初夏の帯広ーばんえい競馬を楽しんだ

2018/06/23 - 2018/06/25

少し時間ができたジジ・ババです。
今のうちに行ける所へ行こう！！
6月の北海道がいいね。
フライトとホテルがセットになった格安ツアーを見つけ、レンタカーも手配して出発です。
しかし、天気予報は雨模様。
どこに行くかは、その時のお天気次第というゆるゆる旅のの始まりです。
羽田発７：４０－帯広着９：１０のＪＡＬ便です。
余裕をもって６：００に家を出ました。
順調に羽田空港に着きましたが、駐車場までの道のりが長かった。余裕で開いていると思ったパーキングは第２は満車。東北方面のチェックインカウンターから遠い第一パーキングの屋上にようやく駐車できました。
荷物を預けてチェックインカウンターに並んでいたら最終コールでした。
思えば、大きな誤算がありました。今日は土曜日。人もいっぱい出かけるわけです。それでも何とか機内にたどり着き出発です。
６/２３　
羽田発０７：４０－帯広着０９：１０
森のスパリゾート　北海道ホテル泊
６/２４　
ホテルラッソ釧路泊
６/２５
帯広発１５：３５－羽田着１７：１５

帯広では「襟裳岬」に行きたいという夫の希望を最優先です。歌の歌詞にありました。「襟裳の春は何もない春です」ほんとに何もないのでしょうか？
はるかはるか昔、友人たちと、リュックを背負って北海道を２週間かけて回って以来の襟裳岬です。海岸で地元のお兄さんに拾ってもらって食べた「うに」が忘れられない青春の思い出です。

帯広を検索したら毎週土、日、月曜日に「ばんえい競馬」が開催されるとでました。行けるといいけど。

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

まずは襟裳岬へ車を走らせます。
途中「道の駅さらべつ」で農家のおばさんが「アスパラガス」を販売していました。カリフラワーもオイデオイデをしていましたが、旅の始まりですのでこらえました。この直売所は土、日曜日しかやってないんですって。
空が少し明るくなりました。

『襟裳岬』
何もないけど、心休まる時間です。
はるか昔。私たちは何を見ていたのだろうと、時間の経過を感じます。
リュックを背負って仲間と旅をすることだけを楽しんでいた。そんな時間も懐かしい思い出。

あそこ辺りの海岸で拾ってもらったのかしら。
そんな訳ないけど、遠い昔に思いを馳せらせるoneonekukikoです。

襟裳岬に行ったら「うに丼」食べると張り切っていたのに、「海鮮丼」に化けました。何でもありのお店だったからです。後悔しました。「ウニ」おいしかったです。「うに丼」にしておけばよかった。

えりも岬観光センタ－ グルメ・レストラン

食堂のおばさんに「天馬街道」を走るとたくさん牧場があると教えていただき、帯広へ向かいます。

馬の親子がのんびりしています。

帯広競馬場に到着。
入場料は１００円。
初めての競馬場にテンションアップです。
ばんえい競馬は障害の山が二つある２００ｍの直線を重いそりを引いて走ります。

帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡

レース前にはパドックに馬がお目見えします。
馬の名前や特性が次々とアナウンスされます。
鬣をきれいに編み込んだ馬がやってきました。
oneonekukikoはグレイで、でぶでぶのやんちゃそうな馬に吸い寄せられました。
この子に賭ける！！
競馬初経験。
競馬場に来たのも初めてです。我が家の近くには府中競馬場があるのですけどね。

１レース８頭で出走です。

さて、馬券を買います。
ビギナーコーナーで「初めてですので教えてください」
「どの馬が気になったの？」
「グレイでおでぶちゃん」
「グレイ？葦毛だね。ちょっと待って。調べるからね」
「７番だね。賭け方はいろいろあるけどどうする？」
「７番を応援したいです」
「じゃあ、これとこれ。」
５００円を２通りに分けてマークシートに記入完了。
馬券を購入したらレース観戦です。
しかし、不安材料いっぱいです。
７番を応援したいといった時のおじさんの反応です。
「えっ！そこに賭ける？」みたいな。

レースが近づくと観客はレース場の近くに走り寄ります。

客席はほぼ空っぽ。

スタートしました。
みんなレースを間近で観戦できます。
思わず馬と一緒に走り出してしまいます。

砂煙と一緒にゴールです。
障害物の前で止まってスタミナを温存させる馬もいます。
７番は？
ゴール直前で動かなくなりました。
「おじさんの予想があたったわー」
と思った瞬間、のそりのそりと動き出しました。

結果は７００円。
１，４００円手に入れました！！
ビギナーズラックかな？

夫は大外れ。

次のレースが出走しました。

「私って才能あるのかも？」と自信満々で臨んだ２レース目は大外れ。

迫力満点のばんえい競馬でした。

再び、次のレースまで、しばしの静けさを取り戻した競馬場です。

バイバイ。
お馬さん。
楽しませてもらいました。
ありがとう！

楽しんだばんえい競馬を後にしてホテルに向かいます。

夕食は帯広名物「豚丼」
帯広駅エスタ帯広内にある人気店「豚丼のぶたはげ　帯広本店」
初めての「豚丼」
テイクアウトのオーダーも次々とあり、人の切れることのない人気店でした。
胡椒味が新鮮でした。
リピートしたくなる一品です。

森のスパリゾート　北海道ホテル
市内にありながら温泉もついて快適なホテルです。
ミルクもおいしかったよ。

森のスパリゾート 北海道ホテル 宿・ホテル

ブッフェではない朝食がお気に入りです。

屋外でいただくのもいいですね。

遮るものがない風景を楽しみながら釧路に向かいます。

あと少しで釧路という頃、たくさんの車が続々と海岸に向かって走っていきます。
思わず後を追ったoneone夫婦です。
「白糠大漁まつり」が開催されていました。
近隣の有志による演奏や子供たちの歌や踊り。
屋台や農水産物の販売でにぎわっています。

漁協主催の水産物の販売のテントには、大きな人だかりです。
明日帰るというのに買い込む夫です。
ヒラメ、ツブ貝、花咲ガニ、何だかわからないお兄さんお勧めの深海魚。
私のアスパラは却下したのに・・・。
まあ、しっかり梱包はしてもらったけど。

帰宅して早速食卓に並びました。
大きな大きなツブ貝初めていただきましたが、近隣では手に入らない食材で二重丸。夫の冒険大成功でした。ヒラメもね。

青空のもと、たくさんの人が楽しんでいます。

ドンドン車が入ってきます。

「かき」や「ほたて」も焼いてます。
ここでお昼にしよう。
安上がりな昼食です。

釧路湿原に着きました。湿原を１周する予定でしたが、道路が寸断されていてかないませんでした。
１５分ほどの散策です。
道中、高雄から一人で北海道をまわっているという同年代の女生と話す機会を得ました。１０日後に高雄を訪れるので、親近感を覚え、話が弾みました。

大きな大きな蕗が群生しています。
先ほどの「白糠大漁祭り」でも直売店に並んでいた大きな蕗です。

展望台から湿原を望みます。
想像していた、川が蛇行する風景ではないのは、なぜ？

釧路市湿原展望台 名所・史跡

釧路市湿原展望台 名所・史跡

まだ、陽も高いので、もう一つの展望台「細岡展望台」をまわることにしました。地図で見る限りすぐ近いと思ったのですが、ここは北海道の湿原です。
湿原をぐるりと回るうえ、途中の橋が工事中で通行止めでしたので１時間以上かかっての到着です。

いい感じのアプローチです。

想像した風景に出会えました。。

細岡展望台 名所・史跡

細岡展望台 名所・史跡

ビジターセンターで少し休憩です。
友人が、カヌーで川下りを楽しんでいましたので、相談したところ、紹介してもらえました。
明日、早朝にできるといいけど。
早速連絡してみると、予約がいっぱいということで、残念。

細岡展望台 名所・史跡

夕方市内を散策。
海産物を探しに出かけたけれど、夕方近くのためか、閑散としていたので、軽食を買っておしまい。求めた「さんまの焼き寿司」はおいしかったです。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO ショッピングモール

観光名所として挙げられていた橋。
欄干がこっているなと感じたけど、名所の所以は夕日がきれいなのかと思いながら川べりを散策しました。

幣舞橋 名所・史跡

６/２５
チェックアウト後、観光名所の和商市場に寄り道。
ツアーで朝食を済ませるグループでにぎわっていました。
「勝手丼」が人気のようでしたが朝食を済ませていたので、今が旬と言われた花咲ガニを切り分けてもらって、その場でいただきました。
正解でした。
リーズナブルでおいしかったですよ。家に送るより、ここで消費することをお勧め。

釧路和商市場 グルメ・レストラン

帯広空港発１５：３５にあわせてこれからの予定を考えます。
広大な農地を初夏の風を感じながら走ります。
やはりあきらめきれない「アスパラ」を求めて、道の駅を探し回ることになりそうです。
まずは「道の駅おとふけ」
ありません。もう時期は終わっているからね。
やはり５月が旬のようです。

ジャガイモ畑が続いています。ジャガイモのの紫の花が可愛らしく途中で撮影タイムです。

道の駅なかさつない
電話してみたら、「ありますよ。でも、人気なので早く来てくださいね」
大いに期待ありですが、あちこち寄ったらお昼近くになってしまいました。
売り切れてました。
やっぱり終わりだよね。

農協ならあるかもと教えてもらい行ってみたけど、やっぱりお終い。
お昼に「豚丼」いただきました。
昨日の豚丼があまりにおいしかったので、ごめんなさい。
これなら家で作れるかな？

JA中札内村直売所 お土産屋・直売所・特産品

さて、ふと見ると「幸福駅」の標識があります。
寄ってみよう。
と言う訳で寄り道の「幸福駅」です。

幸福駅は広尾線が廃線となり、なくなりましたが、平成２５年に公園として整備され駅舎を立て替えたそうです。

コメントでいっぱいの再現された幸福駅の駅舎です。

予期せぬ寄り道でしたが、田園風景の中のオレンジの列車、青い空は、気持ちが穏やかになり、思いのほかのんびりしてしまいました。

「愛国ー幸福」の硬券の切符買っちゃいました。

そして、最後に立ち寄った「六花亭」
「六花の森」というエリア内にあるカフェがありました。
帯広に来たら六花亭。
ちょうど空港へのルートでしたのでコーヒーブレイクです。
ここにしかない商品と言われてお土産に手に入れたけど、空港にもあった。まあ、そんなものでしょう。
静かな時間が流れています。美術館などいろいろな施設が点在して、時間が許せば半日のんびりしたいエリアです。
ふわふわと白い綿毛が飛んでます。
「柳の綿毛」
春の風物詩です。

六花の森 名所・史跡

ばんえい競馬、リベンジしたい釧路湿原のカヌー。
旬のアスパラを求めに来年５月にもう一度来れたらうれしい３日間の息抜き旅行でした。

この旅行記へのコメント （2）

• batfishさん 2018/08/25 23:19:44

  おもしろそうですね！

  oneonekukikoさん　こんばんは！
  
  ばんえい競馬、面白そうです！！
  近くで見れるんですね~
  お馬さん達の息遣いも感じられそう(^^)
  ビギナーズラックもよかったですね。
  
  襟裳岬の景色を見て、やはり北海道はいいなぁと･･･
  ここは未踏なんです。いつか行ってみたいなと思います。
  お泊りになった北海道ホテルもちょっと気になっていたお宿です。
  落ち着いた滞在ができそうですね。
  
  美味しいものと雄大な景色、ビギナーズラックに恵まれて
  よいご旅行でしたね♪
  また来年の再訪が楽しみですね。
  
  batfish
  

  oneonekukikoさん からの返信 2018/08/26 10:02:51

  Re: おもしろそうですね！

  batfishさん
  書き込みありがとうございます。
  
  まだまだ暑い日が続いていますね。
  何かと気忙しくなかなかアップが進みがせんがぼちぼちいきます。
  
  はい、ばんえい競馬楽しんできました。
  グレイの馬を「葦毛」と言うのも今回知りました。
  目の前を砂煙をあげながら、
  大きなでぶっちょの馬たちが走っていく様子は
  迫力満点です。
  下北の「寒立馬」もそうですが
  すっきりしたサラブレッドもいいけど
  どっしりした農耕馬が可愛いです。
  
  北海道ホテル、ご存じだったとは、さすが温泉通のbatfishさんです。
  
  oneonekukiko