2018年12月 蟹を食べに福井へ ～ 二度目の「料理宿 やまざき」リベンジせいこ蟹♪

2018/12/22 - 2018/12/23

今年の3月に福井に越前蟹を食べに行き、その美味しさに感動。
是非、12月までしか食べられないというせいこ蟹を食べてみたい！と二度目の越前町、料理宿 やまざきに行って来ました。

12/22 (土)
NH753 羽田10:35発 小松11:40着
越前岬水仙ランド
料理宿 やまざき泊

12/23 (日)
越前古窯博物館
福井県陶芸館
片山津温泉 総湯
山代温泉古総湯
NH756 小松16:45発 羽田17:55着

エリア 越前海岸(福井)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港の駐車場が混んでいそうだったので、久しぶりにモノレールで向かいます。
モノレールは車窓の景色が楽しめるから好きです。

空港は年末近い3連休初日で人が多かったです。
NH753 羽田10:35発 小松11:40着
12月から機内の安全案内ビデオが歌舞伎バージョンに変わってました！
外国人受けするか？はともかくとして、おもしろい～。

第2ターミナルも拡張工事中。
そういえば、サテライトラウンジ、なんてのもできていますね。

今年最後の飛行機はプレミアムクラスにしてみました (早割)。
10:30以降の出発なので食事ですが、小松は近いので慌ただしいです。
得意の早食いで速攻で完食 ^^;
期間限定のマンゴージュースが濃厚で美味しかったです。

雲が多かったですが、雲が途切れたところに雪山が見えました。
ちなみに私はこのフライトでプラチナ達成♪
年末ギリギリでした。

小松空港に到着。
レンタカーを借りて、越前町に向かいます。

小松空港 (小松飛行場) 空港

北鯖江PAに寄ったら、すごいたくさんの眼鏡が並んでました www
PAで眼鏡買うってどういうシチュエーションが想定できるんだろう。

北鯖江パーキングエリア 道の駅

15時のチェックインまで1時間ほどあったので、3月にも来た越前岬水仙ランドに寄ってみました。
越前岬灯台。

越前岬水仙ランド 公園・植物園

1月から2月にかけてが水仙の1番の見頃だそうですが、今年は暖かいのでもう咲いてないかな？と思いまして…

うん、部分的に結構咲いています。

水仙ってニラと葉っぱが似てるので、時々間違えて食べちゃって食中毒になっちゃったみたいなニュースを聞きます。
たしかにニラっぽい…

越前の海！

水仙と日本海。

水仙の花にズームイン。

この辺はだいぶ咲いています。

この辺もお花畑。

ちなみに北陸地方は東京よりだいぶ寒いんだろうとダウンジャケットを着込んで行きましたが、この日 (翌日も) は全く寒くなくて、ダウンジャケットが邪魔なくらいでした。去年の今頃は豪雪で大変だったのをニュースで見ていましたが、今年は本当に暖冬なんですね。
この写真だけ見ると、花が咲いてて春みたい。

全体を見るとこんな感じです。
下の方の建物にはカフェとか入っているようでした。

15時ちょうどくらいに料理宿やまざきにチェックイン。
1階の「紫苑」の部屋。

料理宿やまざき 宿・ホテル

お抹茶とあんこたっぷりの美味しいお饅頭をいただきました。

建もの探訪タイム。
築100年以上の古民家を加賀近郊から移築した建物です。
紫苑のお部屋は、全6室の中で唯一1階にあって部屋にお風呂のある部屋。

床の間。

わー！奥にベッドルームがあります！
布団＜＜＜ベッド派の私には嬉しいです。
布団でも大体よく眠れるんですけどね (^_^;)

和室12.5畳の他に広い縁側？部分があり、こたつもあります。
奥には湯沸かしポットとお茶セット。

洗面所、お風呂、トイレ。

お部屋のお風呂は温泉です♪
このお風呂がとっても良かったです。

・入口横に冷蔵庫。
・灯りも素敵です。
・スリッパの他に、裂き織りの草履もあります。といっても、ほとんど部屋にこもっていたのであまり履きませんでした。
・浴衣。

・洗面所にはタオルウォーマーありました。
・クレンジング、洗顔料、化粧水は無印のもの。
・お風呂には冬至なので柚子が入ってました (^^)
・部屋のお風呂のシャンプー類。

旅館のロビーラウンジスペース。
薪ストーブがあり、夕食後、朝食後にはコーヒが用意されています。

置かれているものひとつひとつこだわりがあって素敵。
左側の暖簾の向こうは大浴場です。

ラウンジの外のウッドデッキ。
良い季節なら外も気持ち良さそうです。
すぐそばが海なので波の音も聞こえそう。
喫煙スペースにもなっています。

一旦先に大浴場の方のお風呂に入ります。
大浴場、というほど大きくはないですが、6室だけのお宿なので十分な広さかと。

お風呂は露天風呂はなく内湯だけですが、窓から海が見えてとても雰囲気が良いです。
まだ誰も入っていない一番風呂をいただきます！

お風呂で温まった後は、お部屋でゆっくり。
本を読んだり、ネットを見たり、テレビを見たり、部屋のお風呂に入ったり…
16時半にはもう日が暮れます。

18時から待望の夕食です！
お部屋でいただきます。

・越前産鬼海老塩焼き、真鱈肝旨煮、真鱈白子ポン酢
・ガマ海老お造り
・お造り盛り合わせ 梅貝、マグロ、寒鰤、平目
・越前せいこ蟹丼

海鮮尽くし！美味しい！

越前蟹 刺し

甘いーーー( ^ω^ )
うまいーーー( ´∀｀)

越前せいこ蟹丼

これこれ！
これを食べる為に12月にリベンジで来たのです。
卵と内子の独特の食感と、蟹の味が濃厚。
これがせいこ蟹なんですね。

茹でせいこ蟹。
1人1個別で頼んでいました (@3,000円)。
というか、せいこ蟹丼があるならそれで良かったのですが ^^;
「せいこ蟹が食べたい！」というアピールが強かったのか、別注のせいこ蟹が登場www しかも1人1個www

手のひらサイズでそんなに大きくはないけれど。
卵や内子があって、雄の蟹とは違うけれど。
とても美味しいけれど。
でもこの後にメインイベントが…

越前蟹 茹で

出ました、真打ち！越前蟹の黄色いタグ付き。
ものすごく大きいです！
やっぱり美味しいわー。

越前蟹の炙り蟹味噌

蟹でお腹いっぱいですが、蟹味噌は別腹？(^_^;)
柚子と白髪ねぎが入っていて、スープっぽいです。

越前和紙奉書焼き

うーーん、美味しいけれど、もうかなり厳しいです
ヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3

自家製和三盆アイス 麦こがしがけ

もちろん締めのご飯はお断りして、岩もずくのお味噌汁とデザートだけいただきます。岩もずくが歯ごたえがあって美味しかったですが、本当にもうお腹一杯…完全に食べ過ぎです。

ご馳走様でしたー。

翌朝、6時だか6時半に防災無線かな？音楽が鳴り響きました (^_^;)
ゆっくり寝ていたいと思いましたが、結局普段通りに6時頃には自然に目が覚めてしまうのですが。
お部屋のお風呂がすごく良くて、結局大浴場には1回しか行かず、後は夜も朝もゆっくり部屋風呂を堪能 (*´∀｀*)

朝食は遅めの8時半から1階の食事処でいただきます。
朝食も豪華なんですよね。

タルイカのお造り
ねっとりして美味しい♪
大根おろしと醤油で食べるとご飯が進みます。

・ぶり大根
・鰈の焼魚
・フルーツ
・蟹鍋！ たしかに昨晩は蟹をたくさんいただきましたが、鍋はなかったですが…
もはや、頑張って身をほじくることもなく、贅沢食べ (^^;;

食後もまたギリギリまで部屋風呂に入ってから9時半過ぎにチェックアウトします。

旅館を出てから、越前陶芸村へ。

越前焼の館 (越前焼を販売しているところ)
土本さんという作家さんの作品がすごく素敵で一目惚れしましたが、お茶碗は2組以上持ってるしなぁ…、持って帰るの大変だなぁ…と買わずに我慢。
うーん、買えば良かったか。
こういうのはご縁ですな。

越前焼の館 お土産屋・直売所・特産品

越前古窯博物館。
福井県陶芸館と共通チケットで1名320円です。
新しい施設みたい。

「越前焼研究の第一人者であり、越前焼の名付け親の一人である水野九右衛門先生が収集した資料を展示しています。」(HPより)

旧水野九右衛門家住宅
「水野九右衛門先生の住宅（天保６年 １８３５年建築）を移築。」(HPより)
ここではお茶会とか開催されるようです。

…この障子とか釘隠しとか、さっきまで泊まってた宿に同じのあった (^_^;)

資料館スペース。
新しく作られたような立派な建物です。

たぬき。
よくいる信楽焼？のたぬきよりも素朴…。

福井県陶芸館。
全く事前に調べずに行き当たりばったりで来てみましたが、越前陶芸村はかなり広くて、施設も色々あり、陶芸家の工房なんかもあったりするみたいです。
茶室もいくつかあるようでした。

福井県陶芸館 美術館・博物館

あな窯のジオラマ。
勉強不足でよくわからないのですが、どうも越前焼というのは室町時代とか昔作られていたけれど一度廃れてしまい、また近年復活したような感じ？

陶芸公園。
陶芸村の真ん中の公園にアート作品が点在しています。
イサム・ノグチ「レインマウンテン」

柴田正明「時に立つ」
3連休の中日なのに、12月だからか全然人がいません…。

岡本太郎「月の顔」
(*´∀｀*)

加賀片山津温泉総湯。
つい先日買った温泉特集の雑誌に載っていたので来てみました。

片山津温泉 総湯(共同浴場) 温泉

谷口吉生氏設計のおしゃれな建物です。

柴山潟。
霊峰白山を望み、天候により7回湖面の色を変えるという湖。

山水画のような景色です。
湖の周囲、というかこちら側には大型温泉ホテル (一部は営業してなさそう…) が並んでいるのですが、湖だけを見ると本当に静かで美しい眺めです。

浮御堂
愛称はうきうき弁天。

雨がポツポツと降り始めました。

スリランカ・コロンボのバワさん設計ののシーママラカヤ寺院を思い出しました。

お腹があまり空かないので、昼食代わりに総湯の建物内のカフェでパフェを食べます。
私は、和パフェ、700円。
普通に美味しかったです。

相方は、フルーツパフェ、800円。
昔ながらのコーンフレークとか入ってるタイプ。

まだ少し飛行機まで時間があったのと、意外と片山津温泉から近いようだったので、山代温泉に寄ってみました。
雨が本格的に降り始めてしまいました…。

山代温泉古総湯。
横にもっと銭湯っぽいらしい「総湯」があります。
古総湯は山代温泉のシンボル的存在なのかな。
周りには名だたる有名高級旅館が並んでいます。
よく名前を耳にするあらや滔々庵ってこちらにあるんですねー。
山代温泉は魯山人と縁が深いとか？
由緒正しいというか、グレードの高い温泉地という感じwww

山代温泉 古総湯(共同浴場) 温泉

古総湯には立派な門松が飾られていました。
せっかくなので、お風呂に入ってみます。
大人1名500円。

写真はHPより拝借。
最近リニューアルされたようで新しくてきれいですが、脱衣所もなく湯船の横で服を脱ぎ、カランやシャワーもなく、シャンプー石鹸類は使用禁止。
お湯はかなり熱めで、5分入っているのがやっと。
口コミに「観光客用」と書いてありましたが、まさに雰囲気を楽しむという感じでした。

15時過ぎには小松空港でレンタカーを返して、お土産を買い、相方はラウンジでビール。
この先運転がないもんね。
今回も運転お疲れ様でした。

小松空港のANAラウンジは小さめで、途中からどんどん混み合ってきました。

小松空港ANAラウンジ(国内線) 空港ラウンジ

NH756 小松16:45発 羽田17:55着
雲の上から見るマジックアワー。

プレミアムクラスの軽食は食べる時間が正味5、6分でした (^_^;)

というわけで、2018年の旅納めでした。
来年はどんな年になるのかな。

☆完☆