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7月17日(火)はフィッシャー谷(Fieschertal)にあるブルクヒュッテ(Burghütte、1751m)を目指す。天気は晴れ、雲が一部あるがほぼ良好なハイキングの朝で始まる。<br />

スイス・ハイキングの旅 2018夏(11)Brughütteを目指す

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2018/07/17 - 2018/07/17

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ロク69

ロク69さん

7月17日(火)はフィッシャー谷(Fieschertal)にあるブルクヒュッテ(Burghütte、1751m)を目指す。天気は晴れ、雲が一部あるがほぼ良好なハイキングの朝で始まる。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝8時前のフィーシュの村の様子。フィーシュはエッギスホルン行きのゴンドラやビン村へのバス便もあるため、地域では一番賑やかな雰囲気がある。

    朝8時前のフィーシュの村の様子。フィーシュはエッギスホルン行きのゴンドラやビン村へのバス便もあるため、地域では一番賑やかな雰囲気がある。

  • ブルクヒュッテとの出会いは、以前スイスハイキングのガイドブックの表紙にあるのを見つけたのがきっかけである。「100 HUT WALKS IN THE ALPS」(CICERONE社)という本の表紙を飾っている。背後にクライネス・ワンネンホルンを配した印象的な写真を見て、是非とも行ってみたいと考えていた。

    ブルクヒュッテとの出会いは、以前スイスハイキングのガイドブックの表紙にあるのを見つけたのがきっかけである。「100 HUT WALKS IN THE ALPS」(CICERONE社)という本の表紙を飾っている。背後にクライネス・ワンネンホルンを配した印象的な写真を見て、是非とも行ってみたいと考えていた。

  • その案内のページ。もともとはエッギスホルン頂上からこのヒュッテに降るプランを立てていたが、約1800mの高度差を降ることに懸念を覚えて、今回のフィッシャー谷からの往復のルートとなった。

    その案内のページ。もともとはエッギスホルン頂上からこのヒュッテに降るプランを立てていたが、約1800mの高度差を降ることに懸念を覚えて、今回のフィッシャー谷からの往復のルートとなった。

  • そのルート図。下部のバスの終点(Fieschertal Dorfplaz)まではフィーシュ駅前から約5分で着く。左回りに巡るルートで8時5分に歩き始める。

    そのルート図。下部のバスの終点(Fieschertal Dorfplaz)まではフィーシュ駅前から約5分で着く。左回りに巡るルートで8時5分に歩き始める。

  • スタート地点からの谷奥の眺め。早くも中央左にはクライネス・ワンネンホルン(Kleines Wannenhorn、3707m)が見えている。

    スタート地点からの谷奥の眺め。早くも中央左にはクライネス・ワンネンホルン(Kleines Wannenhorn、3707m)が見えている。

  • 歩き始めてから約50分の地点で振り返る。谷向こうにはエッガーホルン(Eggerhorn、2503m)の優美な山容が中央に、その向こうはビン谷だ。右の山山はブライトホルンからベットリホルンに続く山並みだろう。

    歩き始めてから約50分の地点で振り返る。谷向こうにはエッガーホルン(Eggerhorn、2503m)の優美な山容が中央に、その向こうはビン谷だ。右の山山はブライトホルンからベットリホルンに続く山並みだろう。

  • これは村はずれから高度約1600m地点に架けられたリフトの上部駅だ。地図上にも記されているが、一般の営業には供していないようだ。荷物用かあるいは他の特別な利用目的があるのか。

    これは村はずれから高度約1600m地点に架けられたリフトの上部駅だ。地図上にも記されているが、一般の営業には供していないようだ。荷物用かあるいは他の特別な利用目的があるのか。

  • リフト駅を過ぎると間もなく大きな吊り橋が出現する。見たところまだ新しい様子で架橋されて間もないようだ。

    リフト駅を過ぎると間もなく大きな吊り橋が出現する。見たところまだ新しい様子で架橋されて間もないようだ。

  • 前後して歩いていた若いカップルがこの橋を渡ろうとしている。男性はスムーズに進んでいったが、女性は橋のたもとで躊躇している様子だ。

    前後して歩いていた若いカップルがこの橋を渡ろうとしている。男性はスムーズに進んでいったが、女性は橋のたもとで躊躇している様子だ。

  • まもなく女性も意を決して渡りだしたようだ。それにしても高度差といい、長さといいかなりのスリルがあると思われる。地図で調べるとこのルートは橋を渡ってベルワルド方面へ行くものだとわかる。

    まもなく女性も意を決して渡りだしたようだ。それにしても高度差といい、長さといいかなりのスリルがあると思われる。地図で調べるとこのルートは橋を渡ってベルワルド方面へ行くものだとわかる。

  • 吊り橋あたりから奥を眺める。左奥に小ワンネンホルン、右へ続くのはディステルグラート(Distelgrat、3154m)の連なりだろう。

    吊り橋あたりから奥を眺める。左奥に小ワンネンホルン、右へ続くのはディステルグラート(Distelgrat、3154m)の連なりだろう。

  • 大きな岩陵を越えると目の前の眺望が一気に開ける。ワンネンホルンと右へ流れる岩々の連なりが大きく迫ってくる。小屋の屋根が小さく下に見え始めてきた。

    大きな岩陵を越えると目の前の眺望が一気に開ける。ワンネンホルンと右へ流れる岩々の連なりが大きく迫ってくる。小屋の屋根が小さく下に見え始めてきた。

  • もう少し広角で眺めてみる。右下のフィッシャー氷河の末端が見えている。

    もう少し広角で眺めてみる。右下のフィッシャー氷河の末端が見えている。

  • 小屋直前の岩場は頑丈な鉄梯子を降る。結構長い梯子なので緊張しながら手すりにつかまる。

    小屋直前の岩場は頑丈な鉄梯子を降る。結構長い梯子なので緊張しながら手すりにつかまる。

  • 梯子を降りきるとあっと息をのむ景観だ。あのガイドブックにあった写真と同じものが実際の目の前にある。少なからず感動してしばらく景色を眺める。

    梯子を降りきるとあっと息をのむ景観だ。あのガイドブックにあった写真と同じものが実際の目の前にある。少なからず感動してしばらく景色を眺める。

  • ブルク小屋の全景。黒に近い褐色の外壁が重厚さを感じさせている。

    ブルク小屋の全景。黒に近い褐色の外壁が重厚さを感じさせている。

  • 斜め下からの小屋の表情。ヒュッテには9時50分に到着、スタートから1時間45分だった。

    斜め下からの小屋の表情。ヒュッテには9時50分に到着、スタートから1時間45分だった。

  • 小屋から南方向の眺め、ベットリホルンが遠くに霞む。

    小屋から南方向の眺め、ベットリホルンが遠くに霞む。

  • その拡大。遠方のため霞み気味なのが残念だが、手前から中央、遠方と色彩の変化が興味深い。

    その拡大。遠方のため霞み気味なのが残念だが、手前から中央、遠方と色彩の変化が興味深い。

  • 直前の光景も取り込んで眺めてみる。小屋はこうした大きな岩陵の上に建てられているのが分かる。

    直前の光景も取り込んで眺めてみる。小屋はこうした大きな岩陵の上に建てられているのが分かる。

  • いつものようにビールを注文する。ビンで出てきたのは嬉しい。

    いつものようにビールを注文する。ビンで出てきたのは嬉しい。

  • これもいつものようにスープも頼んでみる。カボチャスープにパンと珍しくチーズが添えられている。少し早いが、持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食とする。

    これもいつものようにスープも頼んでみる。カボチャスープにパンと珍しくチーズが添えられている。少し早いが、持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食とする。

  • 小屋の内部の様子。この小屋もアルペンクラブに属さず夫婦でまかなっているようだ。ご主人のすすめで「少し上部へ行けば氷河がみられる」とのことだ。

    小屋の内部の様子。この小屋もアルペンクラブに属さず夫婦でまかなっているようだ。ご主人のすすめで「少し上部へ行けば氷河がみられる」とのことだ。

  • 数分の登りで展望がさらに広がる。削られた谷、切り立ったモレーンなど氷河の足跡が分かる。

    数分の登りで展望がさらに広がる。削られた谷、切り立ったモレーンなど氷河の足跡が分かる。

  • すぐ下はえぐられたつめ跡が見える。

    すぐ下はえぐられたつめ跡が見える。

  • もう一度氷河と背後の山々を眺める。一部雲が出てきているが青空の部分は大きい。

    もう一度氷河と背後の山々を眺める。一部雲が出てきているが青空の部分は大きい。

  • 小屋上部から下方を眺める。

    小屋上部から下方を眺める。

  • 小屋に戻って絵葉書を買おうとしたら、ご主人が「フリー」と言って進呈してもっらった。10時28分に下山開始とする。帰路は往路と違って小屋前を右へ取るルートだ。クライミング・ガーデン(Klettergarten)経由の川沿いのコースだ。

    小屋に戻って絵葉書を買おうとしたら、ご主人が「フリー」と言って進呈してもっらった。10時28分に下山開始とする。帰路は往路と違って小屋前を右へ取るルートだ。クライミング・ガーデン(Klettergarten)経由の川沿いのコースだ。

  • 往路とは違う鉄梯子を下りることから始まる。

    往路とは違う鉄梯子を下りることから始まる。

  • 降った梯子を振り返ってみる。ゴロゴロした岩の多いコースを降りていく。

    降った梯子を振り返ってみる。ゴロゴロした岩の多いコースを降りていく。

  • しばらくは急坂の岩や石の多い斜面を降る。

    しばらくは急坂の岩や石の多い斜面を降る。

  • 下から降ってきた方向を振り返る。雰囲気のあるコースだがとても歩きにくい。

    下から降ってきた方向を振り返る。雰囲気のあるコースだがとても歩きにくい。

  • 降りが一段落すると周りが開けた河原に出てくる。先の表示板にあった「クライミング・ガーデン」に近い場所だ。大きな洪水でもあったのか、木々や表示板がなぎ倒されている。あとはグリングルヴァッセー(Glingulwasser)という川沿いの緩やかな道を進むだけだ。

    降りが一段落すると周りが開けた河原に出てくる。先の表示板にあった「クライミング・ガーデン」に近い場所だ。大きな洪水でもあったのか、木々や表示板がなぎ倒されている。あとはグリングルヴァッセー(Glingulwasser)という川沿いの緩やかな道を進むだけだ。

  • バス停近くまでやってきて、振り返ると先ほど眺めた山々が遠くに見えている。小ワンネンホルンには雲が架かりだしている。11時38分にバス停に帰着、小屋からは1時間10分だった。フィーシュ行きのバスが出るところだったので、急いで乗り込んだ。フィーシュには12時前に着くことができた。

    バス停近くまでやってきて、振り返ると先ほど眺めた山々が遠くに見えている。小ワンネンホルンには雲が架かりだしている。11時38分にバス停に帰着、小屋からは1時間10分だった。フィーシュ行きのバスが出るところだったので、急いで乗り込んだ。フィーシュには12時前に着くことができた。

  • 夕食のメニューは、韓国ラーメン、鶏肉とジャガイモ、インゲンの炒め物、グリーン野菜、塩昆布、赤ワイン、ビールだった。<br />本日の全行動時間は3時間33分、うち休憩38分、実動2時間55分、登り722m、降り722m、距離8.7kmだった。<br />一部雲がある晴れの天気で、ガイドブックの表紙であこがれたブルクヒュッテと背後に聳えるクライネス・ワンネンホルンなどの山々を想像どうりに眺めることができてとても幸せだった。距離は短いが、スイスの空気を大いに感じさせてくれるハイキングだったと思う。

    夕食のメニューは、韓国ラーメン、鶏肉とジャガイモ、インゲンの炒め物、グリーン野菜、塩昆布、赤ワイン、ビールだった。
    本日の全行動時間は3時間33分、うち休憩38分、実動2時間55分、登り722m、降り722m、距離8.7kmだった。
    一部雲がある晴れの天気で、ガイドブックの表紙であこがれたブルクヒュッテと背後に聳えるクライネス・ワンネンホルンなどの山々を想像どうりに眺めることができてとても幸せだった。距離は短いが、スイスの空気を大いに感じさせてくれるハイキングだったと思う。

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