2018/07/30 - 2018/07/30
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rurikarakusaさん
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今回の西日本の大雨は本当にひどかったです。
住んでいるところや、友人、知人に直接的な被害はありませんでしたが、間接的にはいろいろあったと思います。
報道を見るたび胸が痛みました。
私も大雨の最中に、山口方面に出かける用事がありまして行ったり来たりしていました。
スコールのような集中豪雨ではなかったのでそれほど身の危険は感じていませんでした。
しかし、小瀬川の水位がおそろしく上がっているのを見て、ぞっとしました。
運が悪かったら巻き込まれていたでしょう。
想定外の異常気象が起こりやすくなっているようで、今まで大丈夫だったからと甘く見てはいけないと改めて思いました。
(この度、北海道でも大変な災害がありました。1日も早い復旧を願っています)
さて、いろいろ山口県との行き来で忙しかったのですが、天気の良い時の帰りに室津半島を車で回りましたので旅行記にしてみました。
久しぶりにR188シリーズです。
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山口での用事を済ませて、午前中に広島に向けて出発しました。
天気がよいので当然R2ではなくR188を通ります。
まあ、天気が悪くたって、188を通るのですけどね。
R188でも1か所崖崩れがあり、片側2車線を1車線にして車を通していました。
人家がない所だったので、渋滞が発生したくらいで済んだと思います。
景色のよい梶取岬を通りすぎると、すぐに室津半島への入口です。
右折して県道23に入ります。 -
ずっと海沿いの道です。
丸山海浜パークというところがあったので寄って見ました。 -
きれいな景色です。
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パークセンターにはこれがかかっていましたよ。
サイクル県山口・・
ええっ!?
いつのまに山口県もサイクリング推しに!? -
ちょっと調べてみると、
“瀬戸内の知られざる名ルートを走り抜けるサザンセト・ロングライド inやまぐち”
なるサイクリングイベントが2014年から開催されているようです。
周防大島 → R188 →室津半島 →柳井市方面 で1周するらしいです。 -
これは絶対人気出ると私は思うなあ。
(今年は大雨の影響で中止だそうです・・残念ですね)
このコース、私はあちこち車で走っているのですが、変化にとんだ瀬戸内景色が展開し、クルーズをしているかのようなんですよ。
私が知っている瀬戸内の中で、特に美しいなあと感じる海域が、このコース周辺としまなみ・とびしま海道あたりです。 -
まあ、単に好みの問題かもしれません。
瀬戸内海は広大でどこも島と海の景色なのですが、その場所場所で美しさのタイプは結構違うなあと思っています。
さて出発して半島の突端の街、上関を目指します。 -
あちこちのスペースに車を止めながら
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写真をとっています。
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上関が見えます。
山口県には下関、中関もあります。
下関は有名ですが、中関は確か防府市にあったと思います。 -
道の駅 上関海峡
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到着です。ちょっと休憩。
このあたりの町が上関の中心のようです。 -
道の駅の真向かいにある重要文化財、
四階楼 -
説明文より
明治12年に維新の志士、小方謙九郎が建築した擬洋風木造四階建て建物である。
文明開化の地方への波及を物語る貴重な建物である。
実は以前に見学したことがありまして、その時の説明では旅館として使われていたのだとか。
中の写真も撮っているので何枚かあげてみました。
今回は立ち寄っていません。 -
まずは中に入って1階です。
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漆喰細工された壁
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模様が浮きあがっています。
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欄間も変わってます。
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階段
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階段を下からみあげたところ
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2階~3階
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四階楼からはまわりに海が見えたそう。
今は見えません。 -
唐獅子の漆喰細工
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横から見ると浮き彫りになっているのがよくわかります。
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部屋の天井の4隅に漆喰細工の花
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花は4つとも全部違います。
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ひねり入り
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最上階、4階ですね。
中央の天井には鳳凰が。
窓ガラスはステンドグラス。
ここまでいろいろ、擬洋風な工夫がみえました。
なんっつーか、当時の
早く欧米に追い付かなきゃーっっ!
みたいな意気込みというか熱意が伝わってくるようでしたね。 -
でもなかなかよい感じでしたよ。
補修されている部分もおおいのですが、このガラス窓は当時のものです。
ガラス窓が手作りなので、模様入り。 -
まだすっきり透明にする技術はなかったようです。
江戸時代をぬけでたばかりだものね。
ガラス窓の模様がそれぞれで、光が当たると畳に写り込んでおもしろいらしいです。
この時はくもりで時間もあわなくて見れませんでした。
四階楼、なかなかよかったのでおすすめです。
見学無料でくわしい説明もしてくださいました。
ただ見学した時から大分時がたっているので、今も無料かどうかはわかりません。 -
道の駅を出て1分くらい走ると上関大橋と、そのたもとにある「鳩子の湯」に着きます。
「鳩子の湯(はとこのゆ)」
この名前を聞いてピン!
ときたそこのアナタ -
アナタ、昭和生まれですね!(笑)
そうです。
これ、NHKの朝ドラ、「鳩子の海(はとこのうみ)」にちなんでいるのです。
ストーリーは戦争で記憶を失った女の子(鳩子)が上関の地をふらふらと歩いていました。
記憶は戻らず兄と名乗る男に上関で育てられ、成長して自分の出生をたずねるという物語です。
斎藤こずえさんが子役を演じ、有名になったことでも知られています。
山口県で鳩子の~ と名付けられたお菓子や何かを見かけたら、ここからきているんですね~ -
「鳩子の湯」はいずれ立ち寄ることにして、先を急ぎます。
上関大橋を渡って長島へ。 -
渡った先で道は2つにわかれます。
右に行くと港町があります。
観光する場所もいろいろあるようです。
こちらはまだ行ったことがないので、河津桜の咲く季節に一度いってみようかと思っています。
ちなみに瀬戸内豪華クルーズ船「ガンツウ」西回り航路では、ここの沖で1泊するコースもあるようですよ。
見てみたいなあ~
今日の目的地は左の道のすぐ先なので、そちらに向かいます。 -
着きました。
今日の目的地、「瀬里家」
地元で人気のカフェレストランです。 -
眺めがとってもよいのです。
駐車場から撮っています。
直前の視界に、島々が直下から順番に遠くまで、四国も見える抜群の配置です。 -
この画像だと見えにくいですが、写真では左手、水平線の奥に四国がかなりしっかり写っています。
めったにありませんが、空気が非常にクリアな時は四国まではっきり見えると思います。
この日はよい、くらいのクリア度でした。 -
右手をズーム(p_-)
-
中へ入りました。
窓際に座ると景色が見えます。 -
ランチです。おいしい~
パエリアランチが名物ですが、これは予約がいります。 -
外で食事もできると思います。
今は暑いのでだれも外にでていません。
これから上関大橋にもどって、今度は半島の東側、県道72を通って広島へ向かいます。
ここまで結構盛りだくさんに書いたり調べたりしたので、ちょっとへたれました(;´д`)
残りは後半にて。
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