2017/10/14 - 2017/10/23
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saburingさん
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テヘラン⇒ヤズド⇒シーラーズ⇒ペルセポリス⇒イスファハーン⇒テヘラン
と、イランの主要な観光地を中心に回ってきました。
イランと聞くと、戦争のイメージが付きまとい、怖いイメージを持ちがちですが、治安は至って良好で優しい人ばかり。
最終的には大好きな国の一つとなりました。
イランに入国した実績があるとアメリカに入国する際に大使館でビザを発給しなければならなくなるなど、面倒なところもありますが、気にならない方は是非足を運んでみてほしい国です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バザールには食材の他、服や食器、電化製品など生活必需品が何でもそろう。
この国はスーパーマーケットが極端に少なく、市民の買い物はもっぱらバザールが中心な様子。テヘランのバザール 市場
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イラン人はドライフルーツとナッツをよく食べる。そしてイラン人のおっさんはナッツをよくくれる。終始いろんなおじさんからナッツをいただく、そんな旅だった。
テヘランのバザール 市場
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テヘランのバザールはすごい混雑。
それもそのはず。テヘランの人口は1200万人。東京と100万人しか違わない。朝の通勤時間は東京と同じくらい地下鉄が混雑し、電車を3本見送ってやっと乗れた。渋滞もひどかった。テヘランのバザール 市場
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夜行バスでテヘランからヤズドへ移動してきた。
こちらはヤズドのマスジェデジャーメ。
タイルを一枚一枚職人が貼り合わせてつくられている。途方もない作業... -
イランはイスラム教のシーア派が大多数を占める国。全世界のイスラム教の10%ほどしかシーア派はおらず、残りの90%がスンニ派。
シーア派が大多数を占める国はイランの他にイラク、バーレーン、アゼルバイジャンくらいしかない。
ちなみに、スンニ派は1日に5回メッカの方角に向かって祈りをささげるが、シーア派は3回とのこと。 -
門のファサードの美しさはどこも感動
yazd, Iran -
道端で出逢った可愛らしい服装の女の子
イランには青色がよく似合う
yazd, Iran -
ヤズドで泊った宿の中庭。
伝統的な家を改築したホテルで、大きな中庭があるのがこの地域の古民家の特徴とのこと。 -
ヤズドの宿の朝ごはん。
朝食はナーンにヨーグルト、チーズという組み合わせが多かった。 -
ヤズドの郊外にある沈黙の塔という宗教施設の遺跡。
イスラム教が繫栄する前のササン朝ペルシャ時代はゾロアスター教が国教だった。地球を汚すことを悪としたゾロアスター教は人が亡くなったら火葬でも土葬でもなく、風葬(鳥葬)によって死者を葬っていたという。
山の上にある塔に屋根は無く、遺体をそこに数日間放置して、鳥に食べさせることで自然に還していた。それも100年ほど前までこの方法でおこなっていたらしい。 -
ヤズドからシーラーズへ再び夜行バスで移動し、マスジェデ・ナスィーロル・モスクへ。
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とても絵になる女性
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ステンドグラスの美しさに入った瞬間思わず声をあげた。それほどにまで鮮烈な空間だった。
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シーラーズのバザールの一角。
この街は心なしか黒装束の女性が多い。 -
おばさんと仲良くなりチャイハネで紅茶をいただく。
イランでは紅茶に砂糖を入れるのではなく、口の中に角砂糖もしくはべっこう飴のようなものを入れてそこにお茶を流し込むという飲み方をする。 -
チャイハネではシーシャ(水タバコ)も吸える。
現地人は水タバコでキレイに煙が出るが、慣れていないとあんなに煙出ない。 -
シーラーズで有名なイラン料理店へ。
イランは外食する文化が無いのか、レストランが非常に少ない。
左上がナスのヨーグルト和え、左下が焼きなすとトマトのペーストみたいな料理。
イラン料理はトマト・ナス・卵・豆を多用するイメージ。それに味付けにバジルやタイムなどのハーブをよく使う。 -
アケメネス朝ペルシャ時代の遺跡、ペルセポリスへ!
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日本が竪穴式住居や高床式倉庫の鼠返しの発明程度で喜んでいた時代よりも更に500年ほど前にこの巨大な建築物を作ったと考えると本当にすごい。
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ペルセポリスは「ペルシャ」の語源にもなったと言われている。
多くの旅人からはガッカリスポットと聞いたペルセポリスだけど、紀元前500年にタイムスリップできて個人的にはとてもよかった。 -
シーラーズからまたも夜行バスでエスファハーンへ。
これで夜行バスは3回目。イランのバスはエアコンもついていて乗り心地もとてもいい。何より安い! -
エスファハーンのバザールにて。スパイスは日本であまり見ないものも多く、インドで見ないようなハーブやお茶に入れるスパイスも多かった。
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サファーヴィー朝の首都としてアッバース1世によって作られたエスファハーン。あまりの美しさと栄華を誇る様子にかつてヨーロッパからの商人からは「Esfahān nesf-e jahān ast(エスファハーンは世界の半分)」と称された。
その名に恥じない壮観な広場には圧倒された。 -
シェイフ・ロトフォッラーモスクの内部。
まるで宇宙にいるかのような、そんな美しさを感じる空間。 -
イラン、この国は青の美しさを教えてくれる。
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ヤズドやシーラーズのモスクは青の濃淡で美を表現していたが、エスファハーンでは青の他に黄色が目立つ。
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西暦1600年ごろに作られたエマーム広場。
こうして今も市民が憩いの場として利用している -
夕暮れどきはアーリーガープー宮殿の周りは噴水が反射してとてもきれいでした。
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服装や文化は違っても同じ人間なんだな、と楽しそうに話をしている女性たちを見て感じた。
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お昼も十分に美しかったが、エマーム広場での夜は度肝を抜かれた。
世界の半分...まさしくその通りの美しさ -
水面に浮かぶエマームモスク。
今までヨーロッパや南米で数々の広場を訪れたが、ここがダントツで美しい。 -
エスファハーンから夜行バスでテヘランへ戻り、旧アメリカ大使館へ。
1979年、イラン革命により国民の反米感情は高まり、アメリカ大使館は暴徒化したデモ参加者に占拠される。
ここからイランはアメリカと和解することもなく現在まで歴史を辿る。
映画「アルゴ」の舞台ともなった場所。
ここを訪れた後、夜に空港へ移動し、日本への帰国の途についた。
イラン、知らなかったけど魅力に溢れかえった国だった。
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