2015.1-2 シカゴ観光《前半》

2015/01/24 - 2015/02/09

初の長期海外出張で、約2週間アメリカのシカゴへ行きました。
夕方以降や週末は観光できたので、思い出を記録に残したいと思います。

空港：地元空港～羽田空港～成田空港
航空会社：全日空
宿泊：ホームステイ

前半は、最初の1週間です。

エリア シカゴ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA

出発日。
羽田空港からは、リムジンバスで成田空港へ移動しました。
この案内板を見ると、海外へ行くんだ！とワクワクします。

成田国際空港 空港

15時という中途半端な時間でしたが、昼食を食べ損ねたのでベーグルサンド。
もうすっかりアメリカ気分で、和食は選びませんでした。

ベーグル＆ベーグル 成田空港第1ターミナル店 グルメ・レストラン

いよいよ搭乗口へ。
アメリカ本土へは、高校生のとき以来です。

10時間以上のフライト中、緊張していたのか(!?)写真を1枚も撮っていませんでした。
残念！

アメリカ到着1日目（土）。
食べたり寝たり、映画を見たりして、無事にシカゴのオヘア国際空港へ到着。
イミグレーションまで長ーい通路をひたすら歩きます。

シカゴ オヘア国際空港 (ORD) 空港

あまりに長いので途中でトイレ休憩。
下が開いたトイレの個室、やっぱりここはアメリカですねー。

焦って写真を撮ったら全面が写りませんでしたが、WELCOME to Chicago！
本当に来たんだなぁと実感しました。

入国審査、荷物受け取りをスムーズに終え、仕事相手と無事合流。
シカゴ近郊の街へ向かいます。

この日は雪は降っていませんでしたが、やはり空気が冷たかったです。

シカゴは"windy city"と呼ばれるほど風が強い街なんですね。
このフレーズは街中でときどき見かけました。

コストコ発見！
滞在中に行くことはできませんでしたが…。

仕事仲間とのミーティングを終え、白ワインと夜食をいただきました。
スイーツのような…結局どういう食べ物かわかりませんでした。

2日目（日）。
翌日起きてみると、雪の量はそうでもありませんでしたが一面真っ白。
でもここが日本ではなくアメリカだと思うと、雪景色もまた違って見えます。

仕事は翌日からスタートだったので、朝はゆっくりさせてもらい、ブランチも兼ねてシカゴのダウンタウンへ連れて行ってもらいました。

あまり観光の予習をしてこなかったので、連れていかれるがままにホストに付いていきました。

真ん中より少し左にあるタワーは、1871年のシカゴ大火で焼け残った唯一の現存する建築物、シカゴ・ウォーター・タワー、つまり給水塔だそうです。
中も見学することができました。

シカゴ ウォータータワー モニュメント・記念碑

ウォーター・タワーをさらっと見て、すぐそばのウォーター・タワー・プレイスというショッピングモールに来ました。

有名なギャレットポップコーンはシカゴ発祥なんですね。

ウォーター タワー プレイス ショッピングセンター

フードコートのようなところでブランチ。

お皿下側のチーズマカロニは定番メニューですが、美味しくてこの旅で機会あるごとに食べてしまいました。

ショッピングだけでなく、このようなスポーツミュージアムもありました。

「見たいもの、買いたいものがあったら、遠慮なく言って」と言われましたが、到着2日目、まだ少し緊張していて、結局ぶらぶらしただけでした。

このへんは、マグニフィセントマイルと呼ばれるショッピングエリアだそうです。
高級そうなお店も、観光客向けのお店もたくさんありました。

マグニフィセントマイル 散歩・街歩き

マグニフィセントマイルは、ノースミシガンアベニューの一部を指すそうです。
雪が積もり風が冷たい日でしたが、週末ということもあり、家族連れが多くみられました。

あれ？ショッピングをした記憶は残っていないのに、Macy'sの袋を持ってますね^^;

夕食は有名なディープディッシュ・ピザ。
シカゴに来たら食べるべき！と聞いて、Lou Malnati's Pizzeriaにやってきました。

まずはほうれん草と梨のサラダ。

ロウマルナティスピザリア (シカゴリバーノース店) ピザ

来ました！噂のシカゴピザ！
これはあまり厚みがないピザでしたが、それでも日本のピザとは厚み・大きさが桁違い。

右のデジカメとの大きさ比較写真です。
２ピース食べてお腹いっぱいになりました。

そういえば車でお店に来たのですが、全員ビールを飲みました。
代行か何かかな？と思ったら、普通にまた運転して帰宅。

州ごとに違うみたいですが、多少のアルコールであれば運転しても大丈夫なんだそうですね！
ただし事故や何かがあった場合は、相当の罰があるようです。
日本ほど泥酔する人がいないのは、そういう理由もあるのでしょうか。

3日目（月）。いよいよ仕事スタートです。
ステイ先の方は、朝ごはんを食べないようなので、これは私の朝食。
濃いコーヒーとポピーシードのミニスコーン。
このスコーンを１週間かけて食べました。

お昼ご飯はサンドイッチと、昨日のピザ店のサラダです。

アメリカはお店で大量に料理が出てきますが、残った分は持ち帰りが普通で、無駄にしなくていいので心苦しくなくていいですね。

初日の仕事も無事終わり、ホストが街歩きに連れて行ってくれました。

シカゴ・Lという高架鉄道の線路です。
その下を車で走るという経験は、日本ではなかなかできないことです。

今日はGarfield Park Conservatoryという植物園に入ってみます。
なぜ植物園！？と思ったけど、寒い日に暖かい植物園でゆっくりするというのは、かなりアリでした。

とてもきれいなオブジェがありました。
蛇口がついていましたが、これは何でしょう？
結局分からずじまいでした。

植物園を出たら、もう夕暮れ。
でもまだ18時前だったと思います。

家に帰るのかな、と思いきや、
「ワインでも飲んでから帰らない？」

夕方に仕事が終わって、１杯飲んで帰るなんて素敵すぎる！
日本でこの時間なら絶対にありえない…。

シティワイナリー バー

ワインの樽が飾ってあります。
（ワイン入ってるのかな？）

ボトルが並んでいるカウンター。
私たちは2人がけのテーブルで、オリーブをつまみに白ワインを1杯ずつ。

とてもオシャレなワイン店です。
時間が早いせいか、ほとんどお客さんはいませんでした。

外からもワインの樽？醸造しているタンク？が見える、本当にオシャレなワイナリー。
できればまた行きたい…。

帰ってから簡単に夕食を作って食べました。

4日目（火）。
仕事終わりに、シカゴのダウンタウンへ。
色々な体験をさせてくれるようで、車ではなく電車で移動しました。

シカゴの冬は厳しいからか、駅のホームのところどころに、このような暖をとれるスペースがありました。

やってきたのは、有名なミレニアムパーク。

スケートリンクでは子どもたちが楽しそうに滑っていました。

空気は冷えていますが、とってもいい天気。
こんな高層ビルの中に公園があります。

シカゴと言えば、このクラウドゲート。
通称「ザ・ビーン」です。

ピッカピカのビーンも見たかったけど、雪がついたビーンもまた珍しいから良かったのかも。

中に入って写真を撮ってみましたが、反射のため何がなんだかわかりません。
それでも撮る価値がありますね。

続いて訪れたのは、Chicago Cultural Center。
昔は図書館として使われていたそうです。

シカゴ文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

一番の見どころは、このドーム型ステンドグラスの天井です。
ティファニーのステンドグラスだそうです。
惚れ惚れとするような美しさ。

この日はとくにイベントはありませんでしたが、まばらに椅子が置いてあり、天井を見あげてリラックスしている地元の人たちがいました。

ステンドグラスの天井だけでなく、ほかの部分も素敵な装飾、作りになっています。

この部屋の天井付近には、様々な言語で何かが書かれていました。
日本語はありませんでしたが、漢字は見つけることができました。

見学を終えて外に出ると、夕暮れになっていました。

次はこちら。
「マーシャルフィールドカンパニー」と書いていますが、アメリカの百貨店Macy'sです。
かつては「マーシャルフィールズ百貨店」だったようです。

メイシーズ 百貨店・デパート

メイシーズのこの天井も有名だそうです。
高すぎてよく見えませんでしたが、タイル張りなのかな？
これもティファニー製と説明してもらった気がしますが、よく覚えていません。

デパート内をぶらぶらして外にでると、まだ17時半でした。
でも街はすっかり夜の風景。
こんなレトロな時計も素敵です。

詳しく分からないけど、見たことがある！
アメリカの街はスタイリッシュな雰囲気なのに、こういう劇場はレトロな印象を受けます。

シカゴ シアター 劇場・ホール・ショー

レトロなネオンをバックに写真を撮ってもらいました。

帰りも地下鉄で。
乗りこなせるようになれば、かなり便利だと思います。

すべての駅ではないと思いますが、多くのプラットフォームが木で作られていました。
古いですが、雰囲気があって素敵でした。

5日目（水）の朝の出勤。
これは横断歩道の押しボタンです。

出勤途中に、見つけたホットドッグのお店。
その名も「Tasty Dogs」何だかシュールです。

結局シカゴのホットドッグを食べる機会はありませんでした。

この日は午後からオフだったので、美術館へ。

シカゴ美術館は、世界三大美術館の１つです。
高校時代にメトロポリタン美術館を訪れているので、私はこれで2つ目です。

シカゴ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

美術はあまり詳しくない私でも、見たことのある絵画がたくさんありました。

これは美術の教科書にあった、スーラの「グランド・ジャッド島の日曜日の午後」。

モネの「睡蓮」。

睡蓮を描いた似たような絵画がたくさんあったのですが、すべてモネの作品（ですよね？）。

これはシャガールのステンドグラス、「アメリカン・ウィンドウズ」。
シャガールは絵画だけではないのですね！
あまりに美しく、ギフトショップでマグネットを購入しました。

これはピカソによる「シカゴ・ピカソ」。
無題の彫刻のようですが、市内にこれの大きいバージョンの彫刻があり、通称シカゴ・ピカソと呼ばれているそうです。

ゴッホの「自画像」。
このほかに「ゴッホの寝室」もありました。

ドガの「踊り子」…だと思うのですが、教科書で見た絵画とはちょっと違うかな。
ドガもバレエダンサーを多く描いているようで、たくさん展示してありました。

そしてシカゴといえば、建築家のフランク・ロイド・ライト。
と言っても、シカゴに行くまで全く知らなかったのですが、帝国ホテルを設計した人で有名なんだそうですね。

広い館内をすべて見て回ることはできませんでしたが、有名どころは大体見れたので満足！

美術には疎い私ですが、機会があればまた来たいな。

美術館の向かいにはこんな高層建築物。
といっても、よく見ると古いです。

一見スタイリッシュな街並みに、古い建築物がたくさんあるシカゴの街並み、気に入りました。

この日の夕方は、シカゴ近郊の街、オークパークを訪ねました。

同僚からおススメされていた「ファニーメイ・チョコレート」。
かわいいチョコレートがたくさん並んでいて、自宅用にいろいろ詰め合わせてもらいました。

こちらはポップコーン屋さん。
アルバイトの高校生が笑顔で写真に応じてくれました。

有名なシカゴミックスは、キャラメル味とチーズ味のミックスです。
甘い→しょっぱい→甘い→しょっぱい…のエンドレスで、やめられなくなります。

ギャレットポップコーンのような華やかな包装ではなく、いかにも地元のお店らしいシンプルな袋に入っています。

滞在中、小腹がすいた夕方にポリポリ食べてしまいました。

この日の夕食は、シカゴのB級グルメ!?のイタリアンビーフ。
ホストが to go して帰ってきてくれました。
ビーフがぎっしり挟まれたサンドイッチです。

イタリアンビーフに合わせたのは、シカゴの地ビール「Goose Island 312」アーバン・ホワイト・エールです。
とっても飲みやすかった。
３１２はシカゴの電話の市外局番みたいです。

食後には、いかにもアメリカンなデザート。
チョコチップクッキーとブラウニーです。
３人で分けて食べました。
余裕！と思っていたけど、予想以上の甘さでもう十分でした。

6日目（木）。
この日の夕方は、レトロな雰囲気のシアターで映画鑑賞。

日本はこういうショップもモノトーンな感じでまとめそうですが、カラフルなメニューがいかにもアメリカっぽい。

映画館に入る前に、コンビニでちっちゃいお菓子も購入しました。
私はm&mのピーナッツチョコレートを。

飲み物とポップコーンを購入しました。
なんと、溶かしバターをポップコーンにかけるマシーンが！

手がベタベタになりそうだなぁと思いながら、ついついボタンを押してしまいました。
味は間違いない美味しさ！

ちょっと昭和っぽい雰囲気の、街の映画館といった感じです。

この日見たのは『96時間/レクイエム』だったと思います。
（後から確認したら、英語題と邦題の印象が違っていて自信がないけど、おそらくこれ）

もちろんすべて英語だったので、謎な部分もあったけど楽しめました。

7日目（金）。
出張2週目はステイ先が変更になるため、お世話になったホストとは今晩が最後。

お気に入りのメキシコ料理レストランに連れて行ってもらいました。

シェアする料理の他に、私は魚のタコス。
もう少し色々なタコスが食べてみたかったな。

翌日は土曜日ですが、1日仕事。
初の長期海外出張、ようやく1週目が終わろうとしています。