2018/03/20 - 2018/03/20
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fuchiさん
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明けて3月20日、帰国日ではあるが出発は夜なので、観光を行う時間は十分にある。天気も絶好の観光日和。まずはアウグスブルクの市場・シュタッドマルクトで食材を物色したあと、ハーゼンブロイの工場併設ビアホール・カルバーホールまでぶらぶらと街歩き。開店時間ピッタリについたら何かのデモ隊と遭遇してしまったが、とくに問題もなく入店。大規模なホールを楽しんだ。
ハーゼンではビール3杯を飲んでトラムで宿に帰還し、預けておいた荷物を押して最後にもう一度リーゲレ醸造所へ。売店で珍しいグラスとビールを購入したため現金が枯渇しつつあったが、ともあれ最終目的地のミュンヘンに移動した。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3/20 ビアライゼ最終日。
荷物整理パッキングを済ませてチェックアウト。
部屋がダブルで広かったので、忘れ物がないかのチェックに時間かかってしまった。そのまま荷物を預けて外出。
7:00 外気温 -5度で寒い。
リーゲレヴィルトハウスを確認しに行ったが、開店は10:00から。事前調査で24時間営業かも?とあたりをつけてたのだが勘違いだったようだ。
車につららがたくさんくっついたままの自動車で出社する女性とすれ違う。 -
まだ朝早いので、街をぶらぶら観光しつつ、ハーゼンブロイに向かうことにする。道に捨てられてたパウラナーとレーベンブロイの5リットル缶発見。
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8:45 シュタッドマルクトに到着。アウクスブルクの生鮮市場として有名なところ。
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シュタットマルクトは屋外の野菜売り場と室内の肉、惣菜売り場がある。屋内市場に入ってみると、イタリアン食材や、チーズ、スパイスなどの売り場に軽食コーナーが詰め込まれていた。
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入り口に貼られていた、キノコ種類の紹介ポスター。ドイツで秋のレジャーの一つであるキノコ狩りの情報も載ってる。キノコ狩の男!
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一角にあるスパイス売り場。いろいろ迷ったがここでマジョラム購入。かけると手軽にドイツ風になるハーブなので好物なのだ。
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精肉店が並ぶコーナーは別の建屋で、ちょっと開館時間がずれている。鍵を開けた人はなぜか犬連れでそのまま地下に移動していった。
ここでは軽食も出てて、肉ディスプレイを見ながら食事ができるようだ。 -
リーゲレのtracht nachatイベントのポスター。trachtは衣装、の意味だが仮装パーティーでなく民族衣装を着て夜間に集まり飲みまくるイベントのようだ。
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知らない銘柄(Ustersbacher)のビールが清涼飲料に並んで売られている。 隣にあるのは中華でよく使う揚げチップスか?
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野菜コーナーは野外で、カリフラワーにロマネスコ、フェンネル、フルーツやドライフルーツが売られているが、乾燥キノコやシュパーゲルは売ってないようだ。
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キノコのコーナーは小さめ、 乾燥キノコお土産にしたかったんだけど見つからず。
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なんと松ぼっくりが売られている!一抱えもあるほどでかい。え、これ食べれるの?と驚愕したが、帰国して調べてみると、傘がゆっくり開く時の香りをたのしみ、最後に中心の松の実を取り出して食べるそうだ。
それにしても形といいサイズといいパイナップルに似てるなあ・・・と思ったが、ここでハッとした。バイナッブルとはpine appleすなわち松のリンゴ・・こっちの松ぼっくりに似てるからそう名付けられたのか?? -
市場をあとにして観光を続ける。
ウルリヒ協会の前の広場に到着。聖堂の扉を開けてみると、まだあいてないよ!と中からおばちゃんが飛んできた。
公開は11時からとのこと。鍵とかかけないのかな?
流石に時間がないので先に進む。 -
所々にある史跡を確認しつつてくてく歩く。グーグルマップ確認してみると、ウルリヒ教会に寄ったせいで意外と大回りになったようだ。
観光地区を出ると途中工場があったり、汚れた川があったりで、また違った趣。 -
ハーゼンブロイケラーに到着。駅から歩いていくと1時間はかかる結構大変な距離。
ハーゼンブロイケラーは、フィットネスクラブやパン屋などもある集合施設みたいな広い敷地の一角にあった。ハーゼンブロイの醸造所とカルバーホールの前には、シンボルのウサギのオブジェが建っている。建物の前にはビール輸送車。 -
正面は醸造所がわで、食事がでるホールの入り口は反対側。裏手の入り口に回ると、驚いたことに開店直後のはずなのに大量の人がぞろぞろとあとからあとから出てくる。しかも、皆何かメッセージの入った上着を着たり旗を持ったり。
これから何かのデモ行進でもするのか??もしや貸切で入れない?
ちょっと気圧されて躊躇したが、入っていいよといわれたので入店することにした。 -
中に入ると、圧倒的な広さのホールに目を奪われる。なるほどあれだけの人を収納できたわけだ。今はほとんど誰もおらず、テーブルに食い残し、ビールグラス、プレッツェルサンド、コーラ瓶などが大量に残っており、先ほどの集団が、散々飲み食いしてた様子が見て取れる。
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メニューの一部、5lの樽や2lのグラウラーも取り扱いがある、
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ホールは天井が高く開放感がある。中二階に絵やら樽やらの飾りが見える。
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ハーゼン33DRYピルス。
これは初めて飲む銘柄だけど、名前のとおりドライでシャープ、苦味がきりっと締めてあと味のキレが良い。
香りはビターホップの香りで華やかではないが落ち着く。 -
ハーゼンアウグスブルガーオリジナル (ケラー)
飲み口が軽く、喉ごし良し。10 ~11度くらいによく冷えている。
うまみと、飲み下したあとの酸味を感じる。フルーティさは青りんご見たい。苦味はほのかで少し酵母の風味がする。フレッシュ感はあるがちょっと薄い・・・しかし薄い印象なのによくアルコールが回った
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トイレに行こうとすると、途中の壁際に代々のボトルコレクションが展示されていた。
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チェックのテーブルの上には、朝の集会様に作られたと思しきサンドイッチのビュッフェ。
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ホールの奥ガラス張りの壁の向こうには大きな大量の醸造タンクと設備が見えてその規模に圧倒される。バブ併設としては今まで見てきた中でも最大の部類の印象。
いや、あっちが本体なのか・・。 -
ハーゼンブロイホールのシート列の向こうにはパーティションがあり、お土産やボトルなどの売り場がある。まだ人がおらず開いてなかったが。
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中二階に登ることができたので上ってみる。天井高い。
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中二階から撮影したホール全景。ちょっとした競技場並みの奥行きがある。
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席に戻ってもう一杯注文。
クラシカー エクストラクラシック(エクスポート)
温度は約10度でサーブ。麦の香ばしさがあるが香りは弱めで、わずかにモルティーな香りがする。
味はエクスポートにしては意外と薄めな印象。キレが良い。
しかし、飲んだ後からモルトうまみがじわじわ来るのが楽しい。麦の香ばしさのあと味もコクが感じられて良い。 -
博物館的なコーナーもある。これは古い瓶詰め器。
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醸造設備は当然ながらガラスの仕切りの向こうで、入るには許可がいる、と張り紙がしてある。
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何か色んな色の試薬瓶が並んだ部屋。研究室かな?
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食事は無しでビール三杯の会計を済ませて、外に出る。入る時にいたデモ集団はどこにもいない。雪が積もっているが、野外席もある。
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ハーゼンブロイのカルバーホールを出て、トラムのベルリナーアレー駅を目指す。雪は残ってるが快晴で気持ちがいい。
11:00
駅に着くと電車がすぐに来たので乗り込み、中央駅方向を目指す。 -
ラーツハウスのあたりでさっきカルバーホールに居た集団を発見。何倍にも増えてるようだからカルバーホール以外からも集まってきているのだろう。太鼓をたたき、シュプレヒコールを上げているが何を主張しているかは不明。
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適当なところでトラムを降りて歩く。ツララの破片が道にゴロゴロ落ちてて歩きにくい。リーゲレホテルに戻り預けていたスーツケースを受け取る。
ミュンヘン行きの電車の時間まであと30分あるので、スーツケースを転がしながらちょっとリーゲレ醸造所に寄ってみることにした。 -
昼のリーゲレ醸造所。日差しが強く、積み上げられたケグに反射している。
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食事を取るような時間はないが、売店に人が群がってて興味を惹かれた。
のぞいてみるとちょっとお土産に欲しいものが見つかったのでボトルとグラスを購入。35Eで意外と高くて手持ちキャッシュが目減りしてしまった。
会計がなかなか進まないので、”電車の時間が迫ってる”と声をだしてアピールしてみたら、幸い前の人に順番譲ってもらうことができた。ドイツ人の親切が身に染みる。 -
購入したお土産の一つがコレ。リーゲレの曲りグラス。
初めて見るとちょっとぎょっとする。斜めの為、泡が盛りにくいので実用的ではない。 -
もう一つのお土産がコレ。Riegele Magunus 17。ちなみにこれ一本で19.9Eとなかなかのお値段。Magnusはリーゲレのビンテージなハイアルコールビールシリーズで、17は2017年醸造の意味である。Mugnus15はインペリアルスタウト、16はバーボン樽熟成トラピストを作っており、2017年版の本ボトルは、蜂蜜とキャンディシュガーを使って度数を上げたベルジャントリプルをシェリー樽で寝かして作られた。複雑な香りとテクスチャをパーフェクトなコンディションで楽しむため、なんと温度20℃で飲むことを推奨されている。ボトル詰めされるのは1001本きりで、ボトルにはシリアルナンバー付きの冊子がついてくるが、本ボトルは売り切れ直前の993番であった。実際に開けてみると深いオレンジ色がついていて、みたらしや紹興酒のような濃厚な風味がありとても美味しかった。
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お土産購入後、若干早足で駅ホームに。時間通りに電車が来たので乗り込み。
ガラガラなので複数座席を占有しリラックスできた。 -
車窓から、雪が解けかけた畑を見ながら一路ミュンヘンへ。
アウクスブルクーミュンヘン間はICEも走っているが在来線と10分も違わないので、バイエルンチケットで移動するのが良い。40分ですぐにミュンヘンに到着する。このままミュンヘンで食事とお土産探しを行う予定だ。
ビール累計 45種 15.6l
次回最終回!
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