2017/11/18 - 2017/11/18
12位(同エリア541件中)
とーりさん
職場から勤続のご褒美として3日の連続休暇とそれに2日の有給を絡めて9日のお休みをもらいました。例のごとく旅行の計画を練っていると、ふと、あと何カ国訪問すると「ヨーロッパ制覇」できるのだろうと思いました。ヨーロッパの区域をウラル山脈以西に首都のある国とし、日本国政府の承認国48カ国と捉えると、この段階での未訪問国家は全部で16カ国。結構散在しており、制覇するには計画的に訪問する必要がありそうです。ということで、今回は落穂拾いのごとく、取りこぼしていた小国家群のモナコ、サンマリノ(アンドラは入口のカタルーニャ州の独立問題が頂点を迎えていたため後日)と位置的に他の未訪問国とセットにしづらいアイルランドを訪れることにしました。また、前回訪問時はまだNGだったイタリアの美術館での写真撮影が解禁されたということで、その所属名画との再会も目的のひとつとしました。
実際訪れたニースやモナコは、リゾートらしい南仏の美しい海岸風景や豪華な施設に目を奪われ、駆け足訪問となったアイルランドでは、予想以上の素晴らしい街並みに滞在の短さを悔やみ、最古の共和国サンマリノでは独立国とは何かと思い、再会したルネサンス絵画の色褪せない美しさに改めてときめきを感じるなど、落穂拾いではなく、大きな収穫があった旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(11/17)羽田発 ⇒ 北京 ⇒ ローマ ⇒ ニース
2日目(11/18)ニース市内観光 & モナコ市内観光 ⇒ パリ ⇒ ダブリン
3日目(11/19)ダブリン市内観光 ⇒ アムステルダム ⇒ ボローニャ
4日目(11/20)サンマリノ市内観光 ⇒ ミラノ
5日目(11/21)ミラノ市内観光 ⇒ フィレンツェ
6日目(11/22)フィレンツェ市内観光 ⇒ ローマ
7日目(11/23)ローマ市内観光
8日目(11/24)ローマ市内観光 ⇒ 北京
9日目(11/25)北京 ⇒ 羽田
今回は2日目⑤です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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GPコースを外れ、旧港沿いにさらに歩きます。トンネルの辺りからすると逆コの字型に歩いて来ました。
(ノゲコーナー11:14 ⇒ 11:23フォートアントワーヌ) -
旧港から遊覧船も出ているようですが今回は省略し、モナコヴィル地区の丘に登ります。
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丘に登るとまずあるのはフォートアントワーヌ。ローマの円形劇場のような広場です。規模は小さく、古代からあるものには見えませんが。
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砲弾で作られた三角錐が鎮座します。
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こうやって沖の方を見ると断崖絶壁の寒村のようにも見えるから不思議です。
(フォートアントワーヌ11:23 ⇒ 11:37モナコ大聖堂) -
さて道に従って歩きます。こちらは直訳ですとモナコ公国評議会です。
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そしてこちらは国務省。
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ひと際目立つこの建物はモナコ海洋博物館です。モナコ公アルベール1世によって作られたもので、内部は水族館もあり充実しているようですが、残念ながら時間の関係で外観だけの見学です。
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入口にはタコのモニュメントが。
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少し行くとモナコ大聖堂がありました。ここはグレース公妃の結婚式の場でした。白亜の建物がひと際眩しいです。
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隣は裁判所です。あまりそれっぽくはないですが。
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ヴィル地区は狭い路地が多く、趣があります。
(ヴィル地区路地裏散策11:38~11:47) -
こんな感じのところもあります。高貴な中にも何となく親しみやすい路地です。
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車もモナコ色です。
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路地をぐるぐる回り正午間際、そろそろ衛兵交代の時間が迫って来たので大公宮殿に向かいます。
(大公宮殿到着11:47) -
既に観光客で囲まれていますが、それほど多くはありません。何とか最前列をGetできました。
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鎖で厳重に通路は確保され、向こう側へ行きたくても行くことはできません。
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と、大公宮殿側から数人の衛兵が行進してきました。
(衛兵交代式11:55~12:00) -
広場の前に並びます。
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こんな感じで銃を地に着け、交代兵を待ちます。
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すると向こう側の建物から交代する衛兵が現れました。
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先頭にひとり、後は2列になっています。
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ゆっくりと行進してきます。観光客は喜んで写真を撮りまくっています。
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イギリス、ロンドンのバッキンガム宮殿の交代式のような人数も派手さもありませんが、観光の目玉としては外せません。
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肩に銃を掛けてゆっくり歩いて行きます。
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到着しました。新旧の衛兵が向かい合い交代の儀式を始めます。
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儀式は淡々と進みます。
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交代の儀式を終え、交代した衛兵は先ほどの建物に引き上げていきます。
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整然と、わずか5分ほどで終了しました。
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警戒が解かれ自由に歩けるようになりました。
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観光客も四散し元の広場に戻りました。ここで改めて大公宮殿を眺めます。
世界第二位の小国とはいえ、国家を経営するのは並大抵のことではないと思います。欧州にはいくつかの小国があります。宗教都市として成立したバチカン、辺境ゆえに残ったアンドラとサンマリノ、そして大国の間をうまく立ち回り独立を維持した、リヒテンシュタインとモナコ。
中でもここ、モナコは19世紀に領土の大部分をイタリアに占領されましたが、その部分をフランスに売却することで味方につけ、辛くも独立を守りました。極小国家となってしまったモナコですが、領土の売却益でカジノを建て、高級ホテルや庭園なども含めた豪華な施設として売り出し、F1GPを誘致するなど、高級リゾートとして国家のブランド化に成功した手腕は、ひとえに大公一族の経営手腕によるといってもよいと思います。 -
向かい側の庁舎にはモナコ国旗がたくさん飾られています。
さてもう一度路地に分け入り、スーベニアショップなどを見に行きます。 -
小さな広場に面してあるのが「ショコラトリーモナコ」です。ここは公室お気に入りのチョコレートショップだそうです。
(ショコラトリーモナコ12:54~12:59) -
お目当てはこれ。王冠型のチョコです。ちょっと高いですが、これは買わねばなりません。
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ぐるっと回って再び大公宮殿前にやってきました。衛兵交代式が終わると宮殿前は閑散としています。
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宮殿脇から海に向け砲台が睨みを利かせています。ここは宮殿になる前は要塞でした。確かに地形的には頷けます。
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砲台と反対側の大公宮殿の脇から旧港を眺めます。天気も良くうららかな午後です。
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そこから下り、ショッピングセンターへ向かいます。
(大公宮殿13:17 ⇒ 13:36フォンヴィエイユショッピングセンター)
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