織姫と彦星が待つ星空への長い道のり

2018/07/06 - 2018/07/08

7/6-8 新宿から特急あずさにて松本駅まで。松本駅からバスで穂高ロープウェイまで移動。
登山口から徒歩にてわさび平小屋でテント泊。翌日は鏡平経由で笠ヶ岳へ。笠ヶ岳山頂付近でテント泊。笠ヶ岳で星をみました。
七夕の夜、織姫と彦星は会うことができたかな？

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

特急あずさ。かっこいい。
新宿ー松本 往復12,760円。中央道の渋滞を横目に快適に移動。なんと、各座席にはコンセントが付いています。

松本駅

松本バスターミナル。
北アルプスへアクセスするベースとなるバスターミナル。新穂高温泉までバス。

登山道入口。
こちらからの登山は、玄人向けコースが多い。
双六岳、鷲羽岳もこちらから。
今回のルートは総距離26kmを二泊三日で歩く。
スタートは13時。

わさび平小屋。
13時に出発して約2時間でここに到着。今日は新宿から移動してきたので、今日はここで宿泊。テントを設置する。

わさび平小屋は綺麗で快適。

オープンテラス(笑)でのビールは格別。

川の水で冷やす飲み物や野菜がうまい。

登山で飲むコーラは格別。ヒットポイント回復。

ただ水で冷やしただけの野菜なんだけど、美味しい。

わさび平小屋でキャップ。快適なテン場。

鏡池。逆さ槍ヶ岳を撮影。

鏡平山荘でかき氷を食べる。少し元気になった。

弓折岳から笠ヶ岳までの美しい稜線のスタート地点。

弓折岳から笠ヶ岳までの稜線の一部。

ここまで6時間かかって登ってきたが、笠ヶ岳までさらに5時間以上、稜線を歩く。

あまりの疲労困憊で雪の上でクールダウン。

弓折岳からアップダウンのきつい稜線を歩き、秩父平に到着。秩父平から急登を登り最後の尾根のピークに立ったとき、遥か彼方に笠ヶ岳が見えた。
まだ、これだけ歩くのかと絶望感でいっぱいだった。ここまで10時間かかっていた。さらに、ここから笠ヶ岳まで4時間かかった。

朝日と槍ヶ岳。日の出の槍ヶ岳は笠ヶ岳からの撮影がベスト。

笠ヶ岳のテント場

槍ヶ岳と星空。松本市の街の灯りが強いためあまり星が撮れない。

笠ヶ岳を山頂付近で撮影した天の川。
歩いて来なければ見ることができない絶景。北アルプスは長野側の街の灯りが強いため、岐阜県側の笠ヶ岳が星空を見るには最適。
肉眼でも天の川が見える。
この日は七夕の夜。織姫と彦星は会うことができたかな。

笠ヶ岳山頂と星空

笠ヶ岳山頂と天の川

笠ヶ岳のテント場

朝焼けの槍ヶ岳。

白山。日本三大霊山。
手前の盆地が飛騨高山。

左奥は富士山と南アルプス、中央アルプスが見える。

左奥は立山。日本三大霊山が笠ヶ岳山頂から一望できる。
立山の奥には剣岳が見える。

乗鞍岳

やっと来た岐阜県最高峰、北アルプス笠ヶ岳。
こんなに辛く厳しい道のりとは思わなかった。26kgのテント泊装備のザックを担いでひたすら歩いて来たが、この風景を見て全て吹っ飛んだ。
笠ヶ岳は日本三大霊山である、立山、富士山、白山の全てが見える。槍ヶ岳や鷲羽岳、黒部五郎岳、燕岳、南アルプス、中央アルプスという、日本屈指のメジャー級の山が一望できるすごい山です。
しかし、ルートが厳しく長いため訪れる人は少ない。しかし、北アルプス一のいや、世界一の星空が見れる。標高2,800mからの星空は一生忘れないだろう。