青池と秋田犬とあおもり犬。

2018/07/13 - 2018/07/15

暇に任せて「日本の絶景」を検索してみると、青森県の青池に強く惹きつけられた。美しい！
久しぶりにあおもり犬も見てみたいし、青森行き決定。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

旅費節約のためジェットスターを利用。
ジェットスター FUK 8時35分 → NRT 10時25分
バスで東京駅に移動。平日（金曜）なのに渋滞…さすが首都圏は違うのね。
東京駅 14:20 → 新青森駅 17:29
さらに在来線に乗り換えて青森駅に到着したのは18時頃。

さすが、本州最北端の県だけあって遠い。
そして、驚くほど涼しい。

東京駅 駅

ホテルに荷物を置いて、青森駅横のA-FACTORYまで歩く。
青森ベイブリッジをバックに、ビアガーデンもあって、とても素敵な場所。
りんごジュースなどを購入して、「まちなかおんせん」へ。

露天風呂で、地元の人とおしゃべり。
こういう触れ合いが日本の旅の醍醐味。
だって、英語すらままならない私。海外だとこうはいかないもの。

エーファクトリー グルメ・レストラン

2日目は白神山地へ。
8時にレンタカーを借りて（偶然にも社用車と同じ車種。ラッキー！）、店員さんに目的地をセットしてもらって、一人青森ドライブ。
実は一人旅でレンタカーを借りるのは初めての経験。

こんな景色や

こんな風景を見ながら、国道7号線、国道101号線を通って白神山地へ。

駐車場（400円）に車を止めて、徒歩で青池へ。

着いた時は霧がかってた青池。
待ちましょう、先月のマッターホルンのように。霧が晴れるのを気長に待ちますよ。
気ままなひとり旅。
待つのは慣れてますから。

十二湖 自然・景勝地

霧が切れてきた。
お、いい感じ。
あと少し、頑張れ。

霧が晴れて太陽の光が差し込むと、本当に美しい。
青？　蒼？
神秘的な風景。

実物はもっと深い蒼。

ブナ自然林の中に見つけた「深呼吸」の立て札。

忘れてた、そんな言葉。

沸壺の池に続く道には、なぜか誰もいない。
おすすめのコースのはずなのに、何故？、と思っていると、年配のご夫婦に遭遇。
「何で誰もいないんですかね」なんて話しながら途中までご一緒させてもらう。
埼玉から車でいらっしゃったとのこと。
ご本人たちは「そんなことないわよ～」っておっしゃってたけど、とても仲が良さそうで羨ましい限り。
私も一緒に歩いてくれる連れ合いがいたらなあ…と強く思う瞬間（笑）。

沸壺の滝、も青池に負けず劣らず美しい。
静寂に包まれた池。

十二湖庵に着く頃には汗びっしょり。
冷たい湧き水で喉を潤して、駐車場に戻る。

十二湖庵 グルメ・レストラン

お昼は鰺ヶ沢名物のヒラメのヅケ丼！
「ドライブイン汐風」で海を見ながら、1,080円のヅケ丼。
ヒラメは言わずもがな、お味噌汁も出汁がいいっ。
これで1,080円は大変お得。ごちそうさまでした。

鰺ヶ沢、といえば、「わさお」。

右がわさお。「大分歳をとった」らしい。お母さん亡くなって元気なくした、と聞いていたので、のんびり生きて（いるように見え）る姿にほっ。

左が娘のちょめ。

菊谷商店 グルメ・レストラン

AtoZメモリアルドッグは避難中。

ないかもなあ、と思いながら弘前まで足を延ばしてみたけど、案の定の結果。
残念。

AtoZメモリアルドッグ 名所・史跡

すぐ近くにあった、弘前昇天教会。
レトロな外観、素敵でした。

弘前昇天教会 寺・神社・教会

道の駅に寄り道。
さくらんぼを売ってて、美味しそうだなあ、と思いながら見てたら、「試食だけでもして行って」。
佐藤錦より紅秀峰の方が甘くて、もう店じまいが近いから1,400円のところを1,000円でいい、と言ってくれたから紅秀峰を購入。
しかも福岡まで持って帰る、と言うと「じゃあ、箱に入れといてあげる」という親切まで受けて…ありがとうございました！。おかげさまで、無事、自宅の冷蔵庫まで一切形を崩すことなく持ち帰ることができました。

福岡にいると、さくらんぼ＝山形、のイメージが強いけど、青森のさくらんぼも（ものすごく）美味！。

道の駅 なみおか 「アップルヒル」 道の駅

道を走っていると、さすがりんごの名産地だけあって、りんごの木がわんさか。
よく見ると、少し赤く色づいた小さなりんご。

特に九州にいると猛暑ばかりに気が行きがちだけど、季節は確実に秋や冬に向かって進んでるんだな、と考えながら運転していると、「和の湯」という温泉発見。
今夜も昨夜と同じ「まちなかおんせん」かなと思ってたけど、せっかくなら別の温泉がいいので、寄り道。
シャンプー・リンス・ボディシャンプーが備えつけられてなかったり、ドライヤーも別料金だったり、泉質は鉄分多めでとってもいいんだけど、少し残念だったかなあ。

一日中知らない街、道をウロウロしてたせいですっかり疲れた2日目の夜はレンタカーを返却してそのままホテルでのんびり。

3日目の朝は奮発して1,300円ののっけ丼でスタート。
贅沢です。うまいです。

青森魚菜センター 本店 市場・商店街

人がいないところで「あおもり犬」が撮りたい。
という最後の旅の目的を叶えるべく、8時発のバスに乗って青森県立美術館へ。

太陽の光が強い。今日は気温が上がりそう。

青森駅 駅

「開館は9時ですけど…」と親切に教えて頂いた職員の方に「大丈夫です、待ちます」と元気に返事をして、入口前で開館を待つ。
8時55分。
「あと2、3分で開きますから…」と職員の方。
ありがとうございます、こんな私をお気に掛けて頂いて。

青森県立美術館 美術館・博物館

一番に入場して、連絡通路を通って「あおもり犬」へ。
「あおもり犬」だけは写真撮影可。

嬉しい。
この絵が撮りたかったの。

花壇のお花はエサを模したものらしい。

奈良美智氏のこの才能に圧倒されるのです。
あおもり犬、なんてネーミングセンスにこのサイズ。
見上げて、すごい！
触って、すごい！
後ろに回って、すごい！

満喫して、大満足。

県立美術館から新青森駅はバスで15分程。

新青森発11時52分の新幹線で東京駅へ。帰路につきます。
東京着15時04分。
羽田空港を経由して福岡へは19時半に到着。

青森、良いなあ。
自然も芸術もグルメも人も、どれも魅力に溢れる県でした。

新青森駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• かすぺさん 2018/08/10 09:11:35

  こんにちは。

  青森を楽しんでいただきありがとうございます。
  青森県内は温泉地の他に、まちなかにも温泉がありますが、銭湯使いしている温泉が非常に多く、そういう施設には備え付けのシャンプー等が無いのがほとんどです。あったら便利ですよね。
  青森県民はたいてい自分の車に温泉グッズを積んで走っており、朝風呂や仕事帰りの風呂寄りが日常的です。
  また、ぜひ青森にお越しくださいね。
  私も福岡行ってみたいです。

  0712302hさん からの返信 2018/08/10 10:37:33

  Re: こんにちは。

  かすぺさん
  
  コメント、ありがとうございます。
  青森、楽しませて頂きました。
  今度は紅葉の時期に六甲田山もいいなあ、なんて考えたり……多分、また数年のうちに訪問させて頂きます。
  
  青森の温泉ってそんな感じなんですね。
  九州では結構備え付けられていることが多いから、それが当たり前だと思ってました（苦笑）。
  私も次回はバックに入れておきます！
  泉質は最高でした！！
  もし機会があれば九州にも是非お越し下さい。