2018/05/11 - 2018/05/13
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南米を1ヶ月旅行しました。
始まりはペルー北部、エクアドルとの国境付近のトゥンベスとその周辺のビーチエリアを訪れました。
マチュピチュやウユニ塩湖などの山岳地帯とはひと味違ったのんびりした雰囲気を楽しみました。
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日本→アメリカ(ロサンゼルス)→リマ→トゥンベスと40時間ほどの長いフライトの後、ペルー最北の町トゥンベスに到着。
写真はトランジットの間が12時間あったので急いで観光したロサンゼルス。 -
トゥンベスはコロニアル調で可愛い印象の街並みでした。
最近オープンしたデパートで服やスポーツ用品、薬や日用品などなんでも買えるそうです。
夜は近くのホテルのバーで名物ピスコサワーを飲んでのんびりしました。中心街のあたりは夜でも歩けて安心です。 -
翌日の朝食はがっつりと。地元名物だという、白身魚とバナナのフリットをチャーハンに乗せたものをいただきました。
2人でシェアしてちょうどいいくらいのボリュームでしたが、1人一皿食べてしまいました。 -
朝食の後、街中をたくさん走っているトゥクトゥクで、トゥンベスからほど近い海岸、プエルトピサロへ向かいました。
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乗ってきたトゥクトゥクと、プエルトピサロの街並み。
背中側に海があります。トゥンベスからは20分ほど。余っていたドルやユーロから両替をしたためにレートがよくわからなくなってしまいましたが、数百円程度だったと思います。
漁師や観光業を営んでいると思われるおじさんたちが木陰でのんびり談笑しているような、穏やかな雰囲気。
気温は暑く、日差しも強いためかなり喉が渇いて疲れやすかったように思います。 -
野良猫
ペルー全体としてのら猫や犬が多いと思いましたが、ここは猫が本当に多かった!漁港だからでしょうか。癒されました。
停車した場所から徒歩1分ほどで観光エリアに。ローカルなレストランやショップが並んでいました。港まで続いています。 -
港には船がずらりと、非常にたくさん停泊していました。漁船と観光船が入り混じっています。
シーズンではないのか、観光客は他に見当たりませんでした。客引きもいないし、治安も良さそうで、安心できる空気です。 -
早速、その辺りにいた地元のおじさんと交渉して船を出してもらいました。
両側に広がるのはマングローブ。プエルトピサロはマングローブ林で有名なところです。
見渡す限りのマングローブ。船で進んでも進んでも、ひたすらマングローブでした。
潮位が高く、マングローブの特徴的な根っこは写真では見えませんが、肉眼ではしっかり見えました。
運転がうまく安定していて、見所で時々止まりながらゆっくり回ってくれました。 -
これはマングローブの種だそう。おじさんがどこからともなく拾ってきてくれました。
繁殖期だけお腹が赤くなるこの土地固有の鳥も、ちょうどシーズンだったのか、大群で見ることができました。
船の値段は2人で貸切で、1000円程度だったと思います。
途中でカフェのある島に停泊して、1時間くらいのんびりしました。他に客はなく、猫が4匹くらいいました。
そのカフェでジェットスキーの貸し出しなどがあります。熱心に勧められましたが、飲んだのでやめておきました。 -
約2時間ほどのんびりマングローブ林を観光した後は、陸に降りてお土産探し。
貝殻を使ったアクセサリーや置物など、海辺らしいお土産がいろいろありました。 -
乾燥したタツノオトシゴがアクセサリーに混じって売られていて、不覚にもドキッとしました。
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とにかく暑いのでアイスを。
小さなコーンにすくってくれます。
30円くらいでした。
サトウキビのような素朴な甘さ。 -
プエルトピサロでマングローブを堪能した後は、車のタクシーに乗り換え、30分ほど行ったところにあるエクアドル国境に移動しました!
歩いて国境を渡りました。手前の赤い看板がペルー、奥の青い看板がエクアドルです。
国境エリアはお店が多く活気がありますが、人も多く雑然としていて、スリなどに警戒が必要だと思います。 -
エクアドル国境を過ぎると、途端に雰囲気が変わります。陸続きなのに不思議。
エクアドルは、道やお店の品物など全てがペルーよりも整然としていて、質の良い感じがしました。
国境近くのバス停でバスを拾って、今度はエクアドルのマングローブを見に行きました。バス代は20円程。 -
ペルーのマングローブ林には、地元の人がたくさんいましたが、エクアドルのマングローブ林には、立派なビジターセンターや遊歩道があるにもかかわらず、全く人がおらず閑散としていて、寂しい印象を受けました。
マングローブの違いは素人にはわかりませんでしたが、エクアドルの方が遊歩道から間近に観察することができます。
個人的には、オープンで明るい雰囲気のペルー側が好きです。 -
夕方にはまた移動。トゥンベスにタクシーで戻り、街中のバスターミナルから、バスでマンコラという海辺の街に行きます。2時間の小旅行。
乗合バスで、満員になると出発します。
バス停からはトゥクトゥクで宿に向かいました。
これで1日目の旅は終わり、ゆっくり休んで次の日に備えます。 -
2日目はマンコラからスタート!
ペルー政府が開発に力を入れている街なんだそうです。マンコラ、と書かれたTシャツがいたるところに売られていて、ザ・観光地という雰囲気です。おしゃれなカフェやレストラン、おみやげ物屋も一番多くありました。
バスもたくさん通っています。首都リマからの長距離バスも複数あるようです。
欧米からの観光客や、世界一周中にわざわざ立ち寄った人などもいて、知名度の高さが伺えます。 -
とはいえ、まだまだ開発はこれからの部分も多そう。
海辺はおしゃれで人も多いですが、街中のメインロード沿いはのどかな海辺の街といった雰囲気です。
よく晴れて、トゥクトゥクで走るのが気持ちの良い日。 -
道を歩くと、あちこちにかわいい壁画があります。
フォトジェニック。
すかさず、友人と撮影大会をしました笑 -
マンコラを少し楽しんだ後は、マンコラからピウラまで1時間ほどバスで移動し、そこからさらに、トゥクトゥクかタクシーで30分ほどのニューロという街に行きます。
そこに、お目当ての海亀がいるとのこと。
ピウラまでのバスは頻繁に出ているので、乗る前にバスセンターに行き、次のバスのチケットを購入して向かいます。バスは200円ほど。
ピウラではトゥクトゥクを捕まえて値段交渉をする必要があります。山を越えるので相場より高く600円くらいしましたが、悪路であることを知らなかった私たち。悪徳運転手だと思いしつこく値段交渉をしてしまい、少し揉めてしまいました。 -
交渉していても拉致があかないので、ひとまず出発。海辺から海辺へ行くつもりが、途中から砂ぼこりと急な登り下りのある山道を行くことになり、これはトゥクトゥクではきつく、この値段になっても仕方ないと納得したので、到着地では素直に払いました。
他の人たちは、ツアー会社のバスや乗合バスを使っていたようです。バスターミナルで降りたら、そのまま乗合バスを待つのがオススメです。
30分ほど走ると、山間に海が見えてきました。
海亀で有名な町、ニューロです。 -
ニューロはとても小さく、集落と言った方が良さそうなこじんまりとした町でした。
人が少ないからか、海の色が静かに澄んでいました。
気温は高くても風は涼しく、過ごしやすい陽気に感じました。 -
沖の方に視線を移すと、遠くの方に海亀を探す船が見えます。
アクセスの悪いところなのに、ここまでで一番多くの観光客がいました。
とはいえ10人~15人程度で、混み合うほどではありません。やはり欧米系の方が多そうです。
子供連れもいました。 -
観光局のチケット売り場で入場チケットを買います。チケットはピンクの紙テープで腕に巻いておきます。
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トイレに描かれた亀。町全体が亀推し。
亀を模したお土産品も充実していました。 -
チケット売り場の奥に、お土産物やが5軒くらいあり、その奥に長い桟橋があります。
桟橋を進んでいくと、左に亀のプール、右手に船乗り場があります。
亀のプールは300円程で、ライフジャケットとシュノーケリングセットを借りられます。桟橋のそばに浮きで囲んだスペースがあり、自由に出入りできます。
船の方は沖まで亀を探しに行き、一緒に泳ぐことができます。1000円程でした。 -
船は1~2時間かかるということで、時間の都合でプールにしましたが、十分満足しました!
係りの人が定期的投げるイカを求めて、ひっきりなしに亀が集まってきます。
サービスなのか、時々イカが自分めがけて降ってきます。そうすると、亀が5~6頭集まってきて、触られ放題になります。 -
海亀は私たちのことを障害物くらいにしか思っていないようで、気にせず泳いだり、ぶつかってきたりします。
甲羅のぬるっとした感触、亀の手や顔が意外と固いこと、塩辛い海の味など、全身で楽しむことができました。
ダイビングで海亀を見たことはあったのですが、大小の海亀をこんなにたくさん、こんなに間近で見たのは初めてだったので興奮しました。 -
海水はとても冷たく、最初飛び込むのに勇気がいります…が、一度入ってしまえば気にならなくなりました。
外気温が高いので、水から上がったら寒いということもありません。
レストランがなく、唯一売り子のおばさんがサンドイッチを売っていたのでそれを買って食べました。お腹が空いていたので美味しかったです。 -
ひとしきり楽しんだあとは、桟橋の入り口のお土産屋さんで買い物をしました。
真珠名物で、珍しい黒真珠やピンク、オレンジの真珠が安価で手に入ります。形は不揃いですが、普段使いには問題ないと思います。 -
貝を使った細工も。どこか懐かしい雰囲気。
一つ一つ手作りで作っているそうです。
あまり写真がとれなかったのですが、地元で取れる石を使ったアクセサリーなどもありました。 -
お土産物屋にもたくさんの猫が。暑さでのびています。
寄付を募る学生さんが声をかけてきたので話を聞くと、卒業パーティで着るドレスを新調したいからお金が欲しくて募金活動をしているとのこと。正直すぎるのと、話がとても面白かったので、いつもは寄付しないのですが、思わず寄付してしまいました。日本での100円程度、ほんの少額ですが。 -
以下で学んだので、帰りはトゥクトゥクではなく乗合バスに乗せてもらいました。
目に砂が入って開けられなくなることもなく、とても快適。
帰りはあっという間に感じました。実際、行きより早い20分程度で到着したと思います。 -
乗合バスでマンコラ、さらにピウラまで戻り、今度は首都リマに向かう長距離バスに乗ります。
マンコラの優しい海も見納め。
ここから数週間は、クスコやマチュピチュなど標高4000mにもなる山岳地帯に向かいます。 -
ピウラの長距離バス乗り場は決まっているので、マンコラからの短距離バス乗り場から、トゥクトゥクで向かいます。10分で50円ほど。
やっぱりトゥクトゥクは街中の近距離に使う乗り物なのだと再確認。 -
ピウラのバス停留所から、ペルーの高級バス会社クルスデルソルの長距離バスに乗りました。
時間から30分ほど遅れてバス到着。
運転手さんとても気さくで、なぜか運転席に乗せて写真を撮ってくれました。
早く出発した方が良いのでは?笑
トゥンベスからリマは5000円程だったと思います。事前にネット予約をしました。wifiも使え、足を伸ばして寝られる快適な車内でした。
機内食のようなしっかりした食事も夜と朝2回出ます。 -
車内はお金持ちが多いので盗難のリスクが少ないと聞きますが、一応貴重品カバンは膝の上に乗せ手で抱えて、貸してもらった毛布の下になるように隠して眠りました。
長距離バスから見た夕日もきれいでした。
海辺の優しい空気を満喫した2日間でした。
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