白神山地を訪れ、岩木山に登る

2018/06/14 - 2018/06/17

６月中旬、家人とふたりで白神山地の散策と岩木山登山に出かけました。移動は飛行機とレンタルカー。３泊４日の旅です。弘前市では思いがけずおいしいものにありつけました。最終日には奥入瀬まで足を伸ばしました。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝９時のフライトで、羽田から大館能代空港へ。レンタルカーをピックアップして北へ、白神山地”二ッ森”に向かった。二ッ森は千メートルちょっとの山だが、白神山地を代表する山で眺望が素晴らしいと聞いていたでの、まずここに登る計画でした。ところが登山口に向かう道路が土砂崩れで閉鎖になっており、進めなくなった。
そこで計画を変更し、また南にもどって藤里町に向かうこととした。白神山地の南部に当たる。
写真は藤里の峨瓏（がろう）親水公園というきれいなところ。

峨瓏大滝。

峨瓏親水公園の近くに御社に”田中大イチョウ”という巨木、御神木があったので、立ち寄ってみました。

再び北上して、その晩は”アオーネ白神十二湖”というところに投宿。５、６人は楽に止まれそうなロッジにふたりで泊まる。敷地は広大で、フロント、レストラン、大浴場はそれぞれ別棟になっている。車で行くほど離れてはいないが。

２日目、チェックアウト後、”十二湖”に向かう。

実際に１２あるのかどうかわからないが、点々と池、湖がある。

天気はもうひとつだが、初夏の緑が水面に映ってきれい。
タイトル写真も十二湖のひとつ。

近くにブナ林の散策路がある。１キロ程度？

一番人気はこの”青池”。

青池付近の登山口から”大崩れ”に向かう。

登山口から大崩まで２.３キロの登り。

尾根にたどり着くと、反対側が切れ落ちている。大崩れ。日本海が見渡せる。
このあたりから下山。

十二湖から北に小一時間の海岸に”千畳敷”と呼ばれる平坦な岩礁がある。

地震で隆起してできた地形とか。

千畳敷から１時間ほどで”鶴の舞橋”に着く。日本一長い木造の三連太鼓橋、だそうです。奥に、雲がかかっているが、岩木山（津軽富士）が見える。

自然の湖でなく、治水のための溜池に架けた橋。廻堰大溜池（まわりぜきおおためいけ）。公園も整備されていました。このあたり、ぶらぶらした後、弘前市内へ。

２泊目は弘前市内、ドーミーインに宿泊。昨年４月、弘前城の花見に訪れた際にもここに泊まった。その時は宿泊費が随分高かった記憶がある。
夕食はホテル近くの飲み屋街の”ふじや”という店で。
お通しのつぶ貝。

ひらめ昆布〆。

かわはぎ肝醤油。

とうもろこしと空豆のかき揚げ。

ふぐ白子焼き。

おこぜ唐揚げ。ビールと田酒。料理は期待以上のおいしさで堪能しました。

３日目。岩木山に登ります。岩木山スカイラインという有料道路で８合目まで登れちゃいます。

８合目から１時間半ほどの登り。途中、結構険しいところもあったり．．．

６月中旬ですが、まだ雪渓が残っています。

１６２５ｍの頂上。曇っており、残念ながら眺望は乏しい。
下山し、駐車場のレストハウスで軽食。

午後、再び白神山地に入る。昨日の十二湖と反対側、東側から入ります。
グリーンビレッジアンモン、というところに車を止めて、歩き出します。
ちなみに、白神山地を東西に結ぶ通称”白神ライン”は通行止めでした。未舗装の、相当な悪路のようです。

ブナの原生林の中を散策。周回路を１時間強歩きました。
３泊目の夜は、”ロックウッド　ホテル＆スパ”というホテルに泊まりました。団体客、合宿（？）の学生などでかなり混んでおりました。ゲレンデに近く、冬はスキー・リゾートになるようです。

４日目、最終日。この日は特に予定を立てていませんでしたが、帰京のフライトは夕方６時で十分時間はあるので、十和田湖、奥入瀬方面に出かけることに。
奥入瀬は昨年も訪れております。

石ヶ戸の駐車場に車を止め、上流に向かって歩き出します。雲井の滝まで小一時間。

阿修羅の流れ。
奥入瀬の渓流沿いの遊歩道は、日本有数の美しさでしょう。紅葉の時期にまた来たいですね。
２時間ほど歩いた後、大舘能代空港へ戻り、帰京致しました。
このところ毎年東北を訪れておりますが、いいですね。