車ナシ女子ひとり旅　伊勢・志摩・鳥羽編　２日目

2018/09/18 - 2018/09/20

車なしアラフォ女子、二泊三日の伊勢志摩鳥羽へのひとり旅です。
１日目は伊勢、２日目は志摩、３日目に鳥羽を回りました。
（1日目の旅行記は　https://4travel.jp/travelogue/11403839　）
（３日目の旅行記は　https://4travel.jp/travelogue/11404144）

2日目のスケジュールはこんな感じです。
１．ホテル　→　石神さん　（ホテル送迎バス）
２．石神さん　→　鳥羽駅　（ホテル送迎バス）
３．鳥羽駅　→　鵜方駅　（まわりゃんせで近鉄特急）
４．鵜方駅　→　横山展望台　（タクシー）
５．横山展望台　→　賢島　（タクシー）
６．賢島で観光　（志摩マリンランド、伊勢志摩サミット記念館、賢島エスパーニャクルーズ）
７．賢島　→　鳥羽駅　（まわりゃんせで近鉄特急）
８．鳥羽一番街でお土産購入
９．鳥羽駅　→　ホテル　（ホテル送迎バス）

車ナシの割にはいろいろ回れて充実してました。ホテルの送迎バスと、まわりゃんせのおかげです。

エリア 三重

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 私鉄 徒歩

2日目の朝です。
朝ごはんも海の幸いっぱいで美味です。
海藻好きのわたしのお気に入りは地元でとれたという「あらめ」でした。左上のひじきみたいなやつ。

伊勢エビの殻ダシお味噌汁。なんて贅沢な。

もりもり食べたあと、女性に人気のパワースポット石神さんへ。
ホテルは石神さんから徒歩１０分ほどのところにありますが、朝はホテルが送迎バスを出してくれているので、それを利用することに。

海女文化資料館の前で下ろしてもらい、そこから参道を歩いて石神さんのある、新明神社へ。

文化資料館の斜め向かいにある小さな商店に、こんなかわいらしい海女さんアートが。

歩いて３、４分ほどで、新明神社の鳥居が見えてきました。

神明神社(石神さん) 寺・神社・教会

こじんまりとした神社ですが、週末は観光バスが次々と訪れ、賑わっているそう。平日の朝来れて良かった。

敷地の奥にある新明神社の本殿に最初にお参りし、そのあと末社である石神さんにお参りするのが作法だそうです。こちらは本殿にある「長寿の木」。

そして同じ敷地内にひっそりある、石神さんへ。備え付けの用紙にお願い事を一つだけ書いて、この奥にある願い箱に入れます。

こちらはお礼参り絵馬。願いが叶った人たちがお礼参りにきて、お礼の言葉を綴っています。「結婚できました」「赤ちゃんを授かりました」「息子の受験が無事終わりました」などなど。ほっこり幸せな気分になれます。

わたしはここに来るまで知らなかったのですが、石神さんは本当に大人気で、芸能人やスポーツ選手もしょっちゅう目撃されているようです。

さて、先ほど来た参道を戻る途中には、古民家を改装した「海女の家　五左屋」があり、カフェで休憩したり、お土産を買ったりできます。

海女文化資料館に戻り、ホテルの送迎バスを待っているあいだに見学。海女さんの歴史とか、使っている道具などが展示されています。相差には海女さんと実際に交流できる海女小屋などが何件かあり、今度来たときは行ってみたいです。

資料館の写真撮り忘れたので、ネットから拝借。

相差海女文化資料館 美術館・博物館

ホテルの送迎バスで鳥羽駅に１０時半ごろ到着。
志摩ライナーで横山展望台のある鵜方へ向かいます。
志摩ライナーはこんな感じで、中もきれいで快適です。

２５分ほどで鵜方に到着し、タクシーで横山展望台へ。
こんな有名な展望台ですが、交通機関のアクセスは悪く、歩くと片道４０分。しかも山道なので、もうタクシーしかないでしょう。
１３００円ほどで行けました。その価値はあります。
なぜなら、この石段を上った先には・・・・

この絶景が待っているからです。

溜息しか出ません。美しいです。

横山天空カフェテラス(横山展望台) 名所・史跡

英虞湾のリアス式海岸、賢島を含む小さな島々と岬が無数に広がります。

新しいカメラでズームインしてみると、プライムリゾート賢島が見えました。

海に浮かんでいるこの紐みたいなのは、真珠養殖場ですね。
右上に見えているスペイン風の建物は志摩地中海村のようです。

展望台は実は３つあるので、全て回って休憩するとちょうど３０分くらい経ちました。カフェもあるし、もっと長居しようと思えばできます。この日はまた３０度まで気温があがり、ちょっと暑かったのでそろそろ引き上げることに。

来るときにタクシーの運転手さんにもらっておいた電話番号に連絡し、迎えに来てもらいました。待っていてもらうと高くなってしまうので、この方法を利用する人が多いそう。

タクシーで賢島へ。鵜方へ戻ったほうが安いけど、また一駅だけ電車に乗らないといけないし、決して本数多くはないので、ちょっと高くついたけど直接賢島へ行ってもらいました。２３００円。

賢島エスパーニャ遊覧船に乗りたいのですが、ちょうど着いたのが１２時半。１２時半の便は土日しかないので、次は１時半。時間をつぶすために賢島駅からすぐの志摩マリンランドへ。

【令和3年3月31日閉館】志摩マリンランド 動物園・水族館

入り口にいきなりペンギンさんがいます。灰色でフワフワしてるのはまだ赤ちゃんだからですよね。可愛い。

ゾウガメ？もいました。
他にも、熱帯魚や目玉のマンボウなど、小さい水族館ですが色々飼育されています。

まわりゃんせで入場料がカバーされるので、近くを回るついでに来る場合はお勧め。それ自体を目当てで行くことはないかなあ。

マリンランドから賢島駅に戻り、まだ２０分くらい時間があったので、駅の二階にある伊勢志摩サミット記念館へ。無料です。

写真は、実際にサミットで使ったテーブル。安倍首相の席に座れます。小さな記念館ですが、サミットの誘致努力や地元での準備など開催までの流れ、当日の様子などがわかりやすく展示されていて充実しています。カフェも隣接しているので、休憩もできます。

さて出航の時間１０分前になったので乗り場へ。エスペランサという船で英虞湾を５０分ほどかけて遊覧します。まわりゃんせを提示するだけで乗れます。

英虞湾島めぐり 乗り物

行ってきます。暑い日なのでエアコンが効いた船内から試しにパシャリ。ガラス越しでもきれいに撮影できました。

英虞湾を紹介する船内放送を聞きながら進んでいきます。確か後ろに見えるのは無人島の多徳島と言っていたと思います。御木本幸吉が真珠養殖の研究所を置いていた時代もあり、その頃は住民もいて郵便局もあったとか。なぜ今無人島になってしまったのか気になりますが、理由は放送されませんでした。

現役の真珠養殖場も通りました。ミキモトだけでなく、いろんな会社の養殖場があります。

右も左も真珠養殖ですね。

こんなに近くまで船は行きませんので、カメラでズームイン。漁師のみなさんこちらを向いて笑顔です。（顔ははっきり見えないのでそのまま写真使わせていただきました。）

途中で真珠モデル工場に寄港し、真珠の核入れ作業の見学をします。
この時はよくわからなかったので後で調べたところ、この赤い紐のようなものは別のアコヤ貝から切り取った外套膜。わざと赤く染色して見えやすくしています。
この外套膜の小さな破片と、核とよばれる丸い物体を貝の中に埋め込んで、うまくいくといずれ真珠になるそう。

核入れ後の貝。写真では見えないのですが、肉眼で見たときは核入れされた部分のうっすらピンクが確認できました。

ここでは真珠の発売もしており、クルーズを降りる頃にはすっかり真珠が欲しくなっていました。観光の宣伝効果ってやっぱりすごいですね・・・。

再び志摩ライナーに乗って鳥羽駅に戻ってきました。ホテルのバスのお迎えまで一時間ほどあるので、鳥羽一番街へ。

鳥羽一番街は駅から直結のショッピングセンターで、お土産はほぼここで揃うのではないでしょうか。赤福やブランカなどの有名菓子から海産物や松坂牛まで、すごく充実しています。さらに真珠専門店も６軒。３階には７軒のレストランが入っていて、お店によっては鳥羽湾を眺めながらお食事ができます。

赤福は二日しかもたないので、ここでブランカのマドレーヌをお土産としてまとめ買いしました。

鳥羽一番街 ショッピングモール

送迎バスで５時過ぎにはホテルに戻ってきました。
５時半ごろ夕日を見ながら露天風呂に。あー幸せ・・・。
２泊目もおいしい夕飯をありがとうございました。

リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風 宿・ホテル

お刺身が本物の氷のお皿に！　
これは２泊目のメニューなので、周りをチラ見してみましたがこのお皿が来たのはわたしだけでした。
ちょっと特別な気分。

夕飯のあともう一度温泉に使って就寝。

３日目、最終日は鳥羽駅周辺を回ります。
（３日目旅行記　https://4travel.jp/travelogue/11404144）