2018/06/27 - 2018/07/04
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この旅行記のスケジュール
2018/06/27
この旅行記スケジュールを元に
1). 旅の始めに
忙しさに 気忙しさあり 半夏生
僕は、何故か、蘇州を訪れるたびに、初めて、中国を訪れた時のことを、何時も思い出すのだ。日中間の行き来が閉ざされて、双方でその往来の必要性が模索された1976年の事である。当時、「周恩来」総理が体調を崩され、入院後、間もなく亡くなられた。その為、交流行事は、取り止めとなり、僕らは、宿舎で待機させられることが多くなった。テレビでは、「周恩来」総理の遺体を前に、泣き崩れる人達の様子を、繰り返し放映していた。行き場の無くなった僕らは、為す事も無く、宿舎で、その番組を、何度も見る毎日であった。
2). 「蘇州」から「揚州」へ
今回の旅では、「蘇州」から、高速バスで「揚州」に向かった。中国の高速道路は、日本では見られない巨大な大型貨物自動車が、大量に行き来する物流優先の大動脈である。高速道路の現状を見て、定期バスが、定刻通り運行されるのは、難しいのではと、思えてきた。案の定、バスは、早々に、渋滞に直面し、その後もノロノロ運転が続いていた。その内に、僕は転寝に陥って行ったが、何かの拍子で、目が覚めると、バスは、周りの車と競い合いながら、走り続けていた。結果、バスは、ほぼ定刻に、「揚州」に到着したのである。
3). 「鑑真」和上ゆかりの「大明寺」へ
翌日、鑑真和上縁の「大明寺」に出かけた。
742年、揚州の「大明寺」の住職であり、既に戒律の僧として高名であった鑑真和上の元へ、日本から唐に渡った「栄叡」と「普照」が訪ね、授戒ができる資格を持つ僧侶10人程の来日を懇願したのである。鑑真和上は、最終的に、自ら渡日することを決意、6度目にして、日本へ辿り着いたのである。
4) . 旅の終わりに
「揚州」での最後の日、 「痩西湖」の周りを散策し、自然の気儘さに戯れ、歴史の面白さに頷きながら、過ぎ行く時を、終日楽しんだのである。(完)
【表題写真】
「痩西湖」に掛かる「二十四橋」の背後に、鑑真縁の「大明寺」の「栖霊塔」が、影絵のように微かに見える。
* Coordinator: H. Gu
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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江蘇省揚州市
「大明寺」(平山堂) -
江蘇省揚州市
「大明寺」 -
江蘇省揚州市
「大明寺」 -
江蘇省揚州市
「大明寺」 -
江蘇省揚州市
「大明寺」にある【唐鑑真大和尚記念碑】、郭沫若の書である。
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江蘇省揚州市 「大明寺」
「鑑真和上とその弟子たち」。鑑真さんを日本に迎えるために、中国に渡った日本僧の「栄叡」と、「普照」も描かれている。 -
江蘇省揚州市
大明寺の「栖霊塔」 -
イチオシ
江蘇省揚州市
「痩西湖」に掛かる「二十四橋」の背後に、鑑真さん縁の「大明寺」の「栖霊塔」が、微かに見えているのに、気がついた。 -
江蘇省揚州市
「痩西湖」に掛かる「二十四橋」、その背後に、鑑真さん縁の「大明寺」の「栖霊塔」を見つけた。 -
江蘇省揚州市
「連花橋(五亭橋)と白塔」の碑 -
江蘇省揚州市
「痩西湖」。 柳の若葉の向こうに、「五亭橋」(連花橋)と、「白塔」が見える。 -
江蘇省揚州市
「釣魚臺」の、向かって右の窓からは「五亭橋」(連花橋)が、左の窓からは「白塔」が、望めた。 -
江蘇省揚州市
「痩西湖」に掛かる「五亭橋」(連花橋)
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江蘇省揚州市
嘗ての城内「東門」(宋代)の壁に貼られた、説明書。 -
江蘇省揚州市
「東門」(宋代) -
江蘇省揚州市 「東関古渡」
宋の時代に、マルコポーロが、この地に来ている。馬に乗った「マルコポーロ像」文昌閣 建造物
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江蘇省揚州市
嘗ての城内「東門」(宋代) -
江蘇省揚州市
嘗ての城内「東門」(宋代) -
江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」 -
江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」 -
江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」 -
江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」
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江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」 -
江蘇省揚州市
宋代の城壁の「東門」から続く「東関街」 -
江蘇省蘇州市
平江路の夜の風景 -
江南料理を楽しむ
「松鼠桂魚」 -
江南料理を楽しむ
「蘇式鶏湯碗 」 -
江南料理を楽しむ
「 油爆蝦」 -
江南料理を楽しむ
「蟹粉豆腐」 -
江南料理を楽しむ
「蝦蟹焼売」 -
江南料理を楽しむ
「毛蟹春雨煮込み」
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江南料理を楽しむ
「マコモダケの炒め」
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江南料理を楽しむ
「四喜〇麩」 (〇は、kao3声)は、蒸した麩と3種の食材を合わせ炒めたもの
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江南料理を楽しむ
「松仁山薬粟米」
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江南料理を楽しむ
デザート 「酒粕団子」
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