2017秋・特典航空券でニューヨーク（ホームウッドスイーツbyヒルトン　マンハッタンタイムズスクエア）

2017/11/03 - 2017/11/12

昨年秋に久しぶりのニューヨーク旅行。
ホテルはヒルトン系列のホームウッドスイーツをヒルトンアプリで予約しました。

ホテルは何度か泊まったタイムズスクエアのカサブランカと最後まで悩みましたが、ヒルトンのホテルも試してみようと、今回ヒルトンブランドに。
比較すると
・立地　カサブランカ◎　ホームウッド〇
・価格　カサブランカ〇　ホームウッド◎
・部屋　カサブランカ〇　ホームウッド◎
・眺望　カサブランカ×　ホームウッド△
・接客　カサブランカ◎　ホームウッド△

接客は非常にドライであっさりしているので、過度な期待はしないほうがいいです。必要なことは言えばやってくれます。


ホテル情報ですが私の個人ブログに掲載したものを今回リライトしております。
https://www.lucamileagelife.net/

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

JFKからホテルまで、リモの会社が出迎え時間を間違えて、20時過ぎにホテルに到着。
今回はヒルトン系列の「Homewood Suites by Hilton New York/Midtown Manhattan Times Square-South 」です。（長い）
まだ建設されて数年の新しいホテルで、設備は満足なホテルでした。8AVから路地に入ってすぐの便利なところにあるのに、広さがマンハッタンにしては十分すぎるくらい広い部屋です。

選んだ部屋タイプは1 KING BED EFFICIENCY STUDIO CITY VW NONSMOK というカテゴリで、このタイプは他の部屋と違い、対面の道路に対し、横長に配置されているので、窓が多くて明るい印象でした。295sqと書いてあったので27.4㎡ですが、想像していた以上に広く感じました。
このホテルでは多くの部屋は裏面で縦に配置されている部屋が多いため、ポイントのスタンダード宿泊などとせず、直接シティビューを安い時期に予約することをおすすめします。ヒルトンでも、ホームウッド、ガーデンイン・ハンプトンインなどはゴールドやダイヤモンドのアップグレード特典は除外されています。上級会員だからといってアップグレードを期待してもおそらくないのでご注意を。この部屋はプレミアムルームのポイント数になっていましたが、早く予約すれば安く予約できます。私はAAA（JAF会員なら使える）割引で予約し、セールや料金の変動を待ちましたが、１年近く様子を見て、最初のAAAが一番安かったです。現在、今年の別のヒルトン系列のホテルを予約中ですが、それも同様です。

小さいですがキッチンがあり、マイクロウェーブ（電子レンジ）、電熱式のストウブ（コンロ）、食器洗い機、お皿や鍋はもちろん、計量カップまであります。冷蔵庫もフルサイズで大変使いやすかったです。

キングサイズのベッド。寝心地が良すぎます。

ソファのところのテーブル。

じゃーん。大きくなります。ナイトキャップに便利。

食器などは食洗器で自分で洗ってもいいですが、シンクにほおっておくと、たとえお皿1個、グラス1個でも食洗器を使って洗ってくれてました。
（洗った後はそのまま食洗器に入っています）
そうかと思えばそのままになっていたり。ハウスキーピングもいろいろです。

シンクではディスポーザーがないので、残飯をどう処理していいか最初悩みました。結局、コーヒーの紙カップに残ったゴミを入れ、プラ蓋をしてゴミ箱にすてて、ハウスキーピングの方に捨ててもらいました。

一番重宝したフルサイズの冷蔵庫。
これがあると買い物回数が少なくてもまとめ買いができるので本当に助かりました。

冷凍庫も大きいです。
電子レンジがあるので、冷凍パスタとかもストックしました。
機内で食べて美味しかったアイスクリームは１パウンドサイズ。（滞在期間いっぱいかかって完食）

一番近いコンビニは８番街に出てすぐのセブンイレブン。
品数充実しているのはデュアンリードやCVSですが、ホテルから近いので水やビールなど重いものはここで調達。

なべつかみと布巾。
しかし布巾を使ったら洗濯石鹸は？とこれも悩み、食器拭きなどはキッチンペーパーを、そのほかにCVSでウエットティッシュを購入しました。

棚の中の収納物。写真では見えにくいですが、右の黒いのはポップアップのトースターです。白いのは樹脂製のボウル。

一番上は深めのボウル、小さい皿、大きいお皿。

グラスやマグカップ、鍋など。

カトラリー類。

計量スプーンや計量カップまであります。うちより充実（笑）

キッチンペーパーはシンク下にありました。

引き出しの中にキッチンツールもいろいろ。

部屋のキッチンに置いてあるものは、コーヒーや紅茶のほか、塩と胡椒なども。
しかし塩・胡椒は量も少ないし、補充もあったりなかったりなので、料理するなら日本から小さなサイズのものを持参したほうが良かったと思いました。サラダのドレッシングも結局スーパーに売っていた一番小さいサイズでもボトルが大き過ぎ、使いきれずにホテルの冷蔵庫に残してきてしまいました。

洗剤は食器洗い機用のものだけ。何より食器洗いのスポンジがなかったです。

洗剤がなくなっても補充されないことがあるので、残り少なくなったら出しておかず、引き出しにいれておいたら、その後新しいものがおいてありました。

ホテルの口コミや旅行者の写真をtripadviserなどで読み込んでいったのですが、謎だったのが、「キッチンは有るけどテーブルあるのかな？」
これは到着してみて解決です。窓際のワーキングデスクが2重になっていて簡単に動かせました。

簡素ですがニューヨークの食材で手料理を食べることができました。食材はホールフーズで買いました。
ニューヨークは外食が非常に高いうえに美味しいとは限らないため、キッチンがあるととても助かります。

アメニティは日本のヒルトンと違い、本当に最小限です。特にシャンプーとコンディショナーは二人なのに1個ずつ。なくなっても補充されてなかったり。
これは言えばくれるので、何個ください、と希望を言えばＯＫ、タオルも同様です。

タオルはこのようにフックなどにかけていると、「交換しなくていい」サインのようで、交換がなかったので、床になげておくといいのですが、たまに忘れられます。
ヒルトンのアプリにメッセージ機能があるので、それで要望を伝えるとレスポンスが早いです。

トイレはウォシュレットではありません。これは地味につらかった。米国旅行では携帯用ウォシュレットを次回持参します。

トイレットペーパーも徐々に少なくなってくるのですが小さくなってもなくなるまでは変えてくれません。１個になると非常に不安です（笑）

バスルームはシャワーのみ。結構高いところの固定ヘッドで慣れないと使いにくいです。

ハンドルを180度回すとちょうどいい感じ。

初めてシャワーだけの部屋に泊りました。
私は折り畳み洗面器を持参しましたがおおいに役に立ちました。
↓
伊勢藤 折りたためる ソフト湯おけ ホワイト I-522

ガラスのドア下から水が漏れやすく、写真のようにタオルを置いてました。
バスタブ付きの部屋にしたい場合はツインの部屋にどうもあるらしいのですが、眺望がビル裏になります。
さすがに1週間泊まると湯船につかりたくなりますが、やはり窓から外が見えるほうがいいかな。

ワーキングデスクに有る電源。必要十分です。タコ足不要でした。
新しいホテルならでは。

Wi-FiですがスタンダードWi-Fiは無料。
プレミアムは有料です。
１日５＄ちょっと。アメリカではそれほど高いほうではないと思います。
しかしヒルトンのダイヤでもプレミアムWi-Fiの無料特典は無し。私は昨年はダイヤだったので無料だと思って使い倒しましたが、しっかり課金され、無料じゃないのかとつめよりましたが、規約をみてくれと言われてしまいました。

帰国前、荷物の整理をするスペースは十分でしたが、フローリングの床は汚れていることが多く、直接座れません。
前の晩はバスタオルをひいてパッキングしました（笑）ここに次に泊まることがあればクイックルワイパーを持参しようと思います。

実はホテル選びのときに候補として悩んだホテルのひとつがAKAタイムズスクエア。ここはアパートメントタイプでお掃除の回数が少ないとのことでやめたのですが、このホームウッドは毎日掃除が入ってもこの程度なら、ＡＫＡでも良かったかなとちょっと思いました。

テレビはオンデマンドは有料。ペイパービュー（番組ごとに課金）でした。
普通のローカル番組やニュースなどは無料です。
テレビの調子が悪くてエンジニアに来てもらいましたが、アプリでメッセージを送って寝ようとしたらいきなり夜中に部屋に来てビックリです。

口コミで評判が微妙だったエレベータですが、私の滞在中はしっかり稼働しており、待ち時間もあまりなかったです。
思ったのですが、こういうチープな価格帯のホテル（日本で払う金額でいうと決してチープではないですが・・）で過ごすゲストはホテルに長居せず、ほぼ出歩いていると思われます。７泊して、日本人にはほとんど会いませんでした。一組、そうかな？と思うご夫婦を見かけた程度。

朝食は1階で、宿泊者は無料でいただけます。というか、何のチェックもないから近所から来ても食べられそう？
ホットミールは卵料理とソーセージなどの肉料理、ポテトの3種類が日替わりで調理方法が変わります。野菜はほとんどなし。あとはトーストやデニッシュ、ベーグルを自分でトーストし、カットフルーツとヨーグルト、オートミールなど。遅い時間に行くと席が結構いっぱいですが、紙トレイに入れて部屋に持ち帰っているひともいたり、ロビーで食べてる人もいたり。

パンのコーナー。トーストはぐるっとまわって出てくるタイプでセルフ。ベーグルを二つ割にしてトーストしたりしてました。

ホットミールはこんな感じで温めてあります。

ロビーの奥にコーヒーサーバーが用意されていて、ココアパウダーもありました。
寒い中ホテルに帰ってきてまず立ち寄る場所。カップに入れて部屋に持ち帰ることができます。ここでくつろいでいるゲストも大変多かったです。

実は口コミで平日の夕食のレセプションありと読んだので、期待していたのですが、毎日、張り紙が夕刻されるだけでラウンジは出入り不可。
スタッフさんに聞いてみると、今はないとのこと。

屋上テラスです。いつ来ても強風で誰もいませんでしたが、遠くハドソン川もかすかに見えます。風さえ穏やかなら本を読んだりするにはいいかも。

ビルの正面の眺望です。まぁ、ビルですね。向かいのビルの住人ウォッチングも楽しかったです。カーテンなしで生活している人もいたりして。

地下にはワークアウトできるジムもあり、宿泊者は自由に使えます。
無人ですが入室にはカードキーもしくはデジタルキーでのドアの解錠が必要。（監視カメラはあると思います）
タオルは豊富にあるので持参する必要はありません。

上に見えるガラス張りのところは１階フロアの廊下です。地下だけど天井が高く、狭いけど解放感がありました。滞在中何度か利用。
以前泊まったカサブランカは提携のジムは無料で使えましたが出かけて行かなければならなかったので、ホテル内なら気軽に使えて便利です。

これも地下にあるランドリー。洗濯機と乾燥機、それぞれ3台ずつあります。クォーターコインでどちらも1回利用が2.5＄。結構高い！コインはフロントで両替してもらえます。洗剤は日本からジェルボールを持参し、帰る前に一度利用しました。

地下にあるビジネスセンター。パソコンもプリンターもあるのですが、プリンターが滞在中ずっと壊れていました。電話があるので修理を依頼しようにも電話に誰も出てくれません。
自分で修復を試みましたが無理でした。
部屋の自分のPCで作った書類なども、遠隔でここのプリンターに送信できて印刷できるので機能していたら便利だったと思います。カードキーかデジタルキーで入室できます。

このホテルはデジタルキー（アプリで部屋を開けられる）が使えるので、究極はデジタルチェックインをすればフロントに寄らないまま部屋にいくこともできます。
（私は電池切れのリスクを考え、カードキーも作成してもらいました）
実際、いつも外で出歩いているうちにスマホの電池が切れたので、カードがあってよかったです。
また、公式で予約していると、チェックアウトもサイン無しで勝手に登録のカードから引きおとされます。ヒルトンの米国ホテルはカードが限定されていて使いたいカードが使えないこともありますが、フロントで「ダイナースを使いたい」と言えば変更してくれました。
明細は言わないとくれませんので、必要であれば申し出てください。

ホテルの立地ですが一番近い地下鉄入り口はアウト専用で、次の最寄り駅は34丁目のペンステーション、次に42丁目のバスターミナルのところ。
つまり、どっちの駅にも微妙に距離があり、ホテルを出てすぐ地下鉄に乗る、というのはできませんでした。
歩くと言っても5分～7分くらいなのですが、タイムズスクエアのカサブランカが超絶便利だっただけに、物足りません。。
ただ、ホテル周りにはいつもUBERが常にいて、車でどこかに行くには便利です。


周辺はタイムズスクエアより日用品や食材を買う店が多くて、滞在に不便はありません。今年は別のホテルを予約していますが、ここもチャンスがあればまた泊まってもいいかも。