテーマに借り出してきていた名画、名品の数々との出会い。7月に訪れたロンドンのテート・モダンにはなかった古典、近現代の名画をまじかに観ることができ大変ラッキーな旅となりました。
マチス、ピカソ、デルボー、ボナール、ルノアール、さらにD.ホックニーといった巨匠の作品をはじめ、ジャコメッティ、ロダンなどのブロンズなど100点以上あった名品の数々の展示。これらを140元(≒550円)で堪能できた今回の実質3日旅行の一日となりました。今月28日まで開催中ですので、これから高雄へ行く人に役立てば幸いです。
その他には、郊外に位置する宝来温泉、美濃、大樹鉄橋などを訪れたほか、市内の客家文物館、自由黄昏市場などをぶらりとしてきました。なんとなく日本にいるような気になれる台湾南部の高雄、台南です。
では適当に順を追ってみます。写真は全部で50~60枚以内にするつもりです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- バニラエア (運航停止)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
JW135便で高雄国際空港に着いたのは夜の10時頃。空港はこじんまりしているから15分くらいでMRTへ乗車。それから台鉄高雄駅まで15分。
台鉄高雄駅はリニューアル工事が長いこと続いていたが、ようやく実用化され始めていました。7月はまだだったのですが…… -
繁華街建国二路側への誘導は明快で迷うことはありません。
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これまでMRT出入り口として使われていたR11番口はこのように閉鎖されています。
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翌10月5日は大樹旧鉄橋「天空歩道」へ行ってみることにしました。南下線で4駅めの九曲堂駅で下車します。駅舎は新しいですが、駅前は何もありません。
ここはパイナップルの生産地として有名な場でもあります。 -
鉄道設計技師の飯田豊二の業績をたたえた記念碑です。これkら行く鉄道鉄橋を建設した人です。
日本統治時代には今日まで有用なインフラ設備を設計製造した日本人技術者が何人もいます。華南の平野に灌漑用水路を張り巡らし、そこへの水の供給ダム、「烏山頭」水庫を設計・建造した八田與一氏が大変有名ですが、この飯田氏もそうした功績のある方です。 -
線路に沿って客家スタイルの家屋に並行する道を歩き、右折し跨線橋を渡り、しばらく坂を下り、ガソリンスタンドを左に曲がり500メートルくらい行くとこうした標識が見えてきます。
眼前の赤茶色のガード橋は現在使われている台鉄鉄道の橋です。 -
道路右側に入り口から大樹鉄橋公園への入り口と家屋が見えますので、
中に入り、橋の上に続く小さな石段がありますので昇りますと……
河川敷と河川を渡る長い鉄橋です。この橋は観光用に修復塗装されているので、現在使用中の台鉄線路の鉄橋よりも新しく見えます。 -
鉄橋は渡れます。ちょうど台鉄線の列車が走ってきました。鉄橋は歩行路ができていますので危険はありません。
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これより先は進入禁止の部分はこのように朽ちており、下も丸見えです。
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鉄橋の説明です。説明によれば完成したのは1913年、全長1526m。1987年に使用停止。以後何度かの風水害で橋脚が破損したりしたが、2014年に観光用「天空歩道」として利用されている旨が記されています。
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河川敷に降りてみると新旧両橋が並行しているのが良く分かります。右が天空歩道で左が現在使用中の台鉄鉄橋。なんだか変な感じ。
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河川敷、湿地帯に生息する昆虫や鳥、植物などが表されている表示板が何枚かあちこちにあります。
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同じ敷地内に三和瓦窯があったという説明がありました。
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こんな瓦製造窯があったと絵が描かれていますが、窯の現物はありません。
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天空歩道に向かう途中にあったパイナップル缶詰工場博物館の外観一部です。
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パイナップル缶詰工場の缶に貼られたラベルの一大コレクションです。主なメーカーのものほとんどすべてがこの工場製だったことが分かります。
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一口にパイナップルと言ってもたくさんの改良品種があるということで、標本が植えられていました。
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大樹はパイナップル生産地としても有名で、道行く途中にもパイナップル畑がありました。
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6日は高雄市帰属の郊外の宝来温泉に行ってみました。バナナの産地で有名な旗山、客家村で有名な美濃を経由して六亀まで行き、さらに乗り換えて約3時間かけて行く山間部にある温泉です。
写真は旗山から美濃へ行く途中の車窓からの景色です。あんな頂に家があります。美濃は豊富な果物、農産物の一大産地です。 -
道端の農園の芒果(マンゴー)は葉だけが多い茂るだけで果実は8月にはもうほとんど採集され今はありません。
7月には一個一斤の大きさ約600gで20元くらいのものもあったのに、今では最低100元です。味もおいしさが全然違います。やはり芒果は6,7,8月が最高の味です。 -
六亀のバス駅です。古びた駅舎が旅情をそそります。
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バスだけが交通機関です。
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時刻表、運賃表の表示もこの通り。本当の田舎です。宝来温泉はこの先ですからまた別のバスに乗ります。10分くらいの接続待ちがありトイレ休憩もできます。
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六亀からさらに約30分ほどで宝来温泉です。川沿いの温泉です。途中こんな川の景色です。砂利川という感じ。
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温泉停留所につきました。ここだけ道路両側が賑やかです。
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実はこの温泉は10年ほど前の大土石流災害に見舞われ、源泉が停止したという風評がたったようです。
一時利用ができればと水着も持って行ったのですが、まずは本当の温泉の出ているところへ行ってみます。 -
温泉公園へは約50mくらい階段を登って行きます。
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行き着いた先にはこんあ温泉が待っていました。
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こちらは足湯です。湯温は40℃くらい。ぬるっとした感じがしてこれは温泉だと感じましたが、湯成分は分かりません。ラドン温泉ほどには赤茶色ではないが少し薄茶色の感じのする湯で、肌がぬるぬるしてきます。
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湯量はこの程度。率直に言って、温泉の豊富さはやはり日本が一番?と思います。
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こちらはヴィラ形式の温泉宿です。二時間滞在で1500元くらい、一泊2500元くらいということでした。高過ぎと感じたので入りませんでした。
民営のホテルはこの川沿いに面して、山の崩れた対岸の景色を見ることができるようです。 -
温泉公園から見た土石流痕です。
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川端から見た山崩れ跡です。
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流域の地図です。土石流災害のすさまじさをそのまま残した遺址が新開にはあると記されています。クリックするとその場が読めると思います。
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山崩れの痕全貌です。河原には人頭大の岩石が無数に転がっています。ただ、岩は砂岩質のようで、水分を含むと崩れやすいようです。
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宝来温泉ではホテルの温泉に入らなかったので、タイミング良くちょうど出発する六亀行きのバスに乗り、また乗り換えて、途中の美濃に寄る事にしました。
7月中旬に来た時には見逃してしまった東門楼をどうしても見ておきたかったからです。
写真は美濃橋の旧橋です。人と単車しか通れません。 -
永安路、美濃川にそって15分ほど歩くと美濃集落の出入り口を意味した東門楼につきました。美濃は客家の集落地として独特の文物や生活慣習が残る町として有名です。
7月には紙傘(≒和傘、番傘)の製造所の見学などをしました。今回は再訪しませんでした。 -
清代乾隆20年に構築された門の歴史などが刻まれている石碑
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たまには食いしん坊のために食べ物について。客家料理の米粉で作ったキシメンンみたいな姿の米篇に反の「バン條」です。透明なキシメンという感じ。味はラー油や胡椒などを自分で掛けて調節しますが、酢の味が利いていておいしいです。
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夕方高雄に戻ってからは市場に行ってみました。こちらは観光客用の夜市とはことなる生活する市民の日常生活の胃袋や生活用品を扱う市場の「自由黄昏市場」です。市民バス紅92番線の利用が便利です。
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さて、中へ入ると衣類から食料(野菜、果物、調理品、魚、肉、総菜まで何でもあり)まで毎日の生活に必要なものは何でもあり、折から夕方ということもあり食べ物の店舗などは立錐の余地もなく押し合いへし合い。
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自由黄昏市場内の光景
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自由黄昏市場の光景
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あてもない今回の3日間の旅の実質最終日は壽山動物公園に。台鉄高雄公車駅からは56番バスが直行するので便利です。
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規模はそれほど大きくはないのですが、子供たちにとっては一度は訪れてみたいところのようで、大勢の家族連れがいました。
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お目当てだったのはこれ。昨夜のニュースで鹿児島の動物園でこの種の虎に飼育員の方が噛まれて亡くなられたような……ご冥福をお祈りいたします。
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こちらの白虎は罪もない身である?にもかかわらずく収監されてしまっているこの姿。夜行性のこともあってか、昼間は構造物の蔭で専ら昼寝(サボタージュのふて寝?)でした。
一度は見てみたいと思っていたので、40元の入園料払う価値がありました。 -
さて、それkらどこへ行こうかと思いついたのがまだ足を運んだことのない高雄市立美術館。
どうしても名前を先に観てしまう性向のあるわたしとしてはどうせ知っている芸術家の物はないだろうけど……という軽い気持ちで行ったのですが……
いやー、これは20万円得した気分に!!なんと英国テートギャラリー収蔵作品の中の「裸体」にテーマを絞った作品が100点以上も来ていたのです。
7月に行ったときにはテート・モダンに行って少し失望していたので、その分の埋め合わせを天は計ってくれたのかもしれません。なんという巡り合わせ…… -
入口にはロダンの「接吻」像が。中の作品については撮影禁止ですので、パンフレット表紙の一部と入場券を載せておきます。
H,マチス、P.デルボー、ボナール、ピカソ、ルノアールなどの名品が柵もなくまじかに観られました。特にデルボー作品は素晴らしかったです。しかも、あまり人の数も多くないので3時間くらいかけてゆっくり鑑賞できました。
いわゆるヌードをテーマにしており、同性愛者の自画像作品(D.ホックニー)なども展示されており、台湾女性たちも前衛的な作品に対しても真正面からごく自然に見ているように感じました。
この写真を表紙絵に使うと貼るとなぜか画面が何度やっても新規作成になってしまう妙なことが……多分コンピュータの画像判断力のせいでしょうね。AIの時代だというのに……
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常設コーナーにはこのような大作もありました。墨絵による高雄の景観象徴図の一部です。
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高雄市立美術館は大きな公園区となっており、こんな愛らしいブロンズ像「読書は楽しい」や池などもあります。市民の格好の憩いの場です。
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美術館を出てから次は客家文物館を訪ねてみました。愛河を渡ってから川に沿って10っ分ほど歩くと建物が公園の中に見えてきました。美濃にも客家文物館はあるのですが、市の中心部にも客家文化文物を展示するようになったようです。
建物は三合院という造りで、平屋根の独特の屋根の反りと赤煉瓦が特徴です。主に、農耕器具や服飾、結婚儀式、贈答文物、楽器などが展示されています。
写真は文物館右側の中庭です。 -
文物館中庭 左側
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客家の藍染用染料作成の4種の壺 藍染の衣装を祭儀時にはまとっていたようです。
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農工具
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8日はMRT始発で高雄駅6:10発国際空港出国便受付カウンターまで約20分で到着。チェックインもスムースで発券、荷物チェック、出国まで20分ほどで終了でした。
8:15分離陸のJW135便も予定通り無事離陸。高雄空港好きですね。 -
台風24,25号とは逆行する形であったので5日間お天気にも恵まれ、快適な滞在でした。ただちょっと残念なのはこの秋の季節でも高雄の上空大気はかなり汚染されています。
一枚壽山動物公園から街の中心街にある高層85楼方面を撮影した写真を貼っておきます。2kmくらいしか離れていないところですがこんな状態が常態化しています。マスク着用者が結構たくさんいます。まり良い景色ではありませんが…… -
それに敷き替え、帰りの機窓からは雲の上に浮かぶ富士山が……昼間の航路で飛ぶのは最近なかったのでやっぱりきれいな空気はいいなという景色でした。
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成田空港も上空からの全貌を見るのは久しぶりなので着陸前に一枚。
ここまで実質3日分の高雄の旅に眼をお通しいただきありがとうございました。
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