2016 訳あって？コロラド一人ぶらり旅前編　のつづきです。<br /><br />最終バスで…何かが！？

2016 訳あって？コロラド一人ぶらり旅　中編

9いいね！

2016/06/29 - 2016/07/06

94位(同エリア249件中)

エリア

アメリカ

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

グルメ: 3.5

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス自転車徒歩

航空会社: ANA ユナイテッド航空

旅行の手配内容: 個別手配

バス停も交通標識も同じ細くて長い立方柱を地中に埋めて設置してます。ボトルを通す穴が四方にあるので設置も撤去も簡単で、経費もかからなさそうでいいなぁ～と思いました。

でも停留所名が、時刻表が…なんと載ってません！日本とはネーミングの仕方が違い、交差点周辺にあるので交差してる二つの通りの名前がそのまま停留所の名前になってます。

時刻表が路線分あるので（AB、DASHが路線名）バスターミナルで手に入れておいたほうが良いです。マネーで払う方も当然います（先払い）、でも旅行だと１DAYパスが安心です。
降りたい停留所が近づいたら窓枠にある紐を引っ張ります（ボタンはないです）。

運転者側から乗車して、降車はどちら側でも良いです。関心なのが降車時に「ＴＨＡＮＫＹＯＵ !」と一声かける方がほとんどです。

運転手に対する敬意を感じるし、俺の城！みたいな運転手には誇りも感じられ…運転手カッコイイです！なんかお客側も運転手側も…日本のそれとは違うように思いました。
今日はボルダーのダウンタウンを軽く散策し、再び州都デンバーを目指します！

ダウンタウンはやっぱり人がいっぱいです。にぎやか～はなやか～(^^♪
かわいい～(＾◇＾)
パフォーマンスもアッチコッチで…

アフリカンなミュージシャンもいます。あの子はそこら辺から勝手に入ってきた子供です。セッションになってました(^^♪
くねくね軟体おじさんもいます。
パソコンやってるおじさんもいます。

ああ～自由～(/・ω・)/
バスの時刻までもう少しあります。思い切って和食レストランに…

メニューが分かりません。時間ないし、でも2巻ずつだろうし３種頼めばいいな？思ったら…ドーン！これ伝わらないでしょうが一個一個が大きいんです。

涙ためながら頬張って苦しさに耐えながらバスターミナルに猛ダッシュで行きました…あああああ～無常(/_;)…バスの背中を見送ることになってしまいました。

でもここから物語が始まるのです！！
たっぷり次の便まで待ってようやっとデンバーへと向かいます。目的地はデンバー動物園です！
デンバー空港まで高速バスで行き、電車に乗り換えユニオンステーションに着き、前日の様に無料バスに…の…乗れない！何故か運行してないらしく…思い切って路線バスへ。

ズルズルと時間は経ち閉園時刻が迫ってる！
ううう…なんて日だ～(;_:)

さすがに30分ちょっとじゃ…見られないよ～(/_;)

泣く泣くあきらめてショップだけを観ることにしました。
園内のお客さんもぞろぞろ帰路に向かっています。ん？

アーミッシュのファミリーではないでしょうか？…ＮＨＫ大草原の小さな家を思い出すなぁ～
同じく閉園してるのですが…デンバー博物館にも行きました。ショップ目当てでしたが、ショップもクローズしてました(-"-)

こういうリアルな恐竜オブジェが数体ありました。展示がうまいです。肉食竜が顔を出してるの分かりますか？
路線バスでユニオンステーションに着きました。前日はとてもうまくいった旅程でしたが、この日はミスが連発し…歩く量ばかりが増え疲労度も増し、なんだかちょっと凹んできます。
電車から降りたらもう黄昏時も過ぎようとしています。
つかれたよ…でも…きれいだよ…（外から空港内を眺めてます）
高速バスで空港からボルダーに着いてみるとすっかり真っ暗です…

時刻表と時計を見てビックリ…これ最終便！？
ここでミスしたら家にたどり着けないことになるので…誰もいないとこでしたが早めに乗り込みました。

あれよ！？あれあれあれあれ…発車時刻ギリギリというより20分以上も遅れて（たぶん最終便だし、温情で待っていてくれてたのでは？）出発する頃には、オシクラマンジュウ状態！！

オール酔っ払い！！

こちらは出発時刻に動き出さないバスに万が一？って不安を隠しつつ、周りは大声で笑ってたり（運転手さんがのせてる）唄っていたり奇声まであげてたり…小さくなっていました(~_~;)
一生忘れないような出来事になりました。。。

異常な盛り上がりを見せる酔っ払い達の中（知り合いって訳でもなさそう）、隣の女性はおとなしめだったので、このバスで大丈夫でしょうか？と聞いてみたら…

一生懸命話を聞いてくれて（騒がしい中）、降りるべき停留所の名前しか伝えられない私を気遣ってくれ…その後、

そのやりとりを見ていた周りの人達が、大丈夫！俺たちに任せろ！って感じになってしまって(;'∀')ほとんど分かんない会話をしていたハイテンションな私を、あたたかくバス全体で迎えこむような感じになって…

俺は先に降りるけど、あいつについてゆけば大丈夫！ってバトンタッチ。そのあいつは、俺は先に降りるけど、こいつについてゆけば大丈夫！って人間バトンリレーになって…

降りるときには握手したりハグしたり…

こんなこと今まであっただろうか…(ToT)

サンキュー！アリガトウ！しか言えなかった気がするのですが…一生忘れないような出来事になったのでした。心が打ちふるえるのを感じながら布団の中でまどろんでゆきました。
翌日はボルダーのバスターミナルに駐車している友人の自転車でダウンタウン周辺をサイクリングです！
コンパスを頼りつつマップに線を引きながらアッチコッチを巡りました。自転車は最高～！

ボルダーは高級な住宅街ではありつつも、中流以下の生活も見事に調和していて…自然と街が動物と人がちょうど良い混じり合う関係を成しています。

玄関にはイスとテーブル、塀はなく、車道と歩道も境目はぼんやりしていて…庭の緑なのか街路樹の緑なのか、緩やかな連続性があるので…玄関に人もリスもシカも招き入れるようなそんな佇まいです。
キャンピングカーやカーゴも多く、アウトドアにもすぐアクセスできる…そんな暮らしぶりが垣間見えます。

アンティークな感じのキャンピングカー…イイ(*'▽')
素敵なカップル…ついつい(;^ω^)
ボルダークリーク沿いのトレッキングコースです。

この立方柱はいろんなところでフレキシブルに使われています。
水量の多い、手に汲んで飲みたくなる様な綺麗な清流です。川が運ぶ爽快な風が、太陽に熱っされた肌を大地を冷やしてくれます。
上半身裸で走る人…
マウンテンバイクをこぐ人…
カヌーをこぐ人…
魚を釣る人…
流れ去る人…
リスも走り抜ける…そんなトレッキングコースです。
クリークから離れて住宅地をアッチコッチ…

ダウンタウンは電柱は無かったような？

木の電柱…これ馴染むんですよね。子供の頃はこういう電柱まだまだありました。
住宅地の歩道は家々の庭との境目もおぼろげで…花がアッチコッチに咲いています。
カワイイ…( *´艸｀)
バラのガーデニングが多かったかな？
これは…チェリーですよね！サクラの花…見てみたい！
木の古びた電柱であれば、青い空と灼熱の太陽に似合うんだよね～
お腹も減ったので、コロラド大学すぐ近くのピザ屋に行きました…大学前ってのが悪かったかも？

注文時、この店で一番小さいサイズの人気のピザを下さい…と話したつもりなんだけど、この…大きさ！！パッと見た瞬間、戦慄を感じました。TO ＧＯ？（持ち帰る？）って注文時に聞かれて、店内で食べるって言ったのに…どうしてこのサイズだと思うの？

1ピース…という注文があると知ったのは後日ですが…ナニカ？(# ﾟДﾟ)

結果…TO ＧＯになりましたけど(~_~;)
ピザ屋を苦悶の表情で出ると…少々ガラの悪そうな一角でしたが、若者がたむろっていました。まぁなんもないんですけどね。
はぁ～でもサイクリングだからこそいろんなとこへ行けて体感できて楽しかった～！

自転車を置いて、大学構内をアッチコッチ…
スコールの様な雨が降ってきました。講堂の中で雨宿りです。
雨上がりの構内…美しい！
シャワーを浴びてサッパリしてきた…そんな感じ。
構内を一通りアッチコッチしたので、自転車でそろそろ帰るとします。

クリーク沿いのハッピーな通りを抜けていきましょう！
楽しそう～( *´艸｀)
高齢者の様に見えましたが、ダンスは全くそういう類でなくって…ロックな音楽にあわせて激しく頭を振っていました＼(◎o◎)／

アメリカ人の高齢者は若者より絶対踊ってます！
疲れも心地よい幸せな気分でバスターミナルに着きました。でもリュックは…TO GOピザでパンパンで、更にピザ臭が…(;^ω^)

黄色いユリと青いアジサイでした。アジサイが見られるとは思ってませんでした。発色が素晴らしい！
バスを待つ青いアジサイ…
バスを待つ首折れ少女…

→「後編」へつづく