ヨーロッパスキー　フランス　シャモニー 　2015.12

2015/12/25 - 2015/12/29

２０１５年１２月　フランスシャモニーにヨーロッパ初スキー
しかし雪なし。。
この年は、ヨーロッパ全域どこにいってもクリスマススキーができませんでした。年明けの１月中旬にまとまった雪が降り始め、スキーシーズン到来という感じでした。

昔のことを思い出しながら写真整理しています。

エリア シャモニー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

スイス　ジュネーブ空港からALPEN　BUSという会社のミニバスで２時間。
フランスのシャモニーに到着です。
明日はネットで事前予約が必要です、そして、ホテルまで送ってくれます。
シャモニー街中からは離れていますが、こじんまりとした、なかなか雰囲気のいいホテルでした。
ゴンドラ乗り場に歩けるという事でこの宿にしましたが、結果的にはシャモニーでスキーをするなら、街中に宿をとった方が便利だなあ。と私は思いました。

早速街に出かける前に、ホテル前のゴルフ場のような場所で雪遊び。
それにしても、雪これだけって。大丈夫？？

シャモニーの街はおしゃれでかわいい街でした。

モンベルショーウィンドウ

夜はホテルのすぐそばにあったレストランが良さそうだったので、ホテルに戻る途中に立ち寄って予約しました。

フランスの料理は、イギリスから来るとどれもこれも美味しくて見た目も美しかったです。

二日目ホテルから歩いて行けるゴンドラからスキー場を目指します。
ホテルの人が言うには、雪が少なく滑れる場所が限定されているという。

一気にゴンドラで森林限界エリアまで上がりましたが、この始末。。
１１月くらいに降ったきり、気温は低いのに晴天続き降雪がないようで、人工降雪機を使ってかろうじて１本２本滑れる程度。

しかも、コース外には雪がないため、岩肌から石がころころコースに転がっていて、かなり板のソールを傷めるはめに。

目立つ石ころを拾っては脇に投げるという作業を繰りかえしました。

でも景色は高いだけあってこの通り良かったです。

少し滑って、あまりにも面白くないので、シャモニー内のもう少し高い場所で滑れる上級者向けのゲレンデに行くことに、夫と息子は、ここでいいというので、私一人で移動。

じゃーん。
こちらのエリアはヨーロッパスキーらしいワイドなゲレンデでした。
それでも２～３コースくらいだったかなあ。

こちらは、標高がかなり高いので、少しは雪が残ってましたが、同じく、１１月から降ってない雪が、標高の高い場所でかちっかちに凍っているまさしく氷のゲレンデでした。

滑り降りて止まろうと思っても硬すぎてエッジが立たずにゴテンと横に倒れる。氷なのでめちゃ痛い。

スケートリンクの上でスキーをしているような硬さでした。

数本滑って今回のシャモニーはスキーをあきらめようと思いました。

ホテルに戻ると、ほどなく夫と息子も帰ってきたので、ホテルのジャグジーとサウナで体を温めつつ、明日からはスキーはあきらめて観光に切り替えよう。と話しました。

夕方は街に晩御飯を食べに出かけました。
一応、ついでにツーリストインフォメーションに寄って滑れる場所はないか聞きに行くと、今年はどこも雪がなく、スキー大国のオーストリアでさえ、今雪がないのよお。と言われました。

もう、スキーあきらめ決定。

街の中にアヒル？鴈？？なんだろ？の行進。

3日目からは、スキーをあきらめ、観光に変更しました。
雪がないことは全く想定していませんでしたが、シャモニーはスキーができなくても観光できるので、良かったなあ。と思いました。

朝早めの時間から、3842ｍの展望台エギーユ・デュ・ミディに向かいます。
晴天続きで降雪がないだけで、温かいわけではないシャモニー、朝の車の霜にビックリ！！
こんな車見たことない。

ロープウェイを２本乗り継いで山頂に向かいます。
この頂上からは氷河スキーもできるので、スキー装備の方もいらっしゃいますが、その装備が普通のスキーヤーではないなあ。。
と思っていたら、3800ｍ以上の山の上で、こんな急斜面を板を担いで降りていました。

晴天で、頂上からの景色はまさしく天空。。空の上から山々を３６０度見下ろせる景色です。
見たこともない絶景に心を奪われました。

中央奥に見える上まで雪をかぶった山がモンブランです。

ガラス張りの絶景写真スポット。
汚れないようにスリッパをはきます。

こんな高いところに鳥が沢山いました。
こんな真っ白の世界でエサは何なんだろう？

私達は、スキーウェアを着て、スキーのグローブをしていましたが、それでも長く、外には居られないほど寒かったです。

しかも、高所なので、頭が重くてボーとするような、感覚になりました。
息子も少し気分が悪くなり、本当は頂上レストランでお茶かランチでもと思ったけれど、混みあっていたこともあり、１時間ほど滞在して、ロープウェイで下山しまいた。

ヨーロッパの山の景色を色々みてきましたが、一番印象に残っている景色の一つです。

メール・ドゥ・グラスとセットになったチケットを買っていたので、次は登山電車に乗って、フランス最大の氷河にむかいました。

真ん中の部分が氷河です。この下に５０年以上毎年掘り続けられている洞窟があるそうで、長い長い階段を、帰り登らなきゃいけないのか〜。と思いながら向かいました。

洞窟内は、ライトが照らされて青く輝いていました。氷河の青の洞窟

洞窟から出て帰る途中、スキー板を担いだ人が沢山氷河からやってきました。どこから滑ってきたんだろう。。
と思っていたら、なんと！帰りの登山電車の中で、朝のエギュイユ・ディ・ミディのロープウェイの中で隣になった女性と一緒になりました。
という事は。早朝3800ｍから一日かけて、ここまで降りてきたの～！！！
この人たちはあの頂上から来たのかあ。。

4日目
街中のお店でお土産を買ったり、ぶらぶら見て回ったり公園で遊んだりして
のーんびりと過ごしました。

５日目
帰りの飛行機も夜便だったので、ホテルでマッサージを受けたりジャグジーに入ったり、街にランチを食べに行ったり。
夕方にホテルに迎えに来てくれたバスに乗ってジュネーブ空港に戻りました。

スキーができなかったので、この日数ここにいる必要はなかったけれど、まあ、ゆっくりできました。