2018/08/03 - 2018/08/03
16位(同エリア236件中)
はじゃまさん
夏休みに旅行にいく時は気をつけましょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
連日33~34度の中を観光した結果、重度の夏バテで、
食事をする気が全くおきないのですが、
このパンはけっこう好き。
4元もしてちょっとお高いですが、
おいしいです。味のバリエーションもあります。 -
「天然酵母パン」なのに
消費期限まで1か月半もあることは気にしてはいけない。
今日は朝バナナ味、昼メロン味で国境を越えるぞー。
バスは11:30だから、7:30のオープンと同時にいって、
チケット買って、ギリギリまでホテルでのんびりしようという予定で
昨日のバスターミナルに7:35にいくと
「売れない。今はチケットがない」
とのこと。
ファッ!?
「え、それ売り切れってことですか?」
「そう」
詰んだ。
「え、でも予約とかできないんですよね?」
(なんでオープン5分後に売り切れてんの?)
「個人はできない。発車ギリギリになったら
余りのチケットがあるかもしれないから、11時に来て」
「それってチケットだいたい買えます?」
「たぶんね」
というやりとりで若干恐ろしくなってきました。
ロシアの出入国はけっこう厳密ときいています。
ビザの期限内なら大丈夫という話も聞きますが、
なんせ初ロシアなので慎重にいきたい。
がく然としていると、
後からきた人びとが大量のチケットを発券していきます。
「皆さんガイドさんなんですか?」
と尋ねると、そうだよーとのお返事。
旅行会社専用のサイトがあって、ガイドさんたちはそこで予約できるけど
個人はできないと教えてもらいました。
なるほど、だからさっきのカウンターが「個人は予約できない」
って言っていたのね……。
ウラジオストク行きがものすごい枚数発券されていくのを
見てしまったため、
11:00より前に待機して、
チケット売り場の列を監視すべく宿のチェックアウトにいこうと
きびすを返すと、
「やっほ~!」
と前日の日帰りツアーのお孫さん連れのおばちゃん!
「うちの孫がね、あなたを見つけたんだ~。どうしたの?」
「ウラジオストクに行こうと思ったら、かくかくしかじか」
「えー私たちも丁度ウラジオストクにいくところだよ!
ツアーでいくんだけど、私たちのガイドに
一緒に混ぜてもらえないか話してみよう」
神様……!!
前日無口だったおじちゃんの方も、今日はニッコニコで
ガイドに電話までしてくれます。
結果、国境を越えるには事前申請が必要で、
人数は厳格にロシア入管に伝えてあるため、
飛び入りはダメとのことでした。
でも、前日の15時までに申請すれば間に合うから、
もし11:30になって当日券が買えなければ、
ココに電話せえ、とガイドさんの会社の電話番号ゲット。
先に確認の電話をしたけれども、外国人もOKだし、
11時の時点で本当に行くんなら連絡してと言われました。
ひとまず保険は得た…あとは今日越えられるかどうか。
まあ最悪越えられなかったら「如家」で昨日のドラマの続きを見よう……。
おばちゃん達のツアーが出発するまで、
一緒にいようと誘っていただいたので、
慌ててホテルをチェックアウトしました。 -
バスターミナルにデカデカと貼ってある地図。
これを眺めながらおじちゃんが
「日本に帰るならさー、ウラジオストクに行かないで、
羅津までバスでいってから、船で帰った方が近くない?」
と仰います。
羅津ってどこや…(地図確認)
アッ……
私「うーん、日本と北朝鮮は…まだ…国家関係がアレでして」
「そっかー、それなら仕方ないね~。船があるから近そうなのに」
その船って定期便なんでしょうか。
ほどなくしてお孫さんとともにご夫婦は出発。
とってもいい人達でした。
お孫さんの習い事がお休みなのがこの1週間だけなんですって。
やはり中国のお子様たちは忙しいなあ。 -
ロシア人観光客とおぼしき集団。
チケット大丈夫かな…と
10:45にカウンターを覗くと、4人組が並んでいました。
慌てて私も後に続きます。
しかしこの4人家族(父母娘×2)の会話は韓国語でした。
朝鮮族なのか、韓国人なのか、北朝鮮人なのか
この時点ではわかりません。
ただ、カウンターの係員さんが私と同じことを彼らに言っても
「てぃんぶどん~(=わからない)。
ちんまんでぃえんしゅおー(=ゆっくり言ってちょ)」
と韓国人特有の平らな中国語で言っているので、
おそらく韓国なんだろうなと当たりを付ける。
そして後ろに並んだ私に韓国語でなにやら言ってきます。
なんでやねん。
「みやねよー」と数少ない韓国語ボキャブラリーを駆使し、
わからない旨を伝えたのですが、
奥さんの方が「チケットないっていってる。どうしよう」と
中国語で言ってきたので、
「11時までは待たなきゃならないみたいですよ~」
「それで買えなかったら?」
「今日はどうしようもないですよねー」
とみんなで困惑。
「中国は××××ですか?」(←よくわかんない)
と聞かれたので、
「なーぬんいるぼんさらむいずみだ」とまた数少ない韓国語ボキャブラリーで
日本人と明かしました。
韓国の方とお話しするとき、一発でウケをとれる私の得意フレーズが
「さるまにちょっそ」(ちょー太った)
案の定むっちゃ笑ってくれる。
これをスリムな人がいってはただのイヤミになってしまうので要注意。
中国→ロシアでは、中・ロ人以外が越境する際は
「第三国人」であるために、チェックに時間がかかって、
国境で置いて行かれたという記事をいくつか見ていたため、
「第三国人」という点で同じ条件の
韓国ファミリーがいるのは少し心強いのであります。
さて、11時になったよ~とカウンターを覗くと
販売員お食事してるーーーーーーーー!!!!!!!
このあたりで後方の列はそこそこの人数になっています。
韓国人ファミリーが
再び販売員になにやら話しかけようとしているのですが
声調が崩壊しているために、全然通じてない。
それを見かねたのか、私のすぐ後ろに並んでいた
ガラの悪い中国人アニキが、窓口にツカツカと詰め寄り
「いつから売るんだよ!? 今日のチケットはあるのかよ!?」
とものすごい勢い。
窓口さんは全く動じることなく
「バス来ないとわからない」と同じお返事を繰り返します。
このアニキ、後方に並んでいたロシア人の皆さんに
超早口のロシア語でバババババババっと説明。
「むっちゃロシア語できるんですね~」
と話しかけたら、長くロシアの会社で仕事しているとのこと。
見た目はイカついですが、話してみるとそうでもなく、
この暉春→ウラジオストクを彼は何度も越えているけど、
いつもこんなに乗車率はよくなくて、
今日はたまたま夏休みだからこうなってるんだと教えてもらいました。
ウラジオストクのことを
「仕事は遅いし、民度は低いし、ガチクソど田舎!!」
とものすごいディスる。
ロシアの入管のことも
「あいつらの仕事が遅すぎるから、いつも越境のバスは時間かかるんだ!」
とキレる。
お仕事で何か嫌なことがあったのかもしれない……。
11:40発車定刻をすぎた頃にやっとチケット販売開始。
5人目に並んでいたので無事購入できました。
限定25枚ってことだったから、後方の人は無理だったんじゃなかろうか。 -
このバスです。
-
ロシア車輌で中国を進む模様。
ロシア車何台か並んで走ります。 -
乗客はほぼロシア人。
-
30分もしないで口岸に着きました。
私の好きなゲート!
ここでの待ち時間が長いことは、先ほどのアニキから聞いていました。
トイレ休憩や買いもの休憩も兼ねているようです。 -
正面から。
この日も暑かった。 -
売店の近く。
きんぺーとプーチン。
この国門前では2時間ほど待たされたでしょうか。
そのあとも国門の中で1時間以上待ちました。 -
パスポートコントロールをこっそりパシャリ。
案の定、ロシア人は早く進むけれども、
日本人と韓国人はややゆっくりでした。 -
ここからロシア。
SIMカードを入れ替えたのに電波が全然ありません。
ザ・草原て感じ。
中国は国境でてすぐ宿があるのに、ロシアのクラスキノ周辺は草原が続きます。 -
やっと休憩。
-
みんな軽食に並びます。
-
ピロシキ発見
-
このピロシキが旅行中一番おいしいピロシキでした!
-
ウラジオストク時間22時すぎにバス到着。
韓国人ファミリーに別れを告げ、
自分はもともといた宿に帰りました。
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