2018/08/18 - 2018/08/26
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gyachung kangさん
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今年の夏休みジョージア旅行。
東京を飛び立ちジョージア入国後、まっしぐらに向かったアッパースワネティ地方のウシュグリ村でとびきりの時間を過ごした後、その余韻もさめやらぬままメスティア→ズグディディとミニバスを乗り継いで首都トビリシへと舞い戻った。
トビリシに宿を取り次の目的地に行くプランを練る。私の次の目的地はトビリシの北150キロ先にあるカズベキ村だ。
移動また移動でアタマとカラダがフル回転、休暇らしからぬ夏休みとなったが、それがまた楽しい。
小さな国土に見どころ満載。ウダウダしている暇はない、それがジョージア。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の4日目火曜日の朝。
前日、私はウシュグリ村から車をキャッチしメスティアに戻り、すぐさまズグディディ行きのマルシュルートカに乗り換えて夜8時頃、無事にズグディディの街に到着した。
便利な場所にあった部屋数のあるホテルに一泊、今日早々に首都トビリシに戻る。これが私の立てたプラン。
ズグディディはそもそも観光客がやってくるような街ではない。言い方は悪いがスワネティ地方や黒海沿岸リゾートエリアに行くための中継地点の街である。
朝食のために6階の食堂フロアに上がりテラスから街を見下ろしてみた。
朝8時、なのに人も車も見当たらず。 -
ズグディディはそんな街なんですけど。
このホテルの朝食に出てきた焼き立てのピザ。一口食べて思わず声が出た。
トビリシで乗ったタクシーの運転手が「スワネティのほうはピザが旨いんだよ」と言っていたのを思い出したが、掛け値なしに旨い。こりゃあ今まで食べた全ピザの中で第1位の味だ。
こんな田舎町の平凡なホテルでこの最上級の味に出会うとはねえ。
そういや前夜立ち寄ったコンビニでレジ打ちしていた女性がミランダ・カー激似でこれにもビックリしたが。
一見して何もない街ズグディディ。
だが、侮れない。 -
侮れない街ズグディディからマルシュルートカに乗り5時間、トビリシに戻る。
今夜私が選んだホテルはここ。
旧市街から近く、抜群の立地にあるちょっと趣きのあるホテルだ。 -
案内された部屋は水回りと居室に段差があって今時ではないアンチバリアフリー
-
古いけれど調度品も程よくレトロ。
私のストライクゾーンにはまっていた。
これで一泊150ラリ。8000円程。
実に落ち着ける。 -
歩いて5分の場所にトビリシのシンボル
このメテヒ教会がある。 -
メテヒ教会は外壁修繕中。
薄暗い礼拝堂の中は厳かなミサが行われており撮影は禁止。
明日はグルジア軍用道路を北上してカズベキ山を訪ねる予定。私はいつものように旅の安全をお祈りして教会を後にした。 -
翌朝。
8時半にチェックアウトしミニバスターミナルがあるディデューブに向かう。
この日もマルシュルートカが客待ち状態。 -
カズベキ行きは簡単に見つかった。
同じミニバスに乗り込んできた地元の女性が愛想よく話しかけてきた。アニメが好きで日本に興味を持ちVRを見ているうちにいつか行ってみたくなったと言う。
ウシュグリからの帰路の車内でもジョージア女性から日本についてお褒めの言葉をいただいていた。「日本は全てがオーソライズされている。日本人はpoliteな人たちだ」だって。
これってちょっと、いや、かなり嬉しくなるじゃありませんか。
ほどなくして22人乗りミニバスは満席になりカズベキ村を目指して出発となった。 -
トビリシ市内を抜け出るとミニバスは北に進路を変え、あっと言う間にお山の道へ
-
徐々にアッパースワネティにも引けをとらない山並みが姿を見せ始める。
-
出た出た出たああ
これぞ名高いグルジア軍用道路
この景色が見たかったス! -
ジョージアとロシアの友好の碑だ。
馬鹿でっかいサイズがいかにもソ連的。
政治的に親米路線に舵を切りロシア離れしつつある今となっては逆にかなり貴重な歴史遺産と言えるんでは。
これは車を降りて見たかったなあ泣 -
山も谷も美観である。
このドライビングルート、車内で居眠りなんてしてたら大損します、ホントに。 -
車窓から抜群の眺望を楽しんでいるうち12時半、あっと言うまにカズベキの中心広場に到着した。車の数からやはりこの村にはかなりの観光客が乗り込んでいる様子。
-
軽い昼食をとり広場から徒歩10分、前夜予約サイトで見つけていた今夜のホテルを探しあてた。
部屋数は4か5。オーナーの自宅兼プチホテルのような風情の小さな宿だ。 -
ツインルームなので広々使える。
それ以上にバルコニーからはカズベキ山が丸見え、というのがこの宿の売り。
もっともチェックインしたこの時カズベキ山は雲隠れ中で眺望力の程はわからず。 -
今時風ミニマリズムの室内センスもまあいいじゃない。
私、これまで長らくホテルの予約をしない派だったのだが、昨今の宿泊予約サイトの充実ぶりに感心し行動予定を決めたら前の晩にサイトから予約を入れることが多くなった。ITの進化は旅の仕方も変えちゃいますねえ。 -
さて。
ロシアとの国境手前、グルジア軍用道路の最奥の村カズベキにやって来た私の目的は山の頂上に佇むツミンダ・サメバ教会をこの目で見ること。
宿を出てツミンダ・サメバ教会へのアプローチになるゲルゲティの集落へ向かった。 -
橋を渡りゲルゲティの集落に入り歩くこと30分、ツミンダ・サメバ教会への参道となる取付き口を探す。
-
途中、下山して来た男性観光客に尋ねるとルートは2本あることが判明。やや長い緩斜面道と厳しい直登ルートの2本。
彼は私に緩斜面ルートを薦めてきたが、私は直登ルートを選択することにした。
だってそのほうが楽しいじゃないか!
って流れでこのガレ場から始まるのがツミンダ・サメバ教会への直登ルート。 -
取付き口からいきなり始まる急登をクリアして現れる小さな踊り場でいったん息を入れる。牛も休む場所。
-
さらに上へ。
ゲルゲティの集落が既にはるか下に。 -
早くも日本では手に入らない素晴らしい景色。
だが、このルートはかなりタフだ。 -
後続のトレッカー、いや巡礼者か。
-
山腹を右手に巻きながら登ると、、、
見えてきた!
ツミンダ・サメバ教会! -
山の頂上までもう少し。
と、私より先行のトレッカーが途中休憩中。
聞けばポーランドからの男性で齢の頃は私と同世代、彼はなんとここまでマウンテンバイクで登って来たのだという。信じられん。汗だくでクールダウンする私を尻目に彼はニコニコ顔でバイクを押して出発して行った。 -
こんなルートですよ。
あの先は雲間に隠れたカズベキ山。
限られた日程で夏休みを思う存分楽しむ人は見ているだけでこちらもイイ気分にさせてもらえる。 -
私もいよいよゴールへ。
-
遂にたどり着いた。
あのツミンダ・サメバ教会が今、目の前にあるじゃ~ないか! -
ツミンダ・サメバ教会がここに建立されたのは14世紀の頃。ゲルゲティの三位一体教会である。ウシュグリ村で見たスワネティ地方の教会とは違ってコーカサスの教会の典型的な建築様式に見える。
中に入るとかなりの来訪者がいた。礼拝堂内は一切撮影禁止、厳粛なる雰囲気でフライング撮影が許されるような空気は微塵もない。私はロウソクを買い火を灯しお祈りをして教会を後にした。 -
山の頂上に立つツミンダ・サメバ教会から見下ろすカズベキの村。
ここは標高2200メートル。
ここに来る観光客は間違いなく全員がこの場所に立つと思う。実際にこの場で日本人の男女ペアに会った。ジョージアで出会った唯1組の日本人。 -
カズベキ村の谷を挟んで立つこの山の名前はわからない。だが見事な山だ。
-
そして教会の北側にはカズベキ山がある。
が、この通り雲が下に降りてきて山頂は見えない。明日に賭けることに。 -
この時、地元の新婚カップルの結婚式に遭遇。ウェディングフォトタイムに便乗して私も1枚。
-
ツミンダ・サメバ教会を遠くから見るとこういう景色になる。
2200メートルのこの山頂はなだらかな牧草地のようになっていて麓から見上げている限りでは想像もつかないスペシャルな空間になっていた。
左手には舗装されていない車道。大部分の観光客は日本製の小型4WDなどをチャーターして山頂までやって来るようだ。 -
この日、車は20台くらい。
4WDで来ても良し。
自分の脚で来ても良し。
いずれにしてもみんなこの景色を見たいがために世界中からやって来る。
この景色は世界に二つとないと思う。 -
ここも馬と牛の自主トレ天国
-
陽が傾いてきた。
どこからともなく黒い服を纏った修道士が現れて教会へ向かって行く。
ロベール・ブレッソンか
テオ・アンゲロプロスか
アンドレイ・タルコフスキーか。
映画で見るようなワンシーン。 -
さあ、私もそろそろ下山しないと。
登ってきた急登ルートを再び下る手もあるが、もう一つの下山ルートを発見した。
こちらから下りてみよう。 -
このルートは緩やかに高度を下げていくこんな道。ゲルゲティの集落の真ん中に降りていくようだ。
-
その道すがら
まるで私を待ち伏せていたかのように
この犬が登場した。 -
特段の意味はなく、挨拶代りに指を立ててカモーンのサインを送ると
ヒョコヒョコと私の後について来た。 -
私がずんずん下ると
-
いつの間にか先頭に立って道案内
-
そう、彼は自ら先導犬となっていた。
-
私の他には誰かがこの下降ルートを下ってくる気配もなく、下から上がってくる人も車両もない。
-
ツミンダ・サメバ教会のシェルパ犬か。
私からの報酬は無いボランティア。
2020五輪のボランティア待遇がブラックだとかナントか言っちゃってる国があるらしいけど。
彼の振る舞いに心が洗われたね。
彼の名前はもちろんサメバだ。
私が今決めた。 -
道中たまによそ見をして先導役をさぼり私の後になったりするサメバ
ぱんぱんと手を叩くと、す、すみませんご主人、という風情で追いついてくる。 -
あ~
この道でいいんだよねえサメバくぅん? -
ええ、この道で確かです
-
下降すること1時間
ゲルゲティの民家が立ち並ぶ地点まで降りてきた。ずいぶんと長い迂回路であった。
民家の間を通る小径に入ってからいつしかサメバの姿が消えていた。
お勤めを果たして家に帰ったのか。
お礼を言いたかったのに。 -
本日のアップダウンに疲労気味。
この「カフェゲルゲティ」を発見、休憩することにした。
店に入るとおそらく70代半ば、店主のお父さんが一人。 -
私はコーヒーを頼んだ。
ところがだ、私の財布の中を見ると小銭は4ラリのみ。コーヒーは5ラリだった。
あとは最大紙幣100ラリしかない。海外ではよくあるが、スモールチェンジ?と尋ねると、いやあ無いね、との返事。
残念、失敗した、ここは諦めて宿に帰るかと思った時、私の手のひらの4ラリを見ながら「OKだ、飲んできな」とお父さん。
お礼を言い4ラリを渡そうとすると、
「あ、いいんだよ」と言って一銭も受けとらず私にコーヒーを差し出した。
私は庭先でそのコーヒーを飲んだ。
小さな鉢植えの花がやけに美しかった。 -
カフェゲルゲティのお父さんに丁重にお礼を言い店を出ると庭先でガーデンパーティー真っ最中の地元の一団。あまりに楽しそうなのでカメラを向けると手を振って応えてくれた。
ほっこりして宿に帰る道を少し急ぐ。
するとその先に。 -
え?
私が歩くその先にサメバがいるじゃないか。
山頂からどのルートを下ってもルートは合流しゲルゲティからカズベキに戻る時には必ずこの道を通る。
サメバはそれを知ってるのかな。 -
ひょっとしたら彼は毎日こうして誰かとともに山を降り見送ることを日課にしているのかも知れない。
サメバにお別れができてよかった。
ゲルゲティで受けたおもてなしは旅に出なければ体験できないおもてなしだった。 -
夕食をとりホテルへ戻った。
バルコニーから外を眺めると昼間、雲に覆われて姿を拝むことがなかったカズベキ山のシルエットが薄暮の中ではっきり浮かび上がっている。
明日の朝、期待はハンパない。 -
カズベキ村の夜が明けた。
カーテンを引いて窓を開けると
雲は跡形もなく飛んでいた。 -
空が白んで来た。
もうこうなると一歩も動けない。
トイレにも行けない。 -
赤く染まった。
これぞモルゲンロート。
梅里雪山
ダウラギリ
アンナプルナ
マッターホルン
いずれの山も朝日を全身に浴びる姿は筆舌に尽くし難いほどの輝きだったが、
カズベキ山も一歩も引けを取らない。
この稜線の美しさを見よ。 -
うわ~ たまんない。
惚れる。また惚れてしまった。
最近ホントに山に惚れてしまう。
5分話しただけでマドンナに惚れてしまう車寅次郎並みである。 -
カズベキ山
5033メートル
手前左わずかにシルエットが確認できるツミンダ・サメバ教会の山頂が2200メートルだからあそこからの高度差は八ヶ岳一個分くらいってことか。
我らが富士山の比ではなくアルプス最高峰モンブランよりも高い。それでいてこの静謐な立ち姿。コーカサス山脈の大スターだね。 -
ウシュグリ村同様、このカズベキでも朝一番の時間帯はゴールデンタイムだ。
なんで早々に麓の村ゲルゲティに向かう。
何の花だかわからないが綺麗な赤い花が咲いている。 -
この日も直登口へ。
なぜなら
汗をかいて登るのがすきだから。 -
昨日はこの道からでさえ全く拝むことができなかったカズベキ山が見えている。
そして私の前に先行するアタッカーがいた。まだ時間は9時前ですよ。 -
あいやあ
やっぱり5000メートル峰は手強いなあ。
あっと言う間に雲を呼んでくるのね。 -
私が山頂の台地に着いた時、既にカズベキ山のほぼ全体が雲に包まれていた。
-
この台地にはそのカズベキ山につながっていくトレッキングルートがある。
あの小高い丘の先だ。 -
4台の車と2頭の馬。
その脇にはテントの後片付けをしているグループ。昨夜はここにテントを張って野営したらしい。言うまでもないが、当然指定されたキャンプサイトなんてないんで。もうここでは自由存分に楽しめるってことだろう。 -
カズベキ山にアプローチするにはまずこの丘を越える。
だが、しかし。
ご覧のとおり結構遠いんだなこれが。 -
はあはあ言いながらまずは丘の上に。
丘の上にこの先のルートマップがあった。
これってかなり壮大なルートのようなんだが、私にとって想定外。この情報は旅の聖書ロンリープラネットでは数行のレビューのみ。黄色い本に至っては影も形もない。
私より一足先にここに着いていたフランス男性はどうやら奥まで行くつもりのようだ。 -
後ろを振り返ると
ツミンダ・サメバ教会がはるか下に見えている。 -
カズベキ山はもう完全に隠れた。
さあ、どうしますかねえ?
この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足は道となり、
その一足は道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
ってことで、とりあえず行けるところまで行くことにした。
それにしても、猪木さん、この詩は素晴らしいと思うんですけど、中盤の重複、ヘンですよね? まあいいか。 -
行く手にはあり得ないくらいにお見事なトラバース道が走っていた。
歩き方よ、これを書かんでどうするの。 -
カズベキ山が雲に隠れたことを除けばウシュグリ村に引き続いてこの日も絶好の天候コンディション。どうやら私はジョージアに歓迎されているようだ。
サンキューです、マドローバ! -
気分いいなあ。自然と鼻歌が出る。
東京に帰ったら仕事がわんこそば状態で待っているんだが、これだけ楽しいとそんなのへっちゃらに思えてくる。
生きる糧を与えてくれる、
それが旅(by私)
猪木さん、まだまだですかね? -
長い長いトラバース道はやがて登り道に
-
この登り道で
岩に打ちつけられた碑が現れた。
ん、これは? -
碑には記録が書かれていた。
2013年9月、カズベキ山から下降途中に3人のポーランド人登山家が命を落とした。うち1人は未だ遺体が見つかっていない。
その3人の慰霊碑だった。金属板に巻きつけられた布は確かにポーランド国旗であった。
ポーランド出身の登山家と言えば世界的なビッグネームがいる。ラインホルト・メスナーに次いで8000メートル峰全座登頂を成し遂げた鉄人イェジ・ククチカである。彼もまた栄光を成し遂げ後にローツェ南壁に沈んだ。
前日に出会ったバイク男性を思い出した。
私はリュックに入っていたチーズを岩の上に置いてペットボトルの水をかけた。
ポーリッシュの挑戦者スピリットに敬意を込めて合掌。 -
私が慰霊碑の前にいた時、後続のトレッカーがやってきた。ここで一緒に記念撮影。
彼らは夏休みでジョージアにやってきたイラン人だった。あの丘の麓でテントを張っていたグループだ。この後数人が続いて山を登ってきた。 -
麓にいた2頭の馬も彼らの荷物を背負ってカズベキ山の足元へと進んで行った。
ここまでできるってやっぱりちょっとばかり羨ましい。 -
ツミンダ・サメバ教会は豆粒のようなサイズになっている。
私は食料もこの先充分な水の備えもない。
このあたりが引き返す潮目か。
実にいい道を歩いた。
ここでカズベキ山に別れを告げることに。 -
山頂の台地に戻る。
ここにリゾートホテルを建てたら
連日満室間違いなしだろうなあ。
いや、ダメだ、それだけはやめてくれ。 -
こうしてちゃんと先住者たちがいるからねえ
-
ツミンダ・サメバ教会
天空に望む孤高の教会だった。
全ジョージア人の誇り、
きっとそう思う。 -
絵になる
という表現があるがツミンダ・サメバのためにあるような言葉だなあ。
絵になる度合いではこれまで訪れた教会の中で随一かもしれない。いやいや、これより上の教会ってありますかね。
絵になる姿があまりにも名残り惜しくなり、私は敢えて遠巻きに道を選んで山を下った。 -
朽ち果てたこの廃塔も私に強烈な印象を残していた。いったい、いつ、誰が、何のために? 全ては不明のまま見納め。
カズベキでのトレッキング道中では様々な国からのゲストに出会った。ポーランド、フランス、ロシア、ドイツ、イギリス、ベルギー、トルコ、イラン。彼らとの挨拶、他愛のない会話、それがまた格別に楽しい。自分の不都合な英語力さえ忘れていたかもね。 -
山を下りゲルゲティの道なりで気づいた看板。ゲルゲティの村に水の供給システムのため米国が資金援助したとのお触れ書きである。
ロシア、イラン、トルコと意のままにならないこのエリアにあってジョージアに楔を打ち込もうとする米国。実際にトビリシ市内にはジョージ・ブッシュストリートと名付けられた道路もあった。出国時の空港カウンターでは並び合わせた米国人男性が偶然在ジョージア大使館職員で会話をした。
彼は非常にナイスガイだったがちょっと心配。インフラ整備の手助けをするのはいいが、ジョージアに火種を持ち込むのはやめてくださいお願いだから。 -
宿に戻って荷物を引き上げミニバス乗り場のあるカズベキのスクエア広場に戻る。
その途中の坂道、ツミンダ・サメバ教会が見えていた。これが本当に見納めだ。 -
トビリシ行きマルシュルートカの時間は?
今は午後2時前。2時発便があるみたいだが無理に飛び乗るのはここでは無粋。
3時半でいいじゃないか。 -
スクエアを見下ろすカフェでランチを食べてレモネードを飲んだ。
と言っても日本で想像するレモネードとは全くの別物。葡萄や梨、果実を絞った微妙に発泡性のジョージア人の国民的飲料である。コーカサスの山並みに囲まれながら飲むレモネードの味は美味いんだなコレが。
さあ今からグルジア軍用道路を下って首都トビリシに戻ります。
グッバイ、カズベキ!
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