留学生の故郷レイテを訪ねて

2018/03/22 - 2018/03/28

タクロバンバスターミナルからレイテ島を横断するコースで４時間、マリピピ島へ向かうフェリー乗り場へ。マリピピ島は周囲２４キロの小さな島。フェリーは木造船で、人だけでなくあらゆる物資を運ぶ。日に一便の運行のため乗り遅れたら大変です。なのに、時折、運休するためなお大変。島迄は９０分の船旅。潮風に吹かれて快適といきたいところだが、船内は乗船客で超満員。デッキは灼熱の太陽でいたたまれない。島内の移動はもっぱらバイクの相乗り。起伏のある道路を突っ走る。ドライバーに身を委ねるしか無い。向かいのさらに小さな島に、３０分かけて漁船をチャーターして走らせると、そこは別天地、海の蒼さが際立つ。雨が上がると虹がかかる。休息施設もあり、バーベキュウも可能で、一日たっぷり楽しめる海水浴場だが、なぜか、人っけがない。もったいない。マリピピ本島には宿泊施設がないため、留学生の知人宅で世話になる。あいにくの停電で、水汲み、洗濯、あらゆるものが手作業。海岸べりの広場では、バスケットボールに興じる若者たち。小さい子どもたちは、持ち込んだバルンアートに興味を示す。日本にとって、レイテは第二次世界大戦時の不幸な歴史を背負う。子どもたちは学校で教わり、大人は子どもたちに語り継いでいるが、島の雰囲気からは微塵も感じられない。

エリア レイテ島(フィリピン)

• 交通手段: 船 レンタカー 自転車 徒歩 バイク 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

マリピピ島を結ぶ唯一の交通手段は、日に一便の木造船フェリーに委ねられています。

島の人たちが頼りとする木造船。

フェリーの全景です。

マリピピ島の桟橋から望見。

マリピピ島の港。

桟橋を渡って島に上陸です。

マリピピ島の向かいの島へ海水浴へ．桟橋がないので、降りるのが一苦労。

マリピピ島の向かいの島へ海水浴へ。

やっとの思いで上陸。

この船に運んでもらいました。島民の自家用です。

マリピピ島から自家用船をチャーターして３０分。そこは別天地、島には海水浴場が広がります。

海の青さが浮きだちます。

海水浴場にはなっているのですが、海水浴客がいません。

お父さんが散髪です。

島の温泉は多目的に活用されています。

飲み水→入浴→洗濯→多目的に活用された温泉は海へと流れて行きます。

男女混浴の入浴場です。衣服を身につけたまま入れるので、通りすがりでも気楽に温泉を楽しめます。

椰子の木が南国情緒をかもし出しています。

訪問した小学校の子どもたちがお別れ際に手をふってくれました。

村を結ぶ生活道路が私の朝夕の散歩道の役目をしてくれました。

村と船着き場とを結ぶ大切な道路。

低学年の子どもたちは、食事後の余暇は海辺で過ごします。お兄さんたちは、バスケットに興じます。

夕時、子どもたちが三々五々海岸縁に集まって、コミュニケーションを楽しんでいる。仲間に入れてもらうのもそう難しいことではありません。真向かいに海水浴場が望見できる。

幹線道路は道幅を広げ、舗装工事を進めています。

街場での買い物などの用たしは、もっぱら単車です。

島のメインストリート。