2018/09/21 - 2018/09/21
52位(同エリア403件中)
玄白さん
5年ぶりに茂木町の城山公園の彼岸花を見に行ってきた。ここには鎌倉時代の築城と言われる茂木城の城跡の土塁、空堀におよそ50万本の彼岸花が咲いている。例年だと名前の通り彼岸の頃が見頃になるのだが、今年は春先からの様々な花と同様、開花が早く、彼岸前にすでにピークを迎え、ところどころ花の色があせたり、茎がたおれたりしている株も散見された。
だが、平地に咲いているのと違って、斜面では奥行き感が出て、見応えがある花風景だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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源頼朝からこの地の地頭職を賜った八田知家は、その子、知基に地頭職を譲り茂木姓を名乗らせた。その茂木知基が、この山城を築城したと伝えられている。現在では、建屋は、復元された櫓があるだけで、城山公園として整備され、町民のいこいの場となっている。
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イチオシ
だが、当時の曲輪の跡、土塁、空堀はよく保存されていて、城郭の土台の構造は伺い知ることができる。
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周囲の平地からの高さ80mほどの山というより丘の城であるが、東西南は急峻な崖になっている。その斜面一面、特に南側に彼岸花が咲いている。山の名前は桔梗山と呼ばれているので、この古城は桔梗城とも呼ばれている。
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斜面中腹に遊歩道が整備されていて、彼岸花の群生の中を散策できる。途中に小さな祠がある。
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祠に登る階段の周りも一面の彼岸花。
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祠の横に石碑も建っている。聖徳太子という銘が刻まれている。茂木城と聖徳太子?どういう関係があるのだろうか? 調べてみたが不明。
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数は少ないが、黄色の彼岸花も見られる。なお、黄色の彼岸花は厳密には鍾馗水仙といい、彼岸花とは別種であるらしい。
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白い彼岸花も見られる。白い彼岸花は彼岸花と鍾馗水仙の交雑種だという。赤と黄色が混ざれば色彩論的にはオレンジ色になりそうなものだが、白くなるというの植物の面白いところだ。たぶん、花の色を決める遺伝子が交雑によって働かなくなった一種のアルビノかもしれない。
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だが、彼岸花は両性生殖はせず、球根でしか増えないと言われている。交雑種だと、実生するということだろうか? 植物の世界は不思議いっぱいだ。
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崖の下を見下ろすアングルで、斜面の彼岸花を撮る。
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斜面を見上げたアングルで。
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これだけの彼岸花の株は自然に増えたものではなく、近くの茂木高校の生徒たちが毎年少しづつ球根を植えて増やしてきたものだそうだ。
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彼岸花の球根は毒があり、ミミズや、それをエサにするモグラなどが侵入しないように、田んぼの畦によく植えられていた。また、土葬が主流だった時代には、墓を野犬などに荒らされないように、墓の周りにも植えられていた。そんなことから、彼岸花は別名、死人花、葬式花などというありがたくない別名がある。
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イチオシ
だが、今では鑑賞用の秋の花として人気が出ている。
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本丸跡と出丸跡の間の空堀にかかる青い橋。もちろん、公園として整備された現代の橋ではあるが、茂木城の築城主の名前を取って、知基橋と命名されている。
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橋のたもとから見下ろす空堀の法面。ここも一面の彼岸花。
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花の密度が高い一角を縦構図で。
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また、斜面の遊歩道に戻り、行ったり来たりしながら、パチリパチリ。
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桜の木の周りに咲く彼岸花。
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同じ場所で、アングルを変えてもう一枚
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斜面の上へ。
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この辺りはいかにも人工的に植えた感じの彼岸花の列。
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まだ痛んでいない花を選んでアップ気味に一枚。
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八溝山系の山と彼岸花。曇っているので、空は入れないのがセオリーらしいが、少しは遠方の風景も入れて一枚。
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手前の彼岸花の茎の間から奥の彼岸花にピントを合わせてパチリ。
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彼岸花の中に一輪の鍾馗水仙。
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イチオシ
周りの彼岸花をぼかして、鍾馗水仙にピントを合わせて。
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時期外れに咲いた一輪のアジサイ。紅一点ならぬ白一点。
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出丸の南側斜面付近。
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同じく出丸の南側斜面付近。
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前ボケを入れて。
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知基橋の上から俯瞰。
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本丸跡は、きれいに手入れされた芝生の広場になっている。
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本丸跡地の周りに植えられた彼岸花の列。
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イチオシ
クロアゲハが蜜を吸いに花から花へと渡り飛んでいる。
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本丸跡北側のはずれには杉林が続いている。その斜面にも彼岸花が咲いている。
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その斜面の裾野に鏡が池という小さな池があり、斜面の彼岸花が写り込んでいる。そばに建てられた立て札には、
「かつてある城主に美しい姫が誕生したが、はやり病にかかり、醜い痘痕が残ってしまった。憐れんだ城主は、城内の鏡をすべて処分させて、姫が自分の顔を見られないようにしたが、後日、姫はこの池の水面に写った自分の醜い顔を悲嘆し、池に身を投げてしまった」
という伝説が書かれていた。 -
ランチタイムとなったので、連れ合いのたっての希望で、道の駅もてぎへ。そのお目当ては・・・
最近、B級グルメグランプリが花盛りだが、その一つに道ー1グランプリという道の駅で提供されているB級グルメのコンテストがあり、一昨年、去年と2年連続でグランプリに輝いた「ゆず塩ラーメン」を食べること。 -
鳥と豚のスープにゆず果汁を加えたさっぱりとした味の塩ラーメンである。テーブルに置かれたゆず酢を一振り加えると、一層柚の香りが引き立ち、上品な味わいが増す。2年連続のグランプリを受賞しただけあって、飽きがこない美味なラーメンだった。具は、モヤシ、きくらげなど野菜ばかりで肉っけは無し。すりおろしたゆず皮がトッピングされている。¥640の手頃な値段である。
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ラーメンの後はデザートということで、ゆず塩ラーメンの「もてぎ十石屋」の隣りの手作りアイスクリーム工房で、「ずんだアイス」。
半日足らずの、彼岸花撮影小旅行であった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- j-ryuさん 2018/09/30 04:53:16
- 妖艶
- 玄白さん、おはようございます。
昨日はご来訪&コメント&いいね、ありがとうございます。
栃木や埼玉は彼岸花の群生の名所が多くどこも素晴らしいですよね。
福島県にはこれほど群生しているスポットは見たことがありません。
けして多けりゃいいってもんでもありませんが
やはり群生はインパクトがありますよね。
私も一応町内の彼岸花を撮りましたが
撮影ポイントが同じでマンネリ化しています。
群生していなくてもいいから
そのポイントらしい個性が光る写真を撮ってみたいです。
j-ryu
- 玄白さん からの返信 2018/09/30 08:22:12
- RE: 妖艶
- j-ryuさん、おはようございます。
彼岸花は、墓地などにも咲いていて、死人花、葬式花という別名があったりして、以前はあまり好きな花ではありませんでしたが、最近は被写体としての魅力のある花と思えるようになっています。
玄白
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