韓国(9)え！まさかのノンアル花見／釜山

2018/03/31 - 2018/04/01

お花見と聞けば、満開の桜の下に肴を持ち寄りビール片手にワイワイと。そんなイメージで今が盛りの釜山を訪ねると、全く異なる光景が。

ＬＣＣの特売に乗せられ一泊二日の釜山旅行。17回目の韓国は相も変わらずサムギョプサルにcassビール尽し、でも桜を見上げる時だけ素面です。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ジンエアー
• 旅行の手配内容: 個別手配

土曜の昼インで日曜の午後アウト、実質滞在24時間強なので、宿は空港アクセス至便の西面に。

安宿も多いロッテ裏の界わい、でも大半はいわゆる大人向けホテルで（まぁ一人でただ寝るだけなので何処でも良いが）慎重にチョイスし、こちら。

フロント無人…他のチェックイン客たちとスタッフを隈なく捜索する羽目に。それでも手頃で広くて綺麗、賑やかな夜の店に包囲されているにも関わらず案外静かなハウンドホテルです。

ベッドの頭上に程々の重量がある品々が立てかけられているのは、やはり地震の少な目のお国柄か。

ロッテの裏口、花盛り。

町中の桜は全般に上の方で咲き誇る感じ。ゆえに見上げて歩く人も少な目。

友人のチャンファンと川沿いのお花見スポットへ。そう、これだ！花見と言えば桜の下でどんちゃん騒ぎ！

と思ったら、ドンチャン音が出ているのは舞台上。

各所ステージに踊りやビッグバンドの団体が次々登場し、観衆は酒など一切なしで純粋に出し物をお楽しみに。

もう少し歩けば焼きそばの屋台に冷えた缶ビール屋さんがあるはず！と暫し諦めずに散策を続けるも…皆無。実に健全です。一方で、夜暗くなったら結構飲んでる説（チャンファン）。

チャンファンが営むベーカリーカフェに。ワインやビールにも合いそうなドイツパンが人気でしたが、最近しめちゃったとか。

夜は旧友パランと西面へ。太った友人が推す店は外れない。

「どうしていつもサムギョプサルなの？大久保で食っても一緒だよ」とかつて大久保の韓国料理屋でバイトしていたパラン。

でも毎回話題の店を探して連れてってくれます。今回は、０９３という名の人気店。どう考えても「奥さん」（いや、それは日本語）。韓国語ではゴングサン＝toolsって。

ネーミング通り、店内の壁にはいろんな工具をディスプレイ中。

案の定店員さんたちもつなぎをお召しに。運ばれてきた工具箱の中は、

徹底的に工具めいたスプーンやフォーク満載でした。

肝心のサムギョプサルはちゃんと美味しそう。

しかし、そこは０９３、普通には食わせてくれず。

店員さんから顔面を覆うグッズを手渡され（よく町工場で溶接工の人が火花よけるために使いそうなアレ）、店員さんがガスバーナーで肉の表面にゴーーーーー！ってファイヤー。

そのパフォーマンス、要るか？と思わないでもないですが、適度に炙られ、まぁそれはそれで。何より手放しに楽しかった。悔しい。

太った友達がいると美味しい店に導いてくれて助かるんですが、難点はどれだけ満腹になっても一軒だけで済まない事。次の店でもチヂミをあてに、マッコリ祭りの開始です。これ、元々甘いのに蜂蜜が投入されている場面。

翌朝はチャンファンが海沿いの温泉に連れてってくれて、湯上りに何かしら麺類。釜山はコンパクトで、グルメに温泉より取り見取り、そして地元の人たちは日本に於ける大阪のような人懐っこさで、やはり関西人には居心地が良いのです。

去年夏に改装が終わり、広々すっきり金海空港。

まだ真新しいスカイハブラウンジ。プライオリティパスで使えるラウンジが一つ増えていました。

搭乗ゲートの並びにあるので（KAL＆アシアナラウンジは一つ上のフロア）便利です。

ビールサーバーがあるのが良かった。好きな具材を選んでビビンバ作れるコーナーまで。弾丸釜山、ほんの１泊２日でもお腹いっぱい！カムサハムニダ。