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2018年6月20日(水)から、7月3日(火)まで、レンタカーでフランスとスペインを旅行しました。約3000kmに渡る自動車での旅。<br />出発はボルドー、そして、トゥールーズ、カルカッソンヌ、フィゲラス(ここからスペイン)、バルセロナ、サラゴサ、マドリード、ブルゴス、ビルバオ、サンセバスチャン、サンジャンドリュス(再びフランス)そして、ボルドーへ帰り、オランダのアムステルダムを経由して、日本に帰国しました。レンタカーを運転したのは、同行者で、私はもっぱら宿や観光地の手配をしましたが、13泊中、11泊がair bnbだったため、いろいろな現地の人々の暮らしを垣間見れて、とても印象深い旅でした。<br /><br />今回は、フランスのカルカソンヌ。ヨーロッパ最大規模の城塞です。トゥールーズで2泊した後、6月23日朝9時ごろ、カルカソンヌへ向けて出発しました。

レンタカーで巡るフランスとスペインの旅③ーフランス 歴史的要塞都市カルカソンヌ

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2018/06/23 - 2018/06/23

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Cosmotarina

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2018年6月20日(水)から、7月3日(火)まで、レンタカーでフランスとスペインを旅行しました。約3000kmに渡る自動車での旅。
出発はボルドー、そして、トゥールーズ、カルカッソンヌ、フィゲラス(ここからスペイン)、バルセロナ、サラゴサ、マドリード、ブルゴス、ビルバオ、サンセバスチャン、サンジャンドリュス(再びフランス)そして、ボルドーへ帰り、オランダのアムステルダムを経由して、日本に帰国しました。レンタカーを運転したのは、同行者で、私はもっぱら宿や観光地の手配をしましたが、13泊中、11泊がair bnbだったため、いろいろな現地の人々の暮らしを垣間見れて、とても印象深い旅でした。

今回は、フランスのカルカソンヌ。ヨーロッパ最大規模の城塞です。トゥールーズで2泊した後、6月23日朝9時ごろ、カルカソンヌへ向けて出発しました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通手段
レンタカー 徒歩
航空会社
エールフランス 大韓航空 KLMオランダ航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 午前9時45分。トゥールーズを出て、45分ほどたちます。画像でははっきり見えませんが、この時、前に映っている車は、パリのナンバーだと同行者が、言ってました。<br />はるばるパリからカルカソンヌへ来ているのでしょうか?

    午前9時45分。トゥールーズを出て、45分ほどたちます。画像でははっきり見えませんが、この時、前に映っている車は、パリのナンバーだと同行者が、言ってました。
    はるばるパリからカルカソンヌへ来ているのでしょうか?

  • カルカソンヌのシテ(城塞都市)へ近づいてきました。右手に見えるのは、カルカソンヌの下街です。<br /><br />

    カルカソンヌのシテ(城塞都市)へ近づいてきました。右手に見えるのは、カルカソンヌの下街です。

  • 53もの塔がそびえる街の周囲を1200mの内壁が囲み、城の城壁を合わせると、全長3kmもあるそうです.<br />カルカソンヌの歴史は大変古く、紀元前6世紀以降、ガリア人が進出して、古代ローマ帝国の都市として発達していました。2500年という歴史の重みを考えると、感慨深いものがあります。<br /><br />

    53もの塔がそびえる街の周囲を1200mの内壁が囲み、城の城壁を合わせると、全長3kmもあるそうです.
    カルカソンヌの歴史は大変古く、紀元前6世紀以降、ガリア人が進出して、古代ローマ帝国の都市として発達していました。2500年という歴史の重みを考えると、感慨深いものがあります。

  • ナルボンヌ門の近くの駐車場に、車を止めました。

    ナルボンヌ門の近くの駐車場に、車を止めました。

    ナルボンヌ門 建造物

  • シテへの入り口、ナルボンヌ門が見えてきます。ナルボンヌ門は、大胆王といわれたフィリップ3世(1245~1285 カペー朝 第10代の国王)の治世に建設されたそうです。ということは、カルカソンヌが,アルビジョワ十字軍の攻撃に降伏<br />して、フランス王朝に組み込まれたあとです。カルカソンヌの2500年という長い歴史の中では、比較的あとの建築物です。

    シテへの入り口、ナルボンヌ門が見えてきます。ナルボンヌ門は、大胆王といわれたフィリップ3世(1245~1285 カペー朝 第10代の国王)の治世に建設されたそうです。ということは、カルカソンヌが,アルビジョワ十字軍の攻撃に降伏
    して、フランス王朝に組み込まれたあとです。カルカソンヌの2500年という長い歴史の中では、比較的あとの建築物です。

    ナルボンヌ門 建造物

  • この門の近くに来ると、まるで中世の世界にタイムスリップしたような気持になります。実際、ケビン・コスナー主演の「ロビン・フット」の映画のロケはカルカソンヌで行われたそう。。

    この門の近くに来ると、まるで中世の世界にタイムスリップしたような気持になります。実際、ケビン・コスナー主演の「ロビン・フット」の映画のロケはカルカソンヌで行われたそう。。

    ナルボンヌ門 建造物

  • 写真に見える細い線は、弓矢を放つために設けられた隙間です。

    写真に見える細い線は、弓矢を放つために設けられた隙間です。

  • シテの中はお土産物屋さんなどがにぎやかに並んでいます。

    シテの中はお土産物屋さんなどがにぎやかに並んでいます。

  • 城壁の高さは15mだそうです。人間の大きさとくらべるとその高さがわかります。<br />万里の長城の高さは6~9mなので、高さでは、2,5倍(もちろん長さではかないませんが。。。)

    城壁の高さは15mだそうです。人間の大きさとくらべるとその高さがわかります。
    万里の長城の高さは6~9mなので、高さでは、2,5倍(もちろん長さではかないませんが。。。)

  • 風鈴のような飾りがあるお店。

    風鈴のような飾りがあるお店。

  • 中世の雰囲気そのままの古さです。手前の黒いものは私の日傘です。

    中世の雰囲気そのままの古さです。手前の黒いものは私の日傘です。

  • 結構大型の犬を連れたカップル。ほかにも修学旅行のような子供の団体も来ていました。でも、6月23日というバカンスでない季節のせいか最初はそれほどの混雑ではありませんでした。

    結構大型の犬を連れたカップル。ほかにも修学旅行のような子供の団体も来ていました。でも、6月23日というバカンスでない季節のせいか最初はそれほどの混雑ではありませんでした。

  • 細い隙間はいたるところにあります。

    細い隙間はいたるところにあります。

  • サン・ナゼール・バジリカ大聖堂。11世紀から13世紀にかけて建造されたロマネスク建築とゴシック建築が融合した聖堂です。

    サン・ナゼール・バジリカ大聖堂。11世紀から13世紀にかけて建造されたロマネスク建築とゴシック建築が融合した聖堂です。

  • 元は小さな学校のようでしたが、今は事務所みたいでした。

    元は小さな学校のようでしたが、今は事務所みたいでした。

  • ガーゴイル(怪物型の雨どい)が見えます。

    ガーゴイル(怪物型の雨どい)が見えます。

  • 大聖堂の入り口にはいるため、進んでいきます。

    大聖堂の入り口にはいるため、進んでいきます。

  • サン・ナザール・バジリカ大聖堂の内部は天井が高く、ゴシック式の特徴がみられます。

    サン・ナザール・バジリカ大聖堂の内部は天井が高く、ゴシック式の特徴がみられます。

    サン ナゼール バジリカ聖堂 寺院・教会

  • バラ窓。

    バラ窓。

  • 美しい声で男性コーラスが讃美歌をうたっていました。

    美しい声で男性コーラスが讃美歌をうたっていました。

  • 透き通るような美しい声です。

    透き通るような美しい声です。

  • 周囲のステンドグラスも美しく天国のようです。

    周囲のステンドグラスも美しく天国のようです。

  • これらは、13世紀から14世紀に造られたもの。

    これらは、13世紀から14世紀に造られたもの。

  • ステンドグラスをさらにアップ

    ステンドグラスをさらにアップ

    サン ナゼール バジリカ聖堂 寺院・教会

  • 柱にもそれぞれ彫刻が施してあります。

    柱にもそれぞれ彫刻が施してあります。

  • ステンドグラスの下の装飾も素敵です。

    ステンドグラスの下の装飾も素敵です。

  • 再び、サン・ナザール・バジリカ大聖堂の外へ。。

    再び、サン・ナザール・バジリカ大聖堂の外へ。。

  • 観光客も増えてきました。

    観光客も増えてきました。

  • 窓がツタに覆われていい雰囲気です。

    窓がツタに覆われていい雰囲気です。

  • 中世の建築だということが素朴な窓の作りでわかります。

    中世の建築だということが素朴な窓の作りでわかります。

  • 狭い路地のような道。。

    狭い路地のような道。。

  • 黄色いテープが貼られているのは、あとでわかったですが、ユネスコの世界遺産登録20周年を記念するために、国有建造物センターが選んだインスタレーションで、「カルカソンヌのシテの同心円と偏心円」というそうです。2018年5月?から9月30日までの限定イベントで、中世の要塞建築に革新的な解釈を与えるための作品だそうですが、これを見た当時は、「工事中??」と疑問を感じただけでした^^;;;

    黄色いテープが貼られているのは、あとでわかったですが、ユネスコの世界遺産登録20周年を記念するために、国有建造物センターが選んだインスタレーションで、「カルカソンヌのシテの同心円と偏心円」というそうです。2018年5月?から9月30日までの限定イベントで、中世の要塞建築に革新的な解釈を与えるための作品だそうですが、これを見た当時は、「工事中??」と疑問を感じただけでした^^;;;

  • 可愛い犬が2匹、こちらを見ています♪

    可愛い犬が2匹、こちらを見ています♪

  • 下の街を眺めます。今日は次に2か所(フィゲラスとバルセロナ)行かなければならないので、コンタル城への入場はせず、帰り道を急ぎます。

    下の街を眺めます。今日は次に2か所(フィゲラスとバルセロナ)行かなければならないので、コンタル城への入場はせず、帰り道を急ぎます。

  • とんがり屋根が中世風。

    とんがり屋根が中世風。

  • 黄色いテープが雰囲気を壊しているような。。。

    黄色いテープが雰囲気を壊しているような。。。

  • ここから、弓を放っていたなんて、、本当に細い窓です。

    ここから、弓を放っていたなんて、、本当に細い窓です。

  • 見晴らしがいいです。

    見晴らしがいいです。

  • こんなに古い城壁が残っているのが驚きです。

    こんなに古い城壁が残っているのが驚きです。

  • だんだん人が増えてきました。

    だんだん人が増えてきました。

  • 狭い路地には人があふれています。

    狭い路地には人があふれています。

  • 今日は次に2か所(フィゲラスとバルセロナ)行かなければならないので、コンタル城への入場はせず、帰り道を急ぎます。

    今日は次に2か所(フィゲラスとバルセロナ)行かなければならないので、コンタル城への入場はせず、帰り道を急ぎます。

  • ナルボンヌ門に戻ってきました。

    ナルボンヌ門に戻ってきました。

  • 中世の街ともお別れをつげ、次のスペイン、フィゲラス、バルセロナを目指して出発します。正面の像は、カルカソンヌの名前の由来である、女領主カルカス(Carcas)のものです。カルカスの妙案で、カール大帝の包囲から城を守ったとき、撤退中の大帝軍の一人が、「カルカスが勝利の鐘を鳴らしている」(Carcas sonne.)(カルカ ソンヌ)といったとか。。。

    中世の街ともお別れをつげ、次のスペイン、フィゲラス、バルセロナを目指して出発します。正面の像は、カルカソンヌの名前の由来である、女領主カルカス(Carcas)のものです。カルカスの妙案で、カール大帝の包囲から城を守ったとき、撤退中の大帝軍の一人が、「カルカスが勝利の鐘を鳴らしている」(Carcas sonne.)(カルカ ソンヌ)といったとか。。。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • sanaboさん 2018/08/09 12:14:50
    黄色いテープは芸術なのか?!@@
    Cosumotarinaさん、こんにちは

    いつもありがとうございます^^
    カルカソンヌへは私たちは10日後に訪れましたが、もう暑くて暑くて
    (下町の)ホテルからナルボンヌ門への上り坂でぶっ倒れそうになりました(笑)

    サン・ナザール・バジリカ大聖堂では、私たちも男性コーラスの歌声を聴き
    感激しましたが、CD販売もしていたのでちょっと微妙な気分にもなりました^^;

    あの黄色いテープは賛否両論のようですね。
    私としては、ついに訪れた念願のカルカソンヌでは
    あのような芸術(アート?)よりオリジナルの姿を見たかった気もします。

    先日拝見した旅行記で、ナビに使用されたスマホにハンカチを被せて
    いらっしゃいましたけど、あれ、とてもよくわかりました(笑)
    今回の旅行中、本当に暑かったから膝の上に乗せて持っていた
    一眼カメラが物凄く熱くなってしまい大丈夫か不安になり
    (チョコなどの買い物用に持参した)保冷袋を被せていたんですよ(^▽^;)

    続編も楽しみにしていますね~♪

    sanabo

    Cosmotarina

    Cosmotarinaさん からの返信 2018/08/09 17:01:43
    黄色いテープ、、工事中だと思っていました^^;;
    sanabo さん、こんにちは!

    こちらこそ、いつもありがとうございます^^。
    >カルカソンヌへは私たちは10日後に訪れましたが、もう暑くて暑くて
    >(下町の)ホテルからナルボンヌ門への上り坂でぶっ倒れそうになりました(笑)

    下町のホテルから歩かれたなんて大変でしたね!!
    私達の時でさえ、暑くて日傘を手放せなかったのに、10日後だったら
    。。。しかも下町から歩いて、、、、
    どれほど大変だったか想像にあまりあります^^;;;。

    >サン・ナザール・バジリカ大聖堂では、私たちも男性コーラスの歌声を聴き
    >感激しましたが、CD販売もしていたのでちょっと微妙な気分にもなりました^^;

    え?!そうだったんですか?。そこで私は動画を撮ったりしていたんですが、その割にはCD販売については気が付きませんでした^^;;。
    てっきり、音楽の日の延長で歌っていると思ってたんですが、プロモーションだったんですね(笑)。

    >あの黄色いテープは賛否両論のようですね。
    >私としては、ついに訪れた念願のカルカソンヌでは
    >あのような芸術(アート?)よりオリジナルの姿を見たかった気もします。

    全く同感です。現地ではアートだということが分からず、「工事中なのかな?
    邪魔なテープだね。。。」と話していたんですが、この旅行記を書くために
    検索していてアートだと分かった次第です。

    >先日拝見した旅行記で、ナビに使用されたスマホにハンカチを被せて
    >いらっしゃいましたけど、あれ、とてもよくわかりました(笑)
    >今回の旅行中、本当に暑かったから膝の上に乗せて持っていた
    >一眼カメラが物凄く熱くなってしまい大丈夫か不安になり
    >(チョコなどの買い物用に持参した)保冷袋を被せていたんですよ(^▽^;)

    sanaboさんたちもレンタカーで行かれたんですね♪
    なにしろ充電しながらスマホのナビを使用していたせいで
    元々熱くなるスマホが、直射日光も浴びて、可哀そうな位熱かったので
    せめて日よけを。。と被せたハンカチでしたが、一眼カメラまで
    暑くなったなんて。。。Σ(・□・;)。でも、保冷袋とはいいアイディアでしたね(^_-)。

    >続編も楽しみにしていますね~♪

    ありがとうございます~♪
    sanaboさんの今年のフランス旅行記も楽しみにしてます☆彡

    Cosmotarina









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