ウズベキスタン・カザフスタン旅行　①　ヒヴァ編

2018/08/04 - 2018/08/06

イランで出会ったご夫婦に「ウズベキスタン良かったよー」と言われたため行ってみました。
モスクの雰囲気は非常にイランに似ていました。
韓国を経由し、ヒヴァ→ブハラ→サマルカンド→タシケント、最後にアルマティに寄ってみました。

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ウズベキスタン航空 アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅行を計画する上で一番考えたのはヒヴァ→ブハラの移動でした。
スタンダードはシェアタクシーで7時間…。どうしてもタクシーが怖い。いつも怖いと言いながら最後は乗ってしまうタクシーなんですが、電車やバスのように行先が決まっているものと違い、どうしても「変なところに連れて行かれて強盗」される乗り物と思ってしまいます…。
と、いうことでヒヴァ→ブハラは飛行機で移動することに。毎日就航ではないのでここを軸にして旅程を組みました。
航空券は最後にカザフスタンに寄るためアシアナ航空、ウズベキスタン国内はウズベキスタン航空を航空会社の正規割引とエクス○ディア等の格安航空券との値段を比較し、対して差がなかったので正規割引で購入しました。
が…出発一週間前にウズベキスタン航空より「ウルゲンチ空港使えなくなったよん☆」とのメールが…。
えええええぇぇぇぇえええぇぇぇええ？？？？？？？？

ウルゲンチ空港の代わりにヌクス空港になりました…。
日本にあるウズベキスタン航空日本支店に電話をかけ（これがなかなか繋がらなかった！）詳細を確認すると、ウルゲンチ空港の滑走路に問題がありヌクス空港に変更、ヌクス空港からウルゲンチ空港まで代行輸送としてバスが出ています、と。
帰りもウルゲンチ空港に来てくれればバスでヌクス空港まで送ります、との事。キャンセルしても手数料等かからず、全額払い戻しますとのことだったのでヒヴァに行かない選択もあり…結局はバスを利用しヒヴァには行くことにしました。
韓国を経由し、仁川ではシャワーなぞ利用し快適にタシケントに到着。機内食で出るコチュジャンは美味しいと評判だったので毎回地道にストックする貧乏旅行が始まりました。

初日の宿はジャホンジルＢ＆Ｂ。ＨＰからも予約できますが今回はBooking.comを利用しました。
ＨＰのアドレスに何回か宿泊施設周辺のことやバスの利用のことなどメールをしました。レスポンスも良く親身になってくださいました。
若いお兄ちゃんが英語を使ってメールしてくれてるのかな…と思っていたらなんと女将さんが対応してくださっていました。
写真を撮らなかったことを後悔しています…大変愛らしい女将さんです。

Jahongir B&B Tashkent ホテル

朝食をいただき、タクシーを手配してもらいました。スマホをメーターにしたタクシーで空港まで30000スム以内で行けました。
タクシーの運ちゃん…きっと私が韓国人だと思ったのでしょう。切ない韓国語のバラードを流してくれました。サランヘヨ、サランヘヨと…。

Jahongir B&B Tashkent ホテル

タシケント空港国内線ロビーで知り合ったＯさん。同じくヌクス行きを余儀なくされた旅行者の一人でした。旅程が似ていることからヒヴァのホテルまでタクシーをシェアすることにしました。
彼が英語が堪能だったので大変助かりました、ありがとうＯさん～！
ヌクスからヒヴァまで何にもない道をひたすら3時間くらいかな…やっとヒヴァに到着です。

宿はMeros B&B。ここはＨＰから直接予約しました。
こちらも宿周辺のことやらいろいろ事前にメールしましたがレスポンスもよく、大変親切でした。
家族経営のあったかい宿です。

Meros B&B ホテル

テラスのある部屋でもうね…最高でした！

Meros B&B ホテル

疲れた、なんか食べたい…。近所のスーパーに行きましたがデリっぽいものがなく水とかコーラとかを購入。
お腹すいたなぁ。

たぶん、甘いものだろうと思ってスーパーで購入したお菓子。
中東でよく見る感じ。
素敵なテラスで食べようとしたら、あら蜂さん…。

テラスは明るく見えますがこれでも夜8時前。
外の事が良くわからないのに夜出ていくのが怖かったのですがどうにもお腹が空いて仕方ない。
超有名ガイドブックに載っているお店が近くにあったので行ってみた。
だんだんと暗くなりましたが外は安全に思いました。
ジュマモスク近くのチャイハナ。
ラグマンとマンティを食べました。
ラグマンはじゃがいもいっぱいで…じゃがいも苦手です。
マンティはすごい美味しかった！

夜、一人で歩いていても平気そうでした。
明日から本格的に観光！
飯抜きとことん歩く過酷な旅行をいままでやってきて平気だったのですが老いですかね…今回は結構つらかったです。

とりあえず今日は寝る。

朝食をホテルでいただきます。
ウズベキスタンの朝食はとにかく小麦もの？が多い。
いろんな種類のパンがあり、クレープみたいなのがあり…。

メロン、よく出ました。
これが甘くて美味しかった！
イランのメロンジュースも美味しかったな、と思い出す。

何をするのもまずはお金だ！
イチャン・カラ内部での両替屋さん。
2018年8月現在です。
日本円も変えられるのね。
ここで200ドル両替してしまい…最終的に使い果たせたのですが余って仕方なかったです。
ブハラ、サマルカンドで高額？なお土産はドルで支払ってしまい失敗しました。

今回の旅行で初めて現地SIMをさしてやろうと思ったのです。
ずっとホテルやスタバ、空港の無料wifiでしのいできたのです。
事前に宿のオーナーさんにSIM買えるところを聞いていたのですが…。
タシケントでも旅行者がSIMを購入するのはいわゆる支店ではなく本店、みたな大きいところじゃないと無理と言われていて、
こんなヒヴァのこんなちっちゃい携帯ショップで外国人にSIM売ってくれるわけないよね…。
お店が休みだったのか誰もいなくてがっかり。
宿のオーナーは買えなったらボクが買ってきてあげる、と言ってくれたのですがSIMさした後のアクティベーション？その辺が不安で諦めました。

気を取り直して観光です！
2018年8月現在イチャン・カラの入場料は100000スムです。
塔に登るのは別料金です。

お土産屋さん、至る所にあるのですが、呼び込みというかそういうものがない。
それどころがただ座ってるだけで声もかからない。
中東などは「ミルダケタダ」とか誰に教えてもらったのか日本語で話しかけられたりするんだけど全くなし。
気が楽なんだけど、なんか変な感じ。

なぜか「ほんや」
日本語のガイドブックも置いてありました。

ジュマ・モスク。
私の愛読書「世界の美しいモスク」に載っていて見てみたかった。

ジュマ・モスク内部から登れるミナレットに登る。
別料金は取られなかった。
とにかく上にあがるのが大変で、老いをひたすら感じる。
登ったところで出会ったフランス人の年配のご夫婦はこの後もたびたび出会った。
いいなぁ、素敵だなって思う年の取り方。

ウズベキスタンではアザーンが聞こえない。
モスクも一階はお土産屋さんになっていて集会所として機能しているのか謎。
やっと見つけたミフラーブ。

タシケントのホテルに泊まった時にメッカの方向を示すものがどこにもなくて、あれ？と思ったんだよね…。

たぶんこれでナンに模様をつけてるんだと思う。

さすが旧ソ連。
こんな暑いのにアノ帽子が売ってた。

もう一つのミナレットに登る。
ここは別料金で10000スム。
ここが登るのも大変だけど、とにかく暗くて怖い。
耐震？なにそれみたな作りで本当に怖い。
眺めはそりゃ最高だけどさ。

フランス人のラブラブカップルと一緒になり、いたたまれなくなったので早めに退散。

高いところばかりに行く。
アクシェイク・ババの見張り台。
ここも別料金で10000スム。

ここで持っている現金が高額紙幣ばかりだということに気付く。
10000スムの支払いを50000紙幣ですると嫌がられる。
大丈夫か、この後と急に不安になり景色どころでなくなってくる。

とりあえずは、お腹すいたぁぁぁぁぁ。

この旅の初シャシリク。
宿の近くのちょっとしゃれたところで一人で入るのに躊躇したけどとにかくお腹空いて仕方なかった。
美味しかった！
全部で32000スム。
それを50000スムで支払おうとすると嫌がられる。
嘘でしょぉ？ここでも5000スムが減っていき、高額紙幣が残る。

明日は早朝にヌクス空港に行く。朝4時半にＯさんと待ち合わせだ。
宿の支払いを事前に済ませておく。
ネットの情報などではドル払いではなくスム払いをするようになったと言われていたのだがタシケントもドル払い。
ここでも最初はドルで金額を提示された。
スムでもいい？と聞くともちろん、と。レートも悪くなかったので高額紙幣を少しでも減らす。
ここのオーナーさんはほんといい人でした。
あんまり笑ったりしないクールガイなんだけど。
靴ずれしてしまってばんそうこうをもらったり。
ヒヴァにお泊りの際はぜひ！

近くのスーパーで買ったパンをかじりながらＯさんとヌクス空港へ。
4時半は暗くてＯさんのホテルまで一人で歩いて怖かった。
ホテルのオーナーさんのお兄さん？が送ろうか？と言ってくれたんだけど
大丈夫！って出てきて失敗したと思った…。

ウルゲンチ空港が使えなくなり、一時は諦めたヒヴァでしたが
行って良かったです。

さー次はブハラだ！