2018/09/21 - 2018/09/24
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jsbachさん
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東南アジアでもっとも興味深い都市のひとつがマラッカです。交通の要衝、マラッカ海峡に面した港町、東南アジアの交易の中心地として何世紀もの間繁栄を極め、当時の面影が街並みに刻まれた世界遺産。それは同時にイスラム伝来とスルタンによる商業支配から大航海時代のポルトガル来航、オランダによる征服、イギリスの海峡植民地への編入、短い日本軍の占領、マレーシア独立と現在の中国人観光客であふれる通りに至るまで、さまざまな歴史と文化の断片が織りなす特異な街でもあります。
これは一度は行かねば! とばかりに連休に強行軍で行ってきましたが、もう少しゆっくり歩いてみたかったな、というのが正直なところです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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21日夜の飛行機に乗って22日の朝、クアラルンプールに到着しました。電車でTBSバスターミナルに移動します。
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バスターミナルからは各地へのバスが出ています。
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マラッカに向けて出発です。中央に見えるのはバスターミナルに隣接した駅です。
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マラッカのバスターミナルから市内バスに乗り換えて旧市街地へ。まずはチャイナタウンを歩いてみます。
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由ありげな路地に迷い込むのも一興です。
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観光客の集中するオランダ広場やジョンカーストリートを除けば、このような静かな街並みがあります。
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今回泊まったRCホテルです。主な観光名所には10分以内で行けるロケーションです。
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一階は表通りから裏のマラッカ川に面した遊歩道まで吹き抜けになっています。
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マラッカ川沿いの遊歩道を歩いてみます。正面に見えるのがザビエル教会です。
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ザビエル教会の敷地内にザビエルとヤジロウの像がありました。ヤジロウはザビエルを日本に案内した日本人だそうです。ちなみにザビエル教会は工事中で入れませんでした。
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マラッカ川を越え、ザビエル教会前からオランダ広場へ抜ける道です。かつてはオランダの商館の倉庫だったという建物ですが、いまは小さな店が並ぶアーケードになっています。
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キリスト教会。オランダによるポルトガル駆逐100周年記念に建てられたとのことです。
オランダ広場 広場・公園
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オランダ広場の時計台。奥はスタダイス(市庁舎)。かつての城壁の内部はほとんど赤茶色のオランダ時代の色に染められ、ポルトガル時代や、それ以前のスルタン時代の遺構はほとんど見られません。
それにしても、オランダ人たちはなぜ建物をこの色に統一しようと思ったのでしょう?時計台 建造物
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こちらはイギリス時代に作られた噴水。マラッカの中心部を歩いても、イギリス時代の遺構はあまり見当たりません。イギリス時代の海峡植民地はジョージタウンやシンガポールがメインだったようで、マラッカには関心が払われなかったようです。それがマラッカに現在の街並みが残った理由でもあるのですが。
とはいえ車は左側通行だったりするので、社会制度にはイギリスの影響が色濃く残っているのでしょう。ビクトリア女王噴水 建造物
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オランダ広場に面したスタダイス(市庁舎)。現在は内部は歴史博物館になっています。
スタダイス 建造物
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オランダ広場に集うトライショー。見たところ一番人気はハローキティのようです。音楽をガンガン鳴らしてこの派手な装飾、私にとっては罰ゲームに近い乗り物ですが、中国系の観光客は嬉々として乗っていました。
マラッカ トライショー その他の交通機関
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オランダ広場にお祭りの行列がやってきました。いかにも華人のお祭りという感じです。
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スタダイス内にある歴史博物館。かつてのマラッカは、城壁のすぐそばまで海岸線だったんですね。そして、城壁の中にあえて丘を取り込んだあたり、マラッカ海峡の交通を扼するのに不可欠だったのでしょうね。
スタダイス 建造物
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記憶に間違いがなければ、鄭和の像です。明が東南アジアやアフリカに派遣した艦隊はマラッカにも立ち寄ったのだとか。
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セントポール寺院。手前はザビエル像。その後ろの白い鐘楼はイギリス時代に建造。その後ろはポルトガル時代に建造された寺院です。
フランシスコザビエル像 モニュメント・記念碑
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マラッカの新たな主となったオランダ人たちは、カトリックの教会には関心がなかったのでしょうか。屋根が抜けたまま現在に至っています。
セントポール教会跡 寺院・教会
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マラッカのネコ
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サンチャゴ砦です。ポルトガル時代に築かれ、オランダ時代に再建されたとのことです。
サンチャゴ砦 建造物
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サンチャゴ砦 建造物
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オランダ広場近くの砲台
Melaka Malay Sultanate Water Wheel 建造物
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実はマラッカはカフェ激戦区。マレーシアでうまいアイスコーヒーを飲めるとは思いませんでした。
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ホテルにチェックイン。部屋にはマラッカ川に面したバルコニーが。
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RCホテルの寝室。十分な広さでくつろげました。
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マラッカタワー近くのムスリムが多い地区にある食堂。バイキング形式で皿に盛って席についたところで、店の人が来て値段をかいた紙を置いていくシステムです。
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これが夕食。奥のライスにかけたカレーがむちゃくちゃ辛かったですが、全体的には口に合う味付けでした。
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マラッカタワー近くの夜店。現在のマラッカの中心部はほぼ中国人観光客や華人で覆われていますが、このあたりはムスリム色が濃厚です。
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夜のトライショー。相変わらず派手です。
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ジョンカーストリートの夜店
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カンポンクリンモスクの塔と月。
カンポン クリン モスク 寺院・教会
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マラッカタワーにのぼってみました。遊園地の遊具のように回転しながら徐々に塔の上へと昇っていきます。
マラッカタワー 現代・近代建築
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マラッカ海峡が見えてきました。
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手前がマラッカ川。川沿いの高級ホテルの奥がチャイナタウンです。
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旧市街地の周りには高層ビルが立ち並んでいます。
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マラッカタワーから見たセントポール寺院のある丘。手前の赤い建物はオランダ時代のもの。その上の白い建物は迎賓館なんだそうです。
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マラッカタワーからみたマラッカ海峡
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セントポール寺院前から眺めたマラッカタワー。塔の途中にある円盤みたいなのが回転しながら頂上へと向かいます。
当時は城壁の外は海だったので、ここから眺める海峡の景色もだいぶ違ったものだったと思われます。
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